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THE YELLOW MONKEY@RIJF2016に行ってきたのよ

ひたちなかよ、私は帰ってきた。

 

1月8日の再集結発表と同時に公開されたツアースケジュールでは8月がぽっかりと空いていたので、8月はきっといくつかのフェスに出るのだろうと思っていた。そしてそのうちの1本はまちがいなくRIJFだろうと思っていた(再集結の蛹の広告を発表前に掲載しているロッキンオンがこれに乗っからないわけはない)。最終日のトリではないかと予想していたのだが、前日の13日に出演することになった。奇しくも16年前に彼らが第1回RIJFに出演したのも8月13日だった。

ゆっくりめに会場に入り、サンフジンズを見たり過去のサインフラッグを見たり、名物ハム焼きを食べたりして時間をのんびり過ごした。サンフジンズでは民生が「今日はモンキーまであるからね…」と、あの4文字の略称ではなく、吉井が普段言う呼称で呼んでいるのがなんだかほほえましく、うれしかった。THE YELLOW MONKEYの出演の一つ前のグラスステージのアクトは[Alexandros]だった。ボーカルの子が途中で「今日はこのあとに大好きなバンドの出演があって…すごく楽しみにしている」と語ってくれていた。

 

PAテントの少し前あたりでTHE YELLOW MONKEYの登場を待っていた。日が落ちて肌につめたい風があたるようになって、空模様も心なしか急に雲がかってきたように感じられたけど、さすがに今日は大丈夫だろうと思った。もっと緊張するかと思ったけど、そうでもなかった。それはさすがに今日は「雨は」大丈夫だろうと思っていたからでもあるし、さすがにもう、考えすぎたり考えすぎなかったりしてあさっての方向に暴走するようなことはないだろうと思っていたからだ。再集結後最初のJAPAN誌上のインタビューで吉井もそう言っていた。16年前の出演のとき、これぞTHE YELLOW MONKEYというものを見せていなかったから、大きなリベンジのひとつだと。

 

定刻に開始。最初にアニーとエマとヒーセが出てきて、エマとヒーセがドラムに近寄り3人が向き合う形になった。1曲目はSPARKあたりの、吸引力と爆発力を兼ね備えた楽曲でくるのではないかというのが私の勝手な予想だった。しかし吉井が出てくる前にエマのギターが鳴った。SUCK OF LIFEのオリジナルバージョン。吉井はお得意のスタイルのハンドクラップをしながら登場した。マイクスタンドは回さなかった。横アリの2日目で着ていたキラキラのジャケット、シャツはシルバーのキラキラ、いやギラギラしたゴージャスなものだった。モニタで抜かれる吉井の顔はすごく緊張しているように見えたけど、でもこういう緊張と決意のある顔をしているときのこの人は間違いないんだよな、とも思った。それほど緊張しているようなのに、サングラスはしていなかった。そういう意味での内心を防御するためのサングラスをこの人はもう必要としていないのかもしれなかった。

 

SUCKはいろいろなメニューを乗せるとあっという間に長尺になってしまう曲だが、さすがにフェスの1曲目だけあって、考えられるかぎりもっともシンプルなSUCK OF LIFEだったと思う。続いて楽園。おお、知ってる、という空気が周りに流れるのがわかる。私の予想よりもかなりたくさんの「あまりよく知らないけどせっかく出るんならちょっと見ていこう」というタイプのオーディエンスがいたように思った。3曲目にROCK STAR。割と攻めるなあ、と私はおもった。私はもちろん最高に楽しいけれど、これはどういうふうに捉えられているのだろうか?と余計なことがちらりと頭をかすめた。エマとヒーセがいつものようにステージ中央でニコニコしながらすれ違い、それぞれ上手下手の客にアピールしている姿はいつ見てもいいものだが、それでもまだ吉井の顔には緊張が残っているように感じられた。

 

帰ってきたぜひたちなかー!と吉井は第一声で吼え、大きな拍手で迎えられた。雨のないひたちなかに来られてうれしいです、今日は代表曲をたくさんやりたいと思っているので、最後まで楽しんでいってください。

 

球根をやったあと、ALRIGHTのリフ。吉井はおれたちの再集結の曲だといって紹介し、ツアーではお馴染みの準備ALRIGHTのコール&レスポンスにはそれほど固執しなかった。リリースされたわけではないから、それこそ初聴きというひとも多かっただろうと思うのに、ALRIGHTにはそれこそ楽園や球根よりも場の空気を持ち上げる力があるように感じられた。はっきりとバンドエンジンが回り出したと思ったし、この空気に持っていければもう、あとは何も心配ない、というような爆発一歩手前の高揚感が客席にもステージにもあった。それをもたらしたのが他のどれでもなくALRIGHTだったのは意外で、そしてすごく嬉しいことだった。

 

ツアーの流れ通り、ここでSPARK。吉井はジャケットをここで文字通り脱ぎ捨てていた。永遠なんて1秒もいらねええ、と吉井は歌詞を替えて叫んでいた。文句のつけようのない、120点のSPARKだったとおもう。バンドの格好良さが右でも左でも真ん中でも、どこを見ても溢れてくるようだった。こういうステージだったんだよなあ、と私はおもった。16年前に私が予想して、期待していたのは、きっとこういうステージだったのだ。

 

バラ色の前のMCで、吉井は16年前のことに触れた。あの時はね、すごい雨で…。おれも空気よめないから、青いジャージなんかで来ちゃって。もうあんなことは…と真顔で語っていた吉井はすこし照れたのか、しないぜ、と少しの苦笑を交えながら語った。

 

16年前も私はたしか、このPAテントの近くで見ていたんだった。THE YELLOW MONKEYの開始前にひどく降り出した雨。前のスピッツが終わったあと、転換の際に当時JAPANの編集長だった鹿野さんがステージに出てきた。前にひとが押し寄せて危険だから、みんなすこし下がって、というアナウンスがあった。飛ぶなら上に飛んでください、今のTHE YELLOW MONKEYの曲は縦に乗れる曲だ、とも言っていた。当時はモッシュゾーンが前方に設けられていたが、そこに突入する気はまったくなかった。近づきもしなかった。3年前のフジロックフェスティバルでこてんぱんに叩かれたことはまだいやになるほど新鮮な記憶だった。吉井はジャージで、エマもものすごいカジュアルな格好で、アニーはバッサリ髪の毛を切っていた。アルバム「8」の楽曲を、ほぼ上から順になぞりましたというようなセットリストだった。発売前だった1曲を除いてすべてが「8」の中から演奏された。

 

たとえジャージでも、「8」の楽曲を上から順になぞったとしても、それが彼らの信念と、これで見に来た観客に何かを手渡せると信じてやっていたのなら、同じ条件でももっと違ったのかもしれない。でもそうではなかったんだろう。それは「やらなきゃならないリベンジ」という吉井の言葉からもそうだったんだろうとおもう。もちろん、あの雨の中のひたちなかは私の中で大事な、消えない思い出だし、あのドラマを共有できたことを代え難いと思いと共に抱いているけれど、だがこれぞTHE YELLOW MONKEYというセットリストで、世界一かっこいいと私が信じているバンドはこれです、これで好きになってもらえないのならもうしょうがない、というようなものを見せてほしいという願いは、16年前には叶わなかったことは事実だ。

 

ここにいる皆さんにも言っておかなきゃとおもうけど、もうTHE YELLOW MONKEYは生涯解散しません、と吉井は言った。THE YELLOW MONKEYにはやり残したことがたくさんある、せめてそれをやって死んでいこうじゃないか。また一緒にバラ色の日々を追いかけてくれませんか、と。

 

RIJFの出演が決まった時に、バラ色からのパール、これはぜったいやるに違いない、やってほしい、と思っていた。雨でずぶぬれになりながら聴いた「雨の中を傘をささずに」「雨は降るのに花はなかなか」。ことさら刻み込まれた記憶だった。吉井は観客のシンガロングを「素晴らしい」と讃えて聴き入っていた。続いてパール。あの疾走感のあるイントロ。吉井は「雨は降ったのに」と過去形に歌詞を替えていた。

 

THE YELLOW MONKEYの楽曲は、どちらかというと内に内にエネルギーがこめられていって爆発をする、というようなイメージの楽曲が多いが、パールは外に、外にとエネルギーが解放されていくような曲だ。「君にまた言えなかった」の「君」はあの中原繁さんのことだと吉井はかつて語ったことがあるが、だからこそあんなに、外に、天に伸びていくような力のある楽曲になったのだろうか。すっかり暮れた夜の空にどんどん音が放たれていくのが最高に気持ちよかった。空を見上げているとなんだか泣けてきてどうしようもなかった。間奏のところで皆の拳があがるのを見るのが好きだったが、この日は手拍子が湧き起こっていて、それもはじめてこのバンドに触れる人の多さを表しているように思えた。美しい夜で、美しい曲だった。わたしが今までに聴いた「パール」のなかで、おそらくもっともわすれがたいものになるだろう。君にまた言えなかった 夜がまた逃げていった…

 

しかし、感傷に浸る間もなく、パールのアウトロからそのままLOVE LOVE SHOWになだれ込む。最初の「おねえさん」を吉井は観客に歌わせていた。ステージに出てきた時の緊張の影はもうなかった。ステージで自由に息を吸い、生き生きとしているメンバーがそこにいた。アニーの前にエマが寄って、ヒーセが寄って、吉井が観客に背中を向けてアニーと向かい合って、みんな笑っていて、7月7日に吉井が「もういちどぼくとバンドをやってくれませんか」と投げかけた、その、こうありたかった「バンド」の光景を見ているような気がした。

 

ラブショーが終わった時点で時計を見ると、終演予定まであと10分ほどだった。ここでいったん捌けて、アンコールでJAMで終わりかな…とぼんやり思ったが、メンバーはステージにそのまま残っていた。観客からは手拍子。そのまま照明が点き、吉井は観客にほんとうにありがとう、最高の夜でした、と語りかけた。

 

今からやる曲は90年代の初めに書いた曲で、これから売れていこうぜってバンドがやるには重いし、長いし、いろいろと物議を醸したけど、このフェスを主催しているロッキンオンにすごく可愛がってもらって…2000年の、第1回のときには、雨でできなくて、だから今日はここでどうしてもやらなきゃいけない曲だと思っているので。もし知っているひとがいたら、英語のところだけでもいいからね、一緒に歌って下さい。

 

アニーのハイハット、そして湧き上がる歓声。MCでJAMだとわかる層ももちろんいるだろうが、吉井はおそらくそうではない観客のことも考えていただろうし、あのハイハットのあとに湧き上がる歓声を聞きたくて、曲名を明かさなかったのだろうと思う。英語のところだけでもいいからね、と言っていたのは、GOOD NIGHT数えきれぬ、のサビの英語のことを言っているのだった。そして吉井は律儀に数えきれぬ、夜を越えて、罪を越えて、僕らは強く、美しく…と観客のシンガロングをサポートしていた。涙化粧の女の子、と歌いながらアイメイクが流れたような仕草のあとにわらった顔がとてもいい笑顔だった。16年前に大勢のひとに手渡されるべきだった楽曲が、それをようやく果たすところを見られて、大袈裟でなくわたしの中の凝った思いが解けていくような気がした。

 

ここで終わりだろう、JAMのあとに続ける曲というのはなかなかに想像しにくかった。それぐらいあの曲は積んでいるエンジンがちがうと思っていた。しかしこれもアウトロから(JAMのアウトロから!新鮮が過ぎる)そのまま「あかつきにーーー!!!」と畳みかけていく。まさかの悲しきASIAN BOY。もうなんだか、どうしようもなく笑えてきた。たしかに、たしかにこれは、これぞTHE YELLOW MONKEYというセットリストに違いない!

