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Dragon Head Miracle Tour 2008

Dragon Head Miracle Tour 2008
Dragon Head Miracle Tour 2008

フラゲ日ですよってに!(祝日前だから!)

手元で見てもカクイイジャケットですね。さすが赤が世界一似合う男、よっすぃさん!

吉井のキャリアのなかではLIVE盤としてはSO ALIVE以来ってことになるんだけど、あれは各地の抜粋だったので、1本のライブをってのは初めてのことですよね。
視覚なしで音だけを聴いていると、やっぱり実際のライブとは違う世界も見えてくるというか、吉井がどんどん自分で自分のテンションを高めていってるのがわかって面白い。やっぱり最初からトップスピードというわけじゃないんですね、どんな性能のいい車でも(笑)このCDでいうとBLOWN UP以降はもう完全にエンジンが暖まっていて、マンチーからの3曲はもう「なんぴとたりとも俺の前を走らせねえ!」な感じですね、ってどんな喩えですかそれ。

個人的にはそのマンチーから続くWEEKENDER、そしてなんといってもシュレッダーが圧倒的なように思えます。

ライブでの録音技術というのもやっぱり向上してるんでしょうねえ、なんかすごいクリアで、ライブ盤というよりライブでやったスタジオ盤って空気すらある感じ。テクノロジーってすごいですね!来てるな!未来!(はいはいラーネタラーネタ)まあそんななかでもジョシュのドラムの存在感がすごすぎて笑えてきます。いやーまじすげい。

デジパック仕様のジャケットを開けるとツアーメンバーのモノクロ写真、そして黒地に青い文字でSo many waterの文字。

DVDも楽しみですねい。
01:54 | comments(0) | trackbacks(0)

dialog

時間を持て余して都内の大型CDショップに入る。なにを買うわけでもない。念のために、と思いながら「よ」のコーナーを見に行き、LIVECDがまだ入荷前であることを確認する。そのまま棚を大きくぐるっと回って、「い」のコーナーの前で立ち止まる。本屋でもときどき同じことをするが、私はCDショップにいくと大抵の場合「い」の棚に近づいてそこにまだ作品が並んでいることを確かめる。なんの意味もない行為だが、それはもう一種の習慣だ。

店内では先日発売になったばかりの、ガールズポップユニットのアルバムが大きな音で流れている。幾つもの特設コーナーの中には夏フェスに焦点をあてたものがあって、出演が予定されているアーティストのCDが所狭しと並べられている。電子音に乗った女の子たちの声がその広いフロアに充満している。夏フェス特集の棚を見ながら私は頭の中で話しかける。ところでさ、どうなの、今年の夏は。ほんとにひとつも出ない気なの?

知らないよ、と彼は笑って答える。俺が出ても出なくても、行きたかったら行けばいいじゃない。それはそうだけど、でもあとになって出るっていわれるのも困るじゃないの。出ないつもりで準備して、実は私が見に行く前日でしたとか翌日でしたとか、実はこっちでしたとか言われたらどうするのよ。なんだかんだいったって、あなたの持ち点が100なんだからさ。

ふーん、そうなの。そうよ、私は慌てて付け加える。まだね、一応ね。最近はなんだか、そんな感じしないけどね?と彼は畳み掛ける。それはそっちにも責任があるんじゃないの、と私はムキになって言い返す。言わせてもらうけど、この間みたいに、自分にとって100%イエスしか返ってこない空間で、自分の声がどうとかって、ああいうのちょっとぞっとするよ。

随分手厳しいね。誰にだって、そういう時ってあるんじゃないの?そういうとこ含めて俺のこと好きだって思ってたんじゃないの?店内は相変わらずありとあらゆる音に満ちていて、逆に無音のようになにもかもが聞こえない。それがわからなくなってきたのよ。私にとってバンドは確かに恋人のようなものだったかもしれないけど、それとあなたとはやっぱり違うのよ。恋人の甘えは許せても、友人の甘えは許せないのと同じで。

友人なのかな?私はあてもなく店内をうろついて「え」の棚の前で思わず足を止める。1年前にこの店に来たときにはおざなりにしか置いていなかったそのバンドの過去の作品がきれいに並べられ、1枚1枚に丁寧な解説まで付けられていることに驚きを隠せない。売れているんだな、とそう思う。このバンドは私にとって新しい恋人だろうか?その答えはノーだ。それはわかっている。

