sakura-blossom
<< December 2011 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>

スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

 | - | -

吉井和哉 Flowers & Powerlight Tour 2011 〜born-again〜@日本武道館レポート

毎年この吉井武道館の感想の時に書いてるような気もするんですけど、武道館は生中継をご覧になっていた方も多いと思いますし、レポもたくさん上がっていると思うので、なんつーか感想メモみたいなかんじです。ちなみに放送された分はまだ見れてません!ひーん。

登場の時のSE、THE APPLESではあると思うんですけどそのものでもないような。逆回しなんでしょうか。この日は久しぶりにアリーナで見ていたんですけど、やっぱり吉井には武道館が似合うなあなんて思いました。国旗と、ぐるっと囲んだ客席と、あの空気。

無音dBでスタンドプレイの新技がね!と城ホール見た後お友達にしつっこく言っていたんですが、今日もやってくれたね!つーかあのパワーライトが(って言ってますけど正式名称知りませんwあのブロック型の照明のことね)「毎日が悶々と」でマイクスタンド吹っ飛ばす瞬間に一気にきらめくのがめちゃくちゃアガった!!

大阪ではVSの時に革ジャンをもう脱いでたんですけど、この日はなかなか脱がなかったっすね。心中「絶対FINEで脱ぐつもりだろうおまい」とか思っていたことは内緒ですw

MCで「新曲もたくさん…あ、たくさんでもないか…」と素直に言いなおすあたりかわゆすでした。あと「昔の曲も、今の吉井和哉のバージョンでやれているとおもうので」とも言っていたような。「born againツアーの最終日、いや、この春から続くFlowers & Powerlight ツアーの最終日です!」そして「今年の汚れ、今年のうちにーーー!」うおおおおお!!

煩悩コンロトール、2回目にして突然自分のツボにはいってきた感が!あのサビに行く前の余白とかすげえかっこいい。あとこの時ストロボライトだったですよね確か。ほんとストロボライトと赤い照明がまじ世界一似合う吉井(言わせておいてください)。ここからFINE×3へつながるのが全然違和感ないのがすごいよなあ。そしてやっぱりFINEでジャケットを脱いだ!本日も城ホールと同じ青!そしていきなりのボタン3つ開け奥義炸裂!

私個人的には、FINE FINE FINEとBURNってのはとにかく菊地英二というひとのあの独特のリズムがもっとも活かされている曲だと思っていて、FINEはもうこれはアニー曲といっても過言ではないというほどに彼のドラムを愛しているのですが、しかし大阪城ホールでもこの武道館でも、あーこのリズムじゃない、と思うことがほとんどなかったんですよねえ。あまりにも吉井のパフォーマンスがすごすぎるのでそれに気を取られているだけなのか、佳史さんのドラムがアニーに寄せてきているのか、それとも「それが気にならない」ようにアレンジされているのか。

今回セトリに組み込まれたバンド時代の3曲のなかで、たぶん私が一番執着してるのってFINE なんだよなあ…なんて、あの圧倒的な、圧倒的すぎる吉井のパフォーマンスを見ながら改めて思いました(RED LIGHTは執着というよりも憧れ感が強い)。しかしまあ寸分違わぬ、と言いたくなるようなあの動き。すごいね。本能ですよねあれはもう。この日の低めのSTRIKEもちょうかっこよかったな…!

そしてここから母いすゞ。あのイントロの動きはやっぱりお米ですよね(最後「おひつのごはん」の歌詞のときに同じ動きをしていたので)。この曲はほんとかっこいい、なんつーんだ、そんじょそこらのやつには到底手に届かないかっこよさがある。途中で「長女もいない」って歌ってたのもよかった。下から見上げる形で見ていたので、あの「父ジャンとは」のあと、吉井が首つりのジェスチャーをして右手を高く上げ、そこに白いムービングライトがざああっと降りてきて吉井がシルエットになる光景はまるで一幅の絵のようでした。

HATEのときだったかなあ、ちょっと声が苦しそうになったところがあって思わずが、がんばれ…!と手に汗握りましたけど、そういうときでも無理矢理声を出そうとするというよりは、声の出し方できちんとコントロールしてましたよね。もともとすごく好きな曲だし、こうしてツアーのメニューに入れてくれたのうれしかったです。パワーライトがまるで燃え上がる炎のようにも、きらめいている星のようにも見えて印象的でした。