 

見よう見まねのバラッバラのワイパー、不思議なタイミングで起こる手拍子、全部が楽しくてしょうがなかった。吉井は「牙を立てる」ところで律儀にシャツのボタンを外してから牙を立てていた。湧き起こる歓声。楽しい。みんなが好き勝手やっていて、でもこれ以上ないほど一体感があった。

 

最後の最後にステージを去るときまで、手を振って、メンバー同士じゃれあって、彼らもとっても楽しそうだった。そして終演と同時に花火。トリなので、アンコールがあるのが恒例ではあるけれど、それはなかった。でも、これは推測だけど、アンコールをさせる時間も惜しんで1曲多くやってくれたのではないか。もしラブショーのあとに捌けていたら、たぶんASIANをやる時間は残っていなかったのではないだろうかと思う。JAMはもちろん大好きだけど、最後の最後は明るく終わりたい、という気持ちもずっとあって、それすらも叶えてくれるとは、本当に今夜のTHE YELLOW MONKEYは魔法使いのようだった。

 

帰りのバスの中で、外に雨が降っていることに気がついた。海浜公園の方まで降っていたかどうかはわからないが、もちこたえてくださってありがとう、と心の底から天気の神様に感謝した(もしかしたら、民生がひたちなかに残っていてくれたのかもしれない)。雨のないひたちなかに来られたことがうれしいと吉井は二度も言葉にしていた。雨が降らなくてほんとうによかったと思う。でも、もし降っても、もうあの時とはぜんぜん違うんだよって言いたい。雨なんて気にしなくていいんだよって、何よりもそう言いたい。

 

フジロックではTHE YELLOW MONKEYのあとのレッチリが40分で中断しそのまま中止、RIJFはTHE YELLOW MONKEYのあとテントが風で飛んで中止、そのあとに予定されていたRSRはエマの自然気胸でキャンセル。呪われているようなフェス歴だと思ってもしょうがないと思う。でもそうじゃないし、THE YELLOW MONKEYが出ても、雨が降っても、音楽もフェスも続いていく。

 

あとから思えば、SUCK OF LIFEで幕を開け、悲しきASIAN BOYで幕を閉じるのは、第1回フジロックのセットリストと同じだった。偶然なのか、そこにこだわったのか、それは私にはわからないけれど、でも16年前に観たいとおもっていたもの、その願いを叶えてくれたことは間違いなかった。数々のヒットチューンと、それを何倍にも大きくしてみせるパフォーマンス、あざやかなかっこよさ。多くのひとと共有したいと思っていたものを共有できた、すばらしい時間でした。おかえりなさい、心からそう言いたい。吉井や、エマや、ヒーセや、アニーにだけではなく、なによりもTHE YELLOW MONKEYと、その楽曲に。16年前より大きな力が私を動かしてくれるのを、私はずっと待っていました。本当にどうもありがとう。
 

11:31 | comments(8) | -

THE YELLOW MONKEY SUPER JAPAN TOUR 2016@横浜アリーナに行ってきたのよ

或いは私はいかに心配するのをやめて横アリを愛するようになったか。

 

YOKOHAMA SPECIALと題された追加公演。この題目しかり、THE YELLOW MONKEYにとっても特別な場所だの、聖地だのと言われて、心がざわめかないものがいるだろうか?いや、いるかもしれないが私の心はめっちゃざわめいてました。発表になって以後、ある意味ここが私の今ツアーの山場のひとつでもありました。

 

2日目には中継が入ったので、目にされた方も多くいらっしゃると思うし、具体的なMCなんかはレポもたくさんあがっていると思うので、ってそうなると自分が自分がの自分語りに終始してしまいそうな恐怖感を今から感じますが、どうぞご容赦頂きたく。

 

この前の神戸のMCで、横浜と福島はちょっと意味合いの違うものになるので、この形態では神戸と札幌が最後…みたいなことを言っていたので、当然横アリに関係のある楽曲を中心にするんだろうと思っていましたし、だとするとオープニングは?予想していたのはFIXのRAINBOW MANか(あの脳の幕があったらどうするー?きゃっきゃっ)パンチのパンチドランカーか(カウントダウンのあとオマルが流れてきたらどうするー?きゃっきゃっ)なんて予想をしていたんですが、いや待てそうは言ってもオープニングはいつも通りの可能性もあるんぞ…?などと興奮する自分を諫めてみたりして忙しかったです。

 

なので、いつものカウントダウンのあと、暗転し、そこにあのRAINBOW MANのイントロが流れてきた瞬間、思わず友人と抱き合いました。そしてステージにはあの映像。幕見て!見て!と叫んでまた抱き合って泣きました。泣きましたとも。でもってアニーのカウントでバーン!と照明が入ってモニタが見えた瞬間、エマーー!!ダブルネックーー!つってまた泣きました。Dメロのところでステージの上で胡座をかく吉井。なんなんだよこの自分完コピ!そして私の大好きな「外野のノイズは殺せ」であの手でクビを掻き切る仕草、ありがとうございます、ありがとうございます。もはや泣くのを通り越して拝む勢い。

 

2曲目ROCK STAR。はあああああ。2曲目にこれ!この位置!パンチと一緒!!そしてオープニングからライブのボルテージと会場の温度を確実に上げる仕事師の貫禄!もういつだってROCK STARに抱かれてもいい、そう思う私だ。頭はー!で吉井が頭ぐっと掴むのもすごくいいよね…!続いてサイキック9。うんうんやっぱり神戸でのご披露は横アリ見据えての選曲やったのやね…とか浸ってる場合ではない、SPRING TOURのときはまだ発売されていなかったこの曲はツアーで初お披露目だったのだ、タイトルなんだろうね、アドレナリンリンじゃないよね、とかアホなことを言って喜んでいたことを思い出す。いやほんとこの曲に限らず、この日はそういう興奮とノスタルジーが交互に押し寄せてとんでもないことになっていた(私の心が)。

 

最初のMCで吉井がふと、「なんか、いきなりぐっときてしまった…」とか呟くから、こちとらぐっときてるどころじゃねえよおお!などと思ったり。いきなりテンションMAXになったせいなのかどうなのか、1日目は白いジャケットをお召しだったのだけど、早々に脱いでらっさいました。それでねえ、横浜は吉井もちゃんとおニューの衣装だったじゃない?(鶴ちゃんも今までずーっと判で捺したように花柄と黒を交代で着てたのに、中継はおニューの衣装だった)1日目の黒いシャツもよかったけど、2日目の白地に赤い花のやつほんとよく似合ってた。よかった。シャツ時代戻ってきてよかった。今もう当たり前にインナーなしでシャツ着てくれてるけど、インナー着てシャツ羽織ってって時代結構長かったよね…!ってこんな話してたらこのレポMAJIで終わらない。ジャケット脱いだあと、4曲目のTVのシンガーのとき、左手の袖をまくりながらMCしてたんだけど、まー黒地に白い肌映える映える。袖まくる仕草美味しいですもぐもぐもっとくださいもぐもぐ

 

TVのシンガーをやったので、個人的にはこのまま、あれが、くるのか、どうなのか、って曲の後半かなり挙動不審になってしまったんだけど、曲終わりでそのまま間髪入れず続いたのはやっぱり、ゴージャスでした。うああああああん。友達と手を取り合ってぴょんぴょん跳ねて、泣いて、跳ねて、あーほんと…どうしようもなく泣けた。またあの途中で入るご当地のコールのとこ、吉井の「ヨコハマーーーーー!!!!」があの頃のまんまで、まんますぎて、こんなに寸分違わず同じ間合いでできるものなのかって思うぐらいで、そんでもうどうしようもなく涙が止まらなかったです。

 

ゴージャスはパンチドランカーツアー113本のすべてで演奏された曲で、このTVのシンガーから繋がるアレンジはアリーナツアーでの文字通り再現で、私はなによりもこの曲にいちばん引き戻されたし、私にとっては2日間通じてもっとも「思い出深い瞬間」でもありました。

 

Tacticsのあと、いつものメニューならエマのギターとなるところで、ギターを持った吉井を青いライトが照らしたので、ああ、天国旅行だな、と思いました。横浜アリーナ、ということでチョイスされる曲だろうと思っていましたし、FIXのツアーでもっとも印象深い曲といってもいいぐらいだものね。しかし、これはソロでも1回だけやっていて、そしてその時のことをすごくよく覚えてるんだけど、沢山バンド時代の曲をソロでも聞いたけど、あの時ほど吉井和哉という人がTHE YELLOW MONKEYというバンドの天国旅行という曲をやっている、というふうに感じたことはなかった。それがなぜなのかはよくわかりません。久しぶりに聴いてもめちゃくちゃパワーのある曲で、言ってみれば積んでいるエンジンが違うとすら思う。まだその楽曲のパワーを御しきれてないというか、楽曲に引っ張られている感じもあったかなあ。途中でアニーのカウントが聞こえるんだけど、その間合いも声も懐かしくすとんと胸に落ちる感じ、楽曲というのはこういうディティールが思い出になって刻まれていくんだよなあなんてことを思ったりしました。

 

続いて創生児!ぎゃおー!これはFIXもSPRINGのも印象的だったもんね。最初に「占い神頼み相談どれも全部試した」ってところで、中継ではちょっと切れちゃってるんだけどSPRINGでやっていたあのカードを順にめくっていく仕草をやっていたので、吉井さん的にはSPRINGのものが印象深くてチョイスしたのかもしれない。中継の時はちゃんとしてるけど、1日目は弟のほうがいきなり「キキマシタカイマノナキゴト?」みたいなカタコト外国人的喋りで入ってきたのでコラ!和哉!なんばしよっと!明日それをやったら承知せんからね!とか思っていたのでよかったです。なんだろ、照れが入ったのかな。照れてどうする。あと最後がちゃんと「弱いやつはバチが当たる」とひどいことになってるのもそのままでよかったです。1日目も2日目もアウトロで吉井がなんか言ってたんだけど、友人の1人は「スットコドッコイ」って言ってるよねと言い、もう1人は「愛してます」って言ってるよねと言い、なんなのこの振り幅…と震撼している次第。

 

ホテル宇宙船、花吹雪とツアーのメニューにも入っていた楽曲が続いて、つまりとんだSICKS祭り状態。ほんとSICKS大好きなのな!な!私も好きだよ!っていうか、ここまでTacticsはかろうじて両A面ではあるけど、シングル曲なしという硬派選曲。それが今までのツアーのメニューといちばん違うところだと思うけど、ドカーンと盛り上がるパーティチューンももちろんいいけど、こういう重い球も持ってますよっていうのがホントこのバンドの魅力だよなあ…としみじみ。

 

空の青からはツアーのメニューと一体化する感じでしたね。そうそう、1日目の空の青のとき、魂が虹のトンネルを…で吉井がぴたっと歌うのをやめて、2小節(ハイスピードで駆け抜けていくのさ)歌わず、そのあとやおら曲は止めずに何小節か戻って歌い直したんですよ。なんか、最初の入りがずれたかな?とは思ったけど、何が違ってるかってまったくわかんなかったし、しかもつるっと戻って歌い直した(戻るってかなり難しいと思うんですけど)ので、今いったいなにが…状態でした。モニタで吉井の顔抜かれてたけど、シンガロング託すようなところでもないし、いやほんとあれいったいなんだったんでしょうか。いずれにしてもメンバーは吉井に瞬時に合わせたと思われる。かっこいい。

 

2日目の空の青はでも、個人的には満点!って感じでよかった。あのマイクを望遠鏡に見立てる仕草めっちゃ好きだし(どうやっても劇的にならざるを得ない、さすがだぜ)、アウトロで吉井が背中を向けてアニーのドラムをどんどんどんどんどん煽るのがめっちゃかっこよかった!エマのスライドギターもいつも以上の美しさ。言うことなし。

 

1日目、空の青のあといつもだとメンバー一旦捌けてってなるところそのまま残ってて、しかも吉井が短い煽りで「もっと見たいぜー!」的なことを言うので、あっ見てないようで見てるかなって思ったらALRIGHTで、皆ペンラ出すのに大忙し!吉井の準備〜?の煽りにも応えきれず!みたいなことになったのを反省したのか、2日目はちゃんと、今日はこの会場の思い出深い曲で構成してるけど、名刺代わりに1曲作ってきたんでー!と前振りをやっていて偉かった。やっぱりアジャスト能力高いですね。

 

SPARK、2日目は吉井が上手の花道から降りてずんずんずんずんアリーナ前の通路をかき分けて相当後ろの方まで行っていた!アリーナのAブロックで見ていたので、吉井の頭が見えては消え見えては消えって感じだった。あれたぶんアリーナ最前列は関係者席なのかな?1日目がセンター席のいちばん端だったんだけど、関係者席っぽいなと思ってはいたんですよね。あとで「うしろのほうあんな風になってんだな!」って言ってたのかわいかったです。

 

SUCKは両日ともあっさりめだったかなってもはやなにがあっさりなのかもよくわかりません。充分濃いよ!メンバー紹介を鶴ちゃんから初めてたのも新鮮だったわ…。1日目にアニーが着ていたタンクトップを、なんだそれは、赤ちゃんの水着かって言ってたのがめっちゃおかしかったんだけど、中継見てみたら2日目にアニーが最初に羽織ってるシャツのセットアップなんじゃないのアレ?っていうかアニー1日目と2日目でセットアップを中身入れ替えて着てるんじゃないの?なして…なしてそげなことを!ヒーセのこと叔父だとか野鳥の会会長とかロックンロールゴリラも久しぶりに飛び出したりしてぎゅうぎゅうに要素詰め込みながら、1日目も2日目も最後に「命の恩人」つったのにめっちゃぐっときた私だよ…ううう…泣ける話やで!