わからないわ。私は、実際のところ今まで、うまくシフトできたんじゃないかって思ってたわ。過剰に誰かを責めたり、過剰に今を否定したり、そういうことをしないで済んでよかったと思ってた。恋人の一部だったあなたも、友人のあなたも、フラットに好きになれているんじゃないかって思ってたわ。でもわからなくなってきたのよ。

フン、と鼻をならすような音をさせてあなたは話し出す。っていうか、いつも、そんなどうでもいいことばかり考えてるの?それに、言わせてもらえばさ、きみは実際のところ、いつだって物語に夢中になってるだけなんじゃないのか?俺自身というよりも、俺という物語に、そして、登場人物が1人の物語よりも、複数の物語が錯綜するバンドというもののほうが、きみをより満足させるってだけなんだろ?だってきみは本当のところ、音楽ってものに大して興味があるわけでもないじゃないか。

そうね、それは否定しない。否定しないし、失礼な話よね、まったくのところ。ガールズポップユニットの声が繰り返す。会いに行きたいよ 遠い空間を Baby cruising Love たどり着きたいあの場所。でもね、ライブを見ているときは、そんなことまるで考えないのよ。あなたは圧倒的で、その指先の動きひとつで何万という人間の目を惹きつける。それはほんとうに、何度見ても同じ言葉しか出てこないわ。あなたはすごいって、それだけ。それはそうだよ、と口の端をすこしあげてあなたは言う。だって、おれはロックスターだからさ。

この間、釣りをしている写真が出たじゃない?うんそうだね。あれ、昔あなたがこっそり名前を変えて、ネットに写真が出たときのこと思い出したわ。休止した次の年だったかな?あれを見たときは、ほんとに思わず深いため息が出たものよ。どうすんのかな、これからこの人って。ほんとうになにもかもをやめてしまうんじゃないかって思った。でもそうならなかったわね。あなたは帰ってきた。ステージの上に。

でも本当はあの時、もうやめようと思っていたんでしょ?彼はなにも答えない。あなたはいろんなものをなくして、これからも失くし続けるんだわ。たくさんのものを得て、失って、お金もそこそこ稼いで、いろんな感情に取り囲まれて、楽しくて、苦しくて、それでもまだ音楽と格闘していくのね?アルバムが一巡したのか、店内の音楽はどこかの誰かの、激しいギターのリフに変わっている。だだっぴろい店内に、溢れんばかりの人、そして、ぎっしりと並ぶどこかの誰かの音楽。10年後もこの風景は変わらないかもしれない、でも、その棚の中身はごっそり変わっているだろう。絶えず生まれてくる新しい音楽。そこに飛び込んでいくのは、その河を泳ぎ切るのは並大抵のことじゃない。
それでも、あなたはやっていくのね?

そうだよ。暖かくて、でもどこかきびしい口調で、彼は私の待っている答えを言う。

だって、おれはロックスターだからさ。
00:29 | comments(0) | trackbacks(0)

no title

吉井さんの孤独を理解できないなんて本当のファンじゃない
吉井さんの自伝を読んだぐらいでファンをやめるなんて本当のファンじゃない
吉井さんのやることにいちいち文句を言うなんて本当のファンじゃない
吉井さんの音楽にいつまでもバンドを求めるなんて本当のファンじゃない
吉井さんのライブのチケットをオークションに出すなんて本当のファンじゃない
吉井さんのライブのチケットをオークションで買うなんて本当のファンじゃない
吉井さんのライブに行かないなんて本当のファンじゃない
吉井さんの過去の音楽も知らずにいるなんて本当のファンじゃない
吉井さんのやることを盲目的に信じるだけなんて本当のファンじゃない
吉井さんの言うことにただ賛成するだけなんて本当のファンじゃない


本当のファン

なんて

本当はどこにも

いない
02:59 | comments(0) | trackbacks(0)

HIKARETA

BEAUTIFUL
BEAUTIFUL

「BEAUTIFUL」カップリング。
リリースされた当初、某巨大掲示板で「北酒場」「北酒場だ」とさざ波のように囁かれていたのも懐かしい思い出(笑)うまいこといいますね。
吉井和哉さんお得意の、というかいつものパターンというか、CDで聴くよりライブで聴いた方が何千倍も楽しい曲。

