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いつも拝見させて頂いているブログで、自分にとって「弱い」歌詞のパターンがある、というような話をされていてあーわかるわかる!と思ったんですけど、ありますよね、自分にとってぐっときてしまう歌詞のパターン。必ずしもひとつのパターンに限らないけれど、私の場合その中のひとつが「ネガーポジ」のフレーズ。
例えばビルマニアのこれね。
愛する世界に飛び込み いい幻想見よう
いい幻想見よう、って普通なようで普通じゃない。だって幻想だからね。幻だからね。「幻想」を辞書で引くとこう書いてある。「現実にないことを思い描くこと。また、その思い。」
このネガーポジ、またはポジーネガのフレーズの達人の一人が草野マサムネだと個人的には思ってるんだけど、スピッツの名曲「青い車」なんてまさにそういうフレーズのみで組み立てられてると言っても過言ではない。
生きるということは木々も水も火も
同じことだと気付いたよ
愛で汚された ちゃちな飾りほど美しく見える光
君の青い車で海へ行こう おいてきた何かを見に行こう
もう何も恐れないよ
つまらない宝物を眺めよう 偽物のかけらにキスしよう
今 変わっていくよ
ああああ。
きゅんきゅんくるね!きゅんきゅんくるよ!
現実にないことを思い描いていることに対して、いい、とか悪い、とかいう形容詞はあまりつかない。幻想、マボロシ、だけどこの歌詞はさ、「どうせ幻想じゃないか」っていう諦観からきてるわけじゃないことは明らかで、なんつーのかな、やっぱりどこか、人間のよわさと優しさ、みたいなものを感じるんですよ。それは幻想だろ、って否定するんじゃなくて、その先の世界にあるものがたとえ幻想でも、いい幻想をみようぜって、やっぱりすごい優しさだと思うんだよなあ。
現実を見ろ!っていうありきたりなことばにはないエッセンスがありますよね。
だいたいさ、ヲタ生活なんて「愛する世界」にとびこんで、いかに「いい幻想」をみられるかってなところがあるじゃないですか。というわけで(どんなわけだ)、そんな優しさライセンスにあふれたビルマニアが聴けるのかどうなのか、雨は降るのかどうなのか、雨が降ったら吉井ちゃんまた精神的に落ち込みやしないかと案ずるヲタの割合はいったい何パーセントなのか、奇しくも私が参加するたびにRIJFに出てくるYAZAWAの永ちゃんと俺との間に赤い糸はないのかないのか、そしてこの山のような荷物を抱えて私は明日無事に上野につけるのかどうなのか、問題山積のなか行って参ります。携帯が無事だったらなんか更新したいなと思いますけど電波がどうなのか!とかそもそも俺の体力が持つかどうかが問題。っていうかこのブログあまり携帯で更新したことないから果たしてちゃんと出来るのかいまいち不安。ともあれ行って参ります。愛する世界に飛び込み、いい幻想に満たされる3日間。
そういえば、1回目のRIJFに参加するときも前日の日記この言葉で〆たわ、今思い出した。
待ってろよ、ひたちなか!
続きます。
さて、こうして私のipodのなかで「シャンブル」がおそろしいほどの再生回数を刻んでいく中、私は唐突にひとつのことに気がついた。収録されている曲はどれも個性的で、時に楽しく、時に感動的であり、さらには脱力せざるを得ないというものまでバラエティに富んでいるが、私がこのアルバムの中で、好きだ、と思う曲を並べたとき、上から4つがすべて同じ人の手になるものであるということに。
ひまわり、WAO!、R&R IS NO DEAD、HELLO。
作詞作曲はすべて阿部義晴。
かつて阿部Bと言われていた彼のことを、もちろん私は知らないわけではなかった。キーボーディストで、ユニコーンのなかの唯一の山形県出身で、バンドには途中加入で、開店休業の作詞作曲者で、そして氣志團のプロデューサーでもある人。だがそれだけだった。阿部自身のソロの音源なんて聴いたことなかった。でも、こんなに高確率で自分がはまる曲を書く人が、解散後どんな仕事をしていたのか私は知りたくなった。まず音源・・・と言いたいところだが最初に映像から入ってしまうのが私の私たるゆえんである。最初に買ったのは阿部義晴の40歳を祝う!という名目のライヴDVD「阿部義晴音楽祭」。面白かった。メイキングではちょっとハイテンションにすぎるのではないかと思うような奥田民生のはしゃぎっぷりなども拝めて得した気分だった。SPARKS GO GOとやった曲のいくつかはまたしても私のツボにはまった。それにしても鍵盤を弾く男というのはどうしてこんなにモテオーラが出るのか、だれかにこの謎を解明してもらいたい。
こうなったら前後の見境なく手に入るものはすべて手に入れなければ気が済まない、というヲタク体質であるがゆえ、私は阿部義晴のソロ音源の収集にとりかかった。しかし買うにも闇雲に揃えても面白くない。できれば年季の入った阿部マニアな方々のご意見なども参考にしたい。そうなれば頼るのはネットである。いろんな単語、いろんなフレーズで私は検索しまくった。しかし、その多くが再始動後の彼について改めて触れる、というもので、リリース当時のもの、もしくは、アルバムごとの感想を置いてくれているようなところにはなかなか行き当たらなかった。時間が経ってるだけに難しいよなあ、と私は思い、今はブログが主流だから、昔のサイトはどんどん消えてしまっているし、そういったアーカイブはなかなか残らないんだろうな、と思った。
