sakura-blossom
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1/12放送のABCラジオ「よなよな…」緊急特番180分イエローモンキー大特集が素晴らしかった件

ツイッターでイエローモンキーの公式アカウントがナタリーの記事(こちら)をRTしててこの番組のことを知ったんだと記憶しているけど、発表から間もないこのタイミングでもう特集やってくれるのかー、とすごく気軽に聴き始めたこの番組がほんとうにもう素晴らしかった、イエローモンキーファンとしてこれはもうぜひとも特筆しておきたい、もっといえばこの先いろいろ特集とか取材とか組まれたりするんだろうけどこのクオリティを超えるのは並大抵のことではない(すくなくともヲタ目線的には)、というほどに素晴らしかったので私お得意のすごいすごい好き好きエントリを書いてみるの巻。

まず何はともあれこの日にかかった放送曲をご覧頂きたい!(公式サイトから引用)

LOVERS ON BACKSTREET / THE YELLOW MONKEY
夢の途中 / 吉井和哉
Love Communication / THE YELLOW MONKEY
ゴージャス / THE YELLOW MONKEY
I Love You Baby / THE YELLOW MONKEY
空の青と本当の気持ち / THE YELLOW MONKEY
NAI / THE YELLOW MONKEY
MY WINDING ROAD / THE YELLOW MONKEY
Suck Of Life−Original Version− / THE YELLOW MONKEY
真珠色の革命時代-Live Version- / THE YELLOW MONKEY
SO YOUNG / THE YELLOW MONKEY
SLEEPLESS IMAGINATION / THE YELLOW MONKEY
JAM-Live Version- / THE YELLOW MONKEY

こういう番組をやることについて許可はもらってるけど見切り発車です、ノープランです、決まっているのはただ昨年吉井とヒーセとエマ(アニーにももちろんオファーを出したがスケジュールの都合合わず)がこの番組にそれぞれ昨年来てくれた時に、「アホのふりして」(ご本人談)バンドのことをぶっこんだ、そのときの音源をしがんでしがんでしがみまくることぐらいです、と冒頭で仰っていたのだが、いやほんとにノープラン?なわけない!と思ってしまうほどのこの楽曲センスのよさ!ちなみに「しがむ」とは簡単に言うと「味なくなるまで噛みしめる」ぐらいの意味です。

最初にLOVERSを流すときに、「インディーズからまず1曲」「このジャケットかっこいいよね」「リアルタイムで追いかけてたお姉様方にもこれで『なかなかやるわね』とおゆるしをいただきたい」と言っていたのも最高だったし、今回の再集結発表について各所にカマをかけてみたけど誰も口を割らなかった!とか、TYMSプロジェクトについて公式サイトに書かれてるテキストを「渋谷さんが書いたんかな、山崎さんかな」「違うと思います、あの人らが書いたらもうちょっと暑苦しい」とか、昔のJAPANについて、「この休止発表のときなんかさあ、『さらば20世紀 ザ・イエローモンキー活動休止の真相』って表紙書いてるのこれだけよ!?こういうのがいいんだよ、いいアーティストをひとつかふたつどーん!と取り上げてくれるのがさあ。今もうなんかわけわかんない」とかなりのおディスり発言をかましてくださったりだとか、「4人揃ってきてくれはらへんかなあ」「無理やと思います、業界内ピラミッドってありますから。うちなんか底辺の底辺ですよ」「まず南森町(fm802)でしょ、扇町(関テレ)でしょ。ご飯のついででいいんですけどねえ、5分、5分で。我々その5分で相当しがめますから」「(ABCラジオのある)福島はmeetsのご飯特集でも何回も取り上げられてるし…」「パンニャのカレーでもぜんぜんケータリングできますから」とか、もう最初っからゲラゲラ笑いっぱなし!

でも、かける楽曲のセンスももちろんだけど、パーソナリティのおふたりがほんとうにこのバンドが好きで、好きなだけじゃなくてその好きが血肉になってるっていうのが会話の端々から伝わってきて、聞いててこんなに楽しく、ヲタ的にまったくストレスのないラジオなんてあんのか!と思いましたもん。これ、ラブコミもライブバージョンで流してくださってるからね。ゴージャスやI Love You Babyのいいようもないかっこよさ、NAI(ラブショーじゃなくてNAIを流すところがもう絶賛)にこめられたバンドの空気、SO YOUNGのあと間髪入れずにSLEEPLESSを流しちゃう絶妙のセンス…!!

