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別冊カドカワ スガシカオ総力特集

別冊カドカワ(総力特集)スガシカオ
別冊カドカワ(総力特集)スガシカオ

スガシカオさんとなにか交流あったかしらん、なにか全然関係のない記事が出るのかな、と思ったら関係あるわけでもなくないわけでもない微妙な記事だった(笑)1966年生まれってことで斉藤和義さんとトータスと吉井の3人に別個に「66年生まれ」を語ってもらう、って話なんだけど、他の二人はROOTS66にも一緒に出てるし話聞くのもわかるが、スガさんも「なんで吉井さん・・・」って感じじゃないだろうか・・・とか余計な心配をしてしまいたくなった(笑)

吉井和哉のあげたキーワードとしてはボウイ、キューブリック、ヴィンセント・ギャロ、デビルマン(永井豪)、などなど。

1冊丸々スガシカオ特集なので、すっごく読みごたえあった。スガシカオ裏話、みたいなのも楽しかったです。
00:39 | comments(2) | trackbacks(0)

暗黒の30代

とか言いながらまったくよっすぃさんと関係のない話なんだけどこのまま週明けまで更新放棄するのもさびしいので(だからそれがイカンのだろ)、本当は全曲感想UPしようと思ってたんだけどファイルを入れたUSBメモリ持ってくるの忘れちゃったんだも。

今日は新橋演舞場で「朧の森に棲む鬼」見てきたわけですが、そして最高だったわけですが、その最高の仕事をしていらっしゃる主演の染五郎さんがパンフレットでこんなことを言っていた。
インタビュアー「いや染五郎さんは相当進化してますよ、いまや貫禄すら漂ってますもん」
染「いや、だめですね。暗黒の30代ですから。まあそうなるだろうと思って突入したので、それなりに覚悟はしていたんですが、案の定、苦しい苦しい30代ですよ。」
30代がすごくたのしい、というひとももちろん世の中にはたくさんいると思うけど、わーどっかで聞いた台詞だなと。染さまも「おそれを知らぬ20代」を過ごしていたそうで、そういうことの反動、みたいな部分もあるのかなと思うけど、それにしても端から見たらまったく順風満帆に見えるのに、意外でもあり、かつ誰かさんをちょっと思い出す発言だなあと思った。

でも「朧」は本当にいい作品だったので、大阪近辺にお住まいの方は今すぐチケットWEB松竹とかにアクセスしてみてチケット買ってみるとかしてもいいと思います、となんだよただの宣伝か!みたいなね。平日だったらまだ結構いい席戻ってるみたいだしー!まあネタのない期間のつなぎエントリだと思っておゆるしくださいませえ。
00:08 | comments(0) | trackbacks(0)

イエ・イエ・コスメティック・ラヴ

愛称「イエイエ」。4thアルバム「smile」収録。
SMILE
SMILE

非常にキャッチーな曲だと思うのに、不思議なことにイエローモンキーの曲はキャッチー過ぎるとウケがよくない。これ、確か(確かとか言ったら怒られるな)、作曲がエマと吉井の共作だった気がするんですけど、え?エマなの?と不思議な感じがしたものでした。
「午前0時には」(イエーイエー)のコール&レスポンスも、イエローモンキーにしちゃ珍しいかもしれないですね。
Cherry Blossom RevolutionのDVDに収録されているんですが、ここで貴重なのは「結婚してくれ!」と心にもないことを言う吉井和哉ではなくてヒーセの投げキスが見られることである。
エマのやつはしょっちゅう見てるし吉井はそんなにしょっちゅうはやらないがあの人は存在自体が投げキスのようなものなのでどうでもいいとして、ヒーセのはちょっと珍しい気がする。そういうアピールあんまりしないですもんね?
でもなんとも言えずかわいくて、ちょっとテレがあるところがまた非常に新鮮でヨロシイのである。
ちなみに言うまでもないですが、CDではリスクでもライブではクスリ。

我が侭の塊で出来た君はダイアモンド
プライドの化粧は落とせない汚れが美徳

23:55 | comments(0) | trackbacks(0)