その文章を見つけたのは偶然だった。解散後の阿部のライブについてのレポ。とても読みやすい、しっくりくる文章を書くひとだなあと私は思った。不遜なことを承知で言うならば、どこか私の文章の温度と似ているところがあった。そのURLを削って、インデックスを探し当てた。そこは、すべてではないがアルバムについてのレビュー、レポ、その他もろもろの、「阿部義晴にまつわるもの」で埋め尽くされていた。私はそれを端から端まで読んだ。そのアーカイブでは飽きたらず、その書き手が今、ユニコーンの復活のことをどう書いているのか、が知りたくなった。さらにURLを削ってトップページを探し当て、そこから現在のblogを見つけた。
復活、ということを知ってからメディアで見る彼ら、その感想、言葉は決して多くはないが、そこには「過去にそういう時間をもったひとにしか決して書けない」と思わせる文章であふれていた。このひとの文章、すきだ、と私は思った。自分と似ているから?そうかもしれない。アルバムが発売になった日付には、もちろんその感想が書かれていた。
私は多分その文章を、そのときだけでも軽く10回は読み返したのではないか。これはわたしだ、とそう思った。これは、わたしがずっと考えてきたことだ。考えてきて、それを言葉にすることはなかったけれど、でも言葉にするのならこうなるに違いない。あなたの気持ちがわかる、なんて本当にうすっぺらい言葉だけれど、私はそのとき、そうとしか言い表せない気持ちでいっぱいになった。私には、あなたの気持ちがわかる。
なぜか、ということを探索するのはやめておくけれど、私は一時期このblogのことが重くて重くてしょうがなかった。好きで始めたことが、どうしてこんなことになってしまったのか、どこでボタンをかけ間違えたのか、いくら考えてもわからなかった。このblogを続けることは、私の吉井和哉というひとに対するなけなしの愛情を削っているだけのように思えてきた。やめたほうがいいのかも、と何度も考えた。けれど、一度始めた以上、ある程度責任というものがあるだろうと思ったし、わたしの書いたものを、好きだといってくださる方への申し訳なさもあり、結局のところ、やめたらやめたで、後悔するのではないかとも思ったのだった。なくした瞬間に惜しくなるというあれだ。
結局の所私はその天から降ってきた業務命令という名の不可抗力に乗っかってblogを一時閉じてしまった。研修が終わって帰ってきても、再開するとも、しないとも踏ん切りがつかなかった。もうどうでもいいや、そんな投げやりな気持ちもどこかにあった。
けれど、あのblogを読んだとき、あの文章を読んだとき、私はこの書き手のひとが、自分が何かに必死だったときの記録を、ひっそりとでも残してくれていたことに心から感謝した。そして同時に、私がなにかに、つまりはTHE YELLOW MONKEYに、吉井和哉に必死だった、もしくは必死なままのあれこれを書いて残しておくことをしてもいいのかも、と思ったのだ。素直でも、優しくもない、どこかひねくれていて自分の愛情を削るだけの文章でも、でもとにかく必死だったことだけは間違いなかった、そのあれこれを残してもいいのかも、そう思った。
きっかけはどこにでも転がっていて、こんな道筋をたどらなくても、私はいつかblogを再開したかもしれない。でも、いちど手を引いたくせに、どの面下げてのこのこと、という自分の中の声を打ち破る力となったのは、間違いなくあのひとの言葉だった。
風が吹けば桶屋が儲かるのか?それはともかく、ユニコーンという風が、このblogの扉を引っ張り上げたのは、間違いのない事実である。まったくもって、事実は小説よりも奇なり。ちなみに、阿部義晴の音源収集はその後も順調に進み、ほぼ8割方入手済みであることを申し添えます。
桶屋が儲かる話。
または私はいかに心配するのをやめて再びブログに足をつっこむことになったか。
ユニコーンが再結成するかも、というスクープを知ったのは昨年の暮れだった。スッパ抜いたのは東スポ。東スポだけに、その時点では半信半疑といったところだったが、日を措かずしてJTBがコンサートツアー募集のページをフライングでUPしていたことが判明し、事実は確定的になった。ユニコーンが再結成。それはびっくりだな、と私は素直に思った。なんとなく、すでに16年経って、たとえばBOOWYやブルーハーツのように「再結成があり得ないバンド」の仲間入りをしているような気がしていたからだ。私が高校生だった頃毎月買っていたPATI-PATIという雑誌には、チェッカーズと米米クラブとユニコーンが毎月欠かさず載っていた。カセットテープに録音した音源を、それぞれのファンの子と交換したりしたものだ。でも決して熱心なファンではなかった。どちらかというと解散後、すばらしい日々という曲をきっかけに聴きだした奥田民生のソロワークスのほうが私には肌に馴染んだ。
年末のCDJ WESTで、トリのエレカシが終わった後会場を出ると、晴れ着姿の5人がプリントされた看板をしょったサンドウィッチマンが「ユニコーンが再結成しまーす!」と脳天気な声を出しながらメルマガの登録者を募集していた。勿論私も喜び勇んで携帯をかざし、ちゃりんという脳天気な音を聞いた。やってくれるなユニコーン、今年は楽しくなりそうだなあ、となんとなくうきうきした気持ちで新年を迎えた。
