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エレファントカシマシZEPP TOUR 2016@ZEPP NAMBAに行ってきたのよ

エレカシのワンマンに来たのいつ以来なんだろうなあ…と自分で自分のブログを検索してみたら(べんり!)4年前だった。場所は同じZEPPNAMBA。そのあと、宮本の耳のことがあって、日比谷の野音を外で聴いて、それ以来。今年久しぶりに一緒に仕事をすることになった先輩が数年前からエレカシにずっぱまっているというのを聞きつけて一度ご飯を食べたんだけど、その時にツアーに誘って頂いたのだ。

 

別になんというきっかけがあったわけではなく、なんとなくここ2〜3年音楽予算を削減して手足を短くして生きていたんだけど、4年ぶりのエレファントカシマシのライヴはやっぱり揺さぶられるものがあって、ものすごくあって、レポと言えるようなものでなくても自分が感じたことを残しておきたくなったりして。

 

しかし、えーと、宮本もメンバーももう50歳、そしてバンドはデビュー30周年。なにがすごいって、それだけの期間、この衝動を持ち続けていることがすごい。手癖でライヴをやるってことがこのバンドは一生ないんじゃないか。観ている間、そのエレカシの、ひいては宮本の、人間としての純度の高さに打たれまくった。ピュアネスというのとはまた違う、大人だから、純粋なだけではいられないし、勿論一敗地に塗れた人間の姿もこのバンドはいやというほど知っているのだけど、それも含めた純度の高さ。そういう人間に、あれだけ全身全霊で、立ち上がれ、と鼓舞されたら、どれだけ萎れていてももう一度腹の底に力を入れて立ち上がらざるを得ない、という気持ちになる。

 

4年ぶりだったからというのも大いにあると思うんだけど、久しぶりにやる楽曲よりも、エレカシのワンマンに行けば、まあまず間違いなく聴けるだろう、というようなド定番な曲の数々にこそぐっとくるものがあった。今回はキーボードのサポートがないというのもあって、「風に吹かれて」はあのエレカシ独特の、男くささのあるアレンジで聴けて、途端に私の脳裏につか芝居のワンシーンが音がしそうなほど鮮明に立ち上がってきて、いろんなセンチメンタルに押されて思わず涙がこぼれそうになった。アンコールで笑顔の未来へをやって、あーこれまだ定番で演奏するんだなーなんて、そんなことを最初は思っていたのに、聴いているうちにぐんぐん感極まってきて、これはいったいなんなんだろうと思ったりした。

 

ガストロンジャーやコールアンドレスポンスでの宮本の煽りのかっこよさ、どれだけ軌道をはずれてもぴたっとそれについてくるバンドとヒラマさんのサポート力、そして、そして、やっぱりファイティングマンの、言葉にできない良さ。自信をすべてうしなっても誰かがおまえを待ってる…あかん、書いてるだけで泣けてくる。俺を、俺を、力づけろよって歌詞に、これ以上ないほど力づけられる。

 

宮本はほとんどMCをせず、唯一、この間野音で、2日間やって、もう喉が熱持っちゃったみたいになるし、打ち上げだしって結構飲んだんですよ、って話し出したんだけど、やおら「これほんとにどうでもいい話なんですよ、なんでこんな話しようと思ったんだろう」って自問自答の世界に入ってたのがおかしかった。結局、飲みすぎて声が出なくなったらしいんだけど(えーっと悲鳴をあげる会場に、いや、出ないつっても出るんですけどねとかぶせる宮本)、2週間ほど断酒したらすっかり出るようになったよ!よかった!って話でした。いやほんと良かったヨ!お身体大事にネ!あとこれを後ろで聞いているときのトミがすごい微笑ましく宮本を見守っていてなんつーか…ええもん見させてもらいました…

 

そういえば!石くんが完全に赤毛のアンだったんだけど、あれは、すごいね!比喩ではなく、本当に赤毛のおさげ。暫く目が離せなかったヨ…

 

本編黒シャツ、アンコール(第二部)以降白シャツだったなー。やっぱり白いシャツの宮本、好き。四月の風をアンコールでやってくれたんだけど、大阪だからだったりするのかしら。イントロのカウント、ワン、ツー…と言いながらその間に「いい曲なんで聞いてください」ってぶっ込んできてたなー。

 

で、そこで終わりかな?と思ったら(初日のセトリ見ていたので)、間髪入れず「花男」!!飛び上がって喜んだ。いつ何時聴いても花男はいいもんだ。宮本もブチあがっていて、シャツの前のボタン全部はだけさせて煽りまくってたのに、途中でふと我にかえったのか恥ずかしくなったのかシャツの前をかき合わせながら歌うっていう可愛らしいところもありつつ、でもまた興奮して結局ドーンとはだけさせるっていう。先生の可愛らしいところいただきましたありがとうございますありがとうございます。

 

スタンディングで充実の2時間半のライヴだけど、エレカシファンはどちゃくそ長い新春ライヴや野音に慣れているからか、先輩が「まだちょっと物足りない」とか言ってて贅沢!贅沢ゥ!と思いました。しかし、何度でも言うけどほんとにすさまじいパワー。MCも殆どなくて、本当に淡々と曲を積み重ねていくという感じだけど、そこから立ち上ってくる熱と圧が桁違いすぎる。これを50代にやられてしまったら、若手のバンドはなにすりゃいいのさという感じになるのではないか、そんな余計な心配さえしてしまいそうになる。

 

男なら立ち上がれ、女だって立ち上がれ、と宮本が鼓舞していたように、ようしようし!とぐっと拳に力をこめて明日に向かう喝を入れてもらえたライヴでした。

 

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