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前日はお友達とうまい食事とうまい酒で延々深夜2時まで吉井をネタに喋り倒し、そして明けて翌日またライブ。ああっ、これこそツアー!ツアーって感じ!久しぶりにアートコンプレックスの前を通ったりして、町家カフェでうんまいランチしたりして、優雅!平日の昼間に!優雅!と自分でうっとりしましたすいません
神戸は時間的にも余裕があったのでグッズの事前販売に行ってみました。結構な列。20分くらい並んだかしら?(20分で結構とか言うなよ)しかし買ったのはおそらく通販にもなるであろうツアーパンフとツアー共通Tシャツぐらいだっていうね…いやでもTシャツとかちょう久しぶりに買ったよ!バックに会場名が入ってるのがいいなと思ってさ!紫だし!
以下パンフの話も含めてネタバレ!
MCでもふれていたけれど、吉井和哉13年ぶりの京都。私が今回チケットをおさえた場所の、半分くらいは、13年ぶり、という土地だったり会場だったりするわけで、それは決して偶然そうなったわけではない。
烏丸御池の近くのホテルにチェックインしたら、なんと隣があの福寿園の[IYEMON salon]で、こりゃー入るしかないと嬉しがってそこでお茶なぞしてみた。煎茶を淹れるときに、自分で湯飲み〜湯さまし〜宝ひんとお湯をうつして、1分待って最後の一滴まで注ぎきって飲むという手間のかけよう。しかしこれがまーーうまかった!これがお茶ってものなのですか!その茶器セットをあやうく買いそうになりましたが今からライブなのでぐっとこらえましたよってどうでもいい
東山駅から白川沿いを歩いてゆるゆる会場に向かっていたら、だんだん西日がさしてきて花の名残が川を流れていったりして、西日の当たった山に大文字がみえて、なんともいえず豊かな気持ちになった。桜はもう終わりかとおもっていたけど、岡崎公園の八重枝垂桜はちょうど花の盛りだった。
今回はネタバレを避けようとも避けまいとも思わず、ばれたらばれたでしゃーない、でも自分からばれてますよ!っていってるところは見に行かないようにしよう、みたいなスタンスだったんですけど、吉井本人がスペシャでネタバレした以外は(あいつほんとにな!な!)ほとんど白紙状態で当日を迎えることになりました。
以下はネタバレ!
2008年から3年続いたHEEFEST、今年はやらなかったね。いや、今年はやらないだろうなあと思ってはいた。去年最後の挨拶で、ヒーセがみんなにお礼の言葉を述べて、「それでね、来年はね、わかんない」って言った時から。
あのときのレポにも書いたけれど、ヒーセが最初から決めていたのだとしたら、1年に1回、ひとりづつ呼んで、そうして3年でおしまいだって思っていたのだとしたら、いや決めてはいなくても、奇しくもそういう流れになって、それでもうあのとき、これでひとつの区切りだって思ったのだとしたら、やっぱり私は胸がきゅーんとなって、そんで出てくる言葉はヒーセ、ありがとう、ってことだけだ。
ありがたいことに3回ともに拝見することができて、1年目のエマがゲストだったときの、あのかつて私を夢中にさせたギタリストとベーシストが向かい合ってニッコニコわらってお互いを煽り合っていたあの瞬間の気持ちとか、2年目のゲストのアニーが、やっぱりこれはきみの専売特許だよと思わずにはいられないBURNのあの独特のリズムを軽やかに叩いてみせてくれたこととか、そして去年の、あの一夜の夢とでも言いたくなるような数々のシーンを、今でも鮮やかに思い出す。
それは、どこかで一縷の面影、みたいなものを拾い集めないではいられなかったわたしにとって、本当に望外の贈り物だったし、ああやって4分の2がふたたび顔を合わせることで、自分の中でもすこしずつ「名前をつけて」いくことができていったんじゃないかとおもう。