 

バラ色の前のMC、2日目のは自分で「ドラマティックにしようとしてすぐ話が長くなる」って自嘲してたけど、でも中継だからこそ、ぜんぜん知らない人も見ているかもしれないからこそ、こういう話貴重だしよかったなって思います。横アリはバンドにとっても吉井にとっても、到達した場所であり、苦闘した場所であり、奮起した場所であるということなんだろうと思う。武道館に較べれば、やっている本数は少ないけれど、そういう象徴的な公演にいつもこの場所があったということなんでしょう。

 

しかし、横アリで見るASIANはやっぱりいいですね。あの特効が遠慮会釈なくブチあがるのがいいし、あの大きな会場があの楽曲に飲み込まれる感じもすごくいい。2日目のとき上手の花道に来た吉井が唄いながらネクタイむしり取ったとこ最高でした。最高でした。下手の花道で牙を立てる、のときにボタンがひとつはずれてむきだしの胸をさらけだすように歌ってたのも最高でした。

 

アンコール1発目は1日目も2日目もパール。やっぱりあのバックの映像すごくパールに似合っててかっこいい。吉井が最初に「絶対に負けんなよーーーー!!」って言ったのもすごくよかったです。横アリ1日目と2日目でセトリ違ったのはこのあとのBURNとラブショーだけでしたね。つまり中継日に初出しになった楽曲はなかったわけで、そのあたりは大人の判断というか、万全の態勢で!って感じだったのかなー。2日目のラブショーのとき、エマとアニーが顔見合わせて首をフリフリするのお約束だけど、最近それにヒーセも加わってて、アニーはエマとヒーセを交互に見てフリフリしてて、この日は吉井が完全にアニーの方向いてお尻をフリフリしてて、絵に描いたような幸せなバンドの光景だよなあって、4人とも楽しそうで、うれしそうで…いい光景でした。ほんとうに。

 

ブリリアントは替えないで行くのかなーとぼんやり思っていたところに、SO YOUNG。これもどうやっても私にとっては思い出のつまりまくった楽曲です。あの日僕らが信じたもの、それは幻じゃない。この歌詞を何回唱えてきたかわからない15年間でした。横アリで思い出深い曲、としてこれを選んでくれたこと、うれしかったです。

 

吉井がモバイルで、自分にとってもっとも重要な曲をやる…みたいなことを言っていたので、なんだろうなって私もご多分に漏れず予想してみたりしたんだけど(天国旅行か人生の終わりかなって)、私以外にも多くの人が予想したであろうと思われる「人生の終わり」をやらなかったのは意外でした。JAMのあと、そうかー人生の終わりやんなかったかーダブルアンコとか…ない…よね…って思ってたら客電点かず、何が始まったかってスクリーンにどーん。
THE YELLOW MONKEY
SUPER JAPAN TOUR 2016
SUBJECTIVE LATE SHOW
ちゅどーん。
初日松戸!っていうのと、最終日倉敷!ってのと、えっこれ今年?今年のこと?SUBJECTIVEってタイトルにつけてる以上この曲絶対やるじゃん(そりゃそうだよ)!!え!and more?ってつまりこれ武道館に続くんだろオイオイさっさと言えヨー!!と、ライブの興奮とツアー発表の興奮で完全に脳内がショートしました。使い物にならず。なんだろうこのバンドの余韻無用な仕打ち!大好き!

 

2日目は2日目でさすがに今日はなんもないよねって言ってたら「特報」。なんとドキュメンタリー映画。THE YELLOW MONKEY 2016-2017ってことはオイこれ2017もツアーあるんじゃねえのかオイ。もしくはアルバム出るんじゃねえのかオイ。さあ、殺せえ!(床に大の字)吉井が、もう無理、と思うことでもTHE YELLOW MONKEYがあるとおもうとがんばれる、なんて言ってて、それこっちの台詞だよーんもーおっちゃん働くよー働いてまた稼いでツアーにくるよーってなりました。

 

さて、余韻無用なバンドが大好きな私ではあるのだけど、私個人はノスタルジーを味なくなるまで噛みしめるタイプのヲタですので、ここから先は完全な自分語りです。

 

私にとって横浜アリーナはやはり、パンチドランカーツアーの最終日、113本のラスト4daysを飾った場所としてもっとも記憶に刻まれていますし、この場所が私にとって「特別」なのはひとえにこのツアーの影響であるといっても過言ではありません。後年、吉井さんが自伝で書かれたように、そして今回のMCでも言及したように、あのツアーはバンドに確実に疲弊をもたらしましたし、それは後年発表された「パンドラ」という映画でも語られていたことでした。そしてその疲弊が少なからず「解散」という選択肢に影響を及ぼしたこともあったんだろうと思います。おそらく、私だけでなく多くのファンが、言葉にはせずとも、あのツアーがなければ、こんなことにはならなかったのかもと思わずにはいられなかっただろうと思いますし、それによってたとえ傲慢と言われようとも、一種の罪悪感のようなもの、あのツアーを貪欲に楽しんでいたからこそのそういった思いにとらわれた人も少なくなかったのではないかとおもいます。

 

今回のツアーで、ゴージャスがあの頃のアレンジまま聞くことができて、SO YOUNGをもう一度聞くことができて、でもオープニングで「パンチドランカー」をまた、やってくれないだろうかという願いは叶わなくて、叶った夢もあれば、夢は夢のままだったものもありました。でも、叶わなかった夢の分は、まだわたしのものにしておける。こういう言い方はおかしいかもしれないけど、再集結して、今まで限られた中で反芻して、それこそ味なくなるまで噛みしめていたバンドの楽しさ、かっこよさが一気にみんなのものになって、そうやって共有できる嬉しさと同時にすこしのさびしさもあって、でもまだわたしのものにしておける部分もあることはそんなに悪いことでもないよなって思ったりしました。

 

メンバーやスタッフがあのパンチドランカーのツアーを今どんなふうに捉えているのかは彼らだけが知ることだけれど、でも名付けというのはやはり軽く考えちゃいけないなと、しみじみ思う。パンチドランカーと名付けられたツアーはその名をまさに体現したものになった。パンドラ、という略称を考えてもそれはまさにパンドラの箱のように、いろんな災厄がその箱からは飛び出していくことになった。この神話では、パンドラは開けてはならないと言われた箱を開けてしまうが、災厄が逃げ出したあと慌ててその蓋を閉めると、中から呼ぶ声がする。あなたはだれ?問いかけると中の声はこう答える。わたし、きぼうよ。

 

先日放送されたスペシャの番組の中で、吉井和哉は「パンドラ」の映画を見て、こうして見てもこんなに壮絶だったんだ、それを見て自分の中で浄化する思いがあった、と語っている。この映画のために4人が集まって撮影されたのは2013年6月19日。その約20日後の7月7日に、かれはメンバーにもういちどバンドをやりませんか、と再集結のきっかけになるメールを送っているのだった。横浜アリーナに降り積もった重い想いには、甘さや楽しさだけではなく、切なさもあいまった苦さがあった。すくなくとも、私にとってはそうだ。でもあのツアーはいろんなものをバンドにもたらしたけれど、最後には希望を残していってくれたのだとおもう。私はもう横浜アリーナを思い出すときに切なさを感じなくてもいい。かつて遺影と言われた写真を思い出さなくてもいい。THE YELLOW MONKEYの聖地として、特別な場所として、その空気を存分に吸い込むことができる。なによりもそれがうれしかった。この場所に帰ってきてくれたこと、感謝します。ほんとうにうれしかった。ほんとうに、ありがとう。
 

22:28 | comments(14) | -

THE YELLOW MONKEY SUPER JAPAN TOUR 2016@神戸ワールド記念ホールに行ってきたのよ

レポは熱いうちに(早いうちに)書けと昔の人は言ったもんですがほんとそのとおりですね。皆様こんばんは。早いもので神戸のライヴからもう1週間近く経とうとしてますヨ!

 

ヒーセが、神戸ワールド記念ホールはTHE YELLOW MONKEYとしては初めて…みたいなこと書いてて、アレっパンチのアリーナツアーとき来てないんだっけ、と思ったら来てませんでしたね。なので98年7月の神戸国際会館以来の神戸公演ということになります。

 

吉井が福岡終わったあとモバイルで「神戸…何かが起こる?」みたいなこと書いていたので、吉井の断言は真に受けないが仄めかしは大いに真に受けるタイプのヲタとしてはなんじゃろなんじゃろ、と期待していたというか、ぶっちゃけセットリストいじってくるのかな!な!なんて思ったりしてましたが、やっぱりその通りだった!うはははは!

 

1日目の最初のMCの時、ん?あれ?吉井がギター持ってるぞ?ギターを持ってる、ということは?A HENではない!なぬー!と色めき立ったわたしです。吉井も、今日初めてこのツアーに来る人も、大阪城ホール行ったよって人もいるだろうし…(客から拍手)ね?いるよね?新鮮味がないわねって言われちゃわないように今日は初めてやる曲あるからね…などと言ってさんざんに客を喜ばせていたのであった。

 

初出しの曲だけまとめると1日目A HENの代わりにTVのシンガー、アンコいっぱつめにパール。2日目はチェルシーの代わりにサイキック9で同じくアンコいっぱつめはパール。すごい…もう完全に8月のスケジュール(横アリ、フェス)を見据えた選曲だ!とか思ったわたしです。パールはね、横アリではわかんないけどひたちなかでやらないわけなかろうとは思っているわたしであるよ。TVのシンガー、サイキック、それぞれFIXだったりスプリングだったりを彷彿とさせる選曲ですよね。

 

神戸の初日、どこがというわけではないんだけど、吉井に緊張というか、硬い空気があったように感じられて、なんでかなと思ってたんだけど、初出しの曲やるからだったりしたりしたらなんというかわいいかよ案件って感じですね!(感想には個人差があります)

 

とはいえ2日目はさすがの2日目男というか、初出し曲があろうがなかろうがぶっ飛ばしてくるあたりがね!なんだろう、緊張しぃでもあるけれど、アジャスト能力が異常に高いんでしょうね。あと周りのメンバーが常に高め安定なのもいいんだろうね。4曲目にサイキック持ってきて観客だけでなく吉井本人もブチあがったのか(そりゃアガりますよねー!)、もうA HENに行く前にジャケット脱ぎ捨ててた!いつも麗奈かFINEの前だったような気がするので、そういうところにもテンションの高さが表れてたよな〜と思います。

 

twitterのレポで書こうと思って忘れてて、そして忘れるとそれがいったいどこでなにをやったんだか1日で忘れる鳥頭で残念無念なんですけど、あのねー、吉井が投げウィンク?みたいなのやったんですよ。ウィンクを左手で受けてふーって息で飛ばすの。あれ空の青だったかなあ。空の青といえば、あのエマのスライドギターのところでマイクを望遠鏡に見立てて覗き込んでいたのがすっごく絵になって素敵だった。角度的に表情をとらえるのが難しいんだけど、のぞき込みながら、わらってたんだよねえ。

 

私が吉井にはシアトリカルな部分がある、と感じるのは、こういうところで、つまるところ演劇というのは見立てることでもあるんですよね。吉井はそういう嗅覚がものすごい優れてる。とはいえ、それは「演じる」というベクトルとはまた違ったりもするんですけれど。

 

2日目の見てないようで見てる、個人的には、この曲についてはこの日がベストじゃないかって感じるほど、よかった。何がって、楽しすぎて、楽しすぎて、楽しすぎて感極まりそうになっちゃったのだ(私がだよ)。感傷でっていうんじゃなくて、たのしー!って、それで泣けてきちゃうっていう…。1日目は「泣いてどうなるのかー!」2日目は「夢の続き−!見せて−!」と「そして神戸」をぶっ込んできたところもよかったです。

 

でもってアンコールいっぱつめのパール…!いつか聴けるだろうなって思っていた曲ではあったけれど、これもこうしてみるとあの頃に引きずり戻される曲だし、それを振り切ろうとする疾走感がすばらしいし、個人的にバックの映像の切り替えがめっちゃカッコよくてうおおおおってブチあがったし、どうやってもあの間奏で拳があがっていく光景にぐっときてしまう。

 

2日目はSUCKの絡みのときに吉井がエマの背後にまわったので「あすなろ…」「新しい…」とひとりニヤニヤしましたが最終的にはいつものスタイルでした。なんだいつものスタイルって。このところアニーの次に鶴ちゃんの紹介してたのに、1日目アニーの次「リードギター!」ときて、お、俺ぇ!?と自分を指さす絵に描いたようなリアクションをするエマがかわいかったです。吉井「鶴谷だとおもっただろう!ああたの時もあるんです!油断しないで!」っておーい!2日目はエマと鶴ちゃん交互に指さしながら「どちらにしようかな…」もうどっちでもいいからはよやれ(心の叫び)。でもって、鶴ちゃんのソロのとき、最後ムーディに終わらそうかどうしようか…って感じでちょっとグダってしまったんだけど、すかさず吉井「おまえ終わるのヘタだな!」「そういうセックスするやついるよな」「そういうセックスしてるんだろうな」ひっどい!そこに吉井「許して、愛はあるんです」くっそ…おまえ…(結局ゆるす)。2日目は2日目で鶴ちゃんを前に引っ張り出していろいろいじった挙げ句、そのまま鶴ちゃんの名前コールしようとして、慌ててキーボード前に戻る鶴ちゃんっていう…そして引っ張り出したのは自分なのに「リハーサル通りやれヨ−。あ、俺か」お前だよ!