そこからの怒濤のメディアラッシュ、リリースラッシュは皆さんの記憶にも新しいだろうと思う。程なくしてチケットの申し込みのお知らせが登録されたアドレスに送られてきたが、その時点では私はまだ遠慮気味だった。せっかくの機会なので、どこか1カ所でも行きたい、けれど、ここは16年間を一日千秋の思いで待っていたファン(たとえば、ユ典のトットさんのような)が優先されるべきだろう、みたいな気持ちがどこかにあった。しかし、どんなメディアで見ていても、40過ぎたおっさんたちはどうかと思うほど楽しそうで、シングルリリースされたWAO!の初回版DVDでのおっさんたちもそれはそれは楽しそうで、やっぱりどこか1カ所ぐらい・・・という気持ちも捨てきれずにいた。しかしそうは言いながら、この3月で自分が異動になることはほぼ確定的であったので、チケットを取っても行けるかどうかわからない、というジレンマもあった。
今回のユニコーンの再結成が、数多ある再結成と違ったもっとも大きな点は、再結成の発表時点ですでにシングルとアルバムが完成し、ツアーまでもが組まれているということだろうと思う。JAPANの編集者である山崎さんや兵庫さん、渋谷さんでさえも、その事実を直前まで知らなかった。その水も漏らさぬ箝口令。ことに、私は12月のジョンレノンスーパーライブのあとで録音されたJ-WAVEの「民生鍋」において、今年の目標、としてその場に居合わせた吉井和哉が「バンド再結成します」と爆弾発言をし、「ホンマに!?」と驚いてツッこんであげるトータスに対して、「嘘です嘘。でもほら、解散してたらそういう風に使えますよってこと。今年こそ!今年こそ!とかいって(笑)」という、民生とトータスの前でそんな発言をするとは、2009年7月の今振り返ると卒倒するしかない、というような吉井”困ったちゃん”和哉に対して、しれっとこう受け流した民生の言葉が頭に残っていたので余計その民生の意志の徹底ぶりに感服したというのもある。「この番組で言うと、ホントになるからね」。
ちなみにトータスも吉井も、再結成発表後「内緒にされた!」と心外なご様子であったが、トータスはともかく、吉井には言わなくてよかったと思うよ、うん。
2月18日、ユニコーン16年ぶりのアルバム「シャンブル」発売。初回版にはシングルの初回版特典DVD「バンドやろうぜ」の続編DVDがついている。シングルの時のDVDがとても楽しかったので、音源を先に聴くか、DVDを先に見るか、一瞬ためらったのだけど、ここはやはり敬意を表して音源を聴くことに決めた。それが吉井の新しい音源でも、いつも同じなのだが、私は基本的に歌詞カードを見ながら聴く、ということをしない。できるだけ日常の些末な、アイロンがけとか、洗濯物を畳むとか、見るともなしに好きなサイトを見るとか、そういうことをやりながら聴くことにしている。ユニコーンのアルバムは作曲も歌い手も5人に別れるから、如実に個性が出て面白いなあと聴きながらぼんやり考えていた。ときどき、この曲は作曲誰なんだ?と確かめるために歌詞カードを見たりした。一足先にレビューを書いていたJAPANの兵庫さんがイチオシだったサラウンド、ああ確かに民生っぽい、民生の本音曲っぽい、なんてことも思った。
最後の曲は「HELLO」。
最後の曲が流れ出したとき、私はたぶんもうなにもすることがなくなって、ぼうっと画面をただ見ていたような気がする。歌詞カードは見ていなかった。それは確かだ。シンプルなのに、後半になるにつれ温度を上げていくタイプの曲。すきだなあ、と思った。これは私の好みだ。そう思いながら、もう一度曲が展開していく、そうして私はまったく突然といっていいほどに、この曲を聴きながら突っ伏して泣き出してしまったのだった。
のちに雑誌のインタビューで読んだのだが、この曲の作詞作曲者である阿部義晴は、このHELLOがすばらしい日々のアンサーソングなのではないかとか、ファンに対してのものではないかといわれることに対して、「みんないろいろ考えるね。でも、違います」とだけ答えている。特定の誰かを思って書いたのか、そうではないのか、それは今に至るまで彼は口にしていない。
私はどうしてあのとき、あんなに衝動的に涙してしまったんだろう。自分でもよくわからない。自分のことを思ったのか、自分と自分がなくしたもののことを思ったのか、喪ってしまった誰かのことを思ったのか、そのどれもなのか、そのどれでもないのか。ともかく、「そう君が泣いていた あの頃にもう一度会いたくて まだ君が元気だった あの頃に言いたくて」と、その後に続く力強いリフレインは、あの瞬間、私の心を揺さぶった。たとえば、再結成ということばにまとわりつくネガティブなイメージ、なんで今頃、どうせ金、売れてないメンバーの救済じゃない?かっこわるい、あちゃー、再結成なんてろくなもんじゃない、そういった言葉にまとわりつくものを、この曲は軽々と飛び越えて、CDプレイヤーの向こうから私の胸にまっすぐに突き刺さったのだった。突き刺さり、そして今も揺さぶり続けているのだ。
この曲を、絶対にライブで聴きたい。その瞬間から、それまであった私の遠慮も逡巡も、どこかに消えていってしまった。そして私の、ユニコーンライブへのチケット争奪戦の日々が始まる。