THANK YOU YOSHII KAZUYA TOUR DVDリリース決定

公式サイトでもとっくに周知。
2007年4月4日(水)リリース
THANK YOU YOSHII KAZUYA Live At Budokan
<通常盤>
DVD-1:12/28日本武道館LIVE映像
DVD-2:「BELIEVE」PV/インタビュー/その他、未公開映像収録予定
¥4800
<初回限定盤>
通常盤2DVD+1CD:日本武道館LIVE音源
¥6500
「Live At Budokan」だから28日の完全収録って感じなんですかねい。
それでディレクターは誰・・・?(笑)←しつこい
初回限定版のLIVE音源ってのはなかなか今までにない試みって感じですが、あのーいつぞや写真集についてきたおまけのCDのように収録曲がすべて1trackになっているなんていうあほなことだけはくれぐれもやめておいていただきたいところ(笑)
ともあれ、楽しみざんす!
23:58 | comments(2) | trackbacks(2)

静岡市民文化会館大ホール行ってみた

今日、ミッチーのライブで中に入ったので、会場的な感想とかとか。

縦長長方形というより扇形。前列6列までがフラットで段差無し(5列まではオケピ使用時にはつぶれるからでしょう)。椅子が交差して組まれているので割と見やすいツクリのような気がしました。芝居で使う時のための脇花が左右にあるので、そこを使えばサイドの席はおいしいかもしれない。でもスピーカーの積み方によっては潰れるかもしれません。

二階席はあがってないんだけどそれほど遠い!って感じでもないのかなと。多分グランキューブの1階席後方の方が遠かったと思うよ・・・

音もそんな悪くなかったし、オーディエンスの反応はよく返っていたようだったので打てども打てども響かない、みたいな感じではなさそうでよかったです。それに個人的には好きになれそうな雰囲気のあるホールでそれがよかった。こういうちょっとひなびた感じ(?)の所で聴きたいって感じがします、吉井の歌は。

それにしても、どういうトーンになるんでしょうかね、追加公演群。ちょっと想像できないなあ。追加残しつつとはいえ、もうあの武道館で「ありがとうは言いきった!」みたいな感じあったじゃないですか。なんかもう本人すでに違うモードに突入してそうなんだけど(笑)
セトリは当然ほぼそのままでくるんだろうけど、なんつーかどういう雰囲気で本人がステージに立つのかそこから興味津々、みたいな感じあります、はい。

ところで今再放送中です。ALL BY LOVE!
23:50 | comments(0) | trackbacks(0)

アバンギャルドで行こうよ

未公開のエクスペリエンス・ムービー
未公開のエクスペリエンス・ムービー

2ndシングル。
デビューシングルがRomantist tasteで3rdシングルがASIANだというのはすぐ出てくるんだけども、2ndシングルってなんだっけ・・・?と実はしばし考えないと出てこない。
いい意味でシングルっぽさの薄い曲ですよねえ。
この曲については、吉井和哉が1997年4月号のブリッジで語った内容がとにかく印象的。以下はその一部抜粋。
吉井「コンサートで“アバンギャルドで行こうよ”をやると、凄くねえ、メンバーが愛おしくなる気持ちに近いような感じになるんです」
渋谷「愛おしいっていうのはどういう?」
吉井「何だろ?・・・ちょっと青春ぽい感じ?」
渋谷「へえ。それならこのアルバムのなんの曲でもいいじゃん。そうじゃなくて、“アバンギャルドで行こうよ”ってのは何でなの?」
吉井「なんなんでしょうねえ?俺もそれよくわかんないんだけど。なんか・・・なんかねえ、幸せになるんですよこれやると。『今俺たちいい時代だよなあ』みたいな、こう、4人でね」
このインタビューは「イエローモンキーの10曲」というテーマで語られたもので、私は実際にライブでアバンギャルドを聞く前に、このインタビューを読んだ。だから、ある種刷り込みというか、実際に同時代でその空気を味わっていたわけでもないのに、この曲を聴くときは一人で頭の中の吉井が語ったノスタルジィに浸って聴いていたところがあったように思う。

DVDに収録されているのは追憶の銀幕、jaguar hard pain、メカラウロコ7、そしてbonus discだけども、その「幸せになれる」という雰囲気がもっとも良く出ているのはなんといってもメカラ7の映像じゃないだろうか。
メカラはカメラマンも編集も神業連発、なビジュアルが多々あるけれども、このアバンギャルドの何ともいえないほんわかした空気感も絶妙にとらえていてすごい。エマとアニー、ヒーセとエマ、ヒーセとアニーがそれぞれ「目で会話」している感じが伝わってくるのが最高に楽しいのだ。
jaguar hard painでは曲の前にメンバー紹介があり、「おそそブギウギ」つきのアバンギャルドがこのDVDで堪能できるのは特筆すべきところ。
4つの映像全てに共通するのは間奏のときの吉井のスキーである。いまいち意図がよくわからないのだが、あれはどうやら、彼が昔ある洋楽アーティストのライブを見たときにかっこいいなあ、ここでこいつスキーとかやったらもっとカッコイイのになあと思ったらしく、察するにそれを長じて自分がやっているのだと思われる。どこまでもわかりにくい。