去年メンバーそれぞれがソロ活動の一環で出演してくれたときにバンドについてぶっこんでるのホントにすごいんですけど、吉井が「もっとじいさんになって、シルバーモンキー(汁モン)やったらどうだろうね」とか、このバンドの話をぶっこんでるときのスタッフさんの反応とか、エマがあのたどたどしい喋りながらふっつーのトーンで再結成について答えてるのをつかまえて「エマさんいちばんうそつきやん!」と喜んでみたりして(でもそのあとにちゃんと、このインタビューの時にはリハやってるはずとかぼくらの妄想ですからね、ってちゃんと言ってくれてる)、あげくエマのとこだけもっかいおかわりしたりして、その反応もなんというか、私たちと同じ目線で今回のことを、この再集結そのものを「味なくなるまで噛みしめ」ようとしてる感じがして、それがすっごくうれしかったんだよなあ。

それで、放送のあとでパーソナリティのおふたりについてぽちぽちぐぐってみて、ちょっとぎゃっ!ってなったことがあったんですけど、あっちなみにお名前は原偉大さんと鈴木淳史さんとおっしゃいます、原偉大さんは番組の中でもちょこっと話が出ましたが以前又吉さんとコンビを組んでいた方で、それもへえー!だったんですが、鈴木淳史さん、ってどこかでこの字面…と思ってたんですよ。で、検索して、思い出しました。このblogの方だった。さいきんあまり更新してくださってないが、このblogで09年に吉井さんのアルバム発売時に書かれたエントリがあって、それがすっごく好きだったんです。見て、このエントリにはてなスターつけてるの、これわたしです。特にこの部分、何度読んでもぐっとくる。

あの時代にミリオンを経験したバンド畑の人間、ミリオンを経験しようともがいたバンド畑の人間…彼らのタフさは今の時代にはないし、今の時代だからこそ忘れてはいけないのではないだろうか。
平熱を保っているようであり得ない爆発力が、彼らにはあった。
どれだけ馬鹿にされようと90年代の表現を伝える大切さを失いたくない。

それにしても吉井さんのフォトジェニックは素晴らしい。

そうかあ…そうかあーーーーー!!!!そうだよな、こういう人がやってくれてる番組なんだものなああ、好きになっちゃうに決まってるよなー!!!って私が思ったとしてもむべなるかな。

最後の1曲はJAMで、曲を流したあと、かなりの尺をとってこのJAMにまつわるいろんなことを、「外国で飛行機が落ちました」から始まる詩の一節が誤解を受けやすいこと、吉井和哉がこの曲を誰を思って書いたか、そして中原さんとJAMにまつわるエピソードをかなり詳細に話して下さっていた。もちろん熱心なファンなら知っていることだし、COMPLETE BURNに収められたテキストにもそれは書かれている。けれど、こうしたラジオで、あれだけの時間を割いてこの話をしてくれたことには、正直胸が熱くなった。

でもって、エンディングはこれしかない、という悲しきASIAN BOYをバックに、読み切れなかったリクエストのラジオネームをまるでエンドロールのように読み上げて下さっていた。んもう、ファン心をわかりすぎてるなんてもんじゃない!!!ひとりのTHE YELLOW MONKEYファンとして、再集結後の4人が業界ピラミッドをうっちゃって、この「よなよな」にがっつりゲスト出演して、パンニャのカレーをケータリングしてもらって、ワイワイ語りまくるっていうこの夢よ!叶え!という気持ちでいっぱいです!
20:54 | comments(6) | -

WELCOME BACK TO MY DOGHOUSE

ようこそおかえり。これTRIADに帰ってきた時にも言いましたね。ようこそ!おかえり!

アー写かっこよくてうれしい…

あえてここで詳細を書くことは殆ど意味がないと思いますが、THE YELLOW MONKEYがかえってきます。カウントダウンにまつわるあれそれは自分のサイトの日記のほうで書き散らしてました。うははは。なんでこっちに書かなかったのかはわからない。なんとなく、まだ決まった訳じゃないってそういう怯えもあったんじゃないですかね、自分の中で。

何人もの方が指摘されているとおり、再結成、という言葉は使われておらず、再集結、と書かれています。今のところ、「なぜ」再集結に至ったのかというようなメンバーからのコメントはなし。ただ、公式サイトにあるこの文章を読むと、なんとなく外郭のようなものは見えてくるのかなと思ったり。

2016年1月8日 TYMS PROJECT 始動。

ロックンロールを感じさせるバンドが減っている気がします。
TYMS PROJECT は、そんな想いを持ちながら、
プロダクション、レーベル、ライブ制作のスタッフが会社間の垣根を取っ払い、
ロックンロールを提供するために立ち上げたプロジェクトです。


