sakura-blossom
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わかっちゃいるけどやめられない

コバワー!吉井さんがモバイルで言っていたMOVIEとかいうのがなんのことかまったくわからなかった方、ぴーとです!
ガラパゴスで見られないのはまあわかるにしてもPCの方でも見られないって不思議…という気がしますがもしかして見られるんですかね?私間違ってる?

そうそう、このところリリースとかなんとかニュースが多くて紛れてましたがYOSHII CINEMASっていうのがあるんですよね。吉井ちゃんのドキュメンタリーを全国の映画館で!ワオ!そして東京の上映館が3館なのに愛知県安定の4カ所配給…ありがてえありがてえ。1月11日からですが、その頃にはきっとホビットも落ち着いているころでしょう(完全に個人的事情)

さて歌っている歌詞が違うように聞こえる「空耳」というやつはもはやすっかり市民権を得ていると言ってもいいと思いますが、この空耳とは似ているようで違う、「正しい歌詞がわかっているのに違う歌詞で歌っちゃう」現象、みなさんにはありませんか。私はあるんです。きっとみんなもあるだろう。あるはずだ。あるといいながある。

例えばですよ、今をときめくAKB48の「ヘビーローテーション」。彼女らに全く明るくない私でもさすがにこの曲ぐらいは(サビぐらいは)聞き及んでおりますし、ここまで街中にあふれるとついサビを口ずさんだりもいたします。そしてその時決まって

「だんだん舞ってるニュービーズ」

と歌ってしまう自分がいるんですね。いや知ってます、ガンガン鳴ってるミュージック。それが正解です。知ってます。しかも音は全音ニアミスだけど一文字も合ってない。すごくない?(誰目線か)

先日配信開始されたHEARTSがあまりに名曲なので思わずその場で歌詞の書き起こしなんか始めてしまい、ふむふむいやー吉井ちゃんいい歌詞書くなコノヤロコノヤロとか悦に入っていたのですが、これを自分が鼻歌で歌う時にほぼ百発百中

もうすぐ四月のバスが来る

と歌ってしまうおれがいるわけです。四月のバス。なんの比喩か。あとこれは2回に1回ぐらいですが「マイナス100℃」とも歌います。もはやわざととしか思えない。氷点下にもほどがあるわ!

あとHEARTSの歌詞については誰もが一瞬立ち止まったであろう「スタバ」問題ですが、何回聴いてもスタバに聞こえます。スタバでいいんですかねやっぱり。似た音で何かないか何かないかと考えてみたんですが「蔦葉」ぐらいしか思い浮かびませんでした。意味が…わからねえ!(ジョジョ風に)そんなこんなをしているうちにもはや「翼の横に昇る朝日」と歌うようになってしまいましたヨ。

血潮の歌詞は手帳のカバー剥いだとこに書いてあったけど、早くHEARTSの歌詞も公式に出ないものでしょうか。だからってこの空耳ならぬ空歌が直るというわけではないんですけどね、ええ。それにしても「どこにも行かないでくれと書かれたニュースペーパー」とは改めてなんつーパンチラインでしょうか。惚れるぜ。

17:04 | comments(10) | -

すべてのバランス

吉井ちゃんがモバイルで「明後日重大発表するよー明日は予告だけ!」とか言って、ほんとにオマエは黙っておけんやっちゃなあ、と思いつつ、でもこんな予告するんだからどうせ重大発表じゃないだろうとか思ってました申し訳ない。重大発表でしたね。

ということでご自身でもモバイルで明かされているように、来年の12月28日は武道館ではなく福岡マリンメッセでライブをする、今後も12月28日は東京に限らず地方でもライブをやっていきたい、とのこと。

一番最初に正直な気持ちを書くと、12月28日が武道館じゃない、ということについてはショックを受けたというのが正しいです。それはこの下の方にあるエントリに書いた気持ちそのままです。本当に12月28日の武道館でなにもなかったら、それはなかなか抜けない棘のように自分に刺さっていただろう、っていう。

しかしそれは本当に個人的な、自分の得手勝手な思い込みと期待にすぎないので、東京ばっかりじゃなく全国のいろんなところで吉井和哉のアーティストとしての誕生日を祝ってもらいたいという吉井さんの気持ちや、もちろん今までいろんな事情で武道館に足を運ぶことが叶わなかった人たちが、そういう場を共有できる機会を得ることができるというのはどこにもゆがみのない、掛け値なしにすてきなことだと思います。