さて、風が吹けば桶屋が儲かる話はまだようやく三味線あたりに到達といったところです。回りくどい?確かに。でもそれがこの諺の醍醐味ですから。というわけで、続きは次回。
アベが死んだ。
たった6文字なのに、ひとを完膚無きまでに打ちのめす。
この間吉井のライブのときも、家に泊まりに来た友人と「ミッシェルの秘蔵映像見る?」とかいってぎゃあぎゃあ喜んだり、代々木のときも「みっしぇる の さいけっせい」はあるのかどうか、なんて話をしていたのに、それなのに、なんで。
アベ、アベ、アベ、アベはかっこよかった、ミッシェルはかっこよかった、きらきらの、まじりっけなしの、かっこよさがいつも輝いていた、わたしはそれを見るたびにあこがれのような焦りのような気持ちをどこかに抱いていた、だってあまりにもかっこよかったから。
つか、やっぱなんかおかしいよ、なんで?誰か今からちょっといって、アベを呼んできてくれよ、だって今ならまだ間に合うんじゃないの、おかしいだろだって、アベが死んだとか、どう考えたっておかしいだろ。
世界は終わった。
なにも考えたくない。
表紙はカエラたん。
MUSICAの新潟レポも読みました!あちらは写真がMITCHさん。美麗フォト山盛りです。メンバーとの集合写真もありますた。でも買ったのはJAPANなのね・・・いやトータスのインタ読みたかったから。っていうかほんと俺ロッキンオンの奴隷だな、っていうかMUSICAだって編集長元ロッキンオンじゃん!!
MUSICAは新潟で、JAPANは沖縄なので、時系列の流れなんかもわかるのであわせて読むのがおすすめかもしんまいです。JAPANの写真もいいよねーーー。あのーこれ代々木のあとに友達と喋ってるときにも話題が出たんですけど、吉井・・・若返ってんじゃね?(爆)確実に肌つや良くなってるような気がするんだけど!
インタビューの中身ですが、いちいちうんうん、そうそう、わかってるわかってる、OKOK、じゃ、そういうことで!みたいな。「ええっ?まさか、そんなことを!?」的な驚きはないっつーか。いやだって、もう最高のライブ観たあとなわけですからして、ギター持つのが大事ってもうこちとらそのことを口が酸っぱくなるほど繰り返していたわけですからして、いやー良かった良かった、人間万事塞翁が馬だね!ってまとめてどうする。
個人的におっと思った発言は「声の調子もすごくいい」「人格はドラムに出る」「遠慮と自信のなさとないものねだり」「虚しくてけっこう!」「遠慮自爆装置」「エレカシの宮本くんもギターうまい」って最後のは単にその山崎さんに答えて吉井が「あ、うまいっすよ」と言ったことにびっくりしたっつーかえー吉井エレカシ聞いてるの!?みたいなことであったわけですがどうなんでしょう。適当に言っただけかな。エレカシのライブ観たことあるともあんまり思えないんだけど、フェスもかぶってないし・・・あ、そういえば「フェス苦手」発言もありましたねうはは。
山崎さんが今回のセットリストを分析していて、必ずパートパートをディープな曲から入る、と言っていたのが印象的。でもぐるぐる回ってるだけじゃないんですよね。回りながら上昇していくというか。ノーパンよりウォーキングマンのほうが沸点が高いし、そのあとSNOW、恋の花で頂点に達する感じ。
恋の花は歌詞もですがなによりあのバンドによるアレンジがとてもいい。ドラムのリズムがちょっと変わった入り方でそれが曲に陰影与えていたような気がします。「わざとらしく濡れないで」っていい歌詞ですよね。歌詞を知らずに聴いた状態でも一発で刷り込まれたわー。個人的には、全く表情の違う今回の恋の花と39018の恋の花、でも最後の歌詞は同じで、たどり着くところは同じなのかもなーと思うとそれも面白かったです。
さて吉井ちゃんの話はここまで!と、そうそう宇宙一周DVD発売決定おめでとうございまーす!やんややんや。
RIJF2009のチケットきたーーーーー!!
って、遅い!いや遅くない!違う、チケット申し込んだときにはまだ今の住所決まってなかったんだよ!だから実家の住所で申し込んでたの!今日まで合宿研修で家を空けていたのでようやく実物を受け取ったっつー次第。今年は10回目のRIJFということで、第1次先行ならびに第2次先行でチケットを申し込んだひとには特典としてRIJFの歴史をまとめたDVDがついてくるのだ!
いやー正直期待していなかったけど(アーティストのパフォーマンスじゃなくてどうせ客のインタブかなんかだろうと思っていた)、いい。よすぎるこのDVD。
各年のアクトから1~2ずつ流れる(フルじゃないが)んだけど、そのラインナップが以下の通り。
悲しみの果て/エレファントカシマシ 00/08/12
パール/THE YELLOW MONKEY 00/08/13
犬と猫/中村一義 01/08/05
風待ち/GRAPEVINE 01/08/05
バンザイ/ウルフルズ 02/08/11
造花が笑う/ACIDMAN 03/08/02
音色/KREVA 04/08/07
I GO ALONE AGAIN/KEN YOKOYAMA 05/08/06
MAGIC MUSIC/木村カエラ 06/08/06
テレフォン・ラブ/曽我部恵一BAND 06/08/06
ダンス2000/フジファブリック 07/08/05
静かな日々の階段を/Dragon ash 07/08/05
MELODIC STORM/ストレイテナー 08/08/01
いーやーーーーー!