クランベリーのあのブレイクのときのニヤリ顔、もう本人も客席が喜んでるのわかっててやってますよね(笑)歓声あがったもんね、モニタにも映ってないのに。みんなもう「ここ絶対いい顔」って把握しての阿吽の呼吸的な。でもって、とっても甘い味するよって2回歌ってました。大事なことだから2回言いました的な。どんだけ甘いんだよ!(笑)

クランベリーのアウトロ、やっぱり「みんな みんな 花のように」って言ってたなあ。あーもうそれにしてもこのドラマ性というか、吉井の動きひとつひとつが美しすぎて震える。ステージに座り込んでるときも、モニタにもたれかかって「熱い夜が欲しいんだろ」とささやくように歌うときも。今日はあのクククっという嗤いがよく聞えてギャってなった。あれ大好きなんだ…そしてこの日は上手側だったので左利きの少女のときの手がちゃんと見えたよーー!ぎゃおーーー!!

RED LIGHTの最後、吉井が「少女は 娼婦の」って歌うところはもうバンド時代からすいません吉井しか目に入りません!ポイントなんだけど、城ホールで見たお友達が「最後のとこのウブちょうかっこいいよ」というので、最後の瞬間がんばってウブを見てみた!肘をあげてアップで最後の音を弾くとこマジちょうかっけええっす!

そのあと吉井が後ろを向いてなんとなくボタンを留めなおしてる風だったんですけど(それだけだったのかな?なんか「いろんなことが起こります!」とも言ってた気が)また外すために留めなおすんですねわかります。次のALL BY LOVE、個人的にはこの日のライブの白眉といっていいほどによかった!!特に間奏の、ウブが前に出てきて佳史さんのドラムが重なって、吉井がステップ踏んであの武道館の客電とパワーライトが一斉に全点灯したところはすばらしかった〜〜〜!!すでにクライマックスですかというほどの高揚感。あー年末だな、武道館だなって感じだったなあ。

そのままあのギターのリフが鳴って嘆くなり我が夜のFantasyに。いやーその前のALL BY LOVEでスイッチがはいっちゃったというのもあるんだけど、なんつーんだ、吉井を目で追う!という気持ちよりも「自分が気持ちよけりゃそれでいい!」みたいな状態に突入しつつあり、文字通りくるいおどりをしておりました。あのライライラーイ、のときの手の動きとかはやっぱり追っかけちゃうんだけどさ!レインボーカラーの照明がステージを照らしたり客席を照らしたりですげー幻想的だったです。このあたり連続でウブのギター聞かせどころだったよね…!

そのまま次の曲になだれ込むわけですが、吉井が「今日限りの再結成!」やっぱり!来るんじゃないかと思ってたけど!やっぱり!!!「来年こそ夢を正夢にしようぜ!!スペシャルゲスト!ダチョウ倶楽部―――!!」武道館今日イチの大歓声!!!

しかしマサユメを嘆くなりとビルマニアの間という、本編のキモの部分に据えているだけにダチョウさんたちもたいへんだったんじゃないかとおもう…!もう客席は興奮状態MAXですしねえ。しかし上手下手中央でヤー!をやってくれて、吉井の股間にムッシュムラムラまでやってくれてましたww

竜兵さんがねえ、すごく緊張されていて、しかも声がガラガラで(風邪でしょうか)、なんだかはらはらしてしまったけど、あの竜兵さんが歌うところ、吉井が上手の花道で客に背中を向けていて、かわりに歌ってあげてたっぽかった。こっちむいたときのはにかみ顔ちょうキュートだった。吉井のやさしさライセンスないぜハンパ。

しかしJAPANのインタビューで山崎さんがマサユメとバスツアーだけがセトリのなかでよくわかんないみたいなことを仰ってましたが、えー!と思いました。なぜ。バスツアーちょう楽しいしマサユメめっさ盛り上がるやん。この日はダチョウ倶楽部さんがきてくれたってのもあるけど、そうでなくてもめっさ盛り上がるよ!楽しいよ!