 

しかし、大阪と神戸なんてほとんどお客さんかぶってるんじゃないかと思うのに、やっぱり雰囲気が変わったりするから面白い。神戸はなんというか、深く聴くのがうまいオーディエンスだなあという印象を受けました。最後にキーボードのソロがある曲とかで、もちろんその前に拍手は起こるんだけど、心持ちストッパーかかった感じというか、最後の音まで聞き届けようという観客全体の空気がある。如実だったのが2日目のSUCKのとき、いつものライフ、ライフ…のあとブレイクになるとこ、ほんとぴたっと静まり返って、吉井がちょっとマイクから離れたところで1回ふうっと息を吐いた音がマイクで拾われて聞こえるぐらいの静寂。あれは感動的だった。

 

なんとなくエモーショナルなMCが多かったように感じられたのも、そういう観客の空気が関係しているのかどうなのか、1日目の時点ですでに「この神戸が終わったら、横浜と福島は違う形態のライヴになるので、このツアーの流れを汲むのはラストの札幌だけ」って話をしていたんだけど、2日目はもう、その終わっちゃうさびしさが爆発しまくっていた。見てないようで見てるの煽りで「終わっちまうぞ神戸――――!!」って言われたのめちゃくちゃぐっときたし、吉井のそういう煽り大好物だし、何度も、何度も、終わってしまう、さびしい、って口に出して言っていた。

 

LOVERS前のMCだったかな、やおら結成経緯の話をしだして、自分はベースだったけどこの怖い人(ヒーセ)が来て縦社会のアレで…(ちゃうちゃう、と笑って手を振るヒーセ)そんでボーカルになったんだけどそしたら今度はエマが『ロビンやっぱオレやめるわ』(←これをエマの物まねして言ったw)って言い出して、そんときもうアニーは加入してたから、アニーも止めてくれればいいのに『それは兄貴の自由だから』とか言っちゃってさあ!前のバンドも兄弟一緒だったから、もう兄弟では(同じバンドは)いいや、って気分だったんでしょうか…ってなんかオレめっちゃ喋ってますけど!いい?いいよね?もうこのツアーも終わっちゃうしさ…さびしいですよ…」ってオイオイかわいいなオイオイ

 

2日とも、JAMの前に神戸の街のことに触れていて、smileのアルバムプロモーションの前日に阪神淡路大震災があったこと、今ある神戸の街の美しさを来るたびに感じているということ、この街を想いながらあの曲を作ったことを思い出しました、と。

吉井は昔、何度か、THE YELLOW MONKEYが解散するずーっとずっと前に、「このバンドが解散することが、ファンにとっての最大の暴力でありますように」という言葉を残していて、それはもちろん「解散」ということを意識していない、まさにこれからという時代だったからこそ言えた台詞だったわけだけれど、1日目の最後のMCでこの言葉のことに触れた。本当に若気の至りというか、あの頃はそれがかっこいいと想って言っていたんだけど、でも実際に解散することになってしまって、と吉井は言った。

解散したからこそ今ここにいられる、と言い、でもその翌日には、どこか冗談めかして25周年といっても9年活動して15年休んでるからね、と自虐的にわらい、そしてまたどこか真剣さを滲ませた口調で、バンドは長く続けないと熟成しないから、俺がこんなことを言うのもなんだけど、今あるバンドにはぜひもちこたえてほしい、とも言った。たぶんどちらも掛け値なしの本心なのだろうなあとおもう。

 

続けていたらどうなったのか?あの時手放さなかったらどうなっていたのか?それを考えないでいるのは難しいのかもしれない。でもへんな話だが、私は今に至るまでただの一度も「解散してよかった」とは思わないし、思ったとしても口が裂けてもその台詞は言いたくないが、「続けていたら」というifを考えることはしなくなった。あったかもしれない物語を追いかけるあまり、目の前のことを見のがしてしまったら本末転倒だもんね。

 

2日目の終演後、またマイクスタンドをずっと握りしめて客席を眺めていて、ぱっとマイクを離すと自分の両耳をぐっとつかんで観客の声を聴こうとしていたのがほんとうにかわいく、そしてなんだかせつなくも見えて、あー、こういう顔をされてしまうと、たまらないですね、と思いました。

 

札幌がこのツアーの千秋楽だとすれば、間の横浜福島は番外編として、この神戸はいわば前楽にあたるわけで、ある地点に到達したツアーの、その行き着くところが目の前に来つつある、という感じ…なんというか、切ない、この切なさこそがTHE YELLOW MONKEYの持つ大きな魅力のひとつだし、わたしはつくづくこういうものが好きなんだなあ…と、特にこの神戸2日目は改めて実感させられました。ステージの上のことだけではなく、自分の体調や、心境や、席や、周囲の観客や、そういった諸々の事情も含めて、こういう1本が見られればもう、悔いはないだろう!というほどにこの日のライヴは自分の中に深く刻まれるものがありました。吉井がSUCKでライフ、ライフ、と叫びながら自分の立ち位置を指さし続けていた姿がまだ目に焼き付いています。

 

さて、次はとうとう、横浜アリーナです。
わたしにとって、今回のツアーでこれ以上の「約束の地」は、たぶんない。
楽しみです。
 

00:20 | comments(8) | -

THE YELLOW MONKEY SUPER JAPAN TOUR 2016@マリンメッセ福岡に行ってきたのよ

かくして怒涛の如く文月は過ぎゆく。

 

吉井ちゃんが「天井知らず」「ギューしてカプーしてブチュー」と称する福岡!吉井ちゃんの年末ソロで来て以来ですね。ツアーもそろそろ終盤です!わー!うそ!もう!?言うまでもなく以下曲バレしてまっする!

 

吉井が歌詞を微妙に差し替えてきたりするの大好物なんですけど(見てないようで見てるの「君たちに会うためにまた集まったのさー!」とかが好例)、福岡で印象的だった歌詞替えはプライマルでの「卒業おめでとうふくおかー!」(ここ替えてきたことなかったのでびっくりしたのと、それだけ1曲目から余裕があるってことなのかなって)、2日目SPARKでの「永遠なんて、1秒も、いらねええええ!!」でがなりあげたのが最高オブ最高でした。でもって1日目麗奈で「それだけは変わらない、それだけは変わらない」のあと最後の最後だけ「それだけがわからない」に替えたんだよー!ぎょうええええってなったしこの一言が反転するだけで歌詞全体の意味が変わってくるって、おまえ!もう!魔術師!言葉の魔術師か!

 

セットリストはさいたまと同じ(1日目2日目逆だけど)でしたねー。個人的には2日目の方が好みかなって思ったけどそれはROCK STAR加点が大きいってだけかもしれない。てへっつ。2日目はスタンド中段のどセンターから見たんですが、正面でこんなに視界クリアなの今回のツアーで初めてと言ってよく、照明をはじめとする演出の数々を堪能できてよかったです。やっぱりどんなステージも基本的に正面から見ることを意識して組まれてるから、それを最高の位置で見られてうれしかったなあ。中でもFINE×3の緑と赤の照明の交錯ぶりがことのほか素晴らしく、でもって赤と緑の照明がうちの子たち世界一似合うんで(言わせておいて〜)あの最初に正面のスクリーン4分割にアニー、ヒーセ、エマ、の順に映っていくところからして鳥肌でした。そういう意味でも2日目加点しちゃうオレだぞ!

 

2日目のA HENで、もうほんと曲の最後のほうで上手からスタッフがギターもってささっと出てきて、エマがすすすと近寄って一瞬のうちにギター替えたんだけど、あまりの早業で「ん?今いったい何が?」って感じだった。今日吉井とエマが出演したラジオでどうやらちょこっとその話が出たらしく、弦が切れた?っぽいですね。それにしても見事なスタッフワーク!

 

福岡では今までにない吐息混じりの新しいパターンが2つ出て、1つは1日目SUCKで最初の「I WANT YOU」のところ、それまでかなり長いこと引っ張ってたんだけど、そのままささやき声で入るパターン新しい!ってなりました。ユアラーイフ、に入る前に吐息入れるのはさいたま2日目でもやってくれてたよね(あそこのライフ!ライフ!でエマ、アニー、鶴ちゃん、ヒーセ、そして客席を順に指さして行くとこ毎回見て胸熱…!ってなる)。もうひとつは2日目ラブショーで「ねえ乗りなよ」のとこ、いきなりひそひそささやき声になってて、でもって凄いのは瞬時にバンドの音がぐっと控えめになってそれに合わせたこと!こういうのたまんないしコロっとしてやられちゃうよね〜!

 

見てないようで見てる、Chelsea、ラブショー、あとZoophiliaもかな、だんだんテンポもしっくりくる速さになってきてて嬉しい限り。2日目のChelsea、あなたにもあげたい、が入ったの懐かしくてうれしかった!そして見てないようで見てるが私は大好きすぎるのじゃ…ってこの話もう何回目なのおじいちゃん!そうだ!ホテル宇宙船の時に「ホテル○○」って会場名入れるの、大阪城ホールから引き続きやってるんだけど、あいつ1日目「ホテルマリノア」つったんだよ…!それは!紫の炎ですしおすし!つーかマリノアがすぱっと出てくる方がすごいわ!でもって、その反省を踏まえてだったんでしょうね、2日目「ホテルマリンメッセ」ちょう置きに行ったよあいつ!もう、ほぼほぼ語りぐらいの感じだったよ!そんな置きにいってても叶姉妹は入れ込みたいっていうのがまた!

 

そうそう、1日目のJAMの曲前に、「君たちとおれたちのロックンロール」が復活したのに地味に喜びました。うふふ。あと、城ホールの時にも書いたけど、ASIANでの介錯、吉井が抱えているのが首だと思って見ているとほんとなんというかマイク向けて歌わせるのとかすげえ蠱惑的な構図だなって改めて思うし、吉井和哉はサロメだったのだ…的なことを思ってうっとりとしたりして。

 

SUCKの絡みのパターンもだんだん固定化してきたかな〜。私はリボンタイのプレイよりスタンディングでエマの首根っこぐいっとやってかぷかぷするほうが好きです。でもってエマがあむあむするやつが好きです。ってオレは何を言っているのか。というかSUCKもだしTacticsの最後のギターもそうだけど、最初は吉井がエマの立ち位置に近づいていってたのに、だんだんエマが自ら近づいてきとるwwTacticsとか、あと今回のセトリにはないけどTHIS IS FOR YOUとか、ああいう時に吉井がなかなかエマの方を見ない(エマは見てる)っていう構図がめっちゃスキなんスよねわたし、ってオレは何を言っているのか…

 

メンバー紹介もそろそろパターン化してきたかなって思ってたんですけど(1日目はエマは阿部寛、エマノマエだったしヒーセは野鳥の会会長だったしアニーは世界3大タンクトップだった)2日目はなぜか結成当時の話をぶっ込んできて、というのもLOVERS前のMCで吉井が結成当時の自分のことを「へたくそなボーカル」と言い、「今でも代わりのボーカル探してるんですけどね!」とシャレにならないシャレをかまして会場が引く、という図式があったからなのですが(いやだって過去に『オレをクビにしてくれ』発言してる人だよ!?呼び起こされるトラとウマ)、エマのときに「この人はねえ、最初にTHE YELLOW MONKEYに入って1週間で電話かけてきて『やっぱやめるわ』って言ったんですよ、いやちょっと待ってくださいよお、練習しますからあ、歌うまくなりますからあっつって引き留めました、じゃ、もうちょっとやるわって言って、そして今に至ります。(エマに向かって)もうやめないよね?(エマうんうん頷く)もうずっと一緒だからね、どこにも行かないでね」ハイでました吉井の「どの口が言う2016」!

 

ヒーセの時は「もともと自分はバンド始めた時ベースだったけど、このヒーセが、ぼくの叔父がバンドに加入してくれるならってことでベースをやめました」「17の時から知ってるから、いろんな思い出があります、ぼくがねえ、東京の郊外、郊外って言うか、ちょっとはずれたところに家借りて住んでたとき、遊びに来てくれ来てくれって言ったのにいっっぺんも遊びに来てくれなかった!」ハイでました吉井の「それはお前いつの恨み節だよ2016」!それにヒーセがあっ、おまえっ、て顔でわらって、手でごめんごめんってジェスチャーして謝ってたのがちょうかわういかった…!

 

「THE YELLOW MONKEYの吉井和哉」がフルネームでいい、っていうネタ(ネタ言うな)、この日は「THE YELLOW MONKEYの吉」までが名字で「井」がミドルネームとか言い出しててネタにアレンジが加わってました(だからネタ言うな)。でも、一生解散しない、死ぬまでTHE YELLOW MONKEYです、と言うのと同時に「とはいえ1人ずつ順番にいなくなってくるんですけど」「順番から言ったら誰なんだろ、アニーが残るのかな」「きっと彼がね、若いメンバーを引き連れてTHE YELLOW MONKEYをやってくれると思います。」

 

1日目も2日目も、今後の予定を「4年後にまたツアーやろうか」なんて言ってみたりしてましたけど、とはいえ熊本のためにもまた何かやりたい、THE YELLOW MONKEYはサプライズの好きなバンドだからね…とも言っていたし、4年長い?じゃあ2年後?ま、勝手にやってますんでってわるいかおで(これは想像)言ってみたり、そういうこと言いたいモードなのかな〜って感じもあり、でもって私は吉井のそういうモードきらいじゃないん…大丈夫だよ、ずっといるよ、もうどこにもいかないよって言われるより、燃える!わー!典型的なダメなファン!

 

でもって、両日でいちばん印象的だった出来事。1日目の犬小屋、今までそれこそ数限りなく聴いていますが、なんとその歌い出しで「鳴きたくなる時はいつも」と2番の歌詞が出てしまったんです!もう、一瞬で胃が「ヒョッ」ってなったし、なぜか私までアワアワしたんだけど、そこで終わらないというか、たぶん、おそらく、いやもう絶対、吉井そうっとうに悔しかったんだとおもう!あのWELCOMEの間奏、ただでさえ派手な両ウィングがこれでもか!これでもか!とぐいぐいくるところで、なんと吉井が「華やかに見える道化師の」ってAメロをぶっこんできたのだった!!!うっわーーー…!!!ってなったし、ここに割り込んでくるタイミングのはかり方もすごいし、なにより、転んでもタダでは起きないというか、あいつの起死回生の一発力というか、底意地というか、そういうものがステージからぶわあっ!っと押し寄せてくるようで、いやもう参りました。

 

今までわりと印象的な曲でも歌詞飛ばしたりなんてそんな珍しい話でもないのに、JAMの前のMCで「今日はね、マリンメッセをマリノアって言っちゃうし、もう自分の脳みそとの戦いです」なんて、自虐的に振り返ってみたりしたのも、やー、ほんと、あそこはキメたいところだもんね…っていうか、まさか犬小屋でちょっと止めてもう1回仕切り直しなんて出来ないし、ってかTHE YELLOW MONKEYの曲はそう考えると曲への導入から世界が構築されているから、それを仕切り直しっては正直あり得ないもんね。しかしそのあとに吉井が放った「悪気はない。愛しかないぜ」ってフレーズにまんまとバッキューンと撃ち抜かれた私だよ…ほんとおまえのそういうとこ…SUKI…

 

最後のJAMが終わったあと、いつもだったら飛ばないピックを飛ばしに行ってみたり、ステージの前のほうに出てきて手を振ったりするのに、ずーっと、ずーっと、ずーーーーっとマイクスタンド握ったままだったのも、私はあれ、ぜったいあーって、くやしいって思ってるんだろうなって見えて、あのときヒーセでもエマでも、楽器外さずに「なに?やる?」とでも言ったら、もう1曲って言いかねない雰囲気に見えて、なんかもうすんげえキュンとしちゃったのだった。んもう!あの子!かわいい!って何目線だよって感じだけど、男のひとのああいう顔に女は弱いんだい!と言いたい私だ!