さて!正式発表されてから1週間、皆様いかがお過ごしでしたか。せっかくブログがあるのにほったらかして、おまえはなにをやっとったんじゃい、と言われるとあれなんですが、なにをやっていたかというと読み返していたんです。自分のブログを。
恥ずかしい!!!
でも何かを書こうとするたびに、過去の自分のことが思い出されてしまって、なんとなくつらつら過去を辿ってしまう…という罠から抜け出せず。そんでね、ほんと読んでて思ったけど
おまえ…ほんとイエローモンキー大好きなのな!
って改めて思いました。なんなんだこの人。あの、解散を告げる手紙が届いた日のこととか(地獄に落ちろとか書いててコワイ)、「ものわかりのいい私をやるには私は彼らのことが好きすぎた」とか、「これだけ色んな思いをさせられても、もう一回人生やり直せるといわれたら、また同じことをしたい。もう一度イエローモンキーと出会って、余計なものも一緒に最高に素敵なものをもらいたい」とか、なんかもう、けなげ!(自分で言うな)でもって、「彼らがもし、万が一、戻ってきたら、私は「そんな格好悪いことすんなよな〜」と言いながら、それを絶対受け入れるだろう。罵りながら、ライブに行くだろう。帰ってなんて来なくて良いよ、と言えるほど私は彼らを嫌いになれない。いや、違う。嫌いにはなれる。でも無関心にはなれない。絶対に。」クワッ!もう、けなげ!(2回言った)もうこんなの、ほんの一部だもん。めくってもめくってもさめざめと彼らの格好良さをしがんでいてマジこわいです。あと全曲感想!わあ!これしかし書いててよかったね、そしてクソほどくり返し「メカラウロコBOXを出せ〜出せ〜」言うてて笑いました。笑いました。出たね!よかったね!それどころか、横アリFIXとか96.1.12武道館の完全版まで出たね!よかったね!うれしいね!来てるね、未来!

もういちど4人が同じステージに立つ、THE YELLOW MONKEYとして、そのことを私はずっと待っていた、と言えればいいのかもしれませんが、正直なところ、よくわかりません。いや、もちろん待っていた、けれどそこにまったくこわさを感じなかったかといえば嘘になります。このままでいるほうが、思い出は思い出のままのほうが、そう思ったことがまったくなかったわけではない。でも、でも、でも、そこまで考えても、やっぱりどうしても、かみさま、もう一度だけ会わせて下さい、彼らに、って願うことをやめられなかった、このblogにはそのわたしの必死さがつまっていると思います。

この1週間、どう過ごしていましたか。2004年7月7日から今までどう過ごしていましたか。2001年1月8日からどう過ごしていましたか。私は彼らがいなくなった過去を振り返っていました。さあ、ここから先は、もういちど、未来を向くことができる時間です。彼らのいる未来を生きることができる時間です。夢は叶いました。あとは現実と向き合っていくだけです。たくさんの希望と興奮と絶望を、もらいにいきましょう。
16:47 | comments(4) | -

言葉はいつも思いに足りない

メンバーのプライベートについて、知りたいと思うのも自由。
それが自分にとって、すごく重要なことなのも自由。
THE YELLOW MONKEYに求めるものは、それぞれ違うから。
同じように、メンバーのプライベートについて、知りたくないと思うのも自由。
それが無意味なことだと思うのも自由。
THE YELLOW MONKEYの捉え方は、それぞれ違うから。


この文章引用するのたぶん三度目です。結局のところこういったことがあると私はいつも睡蓮の書いたこのテキストを思い出すのだった。

ツイッターに「吉井の中の人には興味がない」と書いたけど、それは今回のことで思ったわけじゃなく、もう長い歳月をかけて追いかけているうちに「私はほとほと吉井の中の人に興味がないな」というのを実感していた、いや、させられていた。そしてそれは吉井に限ったことではなく、私という人間の性癖みたいなものなんだなあというのも思っていた。これは一種のコンプレックスに近い。日渡早紀さんの「記憶鮮明」という古いマンガのなかで、「片目をつぶって好きでいるぐらいがちょうどいい」というような台詞があったのだが、わたしは二次元においても三次元においても、オンでもオフでも、その「片目を閉じて好きになる」タイプなのだ。これはわたしの人格における欠損のひとつだとおもうし(欠損が悪いというのではない、人間皆どこかしら欠けていてどこかが過剰だ)、そういう意味でコンプレックスに近い、ということになる。

結婚、おめでとう、ともツイートしたけれど、実際心の底から「おめでとう!」と思っているかというともちろんそうではない。だって他人だからね。赤の他人の結婚を自分の知己の出来事のように喜べるほど博愛主義ではない。

ただ結婚のニュースを聞いて私が最初に思ったのは、あー、ツアー始まっててよかった、ってことだった。どこがだよ、最悪のタイミングだよ、という人もいるかもしれないし、確かにできればツアーが終わったあとのほうがよかったのかなと思いもするが、しかしツアーが始まる前だったらこれはもう最悪だっただろう、わたしにとっては。