そして嵐のように現れて嵐のように去っていくダチョウ倶楽部さんたち。なぜならそのままビルマニアのイントロが始まるからです!ほんとにわざわざありがとうございました(深々と礼)ライブのあとの打ち上げ写真も含めて楽しませていただきました〜〜!

大阪城ホールのときもそうだったんだけど、今年はほんとうにいろいろあった、それはまだこれからも続いていく、というMCからのLOVE & PEACEは、それでもここが武道館という場所であるからこその切実さがどこかにあったように思う。この曲を歌っている彼を見ていると泣く、というのとはまた違う感情がどこか湧き上がってくるような気がします。熱い塊が自分の中をかけめぐっているような。大きい歌になったし、なってしまったという側面もあるのかもしれないけれど、それだけの器がこの曲に備わっていたということなんだと思います。この1年間の私を支えてくれた曲でもありました。本当にどうもありがとう。

アンコールの拍手の時、アリーナですごくがんばってくれてる男の子がいましたよね!やーでも男の子のファンほんと増えた!と思う! アンコールでの吉井のシャツは城ホールのときとおんなじかな。

「春のツアーで中止となってしまった箇所を回るのと、年末恒例になっている武道館と大阪城ホールを組み込ませてもらってこうしてひとつのツアーとしてやらせてもらってるんだけど、このborn againツアー、今日で終わるのはほんとにもったいない!」と言っていて、思わずぶんぶんと首を縦に振ってしまいましたが、自分でもったいないって言うあたりさすが吉井だしいやでもホントもったいない。もっといろんなところで見たかったって思うし、この勢いでツアーがもっともっと成長するところを見たかったって思っちゃいますよね。裏吉井和哉的なメニュー(シングルが2曲しかない)というのは城ホールでも言ってたけど、あとはカップリングとかアルバムの7曲目に入ってそうな曲ばっかりですってのはその絶妙な例えに笑ってしまいました。ちなみにRED LIGHTはそのものずばりで7曲目ですね(笑)

ばらばらになっていた自分のパーツがそろった、ようやく心臓がはめ込まれた気がする、来年また音源制作にとりかかりたいです、「変な曲いっぱいつくるからな!」

アンコールも城ホールと変わらずのセトリ。MUSICはやっぱり「どんな時も傷にしみ込む吉井和哉があってよかったな」って歌っていて、これ城ホールのときも思ったけど、あー吉井がこんなふうに自分で言えるようになったんだなってことにちょっと感無量だったんですよね。

そしてもはや年末武道館恒例と言っていいFINAL COUNTDOWN。吉井があの両手を交互にあげるのを一緒にやってくれてて、あー楽しい、でも終っちゃう、でも楽しい、って感じになる。うしろのモニタに5分割でメンバーが映るところすげーカッコよかった。メンバー紹介はわりとあっさりめだったけど、うぶに「来年もよろしくお願いします!」つってたのでまたうぶきてくれるのかしらん(キラーン)。バーニーには「飲むか!朝まで!」つってたよね。そしてまた「日本一鎧兜が似合うギタリスト」つってたよね。三本の矢と三歩歩いての話もしてましたよね。おまえはバーニーさん大好きだなほんと!

そうそう、今日もボーカルの斉藤和義です!つって「愛なき時代に〜」つって歌ったあげく「強くなりたい 強くなりたい」で「強くなろうぜー!」なんという人のふんどしで相撲!と思いましたマル

最後、FLOWERを歌い終わったときの吉井の顔、すごくよかった。吉井さんにとっても、それこそ有意義な1年だったんだろうなと思うし、なんというか本当に万感の思いのこもった顔で、見ているわたしにもぐっとこみあげるものがありましたです。

はけていくとき、吉井がステージのぎりぎり前まで出てきて、上を見上げて国旗を指さして、あって、やるかな、やるかな、って私はどきどきしながら見つめてしまったんだけど、最後にきれいな敬礼をして彼は去って行きました。あー。もう。

