sakura-blossom
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THE YELLOW MONKEYのDVDを総まくる!その16"イエモン-FAN'S BEST SELECTION-"

2013年7月に発売された、ファン投票によるベスト盤。初回限定にのみDVDがついており、このDVDがなかなかレア映像の宝庫である。コロムビア社長訪問、イエローマネーなど楽しい映像が満載だが、ライヴ映像もかなり古いものから収録されており、1992年4月の大宮フリークスでのRomantist Tasteをはじめ、中津川雅彦フォークジャンボリーのSLEEPLESS IMAGINATIONのアコースティックバージョン、吉井がボウイさながらのメイクをしている日清パワステでのアバンギャルドで行こうよなど、「当時からのファンがテレビを録画したものしか見たことない」映像の連打である。TVKやテレビ埼玉率の高さはもちろんだが、中期〜後期はNHKやフジテレビ(HEY!×3)の映像も含まれており、おそらく「追憶のマーメイド」のライヴ映像として見られるのはこのPOPJAMのものだけなのではないかと思われる。

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THE YELLOW MONKEYのDVDを総まくる!その16"COMPLETE SICKS"

2010年1月22日リリース。オリジナル「SICKS」リリースのちょうど13年後の同日に発売された、完全生産限定盤。CDのDISC1はSICKSのデジタルリマスター、DISC2にはデモトラックが収録されている。

 

DVDはfragments of the SICKSとインタビューズに分かれてインデックスされており、収録時間は約2時間に及ぶ。fragmentsはそのタイトルの通り、SICKSのレコーディング風景を中心に「SICKSの断片」が収録されているもの。のちにこのSICKSの収録でアニーが「最高だね、ずっと続くといいね」と吉井に語った思い出が語られたことがあるが、まさにその「ずっとこれが続けばいい」と思わせる、ステージでは見ることのできないバンドの幸福な姿が収められている。おセンチ日記の表紙のイラストを、吉井がさらさらと書いてしまうところなど、なかなかレア。

 

インタビューズではその思い出の地を、2009年に吉井和哉がひとりで訪れた時の様子や、SICKSで数々の素晴らしい写真をものしたカメラマンの有賀さんやエンジニアの山口洲治さんのインタビューなどが収められている。個人的にレコーディングエンジニアのRichard Digby Smith氏のインタビューでの「ロビンがマイクの前に立ち感情をさらけ出して歌い出すと、私は何を歌ってるのか理解できないはずなのに理解できた気がした。彼がハートから歌っているのがわかったんだ」という言葉にはとても感銘を受けた。

 

ブックレットやケースに使われている写真のひとつひとつが素晴らしく、SICKSのキービジュアルの集大成、ともいえる美しい盤。

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THE YELLOW MONKEYのDVDを総まくる!その15"HEAVEN"

2009年12月3日に発売された写真集。実はボーナスDVDがついている。ブライトンやバタシーパワーステーションでの撮影風景を収録したものだが、みんなが一度は目にしたことのある写真の裏側を見られるなかなか貴重なDVD。しかし、いちばんの見どころはSICKSのジャケット撮影風景ではないだろうか。見慣れたSICKSのジャケットが現実に存在するなんとも不思議な感覚を味わうことができます。
 

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THE YELLOW MONKEYのDVDを総まくる!その14"ライブ帝国"

2005年12月発売。TVKの音楽番組「Live y」で放送されたライヴの中から全14曲を収録している。現在の公式ホームページのDISCOGRAPHYには載っていないが、海賊版でもなんでもなく、れっきとしたオフィシャルな商品である。ちなみにTVKはRCサクセションやジュンスカなど、数多くのライブ帝国のシリーズを発売している。


吉井和哉はLive yのVJをやっていたこともあり、映像資料が豊富なだけでなく、なによりこのLive yの映像の素晴らしいところは客前のライヴを収録しているという点である。スタジオでカメラに囲まれているよりも、断然客前で輝くTHE YELLOW MONKEYの一番いいところを濃縮還元したようなDVDと言っていい。個人的にはこの中に「これがこの曲のベストパフォーマンスだろう」と思う映像がいくつかあり、コンパクトさも相俟って異常な再生回数を叩き出している。

 

収録されているのは1993年5月のアポロシアター(吉井が有名な自転車柄のスーツを着ている)から1998年5月のパンチドランカーツアーの神奈川県民ホールまで各年代に分かれており、自分のツボがどのあたりなのかをこれで探ってみるのも面白いかもしれない。

 

神奈川県民ホールの映像は、当時はパンチドランカーツアーのホール公演の貴重な映像であり(「ゴージャス」で最後にドラムソロが入るアレンジが残っている)、ここに収められた「球根」はこの日に亡くなったhideへの想いが感じられる、すさまじいパフォーマンスである。
 

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THE YELLOW MONKEYのDVDを総まくる!その13"THE YELLOW MONKEY CLIP BOX"

