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THE YELLOW MONKEYのDVDを総まくる!その18"RED TAPE NAKED"

2012年12月3日DVD発売。オリジナルRED TAPEの構成要素である1997年5月8日の横浜アリーナ、1997年9月14日の西宮球場でのライヴを、TRUE MIND NAKEDと同じくオリジナルVHSの15年後の同日である12月3日にNAKEDとして発売することとなった。

 

発売形態もTRUE MINDを踏襲しており、初回限定盤にはそれぞれの公演DVD(2枚組×2)に「THE YELLOW MONKEY1997」と題されたボーナスディスクの計5枚組、加えてハードカヴァー仕様のフォトブックが同梱されているほか、それぞれの単体公演が2枚組DVDという形でリリースされている。

 

FIX THE SICKSの横浜アリーナは当日WOWOWでの生中継が入っていたこともあり、ライヴ完全版の映像を入手していたファンも少なくないかと思われるが、映像化の際に紫の炎の西宮と「いいとこどり」になったため、逆に双方の完全版が日の目を見ることはないのかと諦めていたところ、TRUE MINDそしてRED TAPEと、かゆいところに手が届くリリースが続くこととなった。

 

バンド初のアリーナツアー、そしてさらに巨大なスタジアムツアーを収録しているだけあって、まさに頂点に駆け上がろうとしているバンドの輝きを見ることができる。初回限定盤のボーナスディスクがこれまた重厚で、約1時間5分にわたる1997年の彼らをとらえたドキュメンタリといってもいいほどのドラマ性がある。NAIのレコーディング風景など微笑ましいものから、あのメカラウロコ7のあと、年越しで特別に演奏されたLa.mamaでの「WELCOME TO MY DOGHOUSE」での無敵感、ロンドン、アストリアでの「SUCK OF LIFE」、そしてあのフジロックフェスティバルでの「TVのシンガー」「悲しきASIAN BOY」のライヴが見られるのは貴重。そしてフジロックでの出番後の吉井和哉の表情は、おそらくどんなインタビューを読むよりも、これが彼らにとって何だったかを如実に示していると思う。そしてもちろん、この映像もオリジナル「RED TAPE」とは基本的にかぶっていない(HULLを訪れた際の映像など、素材は同じなのだが、微妙に使用している部分が違う)。まったくもってファン思い(泣かせ)なバンドである。
 

23:36 | comments(0) | -

THE YELLOW MONKEYのDVDを総まくる!その17"TRUE MIND NAKED"

2012年10月21日DVD発売。オリジナル「TRUE MIND」は、1996年1月12日の日本武道館公演と、1996年7月21日のNHKホールの公演を中心に構成されていたが、オリジナルVHS発売の16年後の同日にリリースされた本作は、そのそれぞれの公演をほぼ完全収録した形で発売されている。キャッチコピーは「裸のTHE YELLOW MONKEY解禁」。

 

発売形態は、それぞれのDVD(2枚組×2)にツアーオフショットとメンバーインタビューの入ったボーナスディスクの計5枚、そしてハードカヴァー仕様のフォトブックが同梱された初回限定盤と、2本のライヴそれぞれの単体2枚組DVDでのリリースとなった。

 

NHKホールの公演の多くはTRUE MINDに収録されているが、VHS(DVD)ではエンドロールの二分割画面で流されていたSUCK OF LIFEがようやく全画面で楽しめることとなった。また、1月12日の武道館公演は、TRUE MINDで冒頭のRomantist Tasteのほか、FATHERも同日のライヴからの収録であるが、WOWOWで放送された以外はこれも日の目を見ることのなかった楽曲の多くをようやく公式映像として堪能できる。

 

初回限定盤のボーナスディスクには、1時間14分にわたりロンドンでの買い物自慢をするメンバーやツアーリハの様子、初日戸田市文化会館を始め各地でのMCがふんだんに収録されているほか、メンバーそれぞれへのインタビューが収録されているが、これがオリジナルTRUE MINDのオフショットと基本的にかぶっていないという、ファンに優しいんだか(新しい映像を見られるという点で)厳しいんだか(買わざるを得ないという点で)わからないチョイスとなっている。楽屋の畳部屋で心中ごっこをする吉井とヒーセなど、いろいろと楽しくて愉快な仲間がつまったDVDであることは間違いない。なお、メンバーインタビューはそれぞれの地元で撮影されていて、このDVDの最後で吉井和哉はこう言っている。全文、引用します。

 

“のちのち下の世代に、こんなバンドがいたんだよ
あー同じ時代に生きてたかったなって思わせたいのね
やっぱりこのバンドがなくなることが
その人にとって最大の暴力であってほしいぐらいの
バンドでいたいんですよね”

 

23:33 | comments(0) | -

THE YELLOW MONKEYのDVDを総まくる!その16"イエモン-FAN'S BEST SELECTION-"

2013年7月に発売された、ファン投票によるベスト盤。初回限定にのみDVDがついており、このDVDがなかなかレア映像の宝庫である。コロムビア社長訪問、イエローマネーなど楽しい映像が満載だが、ライヴ映像もかなり古いものから収録されており、1992年4月の大宮フリークスでのRomantist Tasteをはじめ、中津川雅彦フォークジャンボリーのSLEEPLESS IMAGINATIONのアコースティックバージョン、吉井がボウイさながらのメイクをしている日清パワステでのアバンギャルドで行こうよなど、「当時からのファンがテレビを録画したものしか見たことない」映像の連打である。TVKやテレビ埼玉率の高さはもちろんだが、中期〜後期はNHKやフジテレビ(HEY!×3)の映像も含まれており、おそらく「追憶のマーメイド」のライヴ映像として見られるのはこのPOPJAMのものだけなのではないかと思われる。