それはほんとうに、ヒーセのおかげだ。
2009年の7月に、吉井のモバイル長期会員限定ライブのシークレットゲストでヒーセがでたときのことを思い出す。あのとき、HOTEL宇宙船とROCK STARを彼らは演奏したのだった。ヒーセが出てきた瞬間の熱狂もさりながら、私の中にいまも手触りまでも残っているような感覚があるのは、あのROCK STARのイントロだった。THE YELLOW MONKEYが解散してから、もう二度と触れることがないと思っていたものに触れられた瞬間。
ヒーセはどう思ったんだろうか、やっぱりこれだと思ったのか、違うと思ったのか、あのときはあのときだから美しかったのだと思ったのか、今は今で楽しいと思ったのか、そのどれでもであり、どれでもないのか。
私もいろいろ考えるけれど、でもやっぱり出てくる言葉はヒーセ、ありがとう、ってことだけです。何度考えても、何年考えても。
今日は、静かに誕生日を過ごされるのかな。いい誕生日になりますように。おたんじょうびおめでとーー!って、直接声をかける機会を3度もくれたこと、ほんとうにうれしかった。ほんとうにわすれない。ほんとうに、ありがとう。
おめでとう、すてきな48才のスーパードライビングベーシストに、愛を込めて。
エレカシファンではないひとと話す時によくこの話をするんだけど、エレカシというバンドは実は驚くほどワンマンライブの本数が少ない。イメージからすると、全国津々浦々小さなライブハウスからホールまでくまなく回っていそうな「ライブバンド」のイメージがあるのに、本当に驚くほど少ないのですよ(東京・大阪以外の地方に住んでいらっしゃるファンの方はそれを実感されていると思いますが)。そのエレカシが、今回は30本近い本数を、しかも前半はかなり小さなライブハウスでツアーをやる、これはほんっとに貴重な機会だったと思います。実際、宮本は最初のMCで、浜松にくるのは13年(18年?)ぶりだと言っていた。
浜松で有名なライブハウス「窓枠」。いい名前だよなーって思ってたんだけど、宮本も「窓枠っていうんですよね、すごい、いい名前」って言ってました。横文字じゃないってだけじゃなくて、窓枠、言葉のセンスがいいよ。エレカシを(ZEPPとかではない)ライブハウスで見るのはELL以来なんですけど、サイズとしてはELLと同じぐらいなのかな。でも天井が高いので狭いという感じはあまりない。それなりにそれなりな整理番号だったんですけど、たまたま後ろの段差のあるバーの前が空いていたのでそこからじっくり。まー、当たり前だけど、近い!
りんごちゃん、初回盤買ったんだからDVDもついてたんだったわ!とぴぴぴと再生。
まー!
きれいねーー!
うちのテレビ!(はいずっこけ)
いやーついこの間買い換えたばっかだからさ!なんかこう新鮮なの!16:9のクリアな画面!いやーACIDWOMANのときのサングラスの向こうの眼のまつげまでくっきり見える的な!(こまか!)
しかしあれですよ、LOVE&PEACEはPVが収録されていますけど、あのさージャパンカウントダウンでエンディングテーマに使われた時に1週目と2週目は武道館の映像で作ったプロモだったじゃないですか、あれーあれーあれほしいー(我が儘
今日はスペシャエリアという番組に出演されてらっさいましたが、今週はゲストVJがバクホン松田くんで、もー吉井のリラックスモードハンパないっつーかほんと松田くんごめんなさい(土下座)ええこやな−、いや私はもう吉井やTHE YELLOW MONKEYのことを好きと言ってくれたらそれだけで好意5割増しみたいな人間なのでまったく信用できないっすけど、でも松田くんええ子すぎる。でもってリラックスしすぎたのかまああもう盛大にネタバレしてくれはりました吉井ちゃん!もう曲名言ったも同然ですよねあれ(笑)まあいいけど!どっちにしても楽しみにしてるし!