毎年の武道館ではなく、何年に一度かの武道館のほうがより特別感が出て楽しい年末になるかもしれませんし、もちろん、何年かに一度回ってくる東京以外での公演もよりスペシャルなものになるんじゃないでしょうか。吉井さんもきっと、その「特別な感じ」を皆で分け合いたいんじゃないかなあと推察します。

私自身は現時点で来年自分がどこにいて何をしているかもわからない(休みのスケジュールもわからない)ですが、その場所に行けたらいいなあとも思っています。

だからあとは自分で自分に刺さった棘を抜くか溶かすかしてやっていかなくてはいけないというだけのことで、つまりはまったくもって自分次第ということです。「いい意味での重大発表」を諸手をあげて歓迎できなかったことを自分でも情けなく思いますし、これが自分のゆがんだ思い入れゆえだということもわかっているつもりです。でも愛とはゆがみのつえ、まさにそう。これは私のゆがみの杖でした。

何も書かないでいるほうがいいのかとも思いましたが、それでも書いたのは、私にとって12月28日の武道館が特別だったという、いままでの積年の思いに免じて残しておこうと思ったからです。何を大袈裟な、と自分でも思いますが、私にとってこの日付とあの場所がなかったら乗り越えられないものもきっとありました。その思いに免じてたったいちどのなきごとをどうかゆるしていただきたい。

そして今何よりも思うのは、来年の年末にこの吉井さんの決断を心から祝えるようなすばらしいライブをしてくださることをただ祈るばかりだということです。

23:50 | comments(10) | -

いつかの女の味

 「いつかの女の味がするぞ」男はそう言って三角形のチーズを投げてよこした。

藪から棒になんですが、吉井ちゃんの10月28日の更新「家が私の星」が何回読んでもイイ。っていうか、テキスト全体というよりもこの書き出しがしびれる!しびれる!そこにしびれるあこがれるゥ!

つい先日紀伊國屋書店の「本のまくら」フェアが話題になっていましたが、「いつかの女の味がするぞ」ってそれだけで相当すばらしい書き出しだと思うのよね…!

だってこの「女の味」っていうのがそのものズバリ一夜を共にしたことを言っているともとれるし、「いつかの女」が好きだった味、ともとれるし、いつかの女が作った料理の味ともとれるし、たとえばここで三角形のチーズじゃなくてカクテルかなんかだったらどっこいハードボイルドな風がぷんぷんするじゃないですか。

しかし「三角形のチーズ」ってのもまたいい。まさに「シンパシーとワンダー」のぎゅっと濃縮された一文だよ…(惚れ惚れ)だいたいこの「家が私の星」ってタイトルだって、ヒーセと一緒に飲んだ「イェーガーマイスター」=「いえがまいすたー」=「家が私の星」…っていう全力でズッコケ!みたいなあれなのにめちゃくちゃ美しいタイトルじゃないか。いやぶっちゃけ私個人としては「わが星」という、まさに「家が私の星」(に限りなく近い)という台詞のある大好きな芝居のことを思い出してしまって勝手に興奮しているシマツですよ。

そのちょっと前の「心は強くだけど乱れる」もすばらしくテンポがよく、とくに「マムシが空を飛んでいった」からの「アニーが太鼓を叩いていた」は何とも言えずおかしい。そのあとの「マムシ」「白い鳩」の畳みかけも爆笑。もう絶賛。

いつか「家が私の星」って曲作ってくださいよぅん(おねだり)

さて吉井ちゃんねるではじまっている(とっくに)log:music楽しく拝聴しております。1回目も先日聴きましたでござりまするが、何に笑ったってCALL MEの「折り畳みの真実」を「電話のことですね!スゴイ!」とか言われちゃって「これごめん傘なんですぅ〜!」ってくだりです。ぎゃー!俺も完全に「電話」のテイで全曲感想書いてた!ちょう恥ずかしい!いや恥ずかしくはないけど!つーか電話ってことで拾っておいたほうがよくね?みたいな気さえするけど!いやはやことほどさようにファンはファンの文法でしか見ることができない。僕はいつかそう言ったね。

そして今日公開された2回目、FLOWERに寄せられたメッセージが3月18日のMステのことで、うんうんと深く頷いたもんだった。ひな壇にいる時も誰も喋ってなかったって話、そうだよなあまるで吉井の顔が蝋人形のようだった…とか、Mステもともとあまり得意じゃないし緊張しちゃう、とか、中原さんの話とかあの「JAM」の話とか、決して大仰じゃなく語る吉井ちゃんの口調のやさしさよ。