瞳が濡れてきて声にもならなくて
夢さりし恋人の淡いsweet again
23:20 | comments(3) | trackbacks(0)

「どうでもいいことが」

大事なことなんだ〜♪と口ずさもうとして「なんでもないようなことが幸せだったと思う」と変化してしまった。今は反省している。

さて、できるだけ遺産を食い潰さないように違うネタで話をひっぱろうと思ってきましたがそれも限界が訪れたようなのでそろそろ全曲感想の方に戻ります。2006年ラストに「WELCOME TO MY DOGHOUSE」がきたのもなかなか美しかったと自画自賛でしたが必然的に2007年一発目を非常に相応しい曲で迎えることが出来たのではないかとさらに自画自賛してみました(単にタイミングだっつー)。

年始一発目は(もう年始じゃないっつー)、「アバンギャルドで行こうよ」です!
23:20 | comments(0) | trackbacks(0)

blogってkiraku?

このブログも始めてまだ9ヶ月というどうにも中途半端な時期になにを!って感じですが、いやー世は空前のblogブーム、最近じゃ日記をblogにしていないところを見つける方が難しいという感じすらしますけども、しかし気楽、気楽っていうけど、blogってそんな気楽じゃなくね・・・?とすでに弱音を吐いてしまう私です。

突然ですがブログとサイトの違いってなんでしょう。ブログのウリといえば「誰でも気軽に簡単に始められる」ところにあるといいますが、しかしホームページだって簡単なやつならそんなに難しい知識が要求されるわけではないですよね?現に私のようなログとタグを間違えるような輩でも7年もHPをやっていけてるわけですし。ブログでも、デザインとかテンプレを使わずに自分でかっこいいやつ作ったりするひとたくさんいるじゃないですか。だから専門的な知識を必要とするかしないかがこの両者の違いではないと思うわけで。

じゃあなにかっていうと、それはコンテンツというものにあると思うんですよ。つまりHPはそれを立ち上げる時点である程度コンテンツがなければ、少なくともその枠組みがなければならない。それこそが「気軽さ」に立ちはだかる壁であるというのは確かに言えるかもしれん。ブログはそういう意味では始めた時点では当然みなゼロからのスタートで、有名無名問わず、「ブログ始めました」の時点ではみな同列。そして更新すればするほど、続ければ続けるほど、それがやがてコンテンツとなって形成されていくというわけだ。

「最初はゼロでもいい」という意味では、なるほど確かにブログは気軽なんだろうと思う、思うけど、しかし逆に言えば、継続的にそれなりに更新し続けなければ何も出来上がっていかないわけで、HPは最初ドカンと作ってしまえばあとは基本メンテでイケますという部分もあると思うのだが、手軽かもしれないけれど継続は力なりを試されるのはむしろブログの方なんじゃないのかなあなどと思うのであります。

なんつーのかなあ、ブログの方が「更新しなきゃ」っていうプレッシャーってサイトの比じゃないような気がする。自分の勝手な思い込みってわかってるんですけどね!サイトってなんていうかある種見本市みたいなもので、どうぞ気に入ったら寄ってやって〜的な感じなんだけど、ブログは商品をこまめに入れ替えなきゃ!っていう陳列棚みたいな、そんな変な思い込み。

サイトを7年続けるのとブログを7年続けるのじゃ、ブログの方が多分、ずっと大変。

つーかこのブログなんて吉井がちょっと休みに入ったら即もうネタがなくなる、みたいなことになってるわけで、そういうことへの不安感が弱音を吐かせているのかもしんまい(笑)
23:41 | comments(5) | trackbacks(0)

時間を遡れ

人間なにかにはまると人によっては蒐集癖というやつが少なからず顔を出すものであって、私もイエローモンキーにはまったころは後発のファンであるがゆえに過去のあんなものやこんなものに興味津々だったわけですけれども、ただ私の習性としてグッズだのなんだの、という方向には興味が行かなかったことと、その頃は彼らが活発に活動していたので昔を追う暇もあまりなかったということ等々から、それほどその当時は何かを必死に集めた、ということもなかったわけですが、先日実家でいろいろ整理していると「買ったはずなのに見つからない」とか「持っていると思っていたのに持ってない」雑誌のバックナンバーなどが結構あって、ぼちぼちオクとかで探してみるかなあ、などと思っていたわけです。