22:47 | comments(2) | -

THE YELLOW MONKEYのDVDを総まくる!その16"COMPLETE SICKS"

2010年1月22日リリース。オリジナル「SICKS」リリースのちょうど13年後の同日に発売された、完全生産限定盤。CDのDISC1はSICKSのデジタルリマスター、DISC2にはデモトラックが収録されている。

 

DVDはfragments of the SICKSとインタビューズに分かれてインデックスされており、収録時間は約2時間に及ぶ。fragmentsはそのタイトルの通り、SICKSのレコーディング風景を中心に「SICKSの断片」が収録されているもの。のちにこのSICKSの収録でアニーが「最高だね、ずっと続くといいね」と吉井に語った思い出が語られたことがあるが、まさにその「ずっとこれが続けばいい」と思わせる、ステージでは見ることのできないバンドの幸福な姿が収められている。おセンチ日記の表紙のイラストを、吉井がさらさらと書いてしまうところなど、なかなかレア。

 

インタビューズではその思い出の地を、2009年に吉井和哉がひとりで訪れた時の様子や、SICKSで数々の素晴らしい写真をものしたカメラマンの有賀さんやエンジニアの山口洲治さんのインタビューなどが収められている。個人的にレコーディングエンジニアのRichard Digby Smith氏のインタビューでの「ロビンがマイクの前に立ち感情をさらけ出して歌い出すと、私は何を歌ってるのか理解できないはずなのに理解できた気がした。彼がハートから歌っているのがわかったんだ」という言葉にはとても感銘を受けた。

 

ブックレットやケースに使われている写真のひとつひとつが素晴らしく、SICKSのキービジュアルの集大成、ともいえる美しい盤。

22:46 | comments(0) | -

THE YELLOW MONKEYのDVDを総まくる!その15"HEAVEN"

2009年12月3日に発売された写真集。実はボーナスDVDがついている。ブライトンやバタシーパワーステーションでの撮影風景を収録したものだが、みんなが一度は目にしたことのある写真の裏側を見られるなかなか貴重なDVD。しかし、いちばんの見どころはSICKSのジャケット撮影風景ではないだろうか。見慣れたSICKSのジャケットが現実に存在するなんとも不思議な感覚を味わうことができます。
 

22:38 | comments(0) | -

THE YELLOW MONKEYのDVDを総まくる!その14"ライブ帝国"

2005年12月発売。TVKの音楽番組「Live y」で放送されたライヴの中から全14曲を収録している。現在の公式ホームページのDISCOGRAPHYには載っていないが、海賊版でもなんでもなく、れっきとしたオフィシャルな商品である。ちなみにTVKはRCサクセションやジュンスカなど、数多くのライブ帝国のシリーズを発売している。


吉井和哉はLive yのVJをやっていたこともあり、映像資料が豊富なだけでなく、なによりこのLive yの映像の素晴らしいところは客前のライヴを収録しているという点である。スタジオでカメラに囲まれているよりも、断然客前で輝くTHE YELLOW MONKEYの一番いいところを濃縮還元したようなDVDと言っていい。個人的にはこの中に「これがこの曲のベストパフォーマンスだろう」と思う映像がいくつかあり、コンパクトさも相俟って異常な再生回数を叩き出している。

 

収録されているのは1993年5月のアポロシアター(吉井が有名な自転車柄のスーツを着ている)から1998年5月のパンチドランカーツアーの神奈川県民ホールまで各年代に分かれており、自分のツボがどのあたりなのかをこれで探ってみるのも面白いかもしれない。

 

神奈川県民ホールの映像は、当時はパンチドランカーツアーのホール公演の貴重な映像であり(「ゴージャス」で最後にドラムソロが入るアレンジが残っている)、ここに収められた「球根」はこの日に亡くなったhideへの想いが感じられる、すさまじいパフォーマンスである。
 

22:37 | comments(0) | -

THE YELLOW MONKEYのDVDを総まくる!その13"THE YELLOW MONKEY CLIP BOX"

コロムビアミュージックエンタテインメント

2004年12月に発売された、過去のCLIPS1〜3をまとめたDVDBOX。パッケージデザインが白を基調としており、同時に発売されたLIVEDVDBOXの黒と対して「白箱」と呼ばれた。1〜3の特典映像を含めたすべての映像に加え、「SLEEPLESS IMAGINATION」のプロモーションクリップや、コロムビアの屋上で撮ったという「夜明けのスキャット」のクリップ、「空の青と本当の気持ち」のフォトクリップ(写真は有賀幹夫氏によるものであり、ラストには写真集TRUE MINDの巻末の言葉が出てくる)、「SO YOUNG」の、映画「トランスミッション」の映像とコラボしたクリップなども収録されており、THE YELLOW MONKEYの宣伝媒体として制作された映像集のまさに完全版の名に相応しいDVDBOXと言える。


BOX附属のブックレットには、TRIAD時代のディレクターだった宗清さんや、「太陽が燃えている」などのMVを監督した丹修一さんからの談話、そしてTHE YELLOW MONKEY後期のMVをほぼ一手に監督していた高橋栄樹からの寄稿文が掲載されている。バンドは一度レコード会社移籍を経ているが、すべての楽曲が等しく愛情を持って形となり収められていることは決して当たり前のことではないだろう。当時のスタッフのこのバンドに対する愛情を感じることができる作品である。
 

22:34 | comments(0) | -