 

吉井が天井知らずの福岡、と言ったように、両日ともすんごい盛り上がりでしたし(2日目なんか、最初のカウントダウンでの客の歓声が沸き上がって総立ちになるのがどこよりも早かった!)、あとスタンドで見てて、ASIANのワイパーやROMANTISTの腕振りがもっとも美しいのは福岡なんじゃないかなって思いました。特に2日目はスタンド正面からの眺めだったので、ROMANTISTの腕振りがもう…壮観!の一語!あれは素晴らしい!

 

どんなツアーでも、なんというか、このツアーでの完成に近い形、みたいなものがツアーの中盤から終盤にかけてできあがってくるもんだと思うんだけど(完成、ではなくて彫刻でいえば形ができあがって何が彫られてるかわかる、みたいな感じね)、福岡はわりとその一種の到達点に近い感じがしました。あとは細部を磨いたり造形を整えていくけれど、ツアーの印象そのものがガラリと逆転するってことはここからはもう考えにくい。とはいえ、横浜はメニューが違う(と信じてるんですけど)として、神戸とラスト札幌、あと福島もなのかな?このメニューでやるこのSUPER JAPANツアーはもう泣いても笑ってもそれだけです。始まってしまえば必ず終わりが来る。うわーもう終わっちゃう、終わりが見えてきちゃうって思うさびしい気持ちも勿論あるんだけど、でもそこはね、THE YELLOW MONKEYに限らずヲタ道を歩いてきたからこその経験則というか、終わった時にさびしさや物足りなさだけじゃなくて、もっとちょうだい、まだ足りない、って言うだけじゃなくて、ここまでファンとして力を尽くしてやりきった、もう逆さに振ってもなんにも出ない、お疲れオレ!ってところまで必死に食らいついていきたいし、それだけがさびしさから解放される唯一の方法だと思っているので、もはやこの先の文月葉月長月を一気に駆け抜ける、覚悟だけはある!という感じです。その文月ラストを飾るのは神戸!泣いてどうなるのか!震えて待て!

 

23:23 | comments(8) | -

THE YELLOW MONKEY SUPER JAPAN TOUR 2016@さいたまスーパーアリーナに行ってきたのよ

THE YELLOW MONKEYにとっても初めての会場、このど田舎に(私が言ったんじゃないよ!吉井が言ったんだよ!)こんな立派なアリーナが、というわけでヒーセのfacebook情報によれば今回のツアーで一番大きな会場だそうです。

 

開演前のアナウンスで「収録が入っているのでお客様が映り込む可能性がございますー」的なことを言っていましたが、両日カメラは入っていたけど残るのは2つめのほうなのかな?吉井さんが終演後のメッセージサービスであんな風に言うってことは(形になったらいいなと思います=形になることが決まってますの意でほぼ間違いなし)、2日目の映像が残るんだろうな〜。

 

この2日間は個人的にも本当に感慨深いものになったので、ライブの感想というよりはちょう個人的な思い入れに終始してしまいそうだけどいちおうメモ書き残しておきまっする。以下曲バレしてまっする。

 

・時系列無視でまず書きますけど、2日目の犬小屋の「麝香の手首の手首」痛恨!すぎた!

・円盤になったとき音かぶせるのかな…まさか収録しないとかやめてね!?そんなことしないと思うけどさ!?

・あそこ、いっつも手首をマイクスタンドにこすりつけるようにするのが最高にえろくていいんですよね…

・そしてこれも時系列無視で書きますけどヒステリックカウボーイはどこに行った!?

・しかも2日間ともすっ飛んだ…どんだけハングリーサバイバー言いたいんや…わしはランダムにシューティングが大好きなんじゃ…

・あとこれ、初日からずーっと思ってたんですけどgimme your neckのとき必ずコーラスしてるエマかヒーセかにカメラがスイッチングするけど、ダメ!ここ吉井録ってなきゃだめ!(個人の好みを声高に主張する会会員)

・大阪での絶好調という調子の波に乗ってさいたま初日から飛ばす吉井ちゃん。っていうか収録が入ってるってのもあったんでしょうが2日目のほうが優等生というか、コンパクトですっきりまとまりもよく(MC的に)、演奏の方もここまで培ってきた阿吽の呼吸が各所で炸裂するという感じで非常に高得点!という感じでしたが、そのぶん1日目の自由人ぶりがすごかったです。もはやメンバーに甘え放題だしメンバーもメンバー同士甘え放題だし。仲良しかよ!

・1日目は久しぶりにモニタに対して腰をふりたくる吉井が見られてワーこれこれ〜!おかあさん見てあの人えろーい!みたいに喜んだ私だ

・セットリストはちょうど大阪1日目2日目の逆転でしたね。初日の衣装は皆ニューバージョン?だった気が。吉井はこの間のMUSIC DAYで着てた蛇をも殺す派手なピンクのシャツで、エマはグリーンのラメラメパンツだった。でもってヒーセのあのシャツを、どこかで見た気がしてしょうがないんですけど、どこでしたっけね…!(遠い目)

・そうそう、例のALRIGHT前の言葉は「タイマーは回り続けています」と「ARE YOU A BELIEVER?」だったので、どんどん歌詞から持ってきてますねっていう

・「見てないようで見てる」が思惑通りどんどん速さを増していっていて、いいぞいいぞ!と思っているのですが、1日目の吉井の煽りがほんと自由すぎて爆笑しました。「もっと奥まで、もっと根元まで」とかはまあいつものことなのでいいんですけど、そのあとの「だんだん気持ちよくなってきた〜〜、おとのさま〜〜〜!!!」爆笑。2日目は「最高、きみたち最高!」だったのでこっちの方がほんと優等生ですよね

・しかし私は「見てないようで見てる」が大好きすぎるのであった。こういう曲こそ、こういう曲でどんどん飛距離を伸ばしていって観客を興奮の坩堝に叩き込むところこそ、この人たちのライヴの真骨頂があると思う私です

・ところで「花吹雪」で背景の幕が赤青に二分するんだけど、あそこ色の重なる部分がちょっとした3Dに見えるよねという話を開演前に披露してあのドシリアスな名曲が笑いを提供する場になってしまったことを反省している

・1日目の「花吹雪」で鶴ちゃんのソロの前に吉井の吐息が入ったのエロくてクソビビリました

・かと思えば2日目はSUCKの最後でわざとブレス音を聞かせるという技を繰りだして私たちを轟沈させた吉井ロビン和哉

・吉井ロビン和哉といえば、といえばじゃないが、SUCKの途中で「THE YELLOW MONKEYの吉井和哉です」「もうオレはこの冠を一生取るつもりはありません」「THE YELLOW MONKEYの吉井和哉がフルネームでもいいぐらいです」「なんなら吉井はミドルネームでもいいぐらいです」「THE YELLOW MONKEY・の吉井・和哉」「これからは『の吉井』と呼んで下さい」ほんと何を言ってるんでしょうかこのひと(にこにこ)

・SUCKの絡み、あのリボンタイでマイクを結ぶのどんどん手際良くなってて笑うし、そのリボンでエマの手結んで、かつエマの左手をぐいっと引っ張って拘束してトグルスイッチ(調べた)(毎回言う)弄りに専念してた2日めのやつはなかなかでした。あれ映像に残るのよかったねー

・しかし私たちの斜め前にいたノッリノリの男子があの絡みのときマジで硬直してて、あっ、ごめんねごめんね、これ結構長く続くけどごめんねごめんねと老婆心が顔も出しましたがその後無事ノリノリに戻っていて胸をなで下ろし(余計なお世話)

・そしてどんどん長くなる各メンバーのソロ

・個人的に犬小屋のアウトロとかはもっと短くていいんだぞ!?と思います。みんな折り返しすぎて自由度に加速装置がついててとどまるところをしらない

・エマは初日の指さしがもんのすご高い位置から炸裂してて「高っ!」ってなったし、2日目は2日目で波打ちからの1.5往復指さしいただきました。ありがとうございます。毎回の新技美味しく頂いております

・2日目のヒーセの紹介のときに、さいたまはとても思い出深い街で、いろんなライブハウスでライブをした、朝まで飲んで、始発で帰って、寝過ごして、また戻って、また寝過ごして、いつまで経っても着かない、って笑いながら話していたのがすごくいい光景で、この2人の間にあるキラキラしたものが垣間見えるようでした

・こういう2人だから「ならず者アイムソーリー」みたいな曲ができあがるんだろうなって

・吉井とヒーセだけじゃなく、4人ともこの土地に思い入れがあるだろうし、それ以上に「初めての会場」っていうのも4人の昂ぶりを左右した大きな要因だったのかなって思ったりしました。やっぱり4人とも、自分たちにとっても未知のこと、というのにココロが高まっちゃう人たちなんだろうなって感じがします

・吉井の「一生解散しない」発言がツアーから2ヶ月たってyahooのニュースになってるのは代々木では入れなかったメディアがたくさんいたってことなのかもなー

・吉井はMCで、再集結してファンの人からいわれる言葉で嬉しかったのは、THE YELLOW MONKEYのいる人生が戻ってきたってこと、またみなさんの人生のBGMに僕たちを加えさせて下さい、と言っていた

・今回のツアーでは代々木以来、最後にアニーがマイクを通してひとこと何か言う、ってのが慣例になってるんだけど、2日目の最後にアニーは、「おれもねえ、言われて嬉しい言葉があって、それは『生きててよかった』ってやつ。オレも生きててよかった。生まれてきてよかったです。ありがとう、大好きだよ」と言ったのだった

・20周年のときだったかな、JAPANのインタビューで、アニーが、だから俺は死ねない、THE YELLOW MONKEYの再結成はないとしても、お前のせいで可能性をゼロにするな、って言ったことを思い出さないではいられないし、そのほかの様々なことも思い出さないではいられないし、ほんと、アニーったら!アニーったら!

 

最後にアニーに涙の海に沈められて、さいたまスーパーアリーナ2日間は終わりました。ライブは素晴らしく、見たかったTHE YELLOW MONKEYがそこにいました。さいたまは、最初の先行でチケットを1口4枚で申し込むことができたため、この日は友人4人と並んで見ました。

 

THE YELLOW MONKEYが活動を休止すると発表した日、わたしは会社のロッカーを殴って凹ませ、解散のあの白い手紙が届いた日、文字通りどん底に叩き落とされて涙も出ず、やり場のない怒りに身を浸していたことを思い出します。

 

休止から数えると15年半の歳月、THE YELLOW MONKEYのいない世界で、それでも自分のホームページの日記で彼らの思い出の縁を噛みしめたり、自分のblogで全曲感想を始めとするさまざまなエントリを書いたり、そういった愛情、情熱は、私の中に自然にあったものではなく、勝手に育っていったものでもありませんでした。私がこの15年半、未来を期待すること、期待しすぎることに一種の恐怖を覚えながらも、それでもあのバンドを諦めずにいられたのは、同じようにバンドを愛し、興奮し、時には茶化し、それでもあのバンドが自分にとって代え難い人生の一部であったことを否定したりせず、その気持ちを分かちあってくれる友人がいたからに他なりません。

 

そういった15年を過ごしてきた友人たちと同じ時間を過ごし、興奮して顔を見合わせ、手をにぎり、笑い合い、ほんとになんて変わったバンドなんだろう、なんでこんなに楽しいんだろう、どうしてTHE YELLOW MONKEYはあんなにカッコイイんだろう、そうやってライブの前にも後にも飽かず語り合って時間を過ごす。

そういう時間がもう一度、自分の人生に帰ってくる。

 

「ほんとうはわかってる 二度と戻らない美しい日にいると」「幸せな時は不思議な力に守られてるとも気付かずに でももう1回と願うならばそれは複雑なあやとりのようで」どちらも小沢健二の曲の歌詞ですが、そういった人生に必ずある、かつては確かにあり、でも今はもうすでに喪ってしまった美しい日を、わたしはこのさいたまスーパーアリーナで、もういちど体験することができました。楽しかった。幸せでした。

 

生きててよかったし、THE YELLOW MONKEYのいる世界が帰ってきたことが嬉しいし、そしてなにより、その時間をかけがえのない友人たちと共有できたことが幸せでした。

どうもありがとう。

23:29 | comments(10) | -

THE YELLOW MONKEY SUPER JAPAN TOUR 2016@大阪城ホールに行ってきたのよ

THE YELLOW MONKEYが大阪城ホールにやってくる!ヤァ!ヤァ!ヤァ!というわけで行ってまいりました大阪城ホール。いろいろと引越を重ねていてあまり地元意識がない私でもやはり城ホールには思い入れがあります。だって最初にTHE YELLOW MONKEY見たの城ホールだしね!