ツアーの最終日、としてまっとうした武道館、という感じのライブだったかなと思います。全体的な調子としては城ホールの時のほうがいろんな意味でイケイケだった気もしますが、でも吉井も自分で言っていたけれど、この年の瀬の28日、武道館という場所が醸し出す空気はやっぱり独特ですよね。ライブだけではなく、この日は友人たちと集まって、吉井をネタにああでもないこうでもないと盛り上がって、ライブを堪能して、それでまさに今年の汚れ、今年のうちにじゃないけど、年を越せるなって気がします。

この日は九段下に泊っていたので、翌朝帰るときに朝の光の下の武道館をもう一度遠くから見たのですが、なんというかある種やっぱり神々しい、トレビの泉じゃないけれど、コインをなげて「ここにまた戻ってこられますように」と祈りたくなる何かがありました。でも、今年ほど、その当たり前にあることのありがたさを実感させられた年はなかったかもしれないですね。

明日のCDJが終われば今のところ吉井さんのライブの予定というのはないわけで、思えば去年の城ホールのときから、丸々1年間「この先のライブ」というものが約束された状態が続いていたんだなと改めて思いました。さびしいよね、これが今まではいつもの形だったんだけど、次が決まってないということの寂しさに慣れるのにしばらく時間がかかりそうです。逆にいえば、この色んな意味できびしかった年に、吉井がずっと「次の約束」をくれていたことのありがたさが身にしみたということでもあります。ツアーにイベントに、ほんとにいっぱい吉井さんのライブを見られた年でした。いい1年でした、いい1年にしてくれたこと、心から吉井さんに感謝します。

18:15 | comments(20) | -

吉井和哉 Flowers & Powerlight Tour 2011 〜born-again〜@大阪城ホールレポート

行ってきました、盆上げじゃないborn againツアー!!長年城ホールには通っていますが、BOX席に座るの初めてでした。いいよ!BOX!なにがいいって椅子がいい!みんな立ったりししなかったらどうしようというのが一番の心配のタネだったのですが普通にみんなぎゃんぎゃん騒いで踊っていたので無問題でした。

以下、がっつり曲までねたばれれん!!!

続きを読む
02:49 | comments(20) | -

奥田民生ツアー2011-2012 〜おとしのレイら〜@オーロラホール

今年も誰よりも働く男、奥田民生せんせいのツアーに行ってきました!人間ドック後で私のお腹の中にはバリウムが…!みたいな状態でしたが無問題でした。お前の辞書に「繊細」の二文字はあるのか!いやない!

以下感想メモ!

続きを読む
00:01 | comments(0) | -

左のポッケにゃ夢がある

いつもだったらこっちに書くようなことなんですけど、ネタ的にこっちか、な!というわけでだらだら長文をあげてみる。

先月の26日、第三舞台の紀伊国屋公演初日を観るために新幹線で一路東京に向かったワタクシ、二人掛けの通路側席に腰掛け、いつもだったら床に直置きすることも辞さないのですが、その日ばかりはなにしろバッグの中に命の次に大切なチケットを持っているということもありなんとなく手元をすっきりさせておきたくて、着替えの入った手提げかばんとニットのコートを棚の上にあげたのです。ほどなくしていつもの如くぐーすかぴーと寝息を立て始めたわたくしは、しかしうつらうつらと目を覚ますたび隣席のおばさまがずっと同じ紙を見ているのが気になってもいた。チラ見するとそこには東京駅から水道橋への乗り換え方法が書いてあるのである。水道橋といえば東京ドーム…と思いながらまたうつらうつら、そして次に見たときに目に飛び込んできた写真を見て、その瞬間すべてがつながった。そう、そこにいたのはチャン・グンソクその人(の写真)だったのだ!そうか!私のtwitterのフォロワーの方に何人か軍足、いやさグンちゃんのファンの方がいて、そーいえばドームでうなぎがどうとか言っていた!なるほど!読めた!つまりこのおばさまはグンちゃんのファンで、おそらくはあまり(もしかしたら初めての)遠征なんてものをしたことはなくて、でも彼を想う余りひとりで一路東の都にむかっているというわけだ!おおおお!

