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ダブルアンコール。ライブでのお披露目はこの日が初ということもあってかその後お約束になった「ビューティフォー!」とか客に歌を完全に託したりする部分がない。原点を見るようで新鮮な気持ち。吉井のブレスの位置もまだ定まってない感じ。声がつらいところもあるけど、おりはそういうのは気にしないの。それもまた美しい記憶に時を経て変わっていくんだもんね。
今、のタイミングの曲をやるとやっぱりバンドがその佇まいになるというか、吉井はもちろんだけどエマやヒーセやアニーの音の感じも全然違うのが面白い。ホーンやコーラスが入ってるから余計そう思うのかな。それにしてもヒーセの格好良さったらどうだろう実際。バラ色のベースラインとかほんっと大好き。「茨が絡みついて」のときのエマもいいなー、あのアクション見るとわああ、エマだなあって思う。間奏に入るときの吉井のwe love youのあと、エマと吉井がお互いを見て笑ってるとことかもすげー好き。飛ぼうと決めた、でギターを離して両手を広げるところも。
後出しのセンチメンタリズムは排除して、なんて言いつつ後出ししまくってる気もするんだけど、最後の吉井の「また来年会いましょう」に思わず「うそつき」と呟いてしまった。もちろん吉井が嘘つこうとおもって言ったんじゃないってわかってるよ。でもってその「来年」、いや実際には年をまたいだけど、メカラの8があったんだから本当の意味ではうそつきじゃないってわかってる、だけどあの「来年会いましょう」はまたメカラで、この武道館でって意味だって思ってたし、そういうつもりで言ったんだと思うんだ。でもこの日と、そして翌日のファンクラブ公演が、THE YELLOW MONKEYにとって最後の武道館になってしまった。
でもそう考えたらさ、やっぱりこれ出してくれて良かったって思うな。武道館が日本で一番似合うバンドだったんだもの、その最後の勇姿にもう1回会えて、やっぱり良かったって思うよ。
それにしても、エンドロールはなぜ東京ブギウギなのかと小一時間(笑)
前の曲のアウトロに被さる「あかつきにーーー!」祭りの終わりを締めくくる曲。降りてくる電飾とイエッサー!ばーん!!ぎゃーもう何もかもが最高。
アニーの前に行ってニッコニコのエマとか、それ見てもっとニッコニコのアニーとか、めちゃめちゃいい笑顔のヒーセとか、牙をたてる、で胸を大きくはだけさせる吉井とか、「愛と誠に身を焦がしていた」のときの吉井の身体のキレとか実際あんた神か!という格好良さ、もうASIANが好きすぎるわたしは。
ほんと、ASIANのときって必ず客席映すけど、私がポジティブな意味で「ワイパーすごい」って言葉を使うのはこの曲の時だけかもしんないなあって思う。ほんとすごいし、いやこの振りをやることの好き嫌いや是非はともかく(私の友達でも絶対やんないって人いたし)でもやっぱり私はすげー好きだ、この客席の光景。
でもって「THE YELLOW MONKEY!!」の客のレスポンス(ここで両手でGJってやる吉井ちょう大好き)がもちろん曲として最高にテンションがあがるところなんだけど、これがまたここからのアウトロが異常に格好良すぎて先生もうどうしたらいいのかわかりません。Runtimeでいうところの32:00からの30秒間のカメラワークと編集が素晴らしすぎて涙目。そして吉井のあのジャンプしながら左手を振り下ろす仕草!やばいっすマジパねえっす!最高!最高!