でもあの日のFLOWERはほんとに忘れがたい。吉井ちゃんが歌い終わったあとに私がこうツイートしたのいまでもはっきり覚えてる。「圧倒的じゃないか、わたしのロックスターは」。

リハもはじまったそうですが、そう思えば(思わなくても)もう初日が目の前だ!ぎゃおー!新潟!吉井ちゃん見に新潟行くの初めて!圧倒的なわたしのロックスターに会えるのを(あと鮨を食べるのを)楽しみにしておりますけん!
22:35 | comments(2) | -

大きな玉ねぎの下

わたしのパソ子ちゃんが入院している間に武道館が発表になったり武道館が発表になったりで更新したし機械はなしという状態でしたが、そんなこんなのうちにNAKEDまで発売になっており完全にテンパっています。そこに襲いかかる歯痛!もうパニック(知らんがな)

今年の武道館のことは、早々に発表されたツアースケジュールから12月28日が外されている、というところから始まって、いろんな人の胸にさざ波を立てたもんだった。まったく関係のないうちの姉までが「毎日武道館のスケジュールを確認している」とか言い出す始末だ。私はと言えば、それこそいろんなひとに「28日」の話を振られたが、その度に返す答えは決まっていた。「何も考えないようにしているんです」。

何かはやるだろう、ともちろん思っていたが、そのよりどころだったのはいつかのQ&Aの「吉井武道館はやりません」という回答だった。「は」。何もないならそういう書き方はしないだろう。そして何かやるというのなら、私はそこに行かなくてはいけない。

もちろん、バンドのことを考えなかったと言ったら嘘になるが、しかしここまで続く怒涛のリリースラッシュが逆にその可能性を打ち消しているように思えた。だとすれば何があるのだろう。なにかあるのだろうか?時間が経つにつれ「ほんとうに、なにもない」という可能性のことを少しも考えなかったかといえば、これもまた、嘘になる。

ふたをあければ、会員限定ライヴという形で「何か」は行われることになったわけだけれど、もし本当に、吉井和哉が12月28日の武道館で「何もしなかった」としたら、おそらく私はひどく落胆しただろうと思う。そしてそれはなかなか抜けない棘のように自分に突き刺さっていただろう。

うまく言葉にできるか自信はないが、私は吉井さんに「続けて」欲しかった。同じ日に同じ場所でやっていくことの難しさ、を吉井さんがこぼしたこともあったが、それでも、だからこそ、「続けて」欲しかった。他のバンドをたとえに出すのが正しいことなのかどうかわからないが、エレファントカシマシの野音のように、どんなことがあっても絶対にやる、とファンが信じられるものを積み重ねてほしかった。THE YELLOW MONKEYというバンドは私にとってほぼ完璧なバンドではあったが、たったひとつ欠けていることがあるとすれば、それは続いていくことができなかったということにある。もちろん、だからこそあのバンドは美しかったのだとも思うし、ただ続けていたとしてもその手から零れるものはたくさんあっただろう。でも、だからこそ、吉井さんには「続けていく」その先にある景色を見せて欲しいと思っていた。傲慢な言い方であるのは百も承知だけれど、今でもそう思っている。

だから、なぜ「だから」という接続詞なのかわかってもらえると思うけれど、「12月28日の日本武道館をそんなに簡単に手放す訳無いだろ」という言葉のうれしさはたとえがたい。

考えてみればすごいことだ。年の瀬の押し迫った武道館をプロモーターが確保し続けてくれる、すくなくとも興行が打てるだけの動員を維持できる、それは功成り名遂げることを夢見るひとたちの中でも、ほんの一握りのものにゆるされることだ。これがいつまで続くのか、続けることができるのか誰にもわからない。意思はあっても、物理的な要因がそれを妨げることだってあるだろう。年寄りじみた言い方だが、やれるうちはやってくれよ、と素直にそう思うだけだ。

わたしは傲慢なファンだから、吉井さんの幸も不幸も願わない。あなたの幸も不幸もわたしからは遠い。遠い分だけ、誰かと幸せになっても、そうでなくても、どちらであっても現実味はない。私が欲しいのはステージの上だけ。いちばんおいしいところだけ。私はいつだってあなたの、おいしいところだけを、いただいていくつもりです。

