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横浜サンセット2013

スピッツ「横浜サンセット」行ってきまんた!もう1週間も経っちゃいましたがせっかくなので覚え書きメモメモ。

・野外でのワンマンが16年ぶりと聞いて「えーそんなにやってなかったの」と思ったけど、しかしよくよく考えてみれば野外のワンマン自体あんまないっちゃないのか。今もう野外つったら大抵フェスだもんなあ
・野外だしそんなFCで外れるとかないよねーとかタカをくくっていたら見事にベルゲンでもオンラインでも外れて結局ひとさまの温情にすがりました…ううう…関東圏でのスピッツの取れなさぶり異常…
・台風接近前ではありましたが基本的に穏やかな気候で,陽が落ちてからは海風も吹いていいロケーションでした
・つーか横浜シャレオツすぎて(しろめ)
・赤レンガパーク自体もシャレオツでしたが、会場の中からふり仰げばみなとみらいのビル群、片方には大桟橋の夜景、時折来る遊覧船の灯り…ってもうなんなのこの強固なオシャレぶり。そんなロケーションにずっぱまってくるスピッツもさすがだよ。メンバーに誰1人横浜出身者などいないのに地元感さえ感じたよ

・1曲目なんだろうねーとお友達と話しながら待っていましたが、恋のうたで幕開け!一気に横浜がスピッツ色に!
・そういえばスピッツのワンマン久しぶりだよなー、ゴースカ以来だもんなーと思いながら見ていたら3曲目にみそかがきてしまった
・きてしまったっていうか、このみそかのね、崎ちゃんのドラムがちょっと…スゴすぎるんですよ!あのバスドラ!思わず友達と顔を見合わせた私だ。ナニコレ!どうなってんの!?
・そんでねえ、もう崎ちゃんを見たのが久しぶり(いや他の皆さんも久しぶりなんだが)ってこともあってこの日の私は崎ちゃんに恋する凡人でした。ほんとあの人のドラム…なに!?なんなの!?
・野外ワンマンということもあってレアな曲もけっこう聴けたような。夏が終わるとか、海を見に行こうとかこの時期、このロケーションならではの選曲だよねー
・そういえばハチミツのときにマサムネくんが歌詞間違えちゃって、もー毎回そうなんだけどマサムネくんて間違えたとき「間違えた!」って顔するのがほんとかわいくてたまんない。あの「あっ…」って顔だけコレクションしたい(変態!変態!)
・大桟橋の近くなので屋形船やら遊覧船やらが通るのですが、船の上からステージを見ていくひとについてマサムネくんが「あの人たちいいよね。ちょっと徴収してみなさんに還元したいくらいです」とシビアなことを言っていたので笑いました
・そうそう、最初のMCで、「ロックバンドだったら『ヨコハマーー!!』とか言ったほうがいいのかな」と言いつつ「恋のうた」に「よこはまー!」のご当地コールを盛り込んでみたら…みたいなことをやってたけど全然、そこじゃない!そこでコールじゃない!とそのはまってなさっぷりに爆笑

・崎ちゃんに恋する凡人としてはこの日のハイライトは渚からの4曲、というか、もはや渚が良すぎた。良すぎて、実は帰ってきてからこっち渚ばっか聞いてる。あのドラム…あのドラム!なんか、スクリーンも心なしか渚のときは崎ちゃんのタム回しを多めに見せてくれてたような気がするのよ。あーーどうにかして崎ちゃんだけを見るって出来んもんかな。DVDでマルチアングル出してくれたらいいのに(無理そう…)
・このシュチュエーションだし、渚やってほしいなーって思ってたところにきたのもあるし、途中から大きく砂を蹴って駆け出すようなリズムがまさに天にも昇る心地でした
・しかもそのあとに恋する凡人、8823、メモカスだもん。もう、ドラム、どうなってんの!?どうなってこれが鳴ってんの!?みたいな曲の連打。千手観音か!崎ちゃんは、千手観音か!

・アンコールのMCで言っていたけど、今回偶然にもセトリが14枚のアルバムから必ず1曲は選ばれてる構成になったらしい。それが最新のアルバムと並んでまったく違和感がないんだからスピッツの変わる変わらなさってすごい。頑なに変わってなかったらたぶん「古い」って思うはずだよ。古いって思わせないってことは変わってるけど変わってないってことなんだよなーって思います。
・なにより、結成して25年超、デビューからでも22年?経っててこのエバーグリーンさはもはや驚異ですよ。いつまでも老けない。歳をとっても老いない。
・最後の花火が景気よすぎるほど上がって、わー今年最初の花火、そして今年最後の花火、なんて思いながらあーほんと曲の通り夏が終わるなって思いました。
・秋からのツアー、1カ所当選してるんですけど、いろいろ火がついちゃってもう一カ所ぐらい、どこか!とか算段し始めててこわい自分が。ただし算段したところでそう簡単に取れるチケットじゃないわけですが!人生はきびしい!