 

このあとさいたま福岡神戸と怒涛の勢いで続くので、もうレポっていうかメモ書きっていうかいやメモですらない、書きたいことだけ書いておくアレです。アレってドレだ。以下曲バレしてますのでお気をつけ下され。

 

 

まずなによりも2日目にROCK STARをやったこと!名古屋と仙台で出たのは知っていて、1日目にZOOPHILIAがきたから2日目にやってくれるのではないか?と期待はしていたのだ。期待はしていたのだけど、ROCK STARはいずれやるだろうなーと思っていた楽曲でもあるし、めっちゃレア!という感じもしないだろうと思っていたのだけど、実際に今日あのイントロを聴くとうわあああ私が思い上がってましたああああって気持ちになった。っていうかまだツアーのうち3回しか披露されていないとかマジ無関係の安定感、そして爆発力、THE YELLOW MONKEYのライヴを支え続けた屋台骨の威力をまざまざと感じた。だってラブコミと入れ替えで、シングル曲でもなんでもないのにあっという間に沸点にもってきますもん。自分のブログを引用するとかMAJIでKIMOWOTAにもHODOがあるけど、でも全曲感想の時に書いた、あまりにもそこにあるのが当たり前で、聴けることが当たり前で、その「当たり前さ」は最後の東京ドームまで変わらなかったし、だからこそTHE YELLOW MONKEYが解散したことで喪われたもののもっとも大きなもののひとつが、このROCK STARだったんじゃないかって思ってる。いや、思ってた。あの、両手を交互に挙げるモンキーダンスのような動きはROCK STARでないとやりたくないんだい!とか意固地になっていたこともあったげな…って遠い目になったり。

 

吉井も最初のMCで「やっぱ2日目だな…」とかぼそっと呟いてたけど、ROCK STARやったからなんでは!?と思ったり思わなかったりらじばんだり。

 

吉井は、でも、大阪ぜったい好きだよね…!初日の開口一番が「帰ってきたぜ城ホール!」だったのめっちゃぐっときたし、おおさかーーー!!!のご当地コールが出る出る、大阪のオーディエンスの反応欲しがる欲しがる、煽る煽る。指で煽ったり(しかもカメラに向かって!)すんのも何回も出たなあ。

 

ツアーを重ねていくうちにお約束ができあがっていく感じが本当にたまんない。見てないようで見てるのヒーセとエマのおでここっつん(で、目と目をバッチリ合わせる)、ホテル宇宙船での吉井とエマのハイキック(とそのあとの仮面ライダーごっこ)、Tacticsの最後、吉井とエマが寄り添ってギター弾くとこ、ラブショーでエマとアニーがDメロのときずーっと兄弟でニッコニコ首振りっこしてるのとか。ASIANの最後に、エマとヒーセがアウトロをステージの中央で弾いてくれるのはお馴染みの光景なんだけど、吉井がそこでふたりを両腕でがっと抱き寄せるのとか!あれ後ろのアニーが画角におさまってスクリーンでほんとに最高の絵になってて、そのままARE  YOUに入っていくんだけど、私の野望としては吉井がそこでころっとWE  AREつってくれたり…しないか!しないかなー!でもそれ聴いたらほんともう成仏しちゃうなきっと私…

 

そうだ!もう、え!今更!?みたいな話でほんとアレだけど、ASIANの最後さ、吉井が「夢よ飛び散れ花となれ」でマイク振り下ろして拳をかかげるじゃない?あれ、介錯してんだね。介錯して、首をかかげてるんだね。いやもちろん、三島の影響下で書かれたものであることは百も承知だけれど、そうか、首をかかげてるのか…!って、しかも吉井がその首(を持ってるテイの左手)にマイクを向けたんだよね。さらにそのあと、その首をドラムの前に置いたんだよね。んもう、わーーーっつって、こういう、ところが、おまえ、ほんと好きぃぃぃ!!!ってなりました。なりましたとも。

 

歌詞の中の、君、とか、今夜、みたいなのを強調して歌ってくれるの大好きなんだけど、そういうアレンジがいっぱい出るとあーっ調子いいんだな!って思う。JAMで「ふたりの愛」じゃなくて「おれたちの愛」って歌ったの新鮮だったな。見てないようで見てるのときの、15年間ずっと見てたぜ〜!もよかった。そういえばホテル宇宙船のときのあのマイクぐるんぐるんするやつなんなんだろ?めっちゃかわういかったけど。ホテル大阪城ホールは叶姉妹!ってもはやなんの歌なんか意味わからんけど最高です。なんか、ちゃんとコーラスがんばってるヒーセにエマと吉井が寄ってってちょっかいかけるのとかなんだおまえら!仲良しか!ってならざるを得ない!

 

そういえばエマは昨日が白のロングジャケットで、今日がニジマス(と勝手に呼んでいる)衣装だったんだけど、白の時の方がよりくるくる回ってる気がする。あれかな、裾がひらひらするのが楽しいのかな。女子かよ!

 

ほんとに自分の言いたいことしか書いてないけど、それはそれとして空の青のヒーセがマジかっこよすぎるのでみんな見てね。っていうかあの曲、ほぼベースがメロディラインじゃない!?それを淡々と弾いてるヒーセの渋さ神級じゃない!?でもってアウトロのエマのやらずぶったくり感と羽根を広げたり(休めたり)の静の吉井のバランス最高じゃない!?

 

あとLOVERS ON BACKSTREETにはTHE YELLOW MONKEY48手が全部入っているそうです。そうそう、LOVERSの前のMCではなかったと思うけど、今回はいろんな世代のひとたちに楽しんで頂けるようにセットリストを考えてこんな感じになりました、でも自分で言うのもなんだけどねえ、まだまだいい曲あるんですよ…!って吉井が言ってて、知ってる…!ってなりました。待ってるよーいつでも待ってるよー

 

SUCKのメンバー紹介での菊地兄弟のソロがどんどん長くなってる件。さすが陶酔兄弟。吉井はアニーのスネアがおまえらの恥骨を砕くとか、固すぎず柔らかすぎずこれが大人のペニスだとか言いたい放題でした。今日はエマの紹介のときに「まだ復活してから流し目ビーム出てない、明日は七夕、出るか!?流し目ビーム!その日にTHE YELLOW MONKEYはほんとうのTHE YELLOW MONKEYになるという…とかこれまたてけとう極まりない。エマ、乗っかってくれたけど、それは流し目ビームではないと思う!流し目ビームは、あれです、追憶の銀幕とかで見られるやつ(具体性とは)。やってくれたのはお得意の指さしだったんだけど、下手から上手に舐めるように指したあと、反転するかな?と思いきやそのまま腕をうしろに回して無人の客席に向かって指さしビーム発してたのでマジこの人かっこよすぎて相当おもしろいと思いましたマル

 

SUCKの絡みでトグルスイッチ(調べた)(もういい)を弄るのお約束になりつつあるけど、個人的にはタチのままエマの首根っこつかんで顔引き寄せるパターンのやつが好きです。って真顔で何を言っているのかわたしは。今日は弾いているエマの指れろれろしてたねー

 

1日目も2日目もROMANTISTのときに、オリコン初登場173位(今日は203位)だったTHE YELLOW MONKEYのデビュー曲やりまーす、って言ってたんだけど、私が初めて大阪城ホールでTHE YELLOW MONKEY見たとき、ダブルアンコの最後がROMANTISTで、「大阪にいっぱいキャンペーンにきたのに○○○枚しか売れなかったデビュー曲です!」って言ってたのを、なんか懐かしく思い出したりしてね。

 

明日が七夕で、7月7日はTHE YELLOW MONKEYにとってもエポックな出来事が重なっている日付だけど、吉井くんなんか言うかな〜、いやでもなんか解散なかったげな感じで最近話進んでるからそういう話しないかな〜、といろいろ考えてたんだけど、来年には25周年、25周年つっても間ほとんどいなかったんだけど…って話になって、明日は七夕で、THE YELLOW MONKEYが解散した日であり、再び集まった日でもあり…解散したときに、本当にたくさんのひとを悲しませたから、ぼくだけでもその重い十字架は忘れないでいたい、いや、背負っていきたいだったかな。なんかそんなことを言い出したので、思いもかけず落涙してしまった私だ。

 

そんな十字架背負わなくてもいい、だって帰ってきてくれたじゃない、とか言えたらすばらしいんだけど、そんな十字架背負わなくても…うーん、いや、背負わなくてもいいとはわたしはやっぱ言えないな。言いたいのは、ぼくだけでも、ってところのほうで、それは吉井だけじゃなくてメンバーがみんな背負ってるし、私たちも背負ってるんだよ。バンドってそういうものなんじゃないかなっておもう、ある種ひとつの運命だから、だれかひとりのせいで、おかげでってことはそこにはなくて、好きになったらもうどうにも巻き込まれずにはいられない。

 

だって、わたし、どんだけしつこいと言われようと、あの夏の日のあの手紙をもらったときのこと、今でもまざまざと思い出せるし、この長い不在の時間のことも、まだぜんぜん抱きかかえたまんまだけど、でも帰ってきたからもういいんだよっていうのではなくて、私もその荷物持ってるし、これからも持っていくつもりだし、たぶんみんなそうなんだよ。そう思うよ。私たちをぜひ共犯者にしてくださいな。

 

ああ、もう時間がない(リミット決めて書き始めたので)。FINE×3のリボンを使った首吊りの木が最高だったとかそういえば1日目の麗奈で吉井が「この世は金 金さえあればこわくないね僕の麗奈」のあと「お願いだ」に行かずさらに「この世は金」って繰り返してどんな、どんな、どんな間違え方だヨ−!ってずっこけたとか、間違いでいえば1日目の犬小屋もここで!?ってとこでハナモゲになってびっくりしたとか、ほんとにこのバンドの両ウィングの派手派手しさ最高だし、そのぐいぐいくる両ウィングと後ろの重戦車を従えて圧巻のライブモンスターぶりを炸裂させていてやっぱ大阪の吉井最高じゃね!?とかほんといろいろあるんですけど、お時間でございます!THE YELLOW MONKEY SUPER JAPAN TOUR、本日大阪をもっていよいよ折り返し!次の約束の地はさいたまだー!
 

01:39 | comments(14) | -

THE YELLOW MONKEY SUPER JAPAN TOUR 2016@広島グリーンアリーナに行ってきたのよ

今回のツアー西日本とっぱちの広島!行ってきました。お好み焼き食べて広島と民生先生の愛ある癒着ぶりを噛みしめてあなごめし食べて満喫しまくりマンだったよ!遠征たのしい!以下、例によってネタばればれのメモ書き!