このblogが、もはや新譜が出てもなんのエントリもあげないblogになりさがっている現状を見ても、私の中に彼を追いかける必死さや情熱が薄れているという自覚は多分にあった。なにがきっかけだというわけでもない。ひとつ思い当たるのは、どこかの時点で、「いつまで好きでいられるかわからない」というような飢餓感のかわりに、「私はなんだかんだ言いながらこの人のことをずっと好きだろう」と思ってしまったことがあると思う。だから吉井の投げるアメを全部欲しがったりしなくてもいい、結局のところこの距離感は変わらないのだから、というような、どこかで一段降りたような感覚はきっとあった。

私はかつてTHE YELLOW MONKEYに対する思い入れについて「一生返済しきれないぐらいの負債を負ってるといっても過言ではない」と書いたことがあるけれど、そういう意味ではアルバムのリリースもツアーもなかったこの2年あまりで、わたしはかなりの借金を返したような気さえしていたのだとおもう。

しかし今回のツアー、わたしにとっての初日だった神戸で、私は借金を返すどころかさらに負債を増やしたような気がする。この4月で転勤になり、いままでと勝手のちがう仕事や責任に、私はお得意の開き直りをすることができずにいた。こんなんで、この仕事この先保つのかな、と自分で自分に疑問符を抱いたりもした。吉井のライブを楽しめるだろうか、はたして。アルバムだってほとんど聞き込んでいなかった。

けれどステージのうえにいた吉井は、ほんとうにありえないほど、私をブチ上がらせてくれたのだった。「点描のしくみ」のときの、自分の中を電撃のように駆け抜けていったあの興奮。どうでもいい、と私ははっきり言葉にしておもった。世界なんてどうでもいい、仕事なんてどうでもいい、明日のことなんてどうでもいい。今ここにいること、吉井の音楽を聴いていること、生きていることの興奮。吉井よりも素晴らしいアーティストは星の数ほどいるだろう、けれど、私をここまで興奮させてくれるひとはほかにはいない。あのとき私は、あえて陳腐な表現をするが、ほんとうに吉井に「救われた」のだった。

ツアーが始まったあとでよかった、と思うのは、たとえ何があっても、今の吉井が最高にかっこいい、という担保があるからだ。こんなにかっこいい吉井でいてくれるなら、もうあとは好きにしてください。

私にとって吉井和哉は大切なひとだ。中の人に興味がなくても、思い込みや幻想をそこに見ているだけだとしても、やっぱりわたしにとって誰にも代えがたい大切なひとだ。彼がいたからこそ体験出来た感覚、経験できた世界、たくさんの興奮と絶望がもし自分の人生からごっそり抜け落ちたらと想像するだけで足元が崩れていく思いがする。これからも私にどんどん負債を負わせて、一生返しきれない借金を抱えさせてください。私の願いはそれだけです。
23:08 | comments(10) | -

ようこそおかえり

WELCOME BACK!!
妙ちきりんシャツ
というわけで吉井和哉さん、古巣TRIADのご帰還の報。もはや大抵のニュースにはおどろかない…とおもっていた私もこのニュースと同時に公開されたアー写には驚きました。吉井が妙ちきりんなシャツを着てる!しかも柄on柄!(そこか)(そこです)

そして来年移籍第一弾シングルが出て、さらにそのシングルに
「吉井和哉がソロキャリアで行ってきたTRIAD在籍時代のTHE YELLOW MONKEY楽曲のライブパフォーマンス」
(条件が多すぎて一読しただけではちょっとわかりにくい!)
をシングルに8曲収録!シングルに8曲収録したらそれもうアルバムなんじゃないのか!?的なツッコミはきっと野暮なのでやめておきましょう。
でもってその8曲とやらは20曲の候補の中からファン投票で決まるそうです。何も考えずさっきぱぱぱっと選んで投票してきたんですが、あとからもっかい見直してあっこっちも捨てがたかったな…などと思ったり。

そしてこういう「投票で決める」的企画の際の常として、
「ここには候補に出ていない自分の選ぶ3曲」
というのを勝手にやりたいと思います!何事も勝手にやるのが大好きな俺!

1.JAM@ROCK IN JAPAN FES 2009
JAMは最新のグッバイツアーのやつが候補に入っているし、TRIAD時代の楽曲のなかでは一番数多く演奏されているんじゃないかと思いますが、私の中ではこの(かれにとっては)3度目のひたちなかで見たJAMがもっとも印象深い。そのあとに虹が出たこともふくめて。そもそも、彼に思い入れのないひとであればおそらく「よしーさんが出るならこれを聴きたい」と思うだろう楽曲なのに、バンド時代に出た時にも、06年ソロいっぱつめで出た時にも演奏されなかった。それがどういうこだわりだったのかは彼のみぞ知る、というところですけど、その時のレポにも書いたように、私はこの楽曲こそ、もっと大勢のひとに手渡されるべきだと思っていましたし、今でも思っています。このJAMがだからいちばん印象深いのは、その「もっと大勢のひとに手渡される」ところを体感できたからかも知れません。