まあ、でも、MY FOOLISH HEARTツアーのアンコールのこの曲で、吉井が「エーマちゃーーーん!」とコールをしたときに泣き笑いのロードショーだったファンは私だけではないはずだ。武道館の映像では、前に出たエマが右サイドに戻ろうとしたときに、吉井のスタンドがエマのコードを押さえつけてしまい、エマがしーたかさんの前から動けなくなってしーたかさんと笑い合ってるとことか、何度見てもかわいすぎて大好きです。
これもまた、ぜひライブでやって欲しい曲であります。

月にかかってる夜桜のように不安げでいいよね

00:33 | comments(4) | trackbacks(0)

耳に残るは君の歌声

JAPAN読みました。有賀さんの撮ったZEPP26日と思しき写真がカクイイ。
読んでていろいろへーとかふーんとかほーとか思ったんだけど・・・アメリカン・アイドルは私は苦手だなとか、ってそんなことかよ!そんなことじゃないですけど、あの熱さはもう出せないってそれはうんわかってるよとか、バンドになれて幸せだったとか愛されて幸せだったとか、そうかそうかみたいな。
あと「at the BLACK HOLEだったのに最初は、アメリカンアイドルで去っていきやがった」って最後にあったのは移籍フラグかな?と思った。去年のインタでも確か次の1枚で区切り、みたいな話してたから、最初からアルバム5枚契約だったのかね。移籍いいんじゃないかなー、得手勝手なことをいうと私はどうも今のVirgin/EMIに肩入れできん感じがあるので、移籍大賛成。いやEMIいいレコード会社だと思うけどさ、自由にやらせてもらえてたっぽいし。でも風通しはあんまよくない空気があんだよね、勝手な思い込みですけど。つか移籍するって決まったわけじゃないけど。妄想ですけどなにもかも。

あとなんかもうインタ全体から完全に休養モードですからいま!みたいな感じがあってこりゃこいつ今年の夏もオールスルーかな、とちらっと思いますたマル

あと、自分の声を形容して下さいっていう突然のプレイは・・・なんなんでしょうか(笑)モバイルには投稿しませんのでここで乗っかりますが、うーんまあ月並みな喩えですけど「血のような声」って感じだとおもう、個人的には。時に美しく、時に汚く、誰にでもあり、誰にでも必要な。

声話ついでですけど、単純に「声」だけで好きを判断するなら、私は吉井の声がすっごくすっごく好きってわけじゃあないと思う。声だけでいうなら宮本浩次のほうが断然好きだ。でも吉井の声は「必要だ」って感じがするんですね、聴いていると。ああこの声が今私には必要だ、そう思うときがある。そんなにしょっちゅうじゃないけどさ。

でもほんとに声って大事よ、そう思います。形容ついでにもうひとつ付け加えるならね、吉井さんの声は「いい声」だと思うよ、単純に。その声をいつまでも大事にしていってください。
23:19 | comments(2) | trackbacks(0)

HEE FEST

行ってきました。なんと7時開演で11時終演というすさまじさ。楽しかったけどスゲー疲れたけどでも楽しかった!しかし私は今から歌舞伎座に出かける予定なんだがどうやっても本朝廿四考には間に合わない・・・起きれませんでしたorz熊野に間に合うように出かけます。ほんますんません。はしゃぎすぎた昨日。というわけで出かけるまでの間に昨日のメモ書きなど。