21:52 | comments(4) | -

野音・外

会場に着いたのは、5時すこし前だったとおもう。すでに日比谷野外音楽堂のまわりにはたくさんのひとがいて、静かに時間を待っていた。私は植え込みのアスファルトに腰をかけて開演の時間を待った。5時だな、と、時計を確認した途端、わあっと大きな歓声が壁の向こうから聞こえてきて、宮本が登場したのだとわかった。

最初は「序曲・夢のちまた」。開演してからも、流れ込んでくる人の足は絶えず、座り込んで聞いているひと、壁の向こうをじっと見つめているひと、さまざまだったが、皆一様に押し黙って壁の向こうから聞こえてくる音に集中していた。アコースティックでも、耳をそばだてないと聞こえない、というほどではないのだが、全員がおそろしいほどに沈黙を守り通していた。宮本の声はすこし緊張しているように聞こえ、高音にいつもの伸びが欠けるような気はしたが、当たり前だけれど宮本の声そのものだったので、何よりもそのことに言葉に言い表せない安堵の気持ちが過ぎったことを思い出す。

そのあとに今回の経緯について語っていたMCは、聞こえたり聞こえなかったり、という状況ではあったが、おそらくいつもの宮本節で身振り手振りで話しているのであろう、病気がわかったときや入院のドタバタを、時には笑い声も起こっていて、相応しい言葉なのかどうかわからないがどことなく和やかな空気も感じられたのだった。マラソンを始め、タバコをやめた、と宮本は言っていた。46才だからね、とも。

続く「悲しみの果て」のCメロに移る前のギターのコードを、宮本は4回弾き直した。私が今回のある種特殊な状況を思ってどきっとしたのはこの時が最初で、そして最後だった。サビを歌う宮本の声は相変わらず美しく、艶やかな天鵞絨のような声だった。

会場の周りでは、どことなく拍手ですらも控えめに、ただただ壁の向こうに全神経を集中させているような雰囲気があった。会場前で待ち合わせしたのか、友人を見つけて駆け寄るときも、お互い手をあげるだけで声を出さずにいる二人組がいた。結婚式帰りなのだろう、どことなくこの場にそぐわない礼服を着た男性が、子供をあやして身体を揺らしながら聴いていたり、ベビーカーを押した女性が何度も何度も同じ処をぐるぐるとまわっていたりしていた。腕を組んだままじっと見えない壁の向こうを一心に見ているひともいた。それは不思議な静けさだった。もちろん野外で、すぐ外には大きな道路が通り、車の音や時にはサイレンの音が聞こえてきたりもしたが、終始驚くような静けさがあの場所を包んでいた。私は普段劇場にでかけていき、おしゃべりや携帯電話の着信音を禁じられる場にいるが、その劇場の客席よりもここは静かなのではないかとおもうほどだった。なによりも、あれだけ多くの人があのかすかな音に必死に食らいつく姿というのを、私は初めて見たと思う。

「月の夜」の前にパタパタと大粒の雨が落ちてきたが、その時もほとんど声はあがらず、ポンポンと傘の花が開く音が連鎖していくだけだった。私は傘を持っていなかったが、ちょうど樹の下にいたこともあってほとんど濡れずにすんだ。宮本の「もうすこし歌ってもいいかな」という声に大きな歓声と拍手が湧き起こっていた。

最初に見えた緊張は、歌い重ねていくうちにすっかりその色を消していて、それはあの最初の報道の「無期限休止」という言葉のセンセーショナルさとは月ほどの距離があるように感じられた。誤解を恐れずにいえば私は宮本の歌をこの時にはもはや楽しんでいたし、悲壮感みたいなものはどこにも感じていなかった。そしてそれは私にとってはとても大事なことだったのだ。

「うつら うつら」「見果てぬ夢」「涙を流す男」と立て続けてに歌った後、宮本がひと言「心して」と言って始まった「花男」。アコースティックで宮本が歌う花男、心して、という言葉のとおり本当に素晴らしかった。思い込みかもしれないが、歌ってる間にもどんどん力が漲っていくのが感じられた。終わった後の大きな拍手と歓声は忘れられない。

蔦谷さんとヒラマさんが2曲、サポートで参加してくださっていたが、それでも最後にバンドのメンバーが出て来たとおぼしき歓声が聞こえてきた時にはやはりほっとしたし、嬉しかった。全員で23回目の野音に立ってほしいとどこかで思っていたのもあった。バンドセットが組まれているか外からはわからなかったのだが、新曲の演奏はバンドスタイルで行われ、エレカシで一曲、が聴けたことは嬉しかった。まだ爆音がこわい、という宮本が最後にバンドでやってくれたことには感謝の言葉しかない。