2.アバンギャルドでいこうよ&シルクスカーフに帽子のマダム@吉井武道館2010
勝手に選んでいるからといってもはや1曲ですらない!ひどい!アバンギャルドは2012年の吉井豆のやつが候補に入っているんですが、個人的には吉井武道館2010のほうが印象深い、そして2010ってことになるとどうしてもシルクと甲乙つけがたい、つーかシルク候補に入ってないとかなんで!?意味わかんないし!などという迷走した思いの丈がこのような形になりました。
アンコールでのシルク&アバンギャルド。燃えたなあ。しかも武道館。滾ったなあ。この年はまだ大阪城ホールがあったので城ホールでもいいだけ興奮しまくったわたしですが、武道館でのあのアコギはやっぱりたまらないものがあります。シルクという、バンド後期にはなかなかのレアだった楽曲と、THE YELLOW MONKEYのライブを象徴する楽曲四天王(個人調べ)の一角。ここまで吉井のソロで数多バンド時代の曲を聴いていても、あの瞬間にはちょっと胸に迫るものがありましたね。

3.ROCK STAR@長期会員限定ライヴ「さんじとおまつ」
七夕ゲスト、としてヒーセが参加した1曲。えーそんなのずるいずるい、と言われそうですが気にしません、だって俺が勝手に選んでるダケダカラー!
THE YELLOW MONKEYが解散して、そのあと(今回の企画にもあるように)吉井はソロアーティストとして自分のバンド時代の曲をかなりたくさん演奏してきましたが、でもそれはやっぱりバンドの楽曲とは違うんですよね。ネガティブな意味ではなくて、違って当たり前だし、違わなきゃこまる。
でもこのROCK STARは、ほんとにあの一瞬、もう二度とない、永遠に喪われてしまったと思ったものがちょっと手をかすめた、あの時の手触りを確かに感じた、そういう一瞬でした。あの日演奏したのはROCK STARだけじゃないんだけど、でもそう感じたのはこの曲のほんの一瞬だったんですよね。なんだろう、七夕だったからなのかな。
コーストの出口のちかくで、友人が出てくるのを待っているときに、隣に座り込んだ男の子が、電話の向こうの相手にむかって、おれもうしんでもいいです、マジで、もうしんでもいいです、と興奮した口調で繰り返していたこともふくめて、忘れがたい1曲です。

番外.バラ色の日々@MY FOOLISH HEARTツアー大阪城ホール
TRIADの楽曲ではないので番外としましたが、もし音源聴けるならこれがいちばん聴きたいです(笑)いわゆるバラ色ショック。いわゆるってなんだ。音源が聴きたいというより、イントロが始まった瞬間の観客の悲鳴つーか雄叫びつーか怒号つーかいや怒号は違うか、なんしか阿鼻叫喚のリアクションが聴きたいです。いまやあれも8年前の話だ。思えば遠くにきたもんだ。今同じ曲をきいても、あんなふうに身を引き絞られるような思いはしない。あの頃から考えるとやっぱりいろんなものの見方が変わったなと思うし、いやでもやっぱり変わらないものあるよねとも思う。

WELCOME BACK、と皆が皆思っているかどうかはわからないけど、THE YELLOW MONKEYの虫であるところのわたしには、この組み合わせはどうにも胸をときめかせるものがあります。今はともかく年末の武道館を楽しみに待ちたいです!
23:17 | comments(10) | -

会えない時間は会えないでいい

わーんあっという間に45日経ってまた広告が一番うえに…!

ってこれもしかしなくてもスマホでみたらカンケーないんですかね(自分のスマホで見なさいよ)(そうね…)

吉井さんが絶賛お休み中(表立っては)なのと、個人的に今年度は予算審議において音楽予算が大幅削減されているので他にライブもあんまりいけないし、書くことなかろうもん(鼻をほじほじ)。ちなみに吉井は吉井予算です。なんだそら。

何してんのかなとかどうしてんのかなとか思わないわけじゃないですけど、でも正直「思わないわけでもない」レベルぐらいしか考えてないし、そんでさっき久しぶりにサイト見たらスタジオ移るとか書いてあったことよりも、生まれた病院が浅間神社の向かい(吉井ちゃん向かえって書いてるけど向かえも間違いじゃないのねいちおう)っていうことにえっあそこかなとか出歯亀根性がむきだしになってしまって嫌気がさしました、自分に。

