sakura-blossom
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黒い見世物小屋の4人

ふ、ふ、ふ、

 

フラゲ日ですよってにーーー!!!!

 

というわけでリンクはAmazonのブルーレイのほうにしていますが、FCの特別版?の方をちゃっかり買いました。残業ほったらかして帰宅してなんとか受け取れたよぜーぜー。ということでとるものもとりあえずLa.mamaでの無観客ライヴを収録したスペシャルディスクを鑑賞。

 

無観客ライヴって、吉井とか客前でこそ輝く!みたいなとこあるのに、テンションあがりきらないのでは〜?とか思ってたんですけど、それはまあ一部正しくて一部間違ってたね。間違ってたっていうか、吉井のわかりやすさが濃縮還元したような50分でしたね。最初のね、3曲目ぐらいまでは確かにモロ表情硬いし戸惑ってるっていうか若干緊張もあるっていうかな佇まいなんだけど、LOVERSやったことでちょっと落ち着いて、球根でガッと肚に力が入って、そうなったらもうあとは昇るだけでやんす〜!みたいな。もう、吉井和哉と書いてわかりやす子と読みなよってぐらいわかりやすくて笑いました。

 

いやーしかし、これ、ロックバンドのライヴをDVD化します〜というテイでやっておらず、また撮っているひとがそういうセオリー関係なく編集しているというのもあって、めちゃくちゃ新鮮でした。とりあえずアニーのファンはこれ絶対買って損ない。あんなにアニーをぐいぐい映しているライヴの映像ちょっと記憶にない。特に球根なんてアニーと吉井半々ぐらいじゃないか!?っていうかアニーが、あ、あれ?な、泣いてる!?みたいな顔してるなって思ったら撮ってるひともそう思ったのかもうそっからずーっとアニーロックオンだもの。でもって曲のアウトロでシャツ脱いでるアニーばっつりおさえてるもの。あと、よくエマがドラムに寄ってってふたりでニコニコしながらって風景はあるあるだけど、そのニコニコしてるアニーのほうだけかなり長いことロックオンしてるのも新鮮だったな〜!なんつー仏のような顔をしてわろとんのや!幸せか!そうか!幸せなんやな!みたいな顔してたぜ、あいつ。

 

個人的にはTHIS IS FOR YOUがねええ!!!!めちゃくちゃよかった…ずっと、解散している間も「もう一度聞きたかった」って思い続けた曲っていうことをなんかまざまざと思い出してしまって、飲み干したら目が回るようなこの歌をきみに、って、まさにTHE YELLOW MONKEYそのものだよな〜ってずっと思ってたな、とか考えちゃうと、涙腺がやばかったですね。メンバーの雰囲気というか空気もすごくよくて、イントロからエマがちょっとうれしそうな顔しているように見えるのがめちゃかわいいし、アウトロのふたりの!!!!あれ!!!!いやもうこれ何回も言ったり書いたりしていますけど、このTHIS ISこそよしいとえまの曲だよねって私は思うしあのエマが寄り添って、でも吉井は顔を見ないで、エマが吉井の手を追いかけて、最後吉井が振り向かないままエマのほうに頭こつんってやるの…最高!!!か!!!!最高か!!!!!やっぱりこういう狭い空間できくとまた違う空気になる曲あるんだな〜。LOVERSもやっぱりこの半地下の狭い空気だと格別の味わいがあるものなあ。

 

WELCOME TO MY DOGHOUSEは「華やかに見える道化師の黒い見世物小屋へようこそ」って歌いだしだけど、これこそまさにラママで歌うのに相応しい曲だし、インディーズの頃からやり続けて、この小さいコヤでも、それこそドームでも、このバンドの最大級のカッコよさを引き出す、引き出し続けてるっていうのがほんとにすごい。

 

Subjectiveでストリングスがホントなら入るところで吉井がもう反射的っつーか、バイオリン弾く真似を咄嗟にやったり(でも弦は鳴らないのだったw)Chelseaで手持無沙汰のあまりコーラス自分で歌っちゃったり、バラ色でいつもオーディエンスに託すところまんま託しちゃったり、そういう吉井のライヴ反射みたいなものがあちこちで観られたのも面白かったです。さっきも書いたけど、ほんとセオリー通りの撮り方じゃないので、あっヒーセってこのときこんなことしてるのか!とか最後のROMANTISTの途中でなんかヒーセとエマがアイコンタクトしてるなとか、アニーの歌うドラマーぶりが見れたりとか、エマも歌ってたりとか、ちょっといつものライヴの中継やパッケージではなかなかお目にかかれないショットがこのスペシャルディスクにはあると思います。

 

そしてわかりやす子こと吉井和哉はもう最初と最後でぜんぜん顔が違う。なんなんあいつ。やっぱりライヴで輝く人だよね。調子が出てくるといろいろちょっかいかけたり動き回ったりしたい人なんだよね。わかるわかる。

 

私はこのバンドに関しては千の言葉より1曲のライヴパフォーマンスをくれ!と思っているヲタなので、このスペシャルディスクが淡々と楽曲だけが連なっているのがすごく好みでした。まあ欲を言えばこの倍の長さがあってもいいけどってそんな尺ないですよねすまんすまん。オトトキ本編で組み込まれていたFATHERもROMANTISTももちろんよかったです。

 

あの黒い天井の小さなコヤに「今の」4人が再び立っている光景を見ることができようとは、っておセンチの花も咲き乱れそうになるけど、その花が咲き乱れるよりも早くカッコよさの興奮が猛スピードで花を散らしていくみたいな、このバンドのそういうところが私が愛してやまないところなんだなーと改めて思いました。

 

それにしても再結成後のライヴ、最初のSUPER JAPAN TOURのたまアリ以降円盤化する気配がないけど、いやいや〜〜、あんなにもれなく円盤出してくれてたのに〜〜、そんなわけないよね〜〜〜?と思ってるんですけどどうなんでしょう。メカラの27も28もあれっきりこれっきりなんてこと!ないよね!?と言いたい私である。いつ何時でもお待ちしていますよ!

22:19 | comments(4) | -
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