豪華!豪華!!
初年度のTHE YELLOW MONKEYはもちろん放送したやつを持ってるんだけど、いやでも改めて見てもいい!エレカシの悲しみの果て!これ絶対見たのは間違いないんだけど(録画したから)、それにしても宮本、ぜんっぜん変わんねえ!あのギラギラした眼のセクシーなことったら!!そして嵐のなかのパール・・・おおお、何回見てもよい。ここには収録されていないけどこの時のパールは間奏のときが感動的だったのよねん。吉井今年パールとかどうだ(どうだって言われても)。
しかしもっともうおおお!だったのは次年度の中村くんの犬と猫かもしんまい。初めて見た。これを初年度に見るはずだったんだな・・・とか思うと感無量!そして03のウルフルズ!トータス茶髪!激カッコヨス!KREVAくん、まだぜんぜん若いわ!て感じ。若くて必死。全体から「必死!」って訴えてるかんじで必死。
この豪華な映像に加えて、10年間連続参加の皆勤組、DAのkj、宮本、民生の3人のインタビューがあり。またこの人選もツボすぎるだろっつー。レイクでのひと股の思い出を語る民生とRIJFのトイレのすばらしさを熱すぎるほど熱く語る宮本に爆笑。
話がそれるけど、RIJFのトイレ(アーティスト側じゃなく、客が利用する方)の数のすごさは、少なくともその点だけは他のフェスを圧倒していると言っていいと思うんですが、初年度のRIJFが開催された年のJAPANの編集長が鹿野さんで、鹿野さんといえば食獣で、その鹿野さんの合い言葉が「食うもん食って、出すもん出す!」だったからこそと記憶しています。うははは。
何回かこのblogでも書いていますけども、私は今回、RIJFに3日間通しで参加します。参加するのは、2月の、転勤が発表になる前にもう決めていたのでした。決めた理由はいろんなものが重なり合ってると思うんですけどね、ひとつにはユニコーンは絶対に出るだろうということ(雑誌のインタビューで名言していたので)、そしてエレカシも必ず出るだろうということ、そして、おそらくは吉井さんも出るであろう、とふんだからなのでした。なんで吉井が出るだろうと思ったか、それは今年が10回目のRIJFで、アーティストにまつわる「物語」を仕立てるのが大好きなロッキンオンは、初年度、期せずして嵐の中オオトリになってしまったTHE YELLOW MONKEY、もとい、吉井和哉を必ず出したがるだろうと思ったからです。
この「物語」の話は、上に書いたDVDで山崎さんがまさにそういう(THE YELLOW MONKEYの話ではなくて、一般論として)「フェスとしての物語」みたいなことを言っていたので、あーロッキンオンらしいな、と思うと同時に、だから嫌われるんだろうな、とも思い、そしてだからこそ私はロッキンオンが好きなんだろうなとも思ったのでした。
しかし、第1弾のアーティスト発表のときはさすがにビビりました。吉井の名前はおろか、ユニコーンの名前もなかった(笑)この時点ではまだ昨年の、RSRと同じアーティストは出ない、という法則が有効なのか無効なのかがわからず、いやもう気を揉んだ揉んだ。結局、ユニコーンはツアー中に第2弾を前に発表があり、とりあえず胸をなで下ろしたんですけど、問題は吉井ちゃん。
チケット買ったときの、出るだろう、という確信が浮かんでは消え浮かんでは消え、吉井が出なくても行くって決めた、だからべつにどっちだっていいんだ!と強がってみたり、でも10回目のひたちなかのステージに、吉井に立って欲しいんだよ頼むよと思ったり。サポートにトライセラの吉田さんがはいっていたので、トライセラのツアースケジュール確認しにいったり。だってもう、チケットはおろか、宿まで完璧に手配済みだったんすもん。つか、RIJFではチケより何より宿の手配がいちばん大変。
第2弾のアーティスト発表、まさに「震えて待つ」ってあのことかっていう。PCサイトが繋がらなくて、携帯の方をリロードして、吉井の名前を2日目に見つけたとき、うおおおお!つったね、俺は。叫んだよ思わず。なんかしらんが、あんなに「勝った・・・!」と思ったことも久しぶりだったわ。勝ったって、何にだ。いやわかんないですけど。
自伝だなんだで「フェス・トラウマ」のことをよく語る吉井ちゃんですが、いやでも、今年はもーなんも心配しなくて大丈夫だろう。あのパフォーマンスがあれば無敵だ、そう思います。ヲタの贔屓目乙と言われてもいい。あとは天気だけだけど、今のイキオイじゃ2日目の天気は心配いらなさそうだよね。やって欲しい曲とか、着て欲しい衣装とか(笑)、いろいろ考えるけど、今の吉井和哉が吉井和哉らしいアクトをしてくれれば、それこそが観客にとっての最高のサービスになるはず。それこそが観客へのなによりの「おみやげ」になるはず。
そうそう、老婆心ながらですが、2日目のGRASS、吉井の前のアクトはストレイテナーですね。この間、ライブを拝見しましたけど、もし、そんなマナー違反するひといないと思うけど、もし!「吉井を前で見たいから場所取りしちゃおー」とか思ってるひとがいるなら!絶対にやめた方がいい。ぼーっと棒立ちで最前付近で突っ立ってることは多分ゆるされない、それぐらいの熱いパフォーマンスだし、熱いオーディエンスです。吉井を無事に見たいならテナーが終わるまで後方で待機が吉。そんな私は毛皮のマリーズとテナーのどちらをとるかでまだ悩みちう。ううううん。
件のDVDには皆勤組3人の「この夏に賭ける思い」についてのインタビューがあるのだけど、これがまたいい。珍しく民生が「ユニコーンとして燃えてるよ」つったり(貴重だよこんな発言)、kjの熱い語りもいいし、宮本が「ベスト・オブ・エレファントカシマシを見て欲しい」つったのがまた卑怯なほどかっこいい。いやもう見ますよ、見させて頂きますよ!