・出演バンドはCheass、16LEGS、MURBAS、休憩あってNOW'N'HERES、HEESEY WITH DUDES、THE YELLOW MONKEYの順。
・ヒーセは各バンドに合わせてトップスをお着替え。MURBASの時の衣装は22年前のものだそうです。「世界一物持ちのいいロッカー」と言われてましたが物持ちの良さもそうだけどなによりそれをまだ着ることができるってのがすごい。相変わらずナイスバディなおやびんでした!
・16LEGSのときOMMYが曲の最後でギター後ろにぽーんと放り投げてバラ柄のシャツを脱ぎ捨てて客席にダイブ!
・あとでヒーセが「びっくりした」つってた(笑)
・しかしOMMYは橋本さとしに激似
・お立ち台の上でギターで煽ったりするとき思わず「さとしー!」って叫びそうになる激似ぶり
・しかしOMMYといいONOCHINといいみんな細いな!感心するわ!感動するわ!
・MURBASおもしろかった。MURBASでのヒーセの佇まいってまた違うんだなあとおもったり
・NOW'N'HERESのときにヒーセお気に入りのニューベース披露。「(色が黒くて)韓国海苔みたいでしょ?」
・か、韓国海苔!?(笑)
・でもマジでいい音してたよこいつー。
・なんてなー(言ってみたいだけ)
・DUDESのときには「最近はまっている」といってヒーセのアコギを披露!
・そうそう、DUDESの登場の時にMADさんが熱烈なちゅーをヒーセのほっぺに!負けずにヒーセもちゅー返し!カワユス!
・わたしはてっきりDUDESが最後だろうと思ってたんだけど、大ラスだったなー
・エマは白いドットのシャツにネクタイ、ヒーセは黒いフリンジのついたシャツにベスト。95年ぐらいの時の衣装だそうです。「えろい気分になる!」って(笑)
・一発目ホテル宇宙船。ヒーセ曲ならこれかなあって思っていたのでうれしかった!「鍵!」をひさびさに叫んだぜー
・この間奏のときヒーセとエマがステージの中央に寄っていってふたりで向かい合ってもう超超超たのしげにかき鳴らしている姿を見てマジ泣き
・ほんとに今日はこれが見られただけでうれしい、ほんとにありがとうって感じ
・仲良し年長組ふたりがライヴでこうやってるのが私は三度の飯より大好きだったよ
・でもってその曲終わりであの「ドン、ダン、ドン、ダダン」というドラムのリズムが!
・TVのシンガーキターーーーーーー!
・「エマちゃんのリクエストです!」「吉井和哉の歌だぜ!」
・ひやーエマ作曲なんだろうと思っていたらこれか(目が白黒)
・個人的には空の青かなーとか思ったりなんだりだったんですが、TVのシンガーってヒーセの言葉じゃないけどやっぱ吉井の歌って感じだからやらないかなと思ってた
・でもほんと、何度も何度も聞いたあのイントロのアレンジ、前奏のヒーセのアクション、叫び、マジ大好きすぎてしんだ
・そして間奏のギターソロ。上手のお立ち台の上にのぼって例のアレ、出ましたよ奥さん
・客席を右から左になめるように指さし。「はいオレのもの、はいオレのもの」
・でたよ悪魔の子エマ!
・ホテル宇宙船もTVのシンガーも完全ライブアレンジでの披露だったね
・そうそう、ボーカルをやってくれたHIDEKIくんの着ていた衣装は96.1.12の武道館でエマが着ていたスーツでした!
・曲間のときヒーセがHIDEKIくんに「なんの曲が好き?」みたいな話をしたらHIDEKIくんが「O.K.が好きです!O.Kのエマさんのギターソロが好きです!」って
・そこでエマがその衣装の話を自分から話し出したのだがその場で全員が「あっ喋った!」みたいなリアクションで面白かった
・そのあと「レアな曲やる?やっちゃう?」でえーーーなんだなんだよおお、とドキドキドキドキ
・ヒーセの「FOXY・・・」の単語でぎゃああああああああああ
・FOXYて・・・(悶絶死)

あ、すいません出かける時間になっちゃった。続きはまた夜!
↓続きです。上も思い出したこと書き足してみたり。
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11:09 | comments(10) | trackbacks(0)

HATE

トブヨウニ
トブヨウニ

「トブヨウニ」カップリング。
公式サイトでこの曲のサビの部分がストリーミングで流れたときから、ずっと私の心に引っかかり続けている曲。ことあるごとに、この曲が顔を出す。
at the WHITE ROOMツアーでは初日の新潟からずっとセットリストに変更のないままできていたが、ZEPP名古屋の2daysで初めて20GOで始まり、Spirit's Comingの代わりにHATEがセットリストに組み込まれるパターンが出た。私は名古屋の次のZEPP大阪でこのツアーを見たが、私が見た1日目がまさにこのパターンだった。名古屋では2日目に出ていて、いつものパターンなら1日目に基本セトリ、2日目がイレギュラーだろうと思っていただけに、この大阪の1日目が20GOから始まったのが今思うと不思議な気もする。しかしわたしは、おかげでこの曲を早々にライブで聴くことが出来たのだった。

母さんクリステルにそれとなく話をして、すぐ帰るって・・・というこの歌い出しを初めて聴いたときから、まるで戦場に向かう父親が語りかけているような曲だと思っていたが、「勝ったって負けだし平和のうそつき なんのためのこの闘争心」という歌詞からも読みとれるように、この歌詞は吉井自身が当時の世界情勢にインスパイアされて書いたことが、かれにしては珍しくはっきりと歌われている曲でもある。しかしそれよりもなおこの曲が切実に響くのは、なによりも去りゆく人が残されたいとしいひとたちに抱く普遍の思いがすくい取られているからだと思う。