1000年代最後のシルク、そして私にとって最初で最後のシルク。
この感想を書くために、とうぜん、何回も繰り返し映像を見るわけなんだけど、すげーよなって、吉井やっぱすげーよなって思う、思わざるを得ない。これはもう吉井和哉にしかできないパフォーマンスでしょう。この1曲、このたった数分間で、ここまでドラマを立ち上げることができる、それがたとえ「楽曲」というものの力が背景にあったとしても、だとしてもすごい。ここにいるのは吉井和哉であって吉井和哉ではない、という雰囲気を一瞬で醸し出す、このドラマ性はもう天性のものなんだろうなあ。
一番きついテキーラをちょうだい、の声、なきゃなんでもいいよ、ガソリンでもいいよ、と歌うときのあのまなざし、哀愁を帯びたサックスの音のなかでマイクスタンドにかけた右手だけで世界を作る。「大きな傷跡が」のところのブレイク、コイツが全部、で一瞬見開かれる目。声。手。目。声。仕草。ごめん、さよなら、ちがう、さよなら、さよなら、さよなら・・・
サックスの入ったアレンジになっているので、余計に劇的な部分が立ち上がってるというのもあるし、またあのマイクスタンドにかけた右手の動きをきっちり拾ってくれているところとか、吉井のキモの表情を逃していないあたり、カメラワークと編集も本当にGJと申し上げたい。すばらしいよ本当に。
意外と実際に見ていた時のことは覚えてないもんだ、って散々書いてたけど、でもこのシルクは覚えてる。吉井が「ちがう、さよなら」って言ったのも覚えてた。4000粒とこのシルクはわたしにとって永遠の憧れだった。それがかなった瞬間。再び会うことができて、こんなに嬉しいことはありません。
梅雨の開けた夏の最初の一日をフジファブリックとすごしてきましたん。
ゆかりの地めぐり大好きな私としてはコニファーフォレストは一度行ってみたいなああ、と思っていた場所で、そこで大好きなアーティスト(いやマジでどうなのこの揃いっぷり)がフジファブ主催のイベントに出る!だからもう絶対楽しいし、この場に参加させてもらう私にできることといったらそりゃもうばかみたいに楽しんでくることだけだ!と思っていってきました。でもねえ、ほんとに楽しかったよ。ほんとうにほんとうに楽しかった。あんまりレポ的なものは書けないけどちょこちょことメモなど。とかいって結局書いたら鬼の長さってどういう・・・以下畳みます!
本屋行った買った読んだ!(カエサル風)
というわけでbridgeです。bridgeでの対談は
こんとき以来ですね。
でもついこの間cutでも対談したからそんな10年ぶりとかいう感じもしないけども。
それぞれの10代20代30代40代を食べ物にたとえるという、冷静に考えるとそれってなんの意味が?みたいなアンケートが中心なんですけど、いや意外におもしろかった。ふたりが似ていつつもちがう、というのも出ていた気がします。でもってあの、10年前もそうだったけど、奥田民生というひとは「言葉は下品だ」(私の中で奥田民生名言集のトップを飾る金言)なんていいながら、その実ことばでもって途轍もない鋭さを見せるのだからマイッチングマチコ先生です。とくに
「それを食った人が普通に「うまい」とかじゃなくて「すごい!」とかってなるのは違うんじゃねえのかなと。「このうどん、すごい!」っていうのが褒め言葉じゃないんじゃないかということに気づき。」
ってあたりはしびれました。しびれまくりました。
でもあの、贔屓の引き倒し上等なんですけど、民生はもちろん吉井も、それぞれ独特の立ち位置にいて、10年前もそりゃかっこよかったけど今だって俄然男の色気満開で、10年前より楽しげにこの世界で生き残っているってほんとすごいことだとおもうのら。あたしゃーほんとにしあわせもんだよ(おばあかよ)
あとはそうね、吉井ちゃんヒゲが!とか、
吉井素足!足の裏フェチとしてはたまんねえ!とか
民生が靴下履いてるあたりさすが寝るときパジャマがINな男!とか
耳打ちショットとかあざといんだよなに考えてんだbridgeとかそんなこと思うわけもなくハハ〜お代官様ありがとうごぜえます〜〜と三拝九拝だとか、
しかしなにげに72ページと73ページ下段のそれぞれの吉井ナメ、民生ナメで撮った写真がツボすぎてこれお父さんどうしたらとか、
JAPANJAMの民生の「おねえええさあああああん!」思い出して鳥肌とか、
でもって「さすがにハンドマイク持たせたら俺よりうまい」発言にそれは100パーそう!と頷きまくったとか、
ふたりカンタビレ想像してにやけまくりまくりすてぃとか、
民生の「おまえ」呼ばわりに萌えに萌えられて萌えに泣くとか、
オーディオシステムの自慢って、パラゴンか?とか、
黒はんぺんフライはほんとに美味しいので俺は断固吉井支持とか、
でもカップヌードルを「これ食うんだ!ぜーーったい食うんだ!」って力説する民生の愛らしさのあまりはらたいらさんに全部!な心境だとか、
アンケートの吉井の字が筆ペンで妙に上手いのはなぜ教えておじいさんおしえてーあるむーのもーみーのーきーよーだとか、
ふたりがいつだってかっこよくてうれしいとか、
そんなふたりがなかよしでうれしいとか、
とか、とか、とか。
そんなこんなでとっても満ち足りた私なのですけれども、最後にたったひとつだけ、心残りを叫ばせてもらっていいですか。
民生の
球根を
聴くには
どうしたら
いいんですか
もうこんな爆弾落とされて夜眠れるけど朝起きれない!ワオ!