唯一残る心配は私の体力だけですが、でもま、這ってでも見る。ウルフルズと吉井ちゃんとエレカシとユニコーンは。とりあえず体調管理に気をつけて夏を迎えたい。私の夏はもうすぐそこだ!
心の底から、掛け値なしに楽しかった。本当にたのしかった!!!宇宙一周旅行は代々木で最終日ということなので、もう畳まなくてもいいのかな。二日ぶんまとめて書きますので、話があっち行ったりこっち行ったりすると思います。
しかしまあ、あの登場時の衣装、あれをだれが想像しただろうか。いや誰ひとりとして!もう、ああいうことはやんないんだと思ってました勝手に。アリーナの後ろのほうで、客電が落ちてスクリーンに映る宇宙の星々のひかりが頭上を走っていて、ああきれいだなあ、アリーナっぽいなあ、なんて思いながらノーパンがはじまって、私がVOLTのなかで何度聴いても興奮しないではいられない、というあの吉井のギターが妖しく鳴って、ステージの後ろから照らし出される強い光に吉井のシルエットが浮かび上がって、うおおお、なんてアリーナが似合うんだこのひと!と思っていた。そしたら、隣で見ていた友人が興奮気味に手に持っていたオペラグラスを渡しながら、か、かっこいい!ふ、ふりそで!と興奮気味に伝えてきた。え?振り袖?どれどれとのぞき込むとそこには振り袖を羽織った白いサングラスの吉井和哉。
なんという人外魔境エロス!
私も興奮してオペラグラスを返しながらふ、振り袖だよ!と言い、友人がもう一度のぞき込みながら振り袖だよね?振り袖でしょ?振り袖れば振り袖るとき振り袖れ。そんな五段活用しかねない勢いで振り袖振り袖言いっぱでした。どこの女衒だアンタ、みたいな。いきなりテンションMAXですよもう。
代々木はステージの上部にスクリーンがあって、このスクリーンがONになるのがフロリダ。いやあああああ、かっこよすぎるうううううう。本当に何から何まで正解なんですけどどうしたら。だってHOLD ME TIGHTのときに振り袖を脱ぎ捨てたんだけどその下もジャケットだからね。ああ、なんかわかんないブルゾンとか着てきちゃう吉井ちゃんはもうここにはいないのね!
その衣装が象徴するように、この代々木での吉井はなにもかもを引き受けまくっていた。グラマラスなロックスターであり、苦悩を乗り越えたソロシンガーであり、頼れる兄貴であり、女心をとらえて離さないセクシーアイコンであり。引き受けて、受け止めて、跳ね返して、何よりも圧倒的に「吉井和哉」としてステージに立ち続けていた。いつかインタビューで、ホールのライブも好き、でも、アリーナで出来ないアーティストにはなりたくないと語ったことがあったが、この日の吉井和哉はまちがいなくアリーナでこそ輝くアーティストだった。
カレーと同じで「2日目の方が美味しい」が定説となっている吉井さんですが(勝手に言うな)、でも代々木は2日間とも甲乙つけがたい良さだったんじゃないでしょうか。名古屋で見たときに、ちょっとずつアジャストしていってるんだろうなーと思ったバンドの中でのタイミングも、これはさんじとおまつの時にも実感したけど、この代々木は何もかもがズバッ、ズバッと決まっていたような気がしました。ピカチュウからの20GOへの入り、さらにそのあとのジェニーのイントロ、ここしかない!というタイミングでバーニーさんのギターや佳史さんのスネアが鳴って、気持ちよかったなあ。
しかし、これ吉井のMCによればDVD化が予定されているみたいなんだけど(「カメラがたくさんありますね」「いい旅行になったらDVDにしようかな」)、そのDVDに20GOを入れていいんですか。放送コードとか大丈夫なんですか。もうエロいを通り越してるよアレ。ピカチュウのおなかにつけられたディレイがかかるつまみを、間奏のとき、口で!銜えて!ピカチュウの鳴き声を遅くしたり早くしたり、ってこれ普通に書いてても赤面ものなんですけど!私がピカチュウのお父さんだったら
「うちの娘になにするだー!」
と言って襖を蹴破るところですよ(ムスメ?)(ふすま?)