距離に負けるな、好奇心。

を旨とするワタクシ、そしてヲタクという意味では完全なる同類項のワタクシ、俄然おばさまをバックアップしたい欲求に駆られたワタクシのこの熱い目線というかオーラというかそういうものに果たして気がついたのか、品川も過ぎもうまもなく東京に着こうかというところ、そのおばさまの方からわたしに話かけてきたのである!我が意を得たり、とはこのことか、皆まで言うな、心得ておる、なんてことを独りごちながらそのおばさまに懇切丁寧にドームへの行き方を指南して差し上げ、やー一日一善、今日も元気だご飯がうまい、さあ決戦は新宿紀伊国屋!いざ!中央線!とホームに着いたときに気がついた。

てさげかばんを
たなのうえに
おいてきました

サーーー(血の引く音)。ちょちょちょちょっとまったああああ!なんなのこれなんなの、ホテルの予約を間違えたのみならず(ここ参照)、こんなことがこんなことが、こんなことがあっていいのか!とか言ってる間に探しに行けよ!ぎゃーー!

勝手知ったる東京駅、とりもなおさず自分の通った改札まで走って駅員さんに聞いてみる。かくかくしかじか、何時何分東京駅着ののぞみ何号の何番の棚の上です!少々お待ちください確認してみます、と駅員さん。大丈夫そこに忘れたのは間違いない、しかも到着してからまだ10分も経ってない、あるあるあるある絶対ある、もちけつ私!しかし程なくして現れた駅員さんの言葉は無情だった「届いてないみたいですね」。

えっ、と声に出してしまった私に駅員さんがこの「忘れ物承り所」というところで聞いてみてもらえますか、と紙を差し出す。ともあれお礼を言って東京駅の構内を走る走る俺たち、いや俺。そこではこんなところにいるより縁側でネコ抱っこしてるほうが完全絵になるぜ、とでもいいたくなるようなおじいちゃまがヒーターの前にどっかと座っており、気の急く私にこれ以上ないぐらいのんびりとえ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜新幹線の忘れ物ですか〜〜〜、え〜〜〜〜のぞみの、え〜〜〜〜〜何号の、え〜〜〜〜…

なんなのこの試される大地!

所定の用紙に必要事項を記入ししばし待つ。その間私の考えていることはひとつだった。手提げかばんの中に入ってるのは着替え類と化粧ポーチ、それらはべつになんとかなる、しかし、しかし、もうひとつ、ものすごく大切なものが入っていたのです!それはお友達に頼まれて購入し、翌日お届けにあがる予定だった吉井和哉とダチョウ倶楽部のマサユメ!!それが!!あの!!かばんの中には!!!入ってるンダヨオオオオ!!!

もし見つからなかったら土下座だな…(いやそんなことで怒るようなコじゃないし)さすがにもうどこにも売ってないよね…いざとなったら自分のを彼女に…(いやだからそんなことで怒らないし以下略)。なんてことをぐるぐる考えていた、そして思った、ホントなんなんだろう、ホテルの予約間違えるとか新幹線に荷物忘れるとか、遠征生活長いけどこんなやったことないわ!もう誰か見えない力が第三舞台と私を引き裂こうとしてるに違いない!(違うし!)

そんなところに先ほどのおじいいや駅員さんが戻ってきた。どきどき。どきどき。「あーーやっぱり届いてないみたいですね〜〜〜」

_| ̄|○ ○| ̄|_ (リアルこのポーズ)

「あのね〜〜〜、ここに当日の忘れ物が全部集まるのがね〜〜え〜〜〜〜〜〜とあしたの11時だから〜〜〜〜、そのときにね〜〜〜〜この紙をね〜〜〜〜持って」ああああもうわかりました!と言おうとしたその瞬間。「○○○号のピンクのかばん!届いてるってよ!」

こ の 世 に 神 は い た

神の正体は同じぐらいおじいいやお年を召した駅員さんで、神は天上遙か彼方ではなく衝立の向こうにおわしたのであった。南連絡改札口に届いたって連絡あったからそこまで取りに行って、入場券出すから、と神のメモを受け取り、またも走る走る俺。南改札で「忘れ物」の「わ」を言おうとした瞬間「あーピンクのかばんの!こっちに来てもらえますか」話早い!ありがたい!

そして、忘れ物を引き取るとき、経験のある方ならおわかりだと思うが、必ず「中身の確認」というやつをやるのである。中に入っているものがなんなのか、持ち主ならちゃんと答えられるはず。中には、中には、茶色のポーチと、化粧品の入った小さいバッグと、そして、そして、そして…

吉井和哉さんの正夢が…!(OH!ポエティック!)