前回と同じく広告を消すためだけのエントリなのでどこにもオチなどないのですが、そういえばこのあいだMOONLIGHT DRIVE久しぶりに聴いてて、

君が大事だと顔に出してまた走るのさ

ってつくづくいい歌詞だねと惚れ惚れ、いや惚れ直しました。

会えない間の時間にそういうどうでもいいことをためつすがめつする時間が好き、ってこれ前にも言いましたね。でもそうだし、私にとってこのスタンスがとても大事なことなので何度でもいいます。なんにもできなくて、分かち合うこともできなくて、ただぼそぼそとひとりCDを聴いたりDVDを見たりして、熟成させすぎて発酵させすぎてもはや物質が変化してるよ!ってぐらいどうでもいいことを考えたりできたことが私をここまで連れてきたっておもうもの。

待っていてもいい、と思わせてくれるのってしあわせだよに〜などとしみじみおもう今日この頃。

02:02 | comments(8) | -

なにもない

書くことが。
ないけど、ずっと一番うえに広告あるのちょう鬱陶しいよね。
思えばblogをやってきてアレを出したのはじめてだよ!

というぐらいなにもないわけですね。

でもなにもないのが(いや正確には吉十とかあった、あったね。買った買った)(なんだその投げやりな)わるいとかさびしいとかおもってるわけでもないです。前にも言ったことあるかもしれないけど、そういう距離感がすきだ。吉井が今なにやってるか知らないでいる時間がすき。会えない時間が愛育てるのさ。うそです。

広告を消すためだけのエントリなのでどこにもオチはない。

あっそうだ、今度WOWOWでパンドラ放送するときに、3.10の横アリとか、あとHISTORY OF THE YELLOW MONKEYつって「貴重なライブ映像で振り返る」的なやつをやってくれるみたいなんだけど、解散したときにWOWOWさんが流してくれたTHE YELLOW MONKEY LIVE LEGACYってタイトルだったかな、ROCK STARを各地の映像繋げてくれたやつ、あれ流してくれないかなーってのを地味に期待しています。あれすばらしかった。

個人的にファンでいつも楽しみにしているblogで、とあるバンドの解散にふれて「私の中ではとうに永遠ですし終わる前から帰らない瞬間の山です」って書かれてたのがすごくステキでほれぼれしてしまった。

そーいうふうに思えている、と思うときもあるし、みっともないほどに往生際悪い、と思うこともまま、あります。

よしいさんの年内のライブというのはツアーなんでしょうか年末なんでしょうか単発なんでしょうか。とか書いているけどすごく真剣に考えてるわけじゃないの。どうせなにがどう決まっても行くのさ。それ以外の選択肢は、もはやおれにはないのさ。

なんつってな。
23:11 | comments(2) | -

「小さな生き物」

案の定というか、140文字では言いたいことがおさまらなかった。
 
いやー、これはすごいアルバムじゃないでしょうか。

特急列車に揺られながらのんびりと旅のお供にするはずだったのが、しょっぱなから寝ぼけた私の精神に張り手をくらわすような楽曲ばかりで、結局片道4時間あまり、ずーっとこのアルバムをエンドレスで聴いていた。
 
何に心を揺さぶられたかって、いきなりわけのわからない喩えをするとソーントン・ワイルダーの「わが町」という戯曲と似たような手触りを感じられたことにやっぱりしてやられてしまったんだろうなあと思う。

草野マサムネという人が書く「歌詞」の魅力はあげればキリがないと思うけれど、ものすごくミニマムなところでもピタッとピントを合わせてくるところ、それでいて魚眼レンズで覗いたかのように周囲が奇妙に歪んで見えたりするところ、そういう魅力って確かにあったと思うんですよね。

でもこの「小さな生き物」ではそれだけじゃない。アルバムタイトルの「小さな生き物」とは、言うまでもなく私たち自身のことであって、じゃあ何と対して「小さな」か、というとそれはやっぱり「この星」「この世界」ってことになるんだろうと思う。

震災というできごとを経てできあがった作品だから、というような読み解きはきっと数多のライターの方達がされていらっしゃると思うので私が何を言うこともありませんが、でもえてしてそういった出来事に影響を受ければ受けるほど、その後の作品は「大きな」ことをとらえがちだよなあとおもいます。愛とか、希望とか、絆とか。それが悪いというわけではないし、だからこその力強さを楽曲に与える歌詞だってもちろんあるだろうとおもう。
 
しかしこの「小さな生き物」がすごいのは、その途轍もなく大きなものと、途轍もなく小さなものを、同時に手のひらに乗せているところ、草野マサムネという人に見えていた魚眼レンズの視点が喪われないままにこれらの楽曲を成立させているところです。私の好きな劇作家の言葉を借りればこうです。「とても大きなものととても小さなものを同時に扱うと、そこに「詩」が生まれます。刹那と永遠を一度に手の上に乗せようとすれば、そこに切なさが立ち上がります」。
 