スクリーンは基本的にONだったんだけど、ノーパン、ウォーキングマン、SNOW、シュレッダー、恋の花あたりがOFF。個人的にはこのONOFFもGJだったんだよなあ。特にSNOWとシュレッダーは照明チームの灯り作りがホントに神なので、ここはスクリーンなしで堪能したかったので嬉しかった。
最初のMCのときに、広い会場なので音が遅れることを意識したのか、ゆっくりとしたしゃべりになっていて、それがなんつーか、昔のアリーナライブの生中継を彷彿とさせたり。って、アリーナの後ろのほうで見ているというその距離感も、その距離感をものともしない興奮も、なんだかちょっと、昔にタイムスリップしたみたいって、決しておセンチな意味じゃなくて懐かしかったです。2日目はスタンドだったので、ジェニーでアリーナのみんなが拳を振り上げている光景とかもぐっとくるものがあったなあ。そういえば1日目のとき、例のTMPのおまじないを言うときに、Tは金運があがる、っていつものように言った後なぜかMを飛ばしてしまっていました(笑)「あ、M!」て。しかしジェニーは盛り上がるな!これは絶対アリーナの方がテンションあがる気がする。そしてみんなの声をうけて歌う吉井が格好良すぎる!
そうそう、タイムスリップといえばROCK STAR!その前のMUDDYで1日目はバーニーに、2日目は佳史さんとバーニーに、それぞれヅラをかぶせて遊んでたんだけど(そういえばMUDDYのブレイクの時、1日目はカメラが吉井の動きをガン見するジュリアンを執拗にとらえていて爆笑でした)、一瞬の暗転の時に上手にダッシュする吉井、かぶせられたヅラをはね飛ばす佳史さん、でもってあのイントロ!代々木全体があげた唸り声がすごかった!!!
しかし、最初にツアー日程が発表されたときにはげえええ、代々木かよ!体育館じゃん!ってかなりブルーだったんですよね。去年J-WAVEでみたときに、ほんっと体育館、つーかプール、ライブやるとこなのここ?みたいな印象だったんで、正直2days行くか行かないか迷いましたよ。でも吉井もそれはMCで言ってましたね。1日目だったかな?この会場の中に足を踏み入れたこと自体初めてだったそうで、その感想は「プールだね」。思わず「でしょおお?」と合いの手を入れてしまいましたわたし。特にね、ステージから原宿出口側を見ると一層プール感がするんですよ。ちなみにここがオリンピックプールだったということを知らなかった世代からの「へえええ」みたいな声に吉井は「へえって言うとこなのそこ?」と驚きを隠せないご様子でした(笑)でもそんなプールを、プールなのに、プールじゃなくしてくれた最大の功労者のうちのひとりは間違いなく宗さんだ!宗さん、これ名古屋でも書いたけどもう1回言う、頼むから吉井の嫁になってくれ!!もう宗さん以外のPAじゃ聞きたくないーーー(駄々っ子)。
ツアー通じて一番長いMCはSNOWの前のMCだと思うんですけど、1日目は偉大なアーティストが亡くなった、という言い方をしていて、清志郎さんとマイケル・ジャクソンへの哀悼の意を表していたんですが、2日目は「個人的に大好きだったスポーツ選手が亡くなった」と言っていました。誰のことだろう。私はとっさに三沢さんのことを思ったんですけど、でも吉井がプロレス好きだったかどうか自信がなく、ただ三沢さんのことを思い出したのは、昔一緒にライブを見に行っていた友人が三沢さんの熱狂的なファンだったから、というきわめて個人的な理由なので、本当のところはわかりません。
俺もいつそうなってもおかしくないからね、と吉井は言って、ええええ、いやーー、という少し非難めいた客席の声を、茶化すかと思ったのに、至極まじめな顔をしたまま、「いやって言われても、それは君たちが決めることじゃないからね。神様が決めること」。でも今は生きているからね、と吉井は続けた。今は生きているから、明日どうなるかわからないけど、今は生きているから、一本一本のライブを大切にしていきたいと思います。
生まれ変わってもこの声を探してください。
代々木の1日目でも2日目でも、SNOWを聞きながら、わたしはちょっと泣いてしまったのだけど、吉井は「生まれ変わってもこの声を探してください。」と言って、その言葉の後に、SNOWの「今度はもっと急いで君を捜すからね」という歌詞がなんだか胸に沁みてしまったというのもあるのかなと思う。
今度はもっと急いで・・・。そういいながら、なんだかこの歌詞は、見つかることを信じてはいないような気がする。願っているけど、信じていない。それは私もそうなのだ。生まれ変わりなんてものが、あるのかないのか、もしあるとして、「今度はもっと急いで君を捜す」ことなんか出来るのかな。これからもずっと吉井さんの音楽とともに生きるとか、ずっとそばにあるとか、それなしの人生が考えられないとか、この出会いは運命だとか、そういうことの一切において、私は私を信用していない。だいたい、今出会ってこうしていること自体が、私にしちゃ上出来というか、よくやったというか、なんかのアクシデント、降ってわいた僥倖のようなものだと思うのに、もう1回そんなこと、きっとできない。