そのスペシャエリアでも触れてましたけど、あのブックレット。今もまた寺田さんが絵を描いているという話から「そこからまた曲を作ったりして」って言ってましたね。いいなーそういうのいい。そういうどこかコンセプチュアルなものを私がすきっていうのもあるけどさ!でも吉井さんも「そういうアルバムが深く愛される」的なこと仰ってましたよね。
今回も歌詞カードだけが別の冊子になっていて、あれ、普通だったらあそこまで凝ったブックレット用意したら歌詞もそのなかに含めてアートデザインすると思うんだけど、もしかしたら歌詞の最終完成形はぎりぎりまで決まらないから間に合わないのかなあって思ったり。そういうのもなんか、自由にやらせてもらえるからこそのカタチなのかもしれないっすね。
ところでro69のツイートで知ったんですけど、吉井和哉さんの「The Apples」がデイリーチャートで堂々の1位ということでうきゃーー!!しかも指数からすると週間も固いかも、みたいな話になっているので浮き足立ちました。あああ嬉しい。でも吉井ちゃんはもっと嬉しかろう。SICKSのリマスターがデイリーの1位をとったときもすごく喜んでたもんね。もちろん枚数じゃないとか数字じゃないとかって側面もあるだろうけど、でも枚数や数字は絶対そのアーティストの自由度を高めると私は思っているので、それになにより「たくさんのひとに聴いて欲しい」という願いがこれだけ目に見えることもないので、本当に心の底から嬉しいです。ウィークリー取ったら祝杯あげるよ!シャンパンと苺ならぬシャンパンとりんごで!
はいきました!
フラゲ日ですよってにー!
3月後半に発売を予定されていたものがこの4月2週3週で一気にリリースされるということもあって、いつになく財布の紐と相談しつつ購入計画を立てています。4/26からタワレコ携帯会員限定ポイントカード3倍キャンペーンやるからさー、DVDはちょっとお預けしてそのときに買おうかなとかさー、ってどうでもいい話ですねオホホホ。しかしりんごちゃんはキャンペーンまで待てるわけもない!ということでいそいそとお迎えにあがりました。いひひ。
いやーそれにしてもジャケットかわゆい!ジャケットかわゆい!やっぱりスリーブケースの中に通常盤のイラストもあったねウフフ。いいなー大事にしたくなるジャケットだなー。どことなく「星の王子様」を彷彿とさせるところもあるし、なんというか、「再生」を感じさせるイラストで終わっているところにはっと胸を衝かれました。
これを書いている時点で初聴きの一周終わって2周目を聴きながらのながら作業なんですけど、いっぱつめに聴いているときの感想をひとことで言うなら
よしーくんめっちゃ楽しそう!
って感じです。なんでしょうか、私の敬愛する演出家いのうえひでのりの座右の銘を借りれば「小六魂」炸裂といいましょうか、いやインタビューでもさんざん言ってましたけど原点回帰つーかやらずぶったくりっていうか好き放題っていうか衝動満開っていうか、素晴らしいと思いましたええ。私もう聴きながらうひゃひゃひゃと手ぇ叩いて喜んでおりましたことよ。
多分「音」の「良さ」で言ったらVOLTのほうがぴしっとバキっと鳴ってたなってところはある気がしますが、それを補ってあまりある吉井臭、いやーほんと、やっぱり「よしーくんめっちゃ楽しそう」って感想が口をついて出てきちゃいますね。
すでにライブやPVで耳にしていた曲以外ではやっぱりクランベリーが曲も詞もかなりドンズバな感じですね。「裸の二人が服を着たらなぜもう逢えないの?」いいねえええ。プリーズプリーズプリーズはライブちょう楽しそう!!HIGH&LOWのカントリーは思わず爆笑したんですけど、あれですね、吉井ちゃんはやっぱり曲先のほうがいい歌詞を書くのではないでしょうか(笑)あの元の歌詞自体は文句なしに素晴らしいけれど(宇宙一周のナレーションね)、メロディの制約の中に言葉を封じ込めるときに吉井マジックが最高潮に発揮されるのかなあという気はしました。いや、HIGH&LOWおもしろいからいいんだけど(笑)
ACIDWOMAN、VS、おじぎ草、FLOWER、そしてLOVE&PEACEとこのアルバムの核を為す曲を先行して耳にしていたので、なんだか「シングルがいっぱい入ったアルバム」みたいな勘違いをしそうになりますが、じつはシングルは一曲ぽっきりっていうね!それなのにこの充実感!すごいよ吉井ちゃん!