それにしても、結成して25年以上、デビューからでも20年を優に超えるキャリアでありながら、こんなにも新鮮にすべてを研ぎ澄ませていられるものなのかと思わないではいられません。
行ったり来たりできるよこれから
忘れないでね 大人に戻っても/「未来コオロギ」
「大人に戻っても」、この歌詞があることで「行ったり来たり」が距離のことではなく時間のことをさしているとわかる。それにしても「忘れないでね 大人に戻っても」この歌詞のすごさときたらどうなんだ。まさに刹那と永遠。
エンドロールには早すぎる 潮の匂いがこんなにも
寒く切ないものだったなんて/「エンドロールには早すぎる」
これも「潮の匂いがこんなにも○く切ない」って切り取られたら、まあ大抵のひとが「甘く切ない」って書いちゃうんじゃないでしょうか。だいたい、匂いが、っていってるのに「寒い」で受けることがまず普通じゃない。でもわかりますよね、人の気配のない海の「寒く切ない」潮の匂いって。
ただ信じてたんだ無邪気にランプの下で
人は皆もっと自由でいられるものだと/「ランプ」
ときどきこういうドストレートな直球を、ここぞというところで投げてくるから参る。
偉大な何かがいるのなら
ひとまず放っといて下さいませんか?
自力で古ぼけた船を沖に出してみたいんです/「潮騒ちゃん」
かわいくふざけたタイトルの連呼のなかにこういう歌詞が滑り込ませてあるところがニクイ。かみさま、とか、がんばる、とか、そういう表現をぐんと突き放す強さ。潮騒ちゃんは歌詞のリズムもすばらしいし、その中にマサムネくんの「ばってんもうやめたったいこげなとこから」と博多弁が飛び込んでくるところも素敵。
ずっと気にしていたいんだ 永遠なんてないから
少しでも楽しくなって
遠く知らない街から手紙が届くような
ときめきを作れたらなあ/「さらさら」
「さらさら」から「野生のポルカ」、scatを挟んで「エンドロールには早すぎる」、この中盤は特にもう聴いてて酔いそうになるほどすばらしい。野生のポルカはその2拍子の速さと歌詞の内容も相俟って、野生の獣が疾走していくような、その姿がだんだんと人間に変わっていくような絵が思い浮かんできます。「エンドロールには早すぎる」の懐かしさを感じさせるメロディもいい。
「りありてぃ」や「潮騒ちゃん」はスピッツ鬼のリズム隊のライブでの鬼っぷりを今から想像して顔がにやけますねこれは。
 
リリースされたときにたくさん(もしくはスピッツらしく、それなりに)出たであろう雑誌のインタビュー記事などは読んでいないので、すんげえ頓珍漢なことを言っているかもとは思うのですが、しかし聴き手は聴き手の文法でしか聴けないものなのだからしょうがない。とにかく揺さぶられたアルバムでした。この最高潮に高まったテンションでライブを観に行くことができるのは怪我の功名!かもしれない!
01:35 | comments(2) | -

鰻重の思い出

看板に偽りあり。

鰻重の思い出なんかこの先いっこも出てきません。が、この先現在のツアーのセトリのことを書いていますのでまだご覧になっていない&セトリ知りたくない派の方は回避が吉です。


続きを読む
23:46 | comments(4) | -

セツ子ベイビーアイラーブ

吉井グッバイ市区町村ツアーも今のところ5本が終了したところでしょうか。明日は高槻だなーなんて鼻をほじっていたらもう日曜日は土岐やないかい!まだ発券しとらんがな!と急に慌てました。慌てました。うちの近所ファミマないんよな…サークルKはこんなにあるのに…

ツアー企画ということでモバイルでサイコロ振ったり吉井テレフォンがはじまったりでなかなか盛りだくさんですよね。サイコロは根っからのギャンブラー魂を発揮して今まで赤いサイコロしか振っていないのでまだ12キロとかです。ひどい。絶対ギャンブルで身を持ち崩すタイプだねおれは。しかもなんか昨日振ったらキロの表示が出なかったんですけどそんな罠まであるんですね…!

そして吉井電話!甲府のやつとかホテルのベッドで聞いてて(番号を覚えられずとっさに手にメモしたとかちょう恥ずかしい)、うぎゃーーーーー!!!!つってもんどりうつ勢いでしたが(恥ずかしさで)、前々回?あたりからの、借りた金がどうとかこうとかいうあたりから猛烈に楽しくなってきててヤバイです。どうせ吉井に言われるなら甘い言葉よりも「必ず返すから!(もちろん金)」とかのほうが萌えるような気がしますが気のせいですか。だってこれ完全なるロールプレイじゃん!こんなの楽しくないわけないじゃん!この間は最後に「セツコおおおおおお!!!」の叫びまで入ってもう、いいだけ笑い転げました。好き。好きすぎる。私は吉井が好きすぎるし吉井はせっちゃんが好きすぎる(笑)これからの展開にちょう期待です。

私は今回のツアーは初日と次の岐阜だけ押さえてて、あとは人事が決まってから…と思ってたんですが、いろいろ考えた挙げ句最終日福島行くことにしました〜!やんややんや。東京からだとほんとに近いね福島。楽しみどえす!