コロムビアミュージックエンタテインメント

2004年12月に発売された、過去のCLIPS1〜3をまとめたDVDBOX。パッケージデザインが白を基調としており、同時に発売されたLIVEDVDBOXの黒と対して「白箱」と呼ばれた。1〜3の特典映像を含めたすべての映像に加え、「SLEEPLESS IMAGINATION」のプロモーションクリップや、コロムビアの屋上で撮ったという「夜明けのスキャット」のクリップ、「空の青と本当の気持ち」のフォトクリップ(写真は有賀幹夫氏によるものであり、ラストには写真集TRUE MINDの巻末の言葉が出てくる)、「SO YOUNG」の、映画「トランスミッション」の映像とコラボしたクリップなども収録されており、THE YELLOW MONKEYの宣伝媒体として制作された映像集のまさに完全版の名に相応しいDVDBOXと言える。


BOX附属のブックレットには、TRIAD時代のディレクターだった宗清さんや、「太陽が燃えている」などのMVを監督した丹修一さんからの談話、そしてTHE YELLOW MONKEY後期のMVをほぼ一手に監督していた高橋栄樹からの寄稿文が掲載されている。バンドは一度レコード会社移籍を経ているが、すべての楽曲が等しく愛情を持って形となり収められていることは決して当たり前のことではないだろう。当時のスタッフのこのバンドに対する愛情を感じることができる作品である。
 

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THE YELLOW MONKEYのDVDを総まくる!その12"CLIPS 1~3"

◆CLIPS Video Collection 1992〜1996
1996年3月VHS発売、2000年12月DVD化。デビューシングル「Romantist Taste」から、9thシングル「Jam」までのプロモーションクリップが収録されている。このうち「Love Communication」と「Jam」は吉井和哉がディレクションしている。DVDの映像特典には、そのJamのメイキングの様子も収録されており、吉井和哉の初々しい監督姿を見ることができる。

 

◆CLIPS 2 Video Collection 1996〜1998
1998年11月VHS発売、2000年12月DVD化。10thシングル「SPARK」から17thシングル「MY WINDING ROAD」までのプロモーションクリップが収録されている。このうち「SPARK」は唯一バンド移籍前の楽曲であるため、発売元が異なるが、取りこぼされることなく収録された。

 

「SPARK」は、以降THE YELLOW MONKEYのMVの多くを監督した高橋栄樹との出会いの作品でもあり、CLIPS2に収録された8曲は、すべて高橋栄樹の手によるものである。

 

DVD化にあたり、各クリップのメイキングとTVCMが収録された。このメイキングはバンドにとって激動の3年間を切り取っているということもあり、その空気の変遷が如実にわかる、ある意味貴重な映像である。
 
◆CLIPS 3 Video Collection 1999〜2001
2001年3月にVHS及びDVD同時発売。18thシングル「SO YOUNG」から24thシングル「プライマル。」までのプロモーションクリップが収録されている。7曲のうち5曲を高橋栄樹が監督。CLIPS2と3はトータルディレクションも高橋栄樹である。

 

DVD化された際の特典映像には、「ジュディ」の.Inspiration Film by EIKI TAKAHASHI ~featuring Live Film on Jan.8th,2001 at Tokyo Dome~という、タイトルを読むだけで高橋栄樹節満開の映像と、同様に各クリップのメイキングが収録されている。
 

22:31 | comments(0) | -

THE YELLOW MONKEYのDVDを総まくる!その11"THE YELLOW MONKEY LIVE BOX"

2004年12月に発売された、「追憶の銀幕」から「SPRING TOUR」までの9枚のDVDと、ボーナスディスクを加えた全10枚からなるDVDBOX。通称「黒箱」。


このボーナスディスクには全16曲が収められており、その中には各VHSがDVD化された際に特典としてつけられたものもあるが、1994年7月に日比谷野外音楽堂で行われた「つわものどもの熱帯夜」のライヴの映像は中でも貴重。この「4000粒の恋の唄」、そして98年12月28日メカラ9での「MERRY X’MAS」はいずれも吉井和哉がマリーの衣装を纏って歌われたものである。

 

SPRING TOURのDVDには横浜アリーナの公演からは9曲しか収められていないが、ボーナスディスクでそこからもれた7曲が入っているので、当日の演奏曲21曲のうち16曲をこのBOXで見ることができる計算になる。個人的にはインタビュー等の差し挟まれていないこのボーナスディスクのライヴ映像こそが、SPRING TOURの雰囲気を味わうことのできるものという気がする。ちなみに「A HENな飴玉」で吉井のマイクが壊れ、つかつかとエマのマイクスタンドに歩み寄ってマイクを奪うところが見所のひとつ。

 

同梱のブックレットに収録されている写真もすばらしいが、各単体ツアー時に雑誌に掲載されたテキストがいくつか再録されており、これも懐かしい。ロッキンオンJAPAN、R&R NEWSMAKER、CDでーた、音楽と人など、その雑誌も多岐にわたっている。巻末には発売時点までのTHE YELLOW MONKEYの全ツアー日程が記されているのもヲタには嬉しいサービスのひとつ。

 

発売されたのはTHE YELLOW MONKEYの解散が正式発表されたあとであり、このDVDBOXを買うことに切なさが混じらなかったわけではないが、白箱にしても黒箱にしても、全体を統一したデザインも美しく、単にコレクションというにとどまらず、こんなに活用したBOXは後にも先にもないだろう。私が死んだら棺に一緒に入れて欲しいと思う一品である。
 

23:42 | comments(0) | -