sakura-blossom
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ベスト盤に入らなかったベスト10

先日発売になった「18」と書いてカズヤです(エイティーン?なにそれ美味しいの?)、みなさま無事ゲットされましたでしょうか!でしょうか!迷ってらっしゃる方は初回限定と言わず通常版でも充分堪能できますのでお気軽にお買い求め、もしくは吉井さんご本人推奨のTSUTAYAでレンタルという手もございますよってに!(ステマ)(ステマをわかっていない例)。

さてベスト盤とやらが出るとコアな…コアっていう言い方イヤな感じよね、何て言いましょうか、えーと腰の入ったファン(なんだそら)であればあるほど「えっなんであの曲入ってないのー」というのがどんなアーティストでも宿命というやつでございますが、もちろん私にも多少の「アレはー?(指くわえ)」というのがなきにしもあらずです。あらずなので、この際ということで「18に入らなかったけど私の中ではベストですベスト10」(長い)を誰にも頼まれていないけどやってみまんた!

とはいえ、実のところ「18」の選曲ほぼベストだよなーという気もしているのであり、しかもDisc3まで含めると「うんうん確かにこれ吉井ちゃんベスト」と納得の色合いなのですが、そこをあえて!あえてみました!あえた意味はあったのでしょうか!意味?そんなもの考えた方が負けだ!


★PHOENIX
この間のツアーでも2日目以降Painに代わって登板した曲ですが、これベスト入るかと思ったヨ−。吉井ちゃんもお気に入りぽいし、「飛ぶぞ」とかHEARTSとちょっとかぶるじゃん(強引)。「何回でも生まれ変われる」のあとのブレイクが大好きっす。

★MUDDY WATER
カップリング大好きっ子だからしてー!これはまあベストに入っててもびっくりするわなという気もしますが私は偏愛しているからいいのです。偏って愛してます。いつ何時でもセトリ入りしてもらってかまわない。

★魔法使いジェニー
これも偏愛してます。いつ何時でも(もういい)、というか私のいまだ叶っていない夢の一つはミラーボールの下でこの曲を聞くことです。雷神なうすることです。基本的にこういうパーティチューンにとっても弱いの私(聞いてない)。

★BLOWN UP CHILDREN
何回も言ってますが私のitunes再生回数ダントツの1位です。甲羅は違う曲だからノーカンな!なんでそんなに好きなのかと言われても答えに窮する。金なら返せん。そしてまたもやカップリングだ!もうカップリングでベスト作れよ!

★くちびるモーション
パフィたん提供曲。言ってましたねフジフジ富士Qで…「あとで本人がカバーとか」「うちらちょくちょくそういうことされんのよ」…すいません!(土下座)でもすごくカッコイイし「どぉ?ときめいた」とかときめかないわけないですしおすし。

★SWEET CANDY RAIN
シングル切られたのに入れてもらえてない…不憫な子!とかいう理由ではもちろんなく、あの頃の「寒いロシアのようなハンマートーン」を象徴するような楽曲だし、でもとても美しいし、寂しいけれど懐かしくなるっつーか、まさに配給ノスタルジーだなーみたいな、な!

★人それぞれのマイウェイ
ベスト盤に入らないかもしれないけど歌詞だけのベスト盤作ったら私これ絶対入れる。しかし最近ライブでもすっかりお見限りですね。得てしてアルバムの1曲目はそのツアーでしか披露されない法則の発動…(ってPHOENIXはどうなる)(それは聞かないであげて)。

★CHAO CHAO
パーティチューン好きの私がきましたよっと!いやだって思い出してよF&Pツアーでの吉井ちゃんの輝き…こういう曲やるときのあいつの揺るぎなさプライスレス。まあだから楽曲っていうよりライブパフォーマンス重視でごめんちゃい。でも好き(はあと)