アルバムの最後を飾るFLOWERはもちろん素晴らしい楽曲だと思いますが、やっぱりねーあれはもう、あのミュージックステーションでの吉井さんの姿とあまりにも色濃く結びついているっていうのはあります。それだけ強烈な体験だったと思いますし、それだけあのときの吉井さんがあまりにも圧倒的だったというのもあるとおもう。
GOODBYE LONELYの余韻から、あのLOVE&PEACEのギターが入る瞬間がこのアルバムでいちばん好きなところかもしれない。やっぱりこの楽曲は圧倒的、私にとってはますますその「圧倒的さ」は強くなる一方です。あの曲を実際に聴きたい、という想いだけで最初の一歩を踏み出した、あの頃の初期衝動と同じような気持ちを抱いているような気さえします。
JAPANのインタビューで、今夏のRIJF出演をほのめかしていらっしゃったけど、もし今年、RIJFが開催されて、吉井さんが出るのなら、その場にはきっとかけつけたいとおもう。なんの理由もない、ただこの曲をあの場所で聴きたい、それだけ。
今週末からはいよいよツアー!トゥアー!素晴らしいツアーになりますよう、そして、素晴らしい花が咲きますように!
4月ももう半ば…吉井ちゃんのツアー初日まであと少しです。鶴谷さんのblogと佳史さんのついったによればツアーリハまっただ中ぽいですよね。私の初日は京都です。それだってもうあっという間だなー。いろいろと事態に対応しなくてはいけないことも多いだろうし、吉井ちゃんもいろいろ大変であろう。ジュリアンが来るのかどうなのかわかりませんが、もし来れないとなるとMステ出演時と同じ構成でツアー回るのかなあ。どうあれ、とにかくがんばってくだぱいとしか言いようがなく、そんなこと言われなくても吉井ちゃんはがんばってくれるに違いないのでとくに何も言うことはありません(じゃあ言うな)。あとは私がちゃんとおやすみをもらえるかどうかだヨー!ちなみに神戸にも行くヨー!
さて、ニューアルバムのプロモーションもそろそろ一段落でしょうか。先週音楽と人とTalking Rock!が発売されて、既発のJAPANと並んで音楽雑誌コーナーの平台にずらっと吉井が並んでいたので思わず他人のふりをしました。いやふりじゃなくて元から他人でした。しかしああしてずらっと並ぶと吉井はホントに押し出しの強い顔だなということを改めて実感します。褒めてます。
しかし、この前の記事でJAPANの写真がどうこうと話をしていましたが、もう今回の自分内ビジュアル大賞は音人で決まりです。私のツボにクリーンヒットで狙い撃ち☆にもほどがあります。こういう写真ほんと好き。ほんと好き。顔を両手で覆った写真とかそれだけでもツボなのに型紙フォトの見えそうで見えない感じっつーかちょっと得体の知れないもの感、たまりません。あと見開きになっているフード被った写真ね!流し目の!あはーんうふーーんもうどうしたらいいのおこれえええ!
あと音人はレミオふじまっきー、バクホン松田くん、フジファブ総ちゃん、ムック達瑯くんそしてマリーズ志磨くんとトリビュート参加組だったり吉井ちゃん好き!を標榜したりしている若人のインタビューと寄稿もあったりしておもしろかったです。志磨くんの寄稿が愛に溢れかつ卓越した文章力をいかんなく発揮しているのはもちろんなんですが、個人的には松田くんのインタビューに何度も頷きすぎて首がもげるところでした。「悲しみに酔いしれてない」というのはまさに、私が吉井和哉というアーティストを信頼する根本のところだとおもいます。あと、読みながら思わず立ち上がりそうになったのが、松田くんが初めて吉井和哉という存在と出会った時のことを語った言葉。
<お前だけ、このことを知ってていいんだよ>
そう!それ!そうなの!もう、打ちすぎて痛い、膝が。っていうかこの松田くんの言葉のチョイスの見事さたるやですよ。普通なら<お前にだけこのことを教えてやる>とか<俺だけがこのことを知っている>とかでしょ。<お前だけ、このことを知ってていいんだよ>くっはー!!秘密の箱、禁断の箱に相応しい表現、この温度、わかりすぎて絶妙すぎてもう松田くんと語り合いたいもの!