・代々木も長野も思ったけど本当に男の子増えたよね〜、男の子って言うか、男性というか、それも男性同士二人連れ、というのを良く見る!これはあれなのかな、バンドが活動していた時から気になってたけどいろいろ自意識の塊が邪魔して素直にライブに足を運べなかったボーイたちが満を持してって感じなのかな(勝手な憶測が過ぎる例)
・とにかくまず特筆しておきたいのは広島2日目の吉井のビジュアルがどちゃくそ好みだったってことです!メイクをばっちりしてたってこともあるし髪型がキマッてたってこともあるけど
・これは言い過ぎだって自覚しながら言いますけどちょっと追憶の銀幕の時を…あっごめんやっぱり言い過ぎました
・セットリストは代々木と変わらず!どこかで変えてくるのか(宮城あたり変えそう〜)(勝手な予想)、それとも基本固定路線でいくのかどっちなんだろ。なんか、パンチのツアーの時にぐんぐん変えまくっていた印象がまだ残ってるのでずーっと同じということはないのではという気もするのだけども
・しかしセットリストが変わらずとも楽しさが倍々ゲームで増えていくというこれぞTHE YELLOW MONKEYのライヴ…!
・吉井が1日目に「また来年も(広島に)来ほうがいいのかね?」とか「もっとちっちゃいところでもやって、おおきなところでもやって」とか言い出して、それに観客が歓声で応えると「ほんとに来てくれるぅ?信じるよ?」ってのを2度ほど繰り出していた
・「信じるよ?」て…
・100%こっちのセリフや!(ぴーとさんの中の輩が目覚めました)
・1日目のSUCKのときに「こんな男ですいません、生まれてきてすいません」とか太宰台詞をドヤ顔で決めながら言うてましたけど、でもって「こんな男だけど、これからはTHE YELLOW MONKEYに人生を捧げます」っていってましたけど、
・信じるよ!?
・っていうかこの15年亡きバンドの欠片を縁に生き延びていたわたしたちまだ信用されてないのかよー!吉井のそういうとこ好きだけどねー!(好きなんかい)
・そういえばALRIGHTの「ひとつに集めて」、1日目は半分客席に託してくれたんだけど、途中で「あっまだだめか」と思ったのか吉井が引き取り、2日目はハナから託してもらえなかった(笑)くっそお、さいたまあたりではなんとかいけるんじゃないかと思うんですけどぉ〜!
・あのスクリーンに出た言葉は1日目が「最高の出会いを感じていますか?」で2日目が「ひとつに集めましょう。」2日目の結構なドラゴンボールみ
・2日目の吉井は結構歌詞忘れがあったんだけど、中でも突出してたのがA HENとカナリヤ。A HENはえっそこ間違えるって新しいな…?っていう感じだったし、カナリヤは「そこには悲観が転がっていた」がすっとんだ。つまり「先には小さな花が咲いていた」×2になった。新しい(感心している場合か)
・しかもA HEN(か、FINE×3)でエマがギターソロでフレーズが吹っ飛ぶという。思わず「エマ!?」って声に出たわ。間違えたっつーか、すっぽ抜けたというか。
・しかしそんなあれこれをも吹っ飛ばす格好良さに「うむ、かまへんかまへん!」となってしまう俺なのであった
・空の青は中盤のハイライトだけど、広島は両日ともアウトロで吉井が客席に背中を向けて手を広げていて、それがまーほんと…きれいだったんだよな〜。美しいというか、なんというか、あの撓った背中や腕やはだけた胸元とかほんと、きれいで、はー、ばかみたいだってわかってますけどちょっと天使みたいだね…と傍から見ると完全に痛い子ちゃんなことを思ったりしたのであった
・そうなのよ、会場内の気温が結構高めだったんじゃないかと思うけど、1日目の吉井はかなりシャツをはだけさせていて(もうちょっとで肩脱ぎになるのでは?ってぐらい)それがまー奥さんえろいえろい
・広島はほんと全般的に吉井のエロさ炸裂してたと思う
・エロといえばSUCKですが(直結かよ)、1日目のリボンタイでマイクをお包みしてしずしず膝歩きでエマに近づくの面白かった。面白かったけど、なんか初めてTHE YELLOW MONKEY見ますみたいなコが結構周りにいたので「あっ、なんか、ごめんね…!」みたいな気持ちになった。大丈夫すぐ慣れるから…!(フォローになってない)
・そんなファンの気持ちはどこ吹く風の二人はギターのトグルスイッチを上げたり下げたりいじりまくってよろしくやっていたのであった
・個人的には2日目の笑いが少なめの絡みのほうが好みですね(真顔)
・というかトグルスイッチのカバーをくわえちゃった吉井に「ぺっしなさい」みたいな顔で手を差し出すエマ保護者みある…
・あとなんといっても2日目に吉井、鶴ちゃんのメンバー紹介飛ばしちゃった事件ね!もうめんぼー紹介とかジョンソンめんぼーとか言ってる場合じゃない!
・私たちはもちろんエマのあとに吉井が「オンベース!」と言った瞬間に「は?」となっていたのだが、これがあえてなのかなんなのか、ヒーセのあとで戻すのか、それとも時間が押しがちだからそういうテイにしたのか、とぐるぐるしたわけですが、最終的に単に吉井が間違えたてただけだったっていう…ヒーセ結構動揺したんじゃない!?
・ブリリアントのキーボードソロの前に「キーボード鶴谷崇〜!」っていちおう罪滅ぼし的なコールをしていた吉井ちゃん。宮城では「鶴谷の紹介を2回やる」とか言ってました。でも終演後ステージからハケるときに鶴ちゃんの肩をぐっと抱き寄せて頭にちゅってキスしてたのすううごく絵になっててかわいかったのでゆるす!
・SUCKのメンバー紹介、広島ではなぜかエマを「うちの阿部寛」と呼ぶのがブームだったらしく、重ねて「うちのテルマエロマエ。エマノマエ。エマノウシロ」などと言いながらエマの前に出たり後ろにかぶったりと中2か!みたいなことを嬉々としてやっていた。なんなんだ
・ヒーセを「僕の叔父にあたります」つったのはいつもの通りだけど、それに「うちの叔父と、伯母と、オバマ」とかかぶせてきてて時事ネタにも敏感な吉井ちゃんである
・ヒーセの紹介の時に世界中のサンダーバードを集めてリフィニッシュしちゃう…っていうのは代々木の時から言っていたけど、今持っているリフィニッシュした白のサンダーバードじゃなくて、本物の白を彼は手に入れると言っています、そのとき彼は初めて本物の僕の叔父になる、とか高らかに宣言してましたけどほんと何言ってんだって感じで最高ですね
・さらにヒーセは酢の物がきらい、もずく酢きらい、ちらし寿司ファック、でもにぎり鮨最高、とか笑いました。笑いました。
・っていうかホントこれ毎回言いかねないけどヒーセさん…かっこよすぎない!?ジャガーの曲の時の淡々としつつもゴリゴリくる感じも好きなんだけど、最近の一番のお気に入りは空の青のときのね、あの屋台骨を支えるベース…!まじ抱いて!案件すぎですしおすし
・吉井が「いいんだよ?ロビンって呼んでいいんだよ?」つったのSUCKの時でしたっけね。なんか、これニュアンスを文字で伝えるの難しいんだけど若干調子に乗った感がすごくてコイツメ…!ってなったんだよな(笑)「ロビンが難しいならモンキー吉井でもいいんだよ?」呼ぶかーい!
・2日目は全体的にアニーのスピードがちょっと前のめり感があったのも私のツボだった要因のひとつのような気がする
・でも見てないようで見てるはもうちょっと早くてもいい。っていうかもっと早くてもいい。見てないようで見てるへの期待値の高すぎるわたし
・アリーナ内の看板をただ、読む!(マンション管理は〜を何回言うたか)という新しい煽り。でもただ、読み、そして「見えてるぜ〜、見てないようで見てるぜ〜」につなげるのちょっとうまいとおもった
・2日目に「宇宙でいちばん愛してるぜ〜!」の煽りが入っていいだけきゃあきゃあ言ったわたしだ。あの、アンタあの子のなんなのさ!のところね!
・ラブショーのとき、エマとアニーがニッコニコしながら向かい合って左右に首振ってわっちゃわちゃしてるの鬼カワだったよね…なんなんだよ菊地兄弟…SUKI…
・アニーなめのカメラがあるおかげでアニーを見るエマをばっつり見られるの本当にGJとしかいいようがない
・1日目、私のとなりで見ていた男性が、バラ色のときに、それまでも本当に楽しそうにライブを見ていらっしゃったのだが、バラ色のあの吉井の「ビューティフォー!」の叫びで、なんというか堰を切ったかのように泣いていて、泣きながら、大きな声でバラ色を一緒にうたっていた。それが本当になんというか…万感胸に迫るというのか、このひとがこの曲に対して抱えてきた思いというか、そういうのを目の当たりにしたような気持ちになって、これは完全にもらい泣きしてしまったのだった
・いや、妄想乙と言ってくれていいよ
・1日目のJAMのとき、吉井が「俺たちの最高のロックンロールを」と言ってくれて、あの「俺たちと君たちのロックンロール」という形容が大好きだったわたしはそれだけでちょっと浮き足だつほどうれしかった
・ALRIGHTでのあのペンライト、長野のときにも最後のJAMで結構点灯しているひとがいて、その時は正直「せっかく赤い照明なのになー(そして赤い照明が世界一似合うバンドなのになー)」と思ったりもしていたのだが、広島のときはその前の「俺たちのロックンロール」に気を良くしていて、いいんだ、この曲はおれたちときみたちのロックンロールだからな、だから好きにやんなよ、という気になっていた私なのである
・ま、そもそも、こういうものを売ってる時点で(注意書きも一緒に配布されているとはいえ)、これを強制的に止める手段はないだろうよと思うので、だったらもう前向きに捉えたもの勝ちかなあとおもっています
・そういえば吉井が2日目のMCで「THE YELLOW MONKEYを表す形容詞はいくつかあるけど、まあ1番は『エロい』だけど、その中に『絆』っていうのもこれからは感じてもらえればって言ってたな
・メンバーと、そして自慢のスタッフと、こうしてこれだけたくさんの人が集まってくれて、世界で一番幸せな再集結じゃないかと思ってます、メンバーも全員、一生THE YELLOW MONKEYのメンバーでいてくれるんじゃないかと思う、とも
・まったくもーーー
・信じるよ!?(秘技!信じるよ返し)
23:52 | comments(2) | -

THE YELLOW MONKEY SUPER JAPAN TOUR 2016@長野ビッグハットに行ってきたのよ

ツアー2カ所目、通算3本目、地方公演1本目、の長野ビッグハット!行ってきました!長野県自体は吉井ちゃんの塩尻とか歌舞伎で松本とかわりと足を運んでたんだけど、長野駅に降り立ったのはひょっとしてパンチ以来…?いやそんなまさか…などなど思いながらの遠征でした。以下例によってメモ書き!曲バレしてるおー

・会場に入ったら紗幕はあるけどカウントダウンされてなかったので、「あっやっぱり(全会場定時開演のわけないよねーそりゃそうだよねーTHE YELLOW MONKEYだもんねー)」などと思った俺
・しかし開演10分前に諸注意のアナウンス、そして同時にカウントダウン開始!マジか!
・疑って悪かった、さすがTHE YELLOW MONKEY SUPERなだけある
・っていうかこれほんとに全会場定時だったらすんばらしい快挙だよ!
・そしてほんとに定時開演だった
・代々木ももちろん激熱でしたが、地方には地方なりの「待ってました感」がマグマのように渦巻いていて熱気すごかったです
・アリーナの後ろのほうだったので、あの紗幕に映る影の全景がようやくしっかり見えた!影の演出が大好物な私は大興奮
・あっ、セトリは代々木1日目と同じでした
・チェルシーのいつだって私が大好きな「あなたにもあげたい」のところで下手から上手に4本?5本?のムービングライトが走るの初めて気がついた!ぜったい吉井の動きをイメージしてくれてるよねアレ!(大興奮)(2回目)
・アリーナとはいえこぢんまり感のある会場だからかかなり気温があがってて、吉井のネクタイプレイも早々に飛び出してました。ネクタイプレイっていうか…リボンタイプレイ?
・しかし告白すると私がこの日一番長くロックオンしていたのは多分ヒーセであった…
・ヒーセの いぶしが 銀すぎて(イミフ)
・オラオラ感と渋みの絶妙なブレンド…特に淡々と弾く楽曲とかで魅力爆発してた…こういうときモニタ4分割マジありがたいよね…
・「ここでも言っておかないとね…ただいま。」
・記念すべき地方初夜だぜー!とか、こういうバンドですから、下ネタもそれなりに…(会場拍手)大丈夫なの!?性にはうるさい長野県でしょ!?むっつりが多いとも聞いてるぞ!?
・吉井の偏った知識の仕入れ先は誰なんだ せっちゃんか(濡れ衣)
・A HENの「子どもは針千本」であの仕草やってくれたー!あの、左手まくって、さすさすっていう、あれ!はぁ〜〜ん(ため息)
・A HENのときモニタにちょっと効果がかかるの良し悪しだよな〜、個人的にはこの曲全員かっこいいとこしかないからそういう効果を入れないで見たい気もするマン
・地方公演1本目にしてすでに「復活後最初の!」みたいな空気じゃなくて「ツアー3本目ですが何か」って空気になってるんだよなあ。なんなのあの当たり前感
・代々木1日目のとき、ホテル宇宙船のアウトロで吉井がやるハイキックにエマが2回だけ合わせてくれたのがあって、いいだけぎゃんぎゃん喜んだんだけど、2日目はエマすっかりあさっての方見てて合わせてくんなかったのよね(そこがまた、エマなんだけど!)。それを吉井がぶーたれたのかなんなのか、この日はちゃーんと今か今かと合わせてくれていた。あっはっは。
・でもエマのきまぐれで合わせたり合わせなかったりってのもかわいくて良いよね
・ホテル宇宙船で「かのうかのう!かのうしまい!」言うの気に入ってるんだね吉井ちゃん…w
・空の青のアウトロの時の吉井、いつもみたいにマイクスタンドに身を預けたりとかしないで、ずーーっと1点を見つめてた。かなり長いアウトロだけど、ほんとに視線がまったく動かない。モニタではアップでその顔が抜かれてて、なんともいえない表情をしてた。わかりやすい感傷でもないし、わかりやすい決意でもないし、なんていうか…人間の顔だったなあ。これだけの観客の視線を浴びて、音を引き受けて、ああやってそれを受け止める強さってすごい。この日一番印象に残ったシーンかもしれない。
・ALRIGHTの前の逆回し、あそこで出る言葉が代々木1日目、2日目と違ったのでもしや全日違うのか?と注目していたら!違いました!
・長野1日目は「熱く燃えていますか?」だった!
・私が行けない日の分もコンプリしたいので皆さん積極的についったとかで呟いてください!探しに行きます(笑)
・ALRIGHTの「ひとつに集めて」はできれば観客に託したい感じがするんだけど、吉井ちゃんまだちょっと様子見してるよね!さいたまとかではもうこっちに投げてくるような気もしてるんだけどもー
・SPARKからの見てないようで見てるは多分あとひと声!っていうか、あっもうすこしいける…!って感じがまだある。この2曲のポテンシャルこんなもんじゃないでしょっていうか。最終的に見てるこっちが這々の体になるぐらい踊らせてくれるはずだ!っていう
・例によって全部盛りのSUCK、本日も順調に尺を取っております!(満面の笑み)
・今日は吉井がエマのレスポールのトグルスイッチ(調べた)のカバー?をはむっとくわえたのが面白かったです。何がってエマの顔が最高に面白かったです。ちょwwwおまwwwなにやってんのwwwみたいな。しかも吉井がそのあと「ちゃんと見えた?大きい会場でも細かいことやっていかないとね!」とかどや顔でのたまっててウケました
・アニーのメンバー紹介のときに「この人じゃないとTHE YELLOW MONKEYのグルーヴじゃない!」って言ったのがなんかめっちゃ嬉しかった私だ
・エマは「THE YELLOW MONKEYの叶姉妹」って言われてたけどお気に召さず、最終的に「THE YELLOW MONKEYの官能小説」「ひとりで歩くラブホテル街」とか言われてましたね
・そういえばパンチのときラブショーでエマの肩を抱きながら「知らないホテルに行こう」つって歌ったんじゃなかったかなー(突然の回顧録禁止)
・ヒーセのとき、ひさびさ!「私の叔父にあたります」が飛び出した!わあ!思わず「久しぶりに聞いた!」って口走ったら後ろの人もまったく同じこと言ってて笑った
・でもって「おれは北区でおまえ足立区…」とか節つけててけとう歌詞で歌ってたら面白くなってきちゃったらしく「エレカシみたいだったな!」「く〜だらねえと〜、つ〜ぶやいて〜」と「今宵の月のように」を一節歌ったのでびっくりした!
・なんなの?ROOTS66で共演して親しみ感じちゃった?うれしいけども!
・ヒーセのソロの間もなんかいろいろぶっこんでたよー
・鶴ちゃん、先代三国よしたかよしたか、よしたかちゃ〜ん(白目つき)になぞらえて、「つるたかちゃ〜ん!(白目つき)」と呼ぶことにしたそうです
・ASIANは「あかつきにー!」でうおーー!!、電飾でうおおおおーー!!!、特効でうおおおおおおおおお!!!!!!!って感じにぶちあがっていくのがいいよね!
・そうだ!ASIANの最初のコーラス、ヒーセ側でエマとヒーセがマイクシェアしてたんだよ…めっちゃいい光景じゃった…
・ROMANTISTでね、終わらないためにキミのために、って歌ったの、うひゃあ!って喜んでしまった。もはや、「キミ」の方で刷り込まれすぎとる!
・ブリリアントの「爪で 皮膚で 指で 手のひらで」のとこ、モニタに腰掛けて当て振り吉井ちゃん炸裂だったんだけど、最初の爪、皮膚、指の差別化が極めて難しく難航していたことをここにご報告しておきます。端的に言うとずっと指をこすり合わせている人になっていた(厳しい!お前の見方は厳しい!)
・あとつけ加えるならば「腕で」で自分の肩をトントンしてしまったため、次の「肩で」でまた同じ振りになり、若干のラジオ体操みがあったとか言わないよ絶対
・(肩で、はクロスして自分の肩を抱きしめればいいんだよ吉井ちゃんとか言わないよ絶対)
・ラスト前の犬小屋。あのさ、ほんとこれ毎回同じこと言いかねない気が私の中でしてるんだけど、ほんと犬小屋の格好良さって特別だよね。ほんっとに、この4人じゃないと絶対にこうはならない、って格好良さの濃縮還元だと思う。「私の哀れな背中を見て」のときの吉井の顔、顔ったら、かっこよすぎて首がかゆくなったわ!もう!
・JAMのあとだったかなー?吉井ちゃん、モニタに向かってウインク決めてた。でもって終演後誰よりも縦横無尽にステージを歩き回り他のメンバーと絡むアニー。おお、アニー、アニーよ、ほんとにほんとにたのしそう!でもって最後にマイク通して〆たのもやっぱりアニーだったよ!ユー!味を占めたな!!