アンコ1発目がLOVERS。そうだったか〜、って他人事みたいになんだ!いやLOVERSなんて大好きに決まってるしレアに決まってるし覚えてそうなもんなんだけどな!人間の記憶ってやつはな!
エマだけがなぜかお召し替えをされていてご丁寧に巻きものまでしているっていう(笑)でもってやっぱりLOVERSを弾くときはRD Standardなんだなーっていう。後期は持っていらっしゃるところをあまり拝めなかったのでこういうのは嬉しいね。
それにしてもLOVERSを聴くたびに思うのだが、この前のMCでも吉井が「THE YELLOW MONKEY誕生の曲を」って言っているように彼らの曲の中でも最初期からある曲なわけで、つまり吉井がまだボーカルじゃなかったときに作ったわけですよねこれ。この曲のエマだったりヒーセだったりのパートのフレーズを吉井がやってたのか・・・とか思うと(ベースはわかんないけどギターは少なくともエマが入る前にもうできてたはず)不思議な感じがします。というかLOVERSのベースは最高です。なにが「というか」だ。全然繋がってない。繋がってないまま話を続けると「三日月の仮面の夜なら」のときに上を見上げるヒーセさんの首のラインの美しさたるや。
バックのスクリーンにアマチュアの頃の映像が流れてますね。古い曲ならではの演出でたのしい。なかなか画面に映りこまないのがもどかしいけど(笑)
やっぱりこれをやらないと年は越せないよね!そうだよね!
というわけで年末のお楽しみ、ババンババンバンバン(あっ・笑)の時間でございます。メカラ9に引き続いてメンバーに歌わせる企画だったわけですが、これを見たときにアニーの有様に悲鳴が上がりました(笑)なんでって言われても・・・それがアニーのキャラだから・・・(笑)
ホーンの青柳さんはお見事!カックイイ!歌詞を覚えてない三国さんに爆笑。そしてマイクをはめられずあまつさえ床に置く三国さんに爆笑。吉井はあれだね、三国さん優しいからついつい甘えてああいうこと言っちゃうんだよね(笑)
だけどこれほんと毎回思うのは吉井のすごさっていうか、ここでかい!とかツッこまれても困るけど、いやだっておそそブギウギで、っていうか東京ブギウギのコール&レスポンスでこうも天井知らずにテンションあげられるとか凄いとしか言いようがない。そして「サンキュー愛してます、アバンギャルドで行こうよ!」もう昇天!
でもこれはいつ、どの時代のを見てもほんとうにみんなの幸せな感じが伝わってくるよね。もっとドラマティックな感情を共有する曲は他にもたくさんあるけれど、ここまで「バンドとの幸福なひととき」で満たしてくれる曲って実はそうないのかもしれないなあ。
間奏で吉井がスキーしながらステージ裏まで行くんだけど、戻ってくる時間が若干足りなくてヒーセのマイクで歌い始めて、ヒーセが「えっ?」みたいな顔して左(向かって右、つまり中央)にずれるとこ最高に好き。世にも珍しい上手からエマ、ヒーセ、吉井の並び(笑)でもね、さっき青柳さんやら三国さんやらがまったく届かなかった吉井のマイクスタンドでもちゃんとコーラスできるヒーセさすが背が高いなあと妙なところに感心したりして。そして最後吉井ちゃんのアコギが肩掛け鞄状態になってる件(笑)
アバンギャルドが本編ラストだとやっぱり残す印象が違うよな〜と思う。そう考えるとセットリストって大事だなあ。