今日会社から帰る電車の中で吉井ちゃんのモバイルみたら昨日更新されてて、その内容見てうっやべえ泣いちゃいそうだよとなんとなくごまかしてみたのだが、帰ってきてから読んだデヴィッド・ボウイのニューアルバムに対するコメントもまたすばらしくて、吉井ちゃん最近ほんと言葉の精度があがってる感じするなあと改めておもった。あたりまえだけれど、この人の「ボウイになりたかった」という言葉は重い。でもそれだけでなく、ほんとに好きなアーティストへの想いが…重い想いが行間から滲み出てくるようですばらしい。

そういえば、去年のドットハーツツアーの名古屋公演のあと、ライブの良さに浮かれてラウンジなどというものに繰り出し、余韻と雰囲気と酒に酔いまくったわたしは各方面から吉井をほめまくりデレまくり、挙げ句の果てにその少し前に更新された吉井ちゃんの「いつかの女の味がするぞ」を絶賛して「まるでチャンドラーみたい」と口走りながらその言葉を言い終わらぬうちに「チャンドラーごめん!」と天を仰いで叫んだのがあの夜のピークであったなあ、などとどうでもいいことを思い出しました。



20:54 | comments(5) | -

ザ・グッバイ

いよいよ明日はGOOD by YOSHII KAZUYAツアー初日でございます!ここんとここっちのblogがとんとご無沙汰で申し訳ないことでした。そんなこんなしている間にもラジオにいっぱい出たり表紙巻頭のbridgeとかも発売されていたり吉井ちゃんねるで18番付発表したりと働き者の吉井さんです。えろいえらい。ラジオをまったく追いかけられていないのだが、ツアーで「バンドでもやったことのない曲をやる」とか「ほとんどやったことのない曲をやる」とか言ったらしいですがこれえらい違いですよね…!だって「まったくやったことない」つったらめちゃくちゃ限られる、っていうか思いつくのプライマル。しかない(カップリングのネバーギブアップはひたちなかとPOP HILLでやったはず)。逆に「ほとんどやったことない」だったらプライマルは外れるわけで…って吉井ちゃんてけとうに言ったかもしれないけどね…(笑)

ちなみに18番付のust、選出された曲に対する吉井ちゃんのコメントはなかなか興味深く、ほへーそんなこと思ってんのか、というような話もあって楽しかったです。私もいちおう投票したんですが、完全にその場の勢いで決めたので発表の頃には自分が何に入れたかまったく覚えてないという…ブロナップは入れた気がすんだけどな…

しかしあれですね、bridgeのインタビュー、さすがになんか「それ もう 見た」的な感じは否めないなああと読んで思いました。っていうかこれは個人的にですけど、もういろいろインタビューとか自伝とかいろいろ語り(語られ)すぎて、吉井ちゃんのインタビューというものそのものにだんだん「ふーん」的な、どうせまた違うこというしー、的な、耳そうじしながら聴いてるところがあるのもこれまた否めないなあと思うのだった。

でもあの、今までの表紙がずらずらと並んでいたのはちょっと壮観で、ああひとに歴史ありだなあ!とも思ったんですけどね!

そうそうインタビューといえば、もうずいぶん前の話で恐縮ですが初登場となったローリングストーン日本版のインタビューはよかったですね!視点も新鮮だし、吉井ちゃんの答えも率直だった、気がする。また呼ばれるといいナー

さすがに2月になって全然ブログ更新してないのどうなのかなーとコレを書くにあたってモバイルのほうを見たら「吉井和哉みたいな犬を飼うとしたら」とか言い出してておまえは脳に虫を飼っているな!?(髑髏城の七人ネタ)と思いました。吉井和哉みたいな犬…いやです…(吹き出す本音)。

この人のくれる飴ならどんな飴でもぜんぶ欲しい!という境地は、もともとそういうケの薄かった私ですがやはり遠くになりにけりという感じはあります。それで結局何が残るかというと、まあそれが私の場合はライブなんだなあという。なのでいろいろとスケジュールを調整して、西へ東へ飛び回る2月の週末にツアー初日をねじ込んだりしているわけです。さよならいつもおびえていたわたし。さよならごめんまよわずとべ。なんだかしらないがさよなら言いたいお年頃の吉井ちゃんにいち早く会って「驚愕の曲順」とやらを味わってくる所存でっす!

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