この日も「もうTHE YELLOW MONKEYは解散しない」って吉井は言ってて、まあでもそれを「わーーーっ!」って諸手挙げて受け止めてきれない自分がいるわけですけども(信用していないとかじゃなくて、なんつーんだ、そういう言葉に対して一種の恐怖感があるって感じです)、でも吉井が「国宝級なんて冗談で言ってるけど、でも君たちの中で俺たちが国宝になればいいよ」とか、「俺たちはTHE YELLOW MONKEYの楽曲を演奏する人、君たちはTHE YELLOW MONKEYの楽曲を感じる人」とか、かつて名言製造機の片鱗もほの見えたりして、そういうのは掛け値なしに嬉しかったな。ちょっと不遜とも思えるような(注意してそうならないように気を配ってるところが見えるのが、歳月といえば歳月!)吉井ちゃんの発言が大好きなのよね、わたし。

長野2日目は残念ながら不参加で、どーしても1日目しか行けないけど、どーしても行きたかったのは、長野ビッグハットがやっぱり思い出の場所だったからです。98年の11月。まだ周りになんもなかったよなとか、そういうこと覚えてるんだけど、でも会場に入ったら思ったよりも小さくて、私どの辺で見てたんだっけとか思いにふけったりしていました。
こうしてひとつ、またひとつ、目詰まりを起こしていた思い出を指通りよくしてゆくんだなあ。それにさびしさがないとは言わないのだけど、でもその思い出を新しい「SUPER」で上書きできることがどれだけめぐまれた、ほとんど僥倖と言っていいことなんだってことは重々わかっているつもり。

THE YELLOW MONKEYが1998年も、2016年も、飛び切りかっこいいってことが私の幸せ。それを実感した長野でした。
次は、広島じゃい!
 
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THE YELLOW MONKEY SUPER JAPAN TOUR 2016@国立代々木競技場第一体育館に行ってきたのよ

行ってきたのよ…とかそんな牧歌的なテンションでいいのか!おい!そう、行ってきましたツアー初日&2日目!行った!見た!勝った!

再集結が発表されてからというもの、生活の照準を5.11に合わせて、合わせすぎて、この日までは、この日までは、這ってでも物理的にも社会的にも生き延びなければ、と大袈裟でなく思っていましたし、体調に気をつけようと思うあまり体調が悪いような気がしてくるという典型的な自家中毒の様相を呈しておりました。つまるところ緊張がハンパなかった。当日午前中は仕事して新幹線に飛び乗ってきたんですが、新大阪から品川までの距離がこんなに長いと思ったのも初めてでしたし、品川に着いた瞬間、もうこっちのもんだ、ここまでくればなんとかなる、と小さくガッツポーズまででる始末でした。

そうそう、入場時の身分確認ですが、初日は開場直後に入りましたが特に何もチェックされず、2日目は30分すぎに入りましたが、そのときはほぼ全員が身分証チェックされていましたね。でも入場列が長蛇にもなってなかったし、両日とも入場は非常にスムーズだった印象。

以下、具体的な曲名を含む感想です。バレ回避中の方はお気をつけて。
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21:51 | comments(29) | -

Kazuya Yoshii Beginning & The End@日本武道館に行ってきたのよ

いやもう、今その話!?と思われるのは百も承知なのですが、でもいちおうここは自分のためのものなので、すくなくとも行った記録としては残しておきたいの介。

しかし、実際今回のツアーのセットリストがファンからのアンケートに依ってるというのは周知としても、結局最終的な順位は教えてもらえないのだろうか?(私が見る限り中間発表の順位しか見つけられなかった。どこかにUPされてるのなら教えてほしい!)大阪で、上位の曲を逆順でやろうかとも思ったけど、あまりにつまらないセットリストになるのでやめた、と吉井が言っていたところを見ると、上位に入らずとも選ばれた楽曲もあるのではと推察するのですが。そういえば、大阪の時には(上位に入る曲は)カップリングが多い、とも言っていて、それはまあ、わかる、とも思ったり。

ちなみに私はこの投票を締め切り15分前に送ったのですが、私が投票した1曲というのが「魔法使いジェニー」だったのです!いやもうこんなこと言うのもあれですけど、絶対やってくれないだろうと思っていた!上位に入るわけないとも思っていたし…(オイオイ)だって、宇宙一周の時にやって以来ずーっとセトリに入らなかったじゃないですか。もう忘れられてるもんだと思ってましたよ。私はこのジェニーがすっごい好きなんですけど、投票したときのコメントに「吉井さんのライブには絶対こういうパーティーチューンが必要!」って書いたんですよね。突き上げるパワーだけで持っていくような楽曲。でも実際、吉井さんもやってみたら楽しかったんじゃないかと思うんだけど…どう?大阪の時もジェニーのあとで「やっと緊張がほぐれてきたw」つってたし、武道館もジェニー、MUSIC、点描、スタライの吉井お得意ぶち上げ祭りのボルテージとしていい起爆剤だったんじゃないかと思う!の!(必死か)

このアンケートによる上位曲を中心にセトリを組む、ということ自体賛否両論があったと思いますが、私としては大阪での感想で書いたとおり、アンケートという不作為が入ることの面白さを感じられたところがよかったですし、それは武道館で見ても変わりませんでした。まあでも、大阪のときはライブハウスということもあってソロの最初のツアーのことをものすごく思い出したけど、武道館ではその色合いは薄かったかな。

そうそう、大阪でのことを少し付け足しておくと、欲望のときにとんでもなく歌詞がすっ飛んで、やり直したんだよね…あれはひどかった(笑)あと点描のときにタンバリンをまさにドヤ感満載でオラオラと突きだしてみせるところちょう笑いました。客もタンバリン見せつけられて「きゃー!」言うてるし。このアーティストと客の阿吽の呼吸よ!

武道館では北東/北西/北の1階部分をカーテンで覆っていて、これは絶対映像映すんだよね!そうでないと費用対効果が!と開演前からブチ上がっていたわたしです。あれはちょっとヒキで見た方がキレイだったろうなー。照明といえば朝日楼のときの赤いサスで取り囲まれるやつがかなりお気に入り。置屋の格子みたいで、歌詞にも合ってるし、あの歌を歌う時の吉井の雰囲気ともすごく合っている。

途中のMCで、去年はカバーを中心に武道館でやったけど、これがまあ評判わるいわるい!とか言い出してすげー笑いました。カバーをお金もうけのためだとかいうやついるけど、なんもわかってない、あれほとんど自腹です!あったまきたので宣言するけど俺はもうずーっとカバーを作り続けます、ってここで「作らない」とか言い出さないのが吉井よなあ!基本負けず嫌いつーか、こなくそ魂あるひとだよね、うふふふ。でもカバーばっかり評判良くてそればっかり求められるよりいいじゃないの、カバーばっかり求められたら求められたでへそ曲げるくせにーなどと思ったとか思わないとか。

今回、いつものツアーのセトリと違ってアンコールがアンコールじゃないというか、アンコールと言うよりほとんど第2部って感じでしたね。大阪で見た時、だいたいいっつもアンコールって3曲ぐらいだよなーと思ってたので、黒馬のあとにノーパンがきて「…ノーパン最後じゃないよね!?」ってめっちゃびびりました。アンコール最初のトブヨウニ、スイキャンあたりはジュリアンありきのアレンジという感じで新鮮だったなあ。

ラスト2曲が血潮、MY FOOLISH HEART。これがアンケートのワンツーだったそうです(大阪ではその話もしたけど、武道館のとき順位まで言ったっけ?記憶薄)。血潮はともかく、MY FOOLISH HEARTが1位になったのはきっと吉井さんも意外だったんじゃないかと思いますし、もしこういうアンケートというものがなかったら、この位置でこの曲をやることは絶対になかっただろうと思う。私が感じた面白さはまさにそこでした。とはいえ、ベストアルバムを発売する時のustでも、この曲は東の大関でファンに選ばれており、人気の高い曲ではあったのだ。その時吉井は「あんな心折れた男の歌を?」と不思議がっていたが、まさに「だからこそ」ファンの人気が高く、こうしてアンケートで1位を取るということにもなったんじゃないかと思う。そういえば、血潮にもMY FOOLISH HEARTにも「怯える」という単語が入っている。さよならいつも怯えていた私。怯えるなMY FOOLISH HEART。この歌を最初に武道館で歌っていたときの吉井は、これを自分に言い聞かせていたけれど、でもこの日ステージにいたのは自分に怯えるなと言い聞かせていた吉井和哉ではもはやないのだった。そう思うと、なんつーか、ファンの業の深さというかね、そういうことに思いを馳せないではいられない。

ところでMY FOOLISH HEARTではハムレットの有名な台詞が引用されているけれど、実際あの台詞は「生か死か」というような単純な二元論の話ではなく、重要なのはそのあとの台詞にかかっている。このままでいいのか、いけないのか、それが問題だ。どちらが立派な生き方なのか…このまま心のうちに暴虐な運命の矢弾をじっと耐えしのぶことか、それとも…?

このあとに起こることを知ったうえでの後出しの発言であることを重々承知のうえで、ロビンソンから吉井和哉になる、そのツアータイトルでもあったMY FOOLISH HEARTを最後の曲に、そしてBeginning & The Endというツアータイトルを考えると、やっぱり名は体を表すじゃないけど、名をつけるってほんとよくよく注意しなきゃいけんよ、なーんて。

来年も12月28日はここに戻ってくる、と早々に宣言し、来年は火曜日なの?え?水曜日?どっちにしても平日だよね?何曜日でもいいから来てーって言ったの、すっごいかわいかったし、行くよーって大きな声で答えた私である。かわいいこというなあ、なんてデレデレしてしまったけど、しかしこういう事態になると、12月28日はどっちなの、バンドなのソロなの、セクシーなのキュートなの、といろいろ色めきたってしまいますね。でもどっちにしても行きますとも。私は12月28日に吉井和哉というひとが武道館に立っているということ自体が嬉しいので。ほんとうにそのことが、今までの私を支えてくれたといっても過言ではないので。なので、早々にこの約束をくれたことに、ほんと感謝したいです。
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