★NATURALLY
これもう吉井ちゃん二度とやんねーんじゃねーか、そんな気にすらなる曲ですね。一回ライブで聴いたけどその時もしっくりこないこと山の如しだった。でもある時期この曲の「らしからぬ」ありきたりさと優しさに慰められていたときもあったのだよ。今聞いても甘酸っぱいのだよ。

★HIKARETA
そして最後は結局カップリングみたいな。みたいなみたいな。ジャスト美顔。そんな歌詞じゃない。でもこれ今歌ってもわりとしっくりくるんじゃないでしょうか。どことなくつきぬけたバカっぽさがあるのが愛しいところ。バカっぽいってなんだ失礼な。


というわけで10曲、這々の体で選びました。いややっぱ1曲もかぶんないようにするの難しい!だってHATEとかコルミとかFLOWERとか入れたくなりますよそりゃ。そしてこんなの深く考えてもしょうがないとばかりにスパパパパと決めたので明日聞いたら違うことを言うかもしれません。でもそれでいい、人間だもの。みつを。

人に歴史ありというか10年一昔というか、やっぱり振り返るとえっこんなとこまできてたの、みたいなとこありますよね。ベスト盤ってそういうきっかけにもなるんだなーなんてな!

00:26 | comments(8) | -

18と書いてカズヤです

吉井和哉
EMIミュージックジャパン
(2013-01-23)

恒例の!

フラゲ日ですよってにーーーー!!!!

ソロデビウ10周年ということでご本人も気合いを入れまくってプロモーションにかけずり回っている吉井和哉!初の!ベストアルバムが!明日発売!そして本日フラゲ!

ふぅ〜(お茶を飲みつつ)

と今これを書きながらもdisc3を再生中なわけですが、なぜかdisc2から聴き始めてしまったことを最初に告白しておきます。2→1→3の順。なんで2から聴き始めたかというとジョシュとクリスが加わった点描と煩悩を早く聴きたかったからでござんす。いやーもう、手ぇ叩いて笑った。笑うしかない。こんなに違うか!もう!ほんとドラムとベース大事!わかっていたことだけれど、ドラムとベース大事です!この2曲だけでも買う価値あるんじゃねーかコレ。

あとWINNERとか久しぶりすぎてイントロ聴いてタイトル出てこなかったわ…そうだったね…こんなイントロだったね…!S&Eとラブピが並んでて、どっちも「愛」っつー言葉が出てくるけど、同じ人の曲かいな、っつーぐらい手触り違うのなーと思いましたネ。

disc1はなにげに粒揃いという感じで聞き応えある、やっぱ濃いですねロビンソン楽曲は。中でもHATEは(私が好きだっつーのもあるんだけど)破格の完成度というか、これカップリングかよ!マジかよ!って改めて。よかった、ベストに入ってよかったよ。そしてなんと言っても朝日楼ね!これはもう、手放しです。バンザイです。こういうの歌わせて吉井の右に出る人いるだろうか。いやいない。左に出る人はいるかもしれないけど。

disc3のライブ盤+α、はドラゴンヘッドのときの音源が結構収録されてて、やっぱジョシュの黄金バッドハンパねえわ!とか「俺の歌は俺の歌俺のものじゃない」って歌ってるテイクをとってるのは、わざと?とか楽しんでたんですが、「甲羅」のパンチ力がすごくてどうしたらいいのかわかりません。曲はまんまブロナップなので、なんだかブロナップの替え歌聴いてる気持ちになるんですが、二言目に「もう飽きた」とか言われてマジ茶を吹き出すところでした。チャイナとちゃいな…掛けてるんだよねきっと…

DVDはあの、メイキングのオフショットはすごく、かわいいです、ええほんと。オフショットは…(言葉を濁すな)つーか豊原さん、あんな「はい」でよく笑わずにいられるな!役者さんてすごいよ!(今更)でもこれあれかも…辛い時はこれを見ればたちまち元気になるかも…いや元気にはなれなくても笑えるかも…うん笑える…って吉井!台詞言い終わったあと自分が照れてるじゃねーか!