さっきまでモノの話をしてたっつーのに何いきなり概念持ち出してんだこの女、みたいなことは微塵も顔に出さず、駅員さんは「この袋ですかあ?」とタワレコの黄色い袋を見せ、そうですそれですCDじゃなくてプレイボタンってやつなんですけどあっでもボタンじゃなくてそれ自体がプレーヤーっていうかそんで正夢っていうのはあのドリームズカムトゥルー的なあれじゃなくていや吉井さん的にはそうなんですけどこの場合単なる商品名なんですええ、と口をついて説明しそうになるのをぐっとこらえました。ちなみに「その袋の中には吉井和哉さんの生首(のチラシ)が」とは言いませんでした。言えませんでした。ありがとう、俺の理性。

ちなみにマサユメのことばっか気にしてたけど、かばんが戻ってきてみたら私その中に家の鍵入れてました。家の鍵より正夢が大事か。お前のヲタ心に乾杯。

このドタバタ劇がリアル果汁100%でできてるっていう事実と、かばんを忘れたショックに動揺しながらも駅員さんにかばんの中身を説明してるとき「これ、ネタに、なる」とか思ってる自分が確実にいたってことにじっと手を見る今日この頃です。

22:10 | comments(8) | -

2項領域

2012年第一弾「煩悩コントロール」デジタルリリース決定。

シリーズ累計出荷本数が500万本を突破した『龍が如く』シリーズを手掛けるクリエイター集団『龍が如くスタジオ』。その完全新作第一弾作品として贈るPlayStation®3用/Xbox 360®用ゲームソフト『バイナリー ドメイン』のテーマソングが、シンガーソングライターである吉井和哉さんが歌う『煩悩コントロール』に決定しました。『煩悩コントロール』は吉井和哉さんが本作の為に書き下ろした完全オリジナル楽曲でEMIミュージック・ジャパンより、『バイナリー ドメイン』の発売日前日となる2月15日(水)にデジタルシングルとして配信リリースになります。
ほうほう。

…えっとたいへんお恥ずかしいお話なのですがわたくし、生まれも育ちも葛飾柴又じゃないですが、帝釈天で産湯をつかってもいませんが爾来この方ゲームと名のつくものに手を染めたことがございません(土下座)いや、お友達のおうちでパーフェクトパフォーマーやったりしたことはあるけど!(そこかい!)まあね、あの、ゲーム機、というものを今まで買ったことのない人間ですからして、つまりまあ引用しておきながらなんですがちんぷんかんぷんです。ちんぷんかんぷんって言葉可愛いな。ちんぷん!なんだいかんぷん!みたいな!アハハハ!(←壊れた
さらに12月3日(土)「Zepp Sapporo」を皮切りに12月28日(水)「日本武道館」まで9公演が行われる吉井和哉さんの全国ツアー「Flowers & Powerlight Tour 2011 〜born-again〜」で披露される予定です。 なお12月2日(金)より『煩悩コントロール』を使用した最新PVを『バイナリー ドメイン』公式サイトにて公開します。
本作の世界観をイメージして制作された楽曲『煩悩コントロール』にご注目下さい。

しかしバイナリードメインの公式サイトさんでは「年末披露する」と決め打ちでかかっているところがすばらしいですね。もうこうなったらやらざるを得ない。いやハナからやる気だと思いますけども。煩悩コントロール…なんて吉井らしいタイトル…

よっすぃさんのコメントでは「言いようのない切なさを曲として表現」「すばらしいゲームの映像と僕が手掛けた楽曲との化学反応を期待して」とのことなのでいい子にして待ってたいと思います。

あっそういえば、マサユメのほうも昨日から各所でDLできるようになったみたいなので、プレイボタン買えなかった方は(買った方も)ぽちっとすればいつでもどこでもマサユメが味わえますヨ!ってことで。

ちなみにgoogle先生に「binary domain」を翻訳して貰ったらタイトルの訳語が出てきました。おおおお…ちんぷんかんぷん。

21:42 | comments(4) | -
1