終演後の拍手は、皆アンコールを求めていたのではなく、ただただ拍手を贈りたかった気持ちが続いていたのではないかとおもう。予定よりも沢山の曲をやってくれた、というのはなんとなく雰囲気でも感じていたが、宮本が歌ってると元気になる、と言っていたように、それはまさに姿は見えずともあの野音の周りの観客にも伝わっていたのではないだろうか。

続けること、というのはこういうことなんだなあと野音からの帰り道、何度も思った。続けること、続けていくというのはこういうことなのだ。そしてそれが出来たものだけが見ることの出来る景色を、あの4人はきっと見ているのだ。

そういえば「笑顔の未来へ」の「どんな悲しみからも」のあと「すぐに」を歌わなかったのは意図的だったのだろうか。

必ず戻ってくるので、と宮本は言った。私は、数多あるエレファントカシマシの楽曲のなかで、ファイティングマンのこのフレーズをもっとも愛すると言っても過言ではない。かつて宮本は「自信をすべて失っても誰かがおまえを待ってる」と歌った後に「すくなくとも俺は待ってる」と呟いてくれたことがあったが、あの場所にいるすべてのひとが、きっと同じ思いだったのだろう。たとえ「すぐに」でなくとも、おまえを待ってる。何度も勇気づけられたこの歌を、今こそ宮本浩次とエレファントカシマシに捧げたい。

21:49 | comments(0) | -

被害妄想の僕の歌

正直最初に「ROMANTIST TASTE 2012」リリース!とか聞いた時には
2012ってwwwwww
と盛大に草を生やした私であったのですが、フラゲして、DVDレコーダにほうりこんで再生してて、まあ2012のほうは特にこれという感想もないのですが、あのボーナストラック。
あれやばい。
まず熱帯夜のあのイントロからしてやられ、ああくっそーかっけえなと悶えまくり、そしてもう映像つきで何度も何度も聞いたはずのJAMを、おそらく初めて音だけで聞いて、初めてあの曲を聴いた時と同じようにしてやられてるってどういうマジックなんだろう。

素敵なものがほしいけどあんまり売ってないから 好きな歌を歌う。

そこからはもうどんどん自分の感情がMAXになる一方で、トドメはFATHERの吉井のユアラーーーーイブという叫びだった。DVDで見てるのに、あの声をバックにツアートラックが走る姿が目に焼きついているのに、回る吉井をテープが擦り切れるほど見たのに、なんであんなに俺は泣いた。泣いたよ、もう。

こんな風にまた新たな気持ちで出会えるってなんて幸せなことなんでしょうね。


そして!PCを修理に出しているためリアルタイムで見られなかった2012のリリースパーティも今さっき見ました!盛りだくさんじゃったね…!ほんとコメントでもいっぱい流れてたけど、愛されてたなあ、みんな愛してるんだなあって、隅々までそういうものでつまった空間じゃったよね。

ゲストとして長いお付き合いの中村貴子さんと我らが(すいませんすいません)山本浩市さん、そしてかつて「バトンは受け取りました」と言ってくれ、多くの人がそうでない時代からこのバンドへのリスペクトを表明してくださっていた中田裕二さんのお三方のトーク、めっちゃ楽しかった!つーか首がとれそうなほど頷きまくり、ひざを打ちまくり。見ながらちょびっとメモしたこととか並べておきますね。

・「裏方ですいません」と照れるコーイチかわいいよコーイチ
・収録編集すべてコーイチ!まじか!ありがとう!
・コーイチの新作が見られる幸せ…!(違)
・中田くん「ぼくの話は今日はいいですから(キリッ」
・中田くんわざわざザをつけて言い直す律儀さ推せる
・中田くん推薦の1曲目「THIS IS FOR YOU」!「空気読めてますか僕!」
・THIS ISは本当に名曲だよに…
・私にとってエマと吉井の曲といえばSUCKじゃなくてTHIS ISだよ
・キラキラの少年(だった)ふたりの愛の歌だよ
・「ちょっと退廃的でどことなくセンチメンタル」ほんとだよね中田くん!
・昨日もメンバーお揃いで久しぶりに4人に会ったコーイチ「相変わらずキャッキャしてました」www
・中田くん2曲目「審美眼ブギ」大歓声!「読めてますボク?」読めてる読めてる!
・「審美眼ブギを武道館で歌っている吉井さんのあの勝利感!」「ロックバンドとして正しい姿ですよね」
・180本のテープを見たコーイチ…!ありがとう!ありがとう!
・そのボーナスディスクを先に見ている中田くんの嬉しそうな顔ったら!
・「メンバーの皆さんも見て頂いて文句も出なかったので」コーイチ編集に文句なんか言わせるかい!(お前誰だ)
・「イエローモンキーは周りのスタッフもすばらしい」ホントだね中田くん
・食べログで3.5ポイント以上のお店を探す中田くんww
・中田くん3曲目「赤裸々GO!GO!GO!」大歓声に「ファンとしてうれしいです!」
・「赤裸々は吉井さんの途中のキックもいい」そうそうそう〜〜〜!コーイチまじ愛してる
・「フルで見れなかった曲も聴けて…嬉しいです」ほんとに愛があるよ中田くん
・「赤い照明が似合いますよね!」そうなの〜、そうなの〜〜〜!!!
・「イエローモンキーはボクにとって夢であり青春であったなと」中田くん熱い!