あとこれ、パッケージデザインにいろいろ小ネタを仕込んでそうというか、つらつら眺めるに、歌詞カードの裏に「13123」「66108」「03101」「010911」という数字があるので、おそらくこの4日間の当日の新聞で構成されてるんではないかと思われます(左上にまさにその日付あるしね)。で、4枚のディスクも、それぞれ1が1966年10月8日、2が2001年9月11日、3も2001年9月11日、4が2003年10月1日の新聞になってるみたい。2はなんでそう思うかというと記事の中に1945年の56年後、という記述があるからです。記事の名前で検索するとその人の書いた本もヒットしてました。ってヒマか!おまえは!

スリーブケースの「18」の文字も、ディスクも、よく見ると数字(日付)の羅列で描かれてるんだけど、この日付全部に意味があるかどうかまではわからず(笑)上記4つのメモリアルデーは中にありましたが、果たしてどうなんでしょう。

それにしても、次のツアーがGOODbyと書いてグッバイ吉井和哉、血潮では「さよならいつもおびえていた私」、HEARTSでは「さよならごめん まよわず飛べ」、吉井ちゃんのなにかと訣別して次の扉を開けたい欲がびんびんに溢れたベスト盤になっているような気がします。気のせいですか。そうですか。ともあれ、なんかソロになっていろいろ出てるけどいまいちとっかかりわかんない、という方に、「まずこれを聴いておけ」とヲタ的にも自信をもってオススメできるベストなのではないでしょうか!迷わず買えよ(または借りろよ)、買えばわかるさ!

20:37 | comments(4) | -

時間だよー時間だよー

ロックンロールの時間だよー!

っつーわけでYOSHII CINEMAS見てきました。見てきましたつったって見たのはもう一週間前だ!つまり公開当日だ!そしてなぜか渋谷で見た!芝居で遠征してたからネ。何が言いたいかってもう1週間経ってるので感想書こうにもすでに記憶が遠い霧の彼方、みたいなことになってるってことです。ほんと鉄は熱いうちになんとやら。とはいえ何にも書いておかないのも気持ち悪いので(もう病気)印象にのこったことだけでも。

あのー、確かとっぱちにあの「特報!」どーん!だったと思うんですけど、いやー大画面で見る吉井の芝居…クるわあ…とじたばた(心の中で)しながら見守りました。208秒で終わって助かった。昨日更新された質問で吉井が「真剣にやってるのに笑われること」に「芝居」と答えていましたがよかった、自分をわかっていてくれてよかったと思いましたよ。いやでもさ、あの「LOST」のラストショットの話をいきなりしますが、サングラスかけながら「見せられまへんて!」はちょうカッコイイじゃない?なんであれが芝居でできない?ある意味吉井の七不思議だよ(他の六つは何だというツッコミ無用)。

で、11月29日の武道館の映像。私はこれ行ってないので何から何まで初見ですが、やー、吉井この日絶好調だったんだね…!というのがこんな短い映像でもガンガン伝わってくるキレッキレぶりでした。あとこの間のBEANSのときにこの日の武道館に行ってたお友達から「TALIのあてぶりがすごかった、あの子全部やってた」というのを仄聞していたのですが、実際に観てみて「こ、これが伝説の『TALIあてぶり全部乗せ』か…!」と震撼しました。マジ全部乗せにもほどがある。あとこれもお友達が言ってたんですが「バケツリレーでリレーじゃなくて自分で運んでた」っていうのもばっちり入ってて声をあげずに笑いました…笑いました。

ドキュメンタリーの「LOST」は今までの吉井のインタビューやバクステ映像に、とあるシュチュエーションの芝居(これは吉井出てない)(安堵)が差し挟まれるという構成。うーんと、このドキュメンタリを例えば吉井のそれほど熱心でないファンの人が観たらどう思うかっていうとちょっと微妙なのかなとは思ったんですけどどうなんでしょうか。というかまあその辺は冷静なジャッジがもはや出来なくなっており、そして冷静なジャッジなど馬に蹴られろという気もします。