松田くんといえば先日放送されたスペシャの「V.I.P」でも、総ちゃんと一緒にゲストで出てくれて、それでその朴訥フェロモンにきゅんきゅんした私なのですが、でもあれだよね、音人の記事でもそうだけど、総ちゃんてどこか吉井に対してS目線だよね(笑)松田くんはその逆っつーか、吉井は松田くんみたいなタイプには甘えていじりに行くけど総ちゃんのS目線はそれはそれできらいじゃないっつーか、あれ何言ってるの私、ともあれ番組内ではtelephonesのお二人もあわせて、ちょっとお兄さんだよおれ!みたいな吉井ちゃんを拝めて満足でござったっていうことです。
VIPにはせっちゃんもゲストできてくれて、はああああんもうカウンター挟んでせっちゃんと吉井とかどこの盆と正月だよっていう。しかも収録の日で「今週になって飲むの3日目」ってなんだその仲良しぶり!いや、でも気が合わないわけないと思っていた!ら!やっぱりだもんなー!いや嬉しい、私は嬉しいざんすよ、もっともっと仲良くしちゃいなさいえーい!でも途中でせっちゃんも吉井も「悪筆=ギタリストでいけばキースタイプ」みたいなくくり方しようとしていたがいやそこは…同類項で語るのは申し訳ナス…と思ったのは内緒の方向で!
番組のBGMで流れたクランベリーがちょっと浮き足立つほど好みな感じだったのではやくゆっくり聴きたいにゃーなんて思いつつ、今週来週と一気にCDだのDVDだのが発売されるので慎重に購入計画を建てねばねば。いやもちろん吉井ちゃんのリンゴちゃんはフラゲ日に迎えに行きますとも。
全然関係無いけど「音楽と人」って「音人」って略すけどこれの読み仮名って「おんひと」なのかしらねやっぱり、略称だものね。でもここだけの話私ずっと「おんじん」って読んでました今もです。どうってことのないエントリをどうってことのない話題でしめくくりたい。このエントリひとことでまとめるならいつだって吉井ちゃんマジ愛してるぜってことです。はやくぴかぴかのリンゴが私の所にもみんなの所にも届きますように!
四月カバ!
どうもおばんです、ぴーとでございやす。皆様如何お過ごしですか。晴れたり曇ったりの毎日ですか。私もそうです。とりあえず、吉井ちゃんのMステのFLOWERは鬼のようにリピっています。バンド時代も含めて、いままでそれなりに吉井さんをテレビで拝むということをしてきましたけど、あの日のMステはその記憶を手繰っても出色のものだったとおもいますし、何回見ても終わるたびにぱちぱちと手を叩いてしまう自分がいます。
さて、吉井和哉ニューアルバム「The Apples」4月13日発売決定!ということで、まずはやはり無事発売日が決まってほっとしました。3月第3週、4週発売予定だったものが次々リリース日が発表されて行く中で、吉井ちゃんも4/13になるのかな、もっと遅れるのかなと気をもみもみしていたファンも少なからずいらっしゃったのではないでしょうか。よかったよかった。とてもたのしみです。
先月末から今月にかけて怒濤の雑誌ラッシュでもあり、発売前からRO69で散々あおってくださって赤い悪魔、じゃない、赤い天使(と緑のタヌキ)(違う)でもない、赤い吉井ちゃんがくちびるをゆがめてニヤリと嗤う表紙のJAPANも無事買いました。まだあと音人やトーキングロックもあるのかな。
JAPANの写真、なんかやたら衣装を買えていてどうしたのかと(笑)赤い吉井ちゃんもちろん大好きだし最高カッコイイし「大正時代の古い洋館」みたいなアイテムまでもってくるとはJAPANの吉井ヲタぶり、もう恋しちゃったんだ多分気づいてないでしょう感満載ですね。個人的には38ページの写真が好きです。アンニュイ!あと鏡越しのサングラスのやつも好き。って赤いコートとサングラスだったらなんでもいいのかっていう。