中田くんのビデオテープを擦り切れるほど見た、っていう言葉が嬉しいし、それを作った人が隣にいるっていうこの感じ、なんなのほんと!あ〜〜もう、こんなに山本さんがフューチャーされて私は嬉しい。

PVも、エイキーが編集する以上それなりなものになるだろうって思ってたけど、ほんとみんなの愛と情熱と真心がつまっていてよかった。栄樹はレッドテープ丸裸の編集をやっているのね!TRUE MINDはコーイチでRED TAPEがエイキー!やーんもうわかってる!

そして、メンバー誰か来るのかなーつって思ってたけどほんとに、ほんとに、ヒーセほんとにあいしてるよ。そしてテレ半分のえまたんもどんな優しさライセンスなのかと。ありがとうありがとう、ほんとありがとう。

最後のさー、パンチのASIANの音に合わせてみんながTHE!YELLOW!MINKEY!ってさけぶやつ、あれ見た瞬間にぶわってきて、なんかもうネットカフェのブースの床で天井を見上げた私だよ。

途中でNAKEDの映像の中から熱帯夜とROCK STARが流れて、その前のFOUR SEASONSのあの最後のポーズのあと吉井がくるっと後ろを向くのがめちゃくちゃ新鮮で、そんで初めてみるこの2曲。

2000年の11月に、休止の一報が入って、残業中にそのニュースを友達からのメールで知って、その場でPCの電源落として更衣室に走っていって、会社のロッカー殴ってへこませた日のわたしに、おまえ、あと12年経ったらね、あんなにしぬほど繰り返し見たTRUE MINDのライブの、おまえが見たことのない映像を見られるんだよ、だからそんなに泣きなさんなって、教えてあげたい。

リリースが続々発表になって、正直戸惑うところもあるけれど、でもやっぱり私はこのバンドが、好きなんだなあって何かにふれるたびに思う。そしてそう思い続けることができるって、ほんとうになんて幸せなことなんだろうね。

20:59 | comments(6) | -

積もうね 積もうね

9.11ということで、吉井ちゃんがモバイルでTALIの話をしている。

吉井ちゃんも文中で触れているけれど、TALIはCCCDでのリリースだった。べつに吉井ちゃんがCCCDに積極的だったとかではなくても、あのときEMIからリリースされたCDはほぼCCCDだった。次のシングルのSWEET CANDY RAINはすでにCCCDではなかったので、吉井ちゃんなりのそれは抵抗があったのかななんて思ったことを思い出す。そのCCCDも、いまや時代の遺物となっているんだから時の流れってやつは不思議だ。

TALIで思い出すのはその初回限定盤が赤いカラーのパッケージだったことと、もうひとつはat the BLACK HOLEのこれも初回限定盤についていたDVDの中で、吉井ちゃんが「TALIがかっこよくなったよ〜」と言いながらはしゃぎ回っているシーンのことだ。ばっかじゃないの、と私はつぶやきながらその実めちゃくちゃニヤけた顔でそれを見ていた。そしてそれを見ているうちに、おんおん泣いてしまったことを思い出す。

なんで泣いてしまったのかはもう覚えてない。かわいいと思ったのか、セツナイと思ったのか、ここまできてしまったと思ったのか、うれしかったのか、かなしかったのか。覚えていないけれど、机に突っ伏してしばらく顔をあげることが出来なかったことは今でも鮮明に覚えているのだ。積もうね積もうねベイビーアイラーブ。いろんなものを積んでいくっていうのはこういうことなのかなーなんて今になれば思う。