NHKで放送したドキュメンタリ(フーツアーのときのやつ)からの映像や音声がけっこうありましたよね。どういう流れだったのか覚えてないけど、「〜に突入します。あ、俺今突入しますつったね。(向き直って)突入します」って言った顔がオットコマエでした(笑)あとひっさびさにジョシュドラムのWEEKENDER聞いたらふおおおおおお…!というぐらい凄まじくて、やーあのドラムでツアー堪能できたとかほんとありがたいことだったよね…としみじみしましたね。途中でジョシュのコメントがあったのもうれしかった。

こういう「総まくり」みたいな映像を見ると、ほんとに吉井の髪型と髪色の変遷ハンパないなーと(笑)ひとときも同じ格好にできないのではないかこの人。あといろんなツアーがちょっとづつ流れて、ローマの休日のごとく「どれもみなそれぞれに忘れがたく」という部分もありますが、やっぱり宇宙一周が破格に好き、というのも改めて思いました。

あまり吉井ちゃんのソロの昔のDVDとかを最近見ていないというのもあって、最初のツアーの映像とかやっぱり懐かしかったし、懐かしい以上にいろんなあれこれを思い出さずにはいられない、という感じがありました。マイクスタンドにしがみつくようにして歌っている吉井の後ろに、ソロ最初の2つのツアーでサポートに入ってくれたネギさんが見えて、あーネギさん、お懐かしうございます。なんだか両手を合わせたくなった。

その前に流れた29日の武道館のMCで、吉井ロビンソンの話が出て、他の場所のMCでも言ってた「(ロビンソンに)優しくしてくれてありがとう」って言うシーンが流れてたんだけど、名古屋でそれを聞いて終演後「ほんとだよーまったくだよーちょうやさしくしたよー」と冗談を友達と言い合ったことを思い出して、でも実際に「やさしくしてくれた」のはネギさんたちだよなあ、なんてことを思ったんですよね。

自分でも「最初の頃はかなり細かいことをうるさく言った」と仰っておられますけど、最初はもう「ライブなんてやらない」とか言っていた男がようやくステージに立とうというときに、それをぐっとふんばって支えてくれていたステージの上の彼ら、その支えの大きさに10年経って改めて感じ入るというか。

いつも言っていることですが、私は個人よりも集団に深く思い入れるたちなので、こんな風にバンドだったり劇団だったり、その母体が解散したあとも、深くひとりを追いかけ続けているというのは実際のところ吉井さんぐらいです。それがなぜなのかは自分でもよくわかりません。彼の音楽が好きだから!ただそれだけ!というふうには明快に答えられない自分がいます。

バンドを休止したあとのまるっきりほっとかれた時間や、ソロで動きだしたあともライブはしない、媒体の取材は受けない、と意固地な姿勢を見せていたあの頃。10年前の彼はめんどくさい男だった。おれをほっておいてくれと言いながらおれをほっておくなと叫んでいた。吉井が最初にソロでライブをやったあとに、今までずっと待ってくれていたファンが心臓マッサージを続けてくれていたようなものだとおもう、という趣旨の発言をしたことがあるが、私は自分がどうして、このめんどくさいひとに心臓マッサージを続けようとしたのかその理由はやっぱりよくわからないのだ。

アタマにくることもあったし、ほんとにやっぱりメンドクセエ、と思うこともたくさんあったし、逆に涙が出るほど好きだと思うこともあったし、やっぱり私には吉井ちゃんだけだよ、なんてことを思ったこともある。理由なんてどうでもよくて、そんな風に振り回されることそのものが好きってことなのかもしれないですね。

でも理由はわからなくても、あのとき心臓マッサージを続けたことを後悔したことはいちどもない。
確かなことなど何もない世の中だけど、それだけは確か。

15:44 | comments(6) | -
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