そんな風に思いながらこのHATEを聴いていたからか、この日のライブでわたしはその1ヶ月前に亡くなったとある劇作家を思い出してしまい、どうしようもないぐらい泣いてしまったのだった。かれは劇団の公演の台本が完成に至る前に逝ってしまったのだということを、そのとき私は知ったばかりだった。彼が書きかけの原稿用紙に書き残したという言葉がこの曲の間中頭から消えなかった。「ここまでしか書けませんでした ごめんね」。

なぜ神は奪う癖に与えるのか、でも信じていないと、いないと・・・私はいったい、なにを信じているのだろう。吉井は何を信じているのだろう。その言葉を書かれた台本を受け取ったあの人は、何を信じたのだろう。

HATEは今でも、私の心に引っかかり続けている。

できるだけHAPPYを手にしてほしい

00:53 | comments(2) | trackbacks(0)

サンキューフォーザミュージック

最近の私がなにをやっているかというと、仕事をして家に帰ってごはんを食べたら大抵ライブDVDを流しっぱなしにしてぼーっと過ごす、という繰り返しです。この2週間の私の散財ぶりったらオソロシスですよ、本当に。キッカケは先日blogのエントリにも書きましたが、民生のライブに行って民生のベストDVDを買ってしまったのが原因なんですな。あれで火がついた。ウルフルズってライブ映像上がってないよなあ〜とぴこぴこしていたら、ベストDVDではないけどウルフルズのベスト盤「ベストやねん」にライブヒストリー映像つきの限定版があって、あーこれいいじゃない、安いし!これ買おう!ってぽちっ。それを見ていたら、当たり前ですけどトータス格好良くて、あーもっと見たい見たい、ほかのも見たいいろいろ見たい、それが加速してもう仕事疲れもあって半分自棄っていうか、そんな感じ。どんな感じだ。

そんで買ったものを列挙するのもあれですけど民生のCheapTripも買ってしまったし、スピッツは放浪・・・むにゃむにゃ、ウルフルズに至ってはlive at 武道館にツーツーウラウラ、ヤッサ2000、でもってヤッサの2001まで注文してしまっている。どうだこれ。そして民生にウルフルズにイエローモンキーにスピッツにエレカシに、とぐるぐるDVDを交換しながら見ているのである。カオス!

これ殆ど全部ネットで買ってしまったんですよ。コワ!ネットってコワ!でもヤッサの2000のDVDはAmazonでげっ!みたいな値段がついていたんで諦めてたんですけど、先週末に遅くまで開いている駅前のショップに行ったら、そこにぽつーんと、もう背表紙なんか完全にヤケて見えなくなっているヤッサ2000が残っていたのだった。もちろん一も二もなくお持ち帰りである。お持ち帰りして鑑賞大会である。発売されてから8年もの月日ここに残っていたなんて、私に貰われるためとしか思えん。しかしこのヤッサ2000のトータスの格好良さってすごくないですか。自分で「モテ髪時代」とか言ってますけど。借金大王でギターをかきならしている姿がたまらん。

そんなこんなでCDを買うよりDVDをどうしても先に買ってしまうわけですが、基本的にパフォーマンスを見るのが好きなんですね私は。音を聴くよりも。だからTHE YELLOW MONKEYにずっぱまったのは彼らがたくさんライブ映像を商品化してくれていたこととあまり無関係ではないと思う。民生とウルフルズはともかく、スピッツは今現在まともに買えるライブDVDは1枚しかないし、エレカシに至っては1枚もない。

それにしてもほんとに、みんなまったく違うのな。金子みすずじゃないけれど、ほんとに「みんなちがって みんないい」だ。1曲ずつDVDを交換して自分の好きな曲だけ連続して聴く(見る)とかやってると(そんなことやってるのか)、この曲を他の人が歌ったらどうなのかなあと思ったり、逆にこれはこの人にしか歌えないなあと思ったりで楽しい。例えばマサムネくんの書く歌詞というのは、実は相当に過剰な部分があるのだけど、マサムネくんはそれを歌うときそういった過剰な思い入れを声に乗せることを絶対にしない。誰でもが知ってる名曲「チェリー」を、あんなに爽やかに聴かせることが出来るのは、実はマサムネくんだけなんじゃないかと思う。だって「悪魔のフリして切り裂いた歌」とか歌ってるひとなのに、教科書に載せてもいいと思われてしまうんだからねえ。