しかしここんとこ、JAPANにもbridgeにも連続で出てらっしゃいますが、bridgeの写真もよかったね。ただわたしあの帽子あんま好きじゃないんだ!(突然の告白)吉井ちゃん最近気に入ってるみたいだけど!色味はbridgeのほうが好きなんだけどな〜。花束の写真はすばらしいね。あれだな、写真の色味でいえば前号のJAPANが一番好きかもしれないな。タバコっていう超強力アイテムの威力もあるかもですけど。あと見下し目線大好き俺。
今タワレコで配布されている「TOWER」や「BOUNCE」にもお写真とインタビューありますね。TOWERのほうはインタビュアが詩音ちゃんだったよー。
短いインタビューであればあるほど、そして長尺であればより事細かに、今回のインタビューでは大なり小なりの差はありながらも「ひとりで作ったこと」に話が集約していく傾向があるなあとおもいます。それももちろん無理からぬ話で、今までのことを考えればそれは大転換だものね。完成版を見据えてのbridgeやJAPANはより具体的な曲の構成や歌詞の内容にも踏み込んでいましたが、外枠を巡る旅がどれも重要なキーとして語られていることは変わらない感じ。
歌詞をめぐる変化にもふれられていて、何回か出てきたのが「自分のことを歌うのは2行でいい」というコメント。普遍的な、という単語も出てきてましたね。しかし、私は、吉井和哉というアーティストを愛しつつもいろんなところで信用してない(信頼はしてるよ勿論)ところがあるが、こと彼の書く歌詞についてはもう、これは100パーセント信用しているのです。なにを信用しているかというと、彼は絶対その「歌われていること」の枠の外に自分を置いたりしないってことです。だからどれだけパブリックなことを歌っていても、彼の言葉はパーソナルに響く。新しいアルバムの歌詞、吉井さんが「言葉が音楽を連れてくる」と言うほどですから、いやが上にも期待に胸が高鳴りますが、なかでもあの宇宙一周のナレーションをもとにしたという「HIGH&LOW」が楽しみで楽しみで。あれはほんとにすばらしかったもの。
それで、このJAPANのインタビューを読んでいてとても自分の中で鮮烈に響いたフレーズがあって、なんていうか、結局私は吉井和哉のそういうところにぐっと捕まれているんだなあと改めて思った。つまるところ、私にとって吉井和哉は「見ていて飽きない」アーティストなのだ。営々と積み木を積み上げていくことをしない、それはできない。その積み上げた高さに安心ではなく不安を覚えるようなひとだから、いつも、毎回、ゼロから始まる。それはエキサイティングで、同時にとてもしんどく、そして魅惑的だ。たかだか十数年、そのアーティストとしての活動を見てきただけの私だが、もし彼が絶対安心の超高値安定株だったら、私はここまで彼にぶっこんでないんじゃないかという気がする。なぜ投資に例えたのかは自分でもわかりません。ソロの最初の2枚が黒、白とカラーリングされているのも偶然ではないのだろう。永遠に反転し続けるオセロの石。
bridgeに久しぶりに掲載された浜田省吾さんのインタビューの中に、途中で「今みたいなフレーズをタイトルにされそうで怖い(笑)」と言って、ほんとにそのまんまそのフレーズを渋谷さんがトップの見出しに使っているんですけど、JAPANの吉井インタビュー、私なら「夢が叶った」ではなく、このフレーズをトップの見出しに使うなと思いました。
“今ここに辿り着いたら何もなかったっていう感じがしているので。
そこから一本の樹を見つけることから始まるのかなあ”