で、多分そういう方、他にも何人かいらっしゃるんじゃないでしょうか。

ということで、イエローモンキーの昔のあんなものこんなもの、買いたい手に入れたい見てみたい、そんな方のためにお役立ちなお店の情報を書いてみます。ただし、注意書きはよく読んでね。そして、ご利用は計画的に・・・(笑)
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00:38 | comments(4) | trackbacks(0)

吉井和哉の作詞における人称代名詞大研究・番外編その2

その1で書いたように、吉井和哉の作詞の中には「おまえ」という二人称が殆ど登場してきません。思った以上の少なさだったわけですが、ここにその一覧を書き出してみましょう。

「お前に魂を売ってやる/お前に全てを売ってやる/お前にクスリを射ってやる」
「君よりおまえを抱きたい」
「はにかんで俺の頭なでるおまえと楽しみたい」
「オマエの本当の姿はすけべで強欲で残酷なケダモノ」
「お前が咲くならば僕は穴掘ろう」
「今夜はちゃんと言うよおまえが欲しいんだ」
「お前が欲しい今すぐ欲しい」
「心は今でもおまえの笑顔覚えて」
書き出してるうちに一体このblogはなんのblogなんだと自分を見失いそうになりましたが、これが吉井和哉の作った歌詞における「おまえ」のほぼ全てです。創世児だけは歌詞の中で他にも2度「オマエ」が出てきますが、他の曲はすべてここに書き出した1回こっきり。

それにしても改めて列挙するとどうですか、抱きたい楽しみたい欲しい欲しい欲しい。どこのエロ怪獣だよっていう。吉井和哉にとって「おまえ」の呼びかけは即物的な行動と直に繋がっているとしか思えないわけで、女性を「おまえ」呼ばわりなんてそんなこと普段はとても出来ない、という吉井和哉フェミニスト伝説(そんな伝説あんのか)を裏付けているような気もします。

で、じゃあこのエントリではその吉井和哉のエロ怪獣ぶりを堪能じゃないや検証するのかというとそうではなく、上記の曲の中で唯一、やさしい「おまえ」の言葉を投げかけられている曲について記しておきたいと思うわけです。

金では買えない500円の歌、ならず者アイムソーリー。

まあ言うまでもなく、これは歌詞を読めば「ちょ、吉井さん、あからさますぎ・・・!」というほどにこの曲は廣瀬洋一さんに捧げられた(歌詞を贈ったという意味ではもちろんなく)歌であるわけですが、って私は勝手にそう思ってますのでそういうことで話を進めますが、他の曲では抱きたいだの欲しいだの連呼しているなかで「笑顔」とか言いながら「おまえ」と言っちゃってる時点でもうどう見てもこれはヒーセさんへのラブソングです、本当にありがとうございましたと思わないでどうするのかと。腐ってると言うなら言え。

吉井和哉といえばエマという括りで語られることが多いしそれも勿論納得のいく話ですが、私はヒーセと吉井の信頼関係っていうのはすごく素敵だなあといつも思っていたし、これはどこかのパンフで書いてあったような気もするけれど、バンドの精神的な支柱であったのはやっぱりヒーセだったんだろうと思うんですよね。

ヒーセの曲に詞を書くときに、最初からそういうつもりで書いたのか、書いているうちにどんどんそうなってしまったのか、それはわかりませんが、吉井和哉というひとの人としての弱さとか優しさみたいなものがストレートに感じられるいい詞だし、それを書かせたヒーセの曲も素晴らしいし、なにより二人の間の絆がすごく感じられる歌詞だよなあと思います。

どっかですれ違っても あの頃はあのままで
あの頃はあのままで


HEESEY WITH DUDESの解散ライブを収めたDVDには吉井和哉が飛び入りゲストとして登場し、この曲を歌う姿が見られるわけですが、それについて思うことは、それは人それぞれでしょう。私にも寂しい気持ちはそれはありますけど、でもなによりもその寂しさを感じているふたりが愛に満ちたこの曲を演っている姿を、私は否定したくないです。THE YELLOW MONKEYはいいバンドだった、この映像は、何よりもそれを感じさせてくれる光景だと思います。
23:38 | comments(8) | trackbacks(0)