吉井で言うとそれはなんなのかなーとかも考えるんですけど、まあ吉井の映像はもともと見過ぎていてよく自分でもわからないことになっていたり(笑)でもバンド時代で言うならSUCKは絶対吉井にしかあの格好良さは出せないだろうと思うし、Biriやマンチーであんなに観客を燃えさせてしまうのも吉井ならではだよなあと思います。

しばらくは取り揃えたDVDの山をぐるぐるしながら悦に入りたいと思ってる次第。あ!そういえばRO69に昨日のウルフルズの武道館ライブレポあがってましたね。20周年オメ!
19:46 | comments(6) | trackbacks(0)

FOR ME NOW

WHITE ROOM
WHITE ROOM

WHITE ROOM収録。
歌い出しは歌詞カードでは「蒔いたみたいなROCK」となっていますが、勿論ライブでは「大麻みたいなROCK」と歌っています。好きだねー、タイママイタ。

このアルバムの中では一番最後に歌詞が出来た曲だそうで、その時住んでいた田舎(本人談)の山の風景を見ながら、この最初の一行が出来たらしい。「カントリーな事がしたくて田舎に行ったんじゃないから」と吉井は言う。「こういう歌詞ができたことが嬉しかった」。

at the WHITE ROOMツアーのDVDって正直なところリピート回数が低いのですが(ドキュメンタリのほうが何回も見てる)、この曲はMY FOOLISH HEARTツアーの映像よりもat the WHITE ROOMのほうが断然、好きです。ソロのライブ映像の中でも、十指に入る好きさだと思う。っていうかまあMY FOOLISH HEARTの武道館のほうはかなりグダグダですものね(笑)「間違えた〜〜〜」だし(笑)

「公園」と「チョコ」ってこのひとのなかで繋がってるキーワードなんですかね。

この曲のギターすごく好きなんで、またライブでもやってくれないかなあと思ってたんですが、Dragon Head Miracle tourのバレンタインライブとなった名古屋でセトリ入り。バレンタインだけのスペシャルかな〜(チョコだから)と思いましたがその後も2日目メニューでは顔を出してましたね。

大麻みたいなROCKを思い切り吸ったからか
もう言葉たちは大地へ返そうと思う

01:41 | comments(0) | trackbacks(0)

FINAL COUNTDOWN

CALL ME
CALL ME

WHITE ROOM収録。CALL MEのカップリングでもある。
ソロでライブを始めた当初「これぐらいしか盛り上がる曲がない」と語っていらっしゃいましたが、THANK YOU YOSHII KAZUYAツアーまではライブでの起爆剤として常にセットリストにいい位置で組み込まれていた。

吉井の「イエーーーーーーーーー!!!」の叫びを聴くとやっぱり血が沸騰するような感じになるし、ライブで罪なく盛り上がれて、私にとってもお気に入りの一曲。サビで腕を交互に振り上げるあの振りは当初頑なにやらなかったが(あれはROCK STARのときしかしたくないんだい、と思ってた)でもそれもRIJF06のときのあまりの爆発力にどうでもよくなって今じゃやりまくっています。

RIJFのときのFINAL COUTDOWNからLOVE LOVE SHOWへの流れ、あのオーディエンスの爆発、今思っても一瞬真夏の暑い日に引き戻されるような興奮を感じてしまうぐらい。

MY FOOLISH HEARTツアーの武道館での演奏も思い出深い。個人的にちょうど転勤が発表になった直後だったこともあって、曲の途中の「また武道館に帰ってこれて自分はとてもついていると思います、君達もきっとうまくいく、俺が保証する、絶対うまくいく」という言葉には本当に勇気づけられました。

この曲のレコーディングの時が、エマが初めてソロの吉井のレコーディングに参加した時だったそうで、吉井曰く「あんな緊張したエマ見たことない」という風だったそうですが、このスライドギターを聴いていると「ああいつものエマのスライドギターだな」と懐かしく思ったそうです。

どうでもいい話だけど、吉井の発音はどうやっても「ハナカンダ」にしか聞こえないが、MY FOOLISH HEARTツアーのZEPPOSAKAでこの曲をやりながら、吉井自身が鼻をかむアクションをしていたところを見ると本人わざとそう言ってるんじゃないかという疑いを捨て切れません。
モナリザにも聞いてみたけど答はわかんない
00:57 | comments(2) | trackbacks(0)