でも、今こうして「今度はもっと急いで君を」さがしたい、と思う気持ちだけは本当だ。信じることはできないけど、願う気持ちだけは本当だ。約束できることなんて、ほんとうにすくない。その切なさが、この曲を聴きながらなによりも、胸に沁みた。
代々木では二日間とも恋の花とルビーの間にTALIをやってくれた。いやースクリーンで見るとあてぶり大好き吉井ちゃん炸裂で、歌を聴いてるんだか当てぶりに笑ってるんだかよくわかんないことに(笑)特に「つらかった楽しかった」のひとり百面相ぶりはおかしいやらかわいいやらで最高でした。どこのお茶目さんだよ。ルビーの最後のファルセット、髪の毛が乱れたままの吉井が赤と緑の照明に照らし出されて、この世のものとは思えない美しさでなんかもうたまんなかったな。あいつほんと・・・ギター持った方がいい(うんそれもうわかったから)。やーだってギター持ってなかったらすぐ髪の毛いじっちゃうでしょ?ギター持ってるからそれができない→汗で髪の毛はりついたまま→エロス爆発!みたいなことになるわけでね。ほんと一粒で二度美味しい。
オープニングで着ていた着物のことを言ったのは恋の花の前だったかな?お祖母ちゃんの命日だったってこともあってお祖母ちゃんのものなの?と思った方が多かったと思うんですが、「持ち主のことは知らない」そうです。アンティークショップで買った、すごくタンスの匂いがする!(笑)うちのお祖母ちゃんと同じぐらいの世代なのかな、どんな経緯でこの着物が売られたのかな、そんなことを考える、と言っていました。2日目はその話はしなかったんですけど、この恋の花は自分の恋への想いと言うよりも、自分に繋がってきたひとへの想い、血への想いをうたっている、と言っていたと思います。
本編ラストのトブヨウニ→ビルマニアの流れもよかった。ビルマニア・・・!もう盛り上がりすぎる。名古屋で聞いたときいっぱつで佳史さんのアレンジが気に入ったんだけど、ビルマニアだけじゃなく代々木ではほかでもかなり手数増やしてらっしゃったような印象でした。しかしあの「愛する世界に」のフィルはやべえ。そして1日目の代々木で、そこをがっつり抜いてくれたカメラマンGJ。
アンコール、両日とも初っぱなPHOENIXで、これがまたどうかっつーほど格好良かった。って俺、何回格好良かったつったら気が済むんじゃ!なんというボキャ貧!でも許す!(自己完結!)もともとこの曲のブレイクがすんげえええ好きなんだけど、ベースの音を残して止まるとことか、吉井の動きとか、動きとか、見開いた眼とか!ひーーー!続いてI WANT YOU I NEED YOUがきたのが1日目、2日目はここでFOR ME NOW。「マイケルジャクソンは本当の意味でひとを救った/こんなことを言うおれはスーパーロビンちゃんなんだ」でしたね。ロビンちゃんなんだ、つったときの歓声とその歓声に応える吉井の表情ったらもう。WEEKENDERでまたもや観客を沸騰させて、間髪入れずにShineのイントロ。ほんと、「もうすぐ地球に到着します」って感じだ。2日目の時、このイントロで「きれいな地球、きれいなカリフォルニアの海、きれいな明治神宮」そして「きたない人間」と夢見るような表情のままで言っていた。
ラストの前にメンバー紹介。2日目、なぜか吉井がここで急にオネエな感じになっており、どっかの店のマダム、的な口調で妙にドキドキした。「また遊びにきてくださる?」かなんか言ってなかった?違ったっけ、いやもう記憶が薄れているけど、ほんと無駄に心拍数あがったわ・・・。またチャンダラ、みんな楽しそうで幸せそうだったなあ。二日間とも間奏のところで吉井がリコーダーを持ち出しまったく合ってない音程でピーヒャラやってておかしかった。1日目は最後、バンドメンバーが一礼するとき慌ててリコーダーをまた取りに行って、リコーダーをもったまま一礼。小学生か!(笑)
2日目もそうすんのかなーとニヤニヤしながら見ていたら、モニターの吉井はすっきりした顔のまま、リコーダーを取りに行かず、昨日のような仰々しい一礼もせず。そしてなにより、ドラムの佳史さんが動かない。動かない。動かない。頼む、頼む、とこのときはもう祈ってましたね心の中で。吉井がちょっと帰るそぶり、みたいな感じで袖に近づくと、ファンの必死の「吉井さーーーん!」の声。袖に近づいた吉井はローディーからギターを受け取って言った。「もう1曲やります。」
1.ノーパン
2.フロリダ
3.Biri
4.HOLD ME TIGHT
5.ウォーキングマン
6.ヘヴンリー
7.20 GO
8.魔法使いジェニー
9.MUDDY WATER
10.ROCK STAR
11.SNOW
12.シュレッダー
13.ONE DAY
14.恋の花
15.TALI
16.ルビー
17.トブヨウニ
18.ビルマニア
EN~
19.PHOENIX
20.I WANT YOU I NEED YOU(12日:FOR ME NOW)
21.WEEKENDER
22.Shine and Eternity
23.またチャンダラ
24.JAM(12日のみ)
そうですね、そういえば七夕でした。
と、ライブが終わってから実感した。