13:57 | comments(2) | -

君のセクシーが好きだ

「斉藤和義20th Anniversary Live 1993-2013“20<21"〜これからもヨロチクビ〜」神戸ワールド初日にいってきました。もはや2週間も前の話なのでレポートでもなんでもない雑談のようなものですが、個人的にとても印象に残ることがあったので、それも含めてすこしだけ。

せっちゃんのデビュー20周年記念ライブ、「これからもヨロチクビ」ってタイトルがまずいいよね。チケット買うときとかにタイトルを言わなきゃいけない場面(今やあんまりないんだけど)を想像して萌えるっつーか、せっちゃん的にはそういう想像の楽しさもあるのかしら。ないのかしら。チケットカウンターでかわいいお姉さんが「ヨロチクビ2枚でお間違いないですか?」的なことを考え…ないか(笑)

最初にせっちゃんが「言っておくけどね、今日長いから!」「立って見るライブの限界って感じだろうと思う」と仰っていたように実に3時間半、30曲近い楽曲、とてんこもりのライブでした。「お祭りみたいなもんだと思ってる」という言葉通り、隅々まで飽きさせない工夫がされていてお祭り大好きな私にはたいへんたのしかったです。

いわゆる「ヒット曲」を序盤中盤終盤と散らせているセットリストの流れもよく考えられてたなーと思うし、逆に「久しぶりの楽曲」を待ちわびるファンへのサービスもあって、せっちゃんていつ見ても,独りよがりなところがないとこが素敵だよなあと改めて思ったり。独りよがりなところはないけど、かといって迎合しているようなところはもっとないもんね。

個人的には、「空に星が綺麗」を聴けたのはうれしかったなあ。20周年のライブに行きたいなと思ったのは、20周年のライブならこれやるかも、と思ったのもあったのです。うれしい。2011年の4月にせっちゃんが毎週この歌をインターネットの向こうから届けてくれたことは、地味に私のなかで大きかったんだなーとあとになって思う場面が多かった。いろんなことがあるけど、空には星がきれい。

MCで「あまちゃんにはまってる、この間『朝まであまテレビ』見てからはまってる」って話をしてそのあと「能年ちゃん処女なのかなあ…」とか言うところがほんとせっちゃんさすがだよ名に恥じないよとしか言えませんが、それでもピックの○せのマークをお子さんに「これなーに?」って聞かれて「とーちゃんのマークだよ」「なんて書いてるのー?」「とーちゃんの、マークだよ」って答えたエピには爆笑しつつ哀愁も感じました。「とうとうきたかーって。字が読めるようになったらもうだめだなー」。お父さんは心配性、じゃないけど、いやいやきっと息子さんは父を誇りにおもってくれるはず!

今回はアンコ待ちのときにスクリーンに過去のせっちゃんの写真やミュージシャン仲間からのVTRコメントが流れたりで、待ってる間にもこのサービス精神、ありがたし。神戸初日はトータス、フラカン、Perfumeでした。全員に「ヨロチクビ」言わせてたけど、あ〜ちゃんが「本当はこんなこと言いたくないけどぉ、大好きな斉藤さんのためなので!」みたいなことを前置きしててマジ男心わかりすぎてるぜ…!って震撼しましたね。かわいかった。神戸2日目には民生せんせいが、さいたまには吉井のVTRも流れたそうですね。よかった、吉井呼ばれててよかった、もうそれだけが心配でした(母心)

アンコールというか第2部というのか、なんとバクステを作っていてそこでアコギ1本で歌ってくれるというサービスぶり!それで、バクステ2曲目にやった「僕をうずめて」という曲で、突然せっちゃんが演奏をやめてしまった。左手が攣ってしまったようで、なんどもぶんぶんと振ったり、指を伸ばしたり。その間も喋って観客を和ませていたんだけど(バクステの時のMCが音響の関係か聞き取り辛かったのですが、すげー後方の客にウケてた)、いやーさすがにこの曲数で弾きっぱなし歌いっぱなしでせっちゃん大変だよなあ、上手の手から水がってこともあるんもんだなあ、なんて思っていたのです。

メインステージに戻って最初の「君の顔が好きだ」。まったくもって安定のエロさ(ワード的にも、鍵盤弾き的にも)。さっきのことについて、もうヤダねえ〜歳は取りたくないよぉ、とせっちゃんはぼやいていた。でも、とそのあとに続いたお言葉はさすがに自主規制しておきます(笑)元気ね〜え!

新曲のAlwaysで再びせっちゃんの指が攣った。最初はなんとか戻ろうとしたけど、演奏は続いていて、瞬時に無理だと判断したのか、せっちゃんはギターを背中に回してマイクスタンドに手をかけた。そしてマイクをスタンドから外し、ハンドマイクで残りを歌いきったのだった。

カラオケとかじゃなくて(チャウ大…)ギターを持たずに歌うせっちゃんを見るの私は初めてですし、以前吉井とラジオで対談したとき「ギター持たずに歌うの無理」「パンツ下ろされちゃった気分だよね」とか仰っていたことも思い出し、そうか今せっちゃんはパンツを…なんてことはもちろん考えません、考えませんけど、でも不思議なことに、両手が空いて物理的には自由になったはずなのに、ギターを持ってないせっちゃんはどこか負荷がかかっているように見えて、つまり、とてもセクシーだったってことです。私は男性の、そういう一瞬のセクシーにとてもよわい。

もちろんせっちゃん的には万全な演奏ができるほうがいいに決まってるし、私個人としても「完成されたもの」を好むたちですが、でも起こさないようにしていても起きるのがアクシデント、そのときに負荷を感じながらもショウマストゴーオンの精神を見せてくれるアーティストがかっこよくないわけがあろうか。いやない。

ラストの「歩いて帰ろう」では天井から大量の風船が!という演出もふくめてほんとうに盛大なお祭りでした。せっちゃん、かわいかったしかっこよかった。それにしても改めて思うけど、せっちゃん+アコギの攻撃性ってなんなんでしょうね。せっちゃんがギブソン・アコースティックで初の日本人アーティストモデルに選ばれたのもむべなるかなですよ。この日のライブでも、聞かせる曲はエレキ、ガンガン踊らせる曲でアコギをよく使ってた。せっちゃんがアコギ持つとキターー!って気になるものなあ。神戸ワールド二日間超満、すごいよ、すごすぎるよ。そしていつもながらそのチケットをとってくださるお友達に感謝!

01:12 | comments(2) | -
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