今年の夏のサマーソニックで吉井ちゃんが幕張・大阪ともに天気雨と見事な虹をつれてきて、これがホントのレインボウマン!虹を自在に操れる!とか言ってみたりもしたわけだけど、吉井ちゃんがモバイルで書いた「あの悲しい夏から」の文字に15年前の夏を思い出してしまうのも、やっぱり「積もうね」の結果なんだろうなあ。

サマソニ当日は、天気予報サイトの雨雲レーダーで穴があくほど千葉方面を凝視してみたり、現地に行っているひとのツイートにどきどきしたり、家を出てからもずっとツイッターで「吉井」を検索しまくっていたりして映画を見る前に充電が切れたりしてなにやってんだか、だったわたしでした。あんなに自分が足を運んでいないフェスの動向を追いまくったのは久しぶりだった。そんなに気になるならいけばいいのにーって話ですが、いやそれはいろいろあるんです、大人だから。でも前日にツイートしたように、私が「行けばよかった…!」って身悶えするようなアクトになりますようにって心から祈っていたし、それがほんとうになったことが何よりもうれしかった。

雨の心配をするのも、それで客のテンションが、ってこともだけど何より吉井自身がそれを気にするんじゃないかとか思ってしまうし(だって心が晴れてると天気も晴れるね、とか言う人なんだもん)、15年前のことなんて、そんなに気にしてるのファンだけなのかもなーとか思ってたら吉井もラジオでそのことに触れてたりミッチさんも「フジの悪夢」とか書いてるし、なんなんだろう。あの15年前の夏って、なんだったんでしょうね。

持てる武器を全部使って、泥くさく戦ってきてほしい、とサマソニが決まったときのエントリで書いたけれど、JAMか、ラブショーか、すくなくともそのどっちかはやってほしいと心中ひそかに思っていて、それを吉井ちゃんがきっちりやってくれたと知ったときのあの感情。そして「虹が出たよ」というたくさんの観客のツイート。

江戸の仇を長崎で、じゃないけれど、15年前に見たかった風景って、これだったのかななんて、思ったりしました。

いや、でも、15年前があるからこその感慨でもあるんだろうな。たくさんのツイートのなかで、吉井さんは今までいっぱい降られてきたから、虹を出すことができるんだねって書かれていたものがあって、チクショーうまいこと言うじゃねえかよ、でもそうだ、雨だったり汗だったり涙だったり、いっぱい流してきたからこその虹なんだよなあ、きっと。そう思うと、あの悲しかった夏の日までが、まるでよかったことのように思えるから、時の流れってやつはほんとうに不思議だ。

23:44 | comments(2) | -

琵琶湖の日曜日の午後

吉井和哉
EMIミュージックジャパン
(2012-08-29)

恒例の!

フラゲ日ですよってにーー!!

正直今週仕事に追われてどんぶらこでもう、ちょっと、週末でもいいかな…!とか思ったとか思わないとかですがなんだろう、ここまできたらもう愛ではなく意地。閉店間際のタワレコに駆け込んできたわよ!

ちなみにタイトルは点描といえばスーラ、スーラといえば…ということでタイトルもじりました(本当は『グランド・ジャット島の日曜日の午後』)。

おお、しかし、口幅ったいことを言うようだけど、ちょっと全体にピンとこなかったわ!いやタイトル曲はピンときてるんだけど、むしろタイトル曲だけが突出している雰囲気。どうしたんだ!スランプってこれのことか!

吉井ちゃんってあんなだけど(どんなだよ)、鳴ってる曲の貌というか相というか、そういうものは吉井自身にしか見えない形ではっきりと見えている、みたいなイメージが私のなかにはありまして、だからわりと迷いなくジグソーでいったら「このピースはここ、このピースはそこ」ってふうにできている、いや本当はそんな簡単な物じゃないというのは百も承知ですが、すくなくとも出来上がった曲は「そういうふうに聞こえる」という印象があるんだけど、このカップリングの2曲にはその感じが薄い。

歌詞の強烈さと曲の雰囲気がアンマッチなのとかはむしろ大好物なので、海へいこうとか好きな系譜なんだけどなー。ライブでやると印象も変わるんだろうけども。

「点描のしくみ」自体はすごく好きだし、最初曲だけ聴いた時はあの間奏の手持ちぶさた感…とか思いましたけど、ライブではそこも吉井ちゃん次第で大化けということがわかっているのでそれもまたよし。

そういえば今週の金曜日は吉井ちゃん約1年半ぶりのMステご出演ですね!前回の出演はいままでの吉井ちゃんの歌番組出演の中でも白眉であったと思うのですが、しかしじゃあ今回緊張しないかというとそんなことはないわけでね!って私が出るんじゃないっつーのな!サカナクションの山口くんも釣り好きだから仲良くなれるといいね(お母さんか)。

そうそうシングルの中にツアーの先行予約のお知らせも封入されてたよん。私はモバイルのほうで無事新潟・名古屋・大阪を確保いたしました。楽しみ!

21:56 | comments(2) | -

全ての貌と書いて全貌です!

今から16年前の96年7月21日、東京・NHKホールでライヴを行ったTHE YELLOW MONKEY。
大ブレイク直前の勢いあるその荒々しいライブパフォーマンスが収録された、現在も非常に人気の高い映像作品「TRUE MIND TOUR '95〜'96 FOR SEASON」の全貌が明らかとなる作品が今秋リリースされる事が決定!!

1995年11月にリリースした5thアルバム『FOUR SEASONS』が初のオリコン1位を記録。翌96年には「JAM」「SPARK」という2大ヒットシングルを連発。バンドの人気が日本中で爆発する中、日本を縦断する“FOR SEASON”と題したライヴが67公演行われ、各地で反響を巻き起こした。
「TRUE MIND」は、この初期絶頂期の壮絶かつまばゆい輝きを放つライブパフォーマンスに、ツアーのオフショットやインタビュー映像を織り込んだツアードキュメント作品。
今秋、その「TRUE MIND」の全貌が、明かされることになる。
内容詳細は近日発表予定。乞うご期待。

というニュースが先日飛び込んできたわけですけれども、わけですけれどもというかtwitterのTLに現れたそのニュースにキエエエエと奇声をあげたわたしです。あげる、そりゃあげるよ。もうこのblogで何度も何度も言って(書いて)いるのでもう耳タコだよ!と思われているとは思いますがそれでも言います

人生で
あんなにも繰り返し見た
ライブビデオは他にはない(断言)

その!ライブビデオもといライブDVDの!全貌が明らかとなる作品!とか言われたら!自分の鼻息の荒さに寝付けなくなってもしょうがなかろうもん!

しかし、ニュースを見て最初にぶわあっ!とテンションあがったはいいものの、よくよく読むとこの記事ほとんど何も言ってないに等しいんですよね…「TRUE MINDの全貌」「今秋」「リリース」。これだけ。そりゃもとが映像作品なんだから全貌伝える作品だって映像だろうよと思いはするものの斜め上どころか右斜め下10キロ先、みたいな方向に球が飛んでくることがないと誰に言えようか(言えるんじゃないか?)たとえば

全貌を伝える→「メンバー、関係者が当時を語る書籍」【どこにニーズが】
全貌を伝える→「写真集」【写真集 もう ある】
全貌を伝える→「インタビューDVD」【DVDでわざわざインタビューとか誰得】
全貌を伝える→「漫画化」【いらない】
全貌を伝える→「パラパラ漫画」【気の遠くなる作業】
全貌を伝える→「ライブビューイング」【リリースだと言っておる】
全貌を伝える→「3D映像化」【えっ…】

という冗談はさておき、一体全体どうなんでしょうね!全貌ということばと7月21日という収録されているNHKのライブの日付にこだわっているあたりからすると、当日のライブがまるっと全部入ったDVDとかかなーなんていうのが妥当なセンなのでしょうか。ちなみにその7月21日のセットリストはこちら。

SPARK
Chelsea Girl
See-Saw Girl
I LOVE YOU BABY
Tactics
Love Sauce
天国旅行
FOUR SEASONS
熱帯夜
ROCK STAR
Sweet&Sweet
赤裸々GO!GO!GO!
嘆くなり我が夜のファンタジー
空の青と本当の気持ち
太陽が燃えている
LOVE COMMUNICATION
〜EN〜
MOONLIGHT DRIVE
SUCK OF LIFE
JAM

なぜか大抵のDVDに入っているROCK STARがないんですよねTRUE MINDって。あと熱帯夜と天国旅行と嘆くなりも入ってないですね。

しかし個人的には、全貌と言うからにはこの7月21日のライブともうひとつ映像が使われている、96年1月12日の武道館の映像もまるっと!まるっと!見せて頂きたい!その昔WOWOWで放送されたアレですよ!あの青いシャツの吉井ちゃんですよ!はぴー、にゅーいやー。すいーえーんすいー!のあとに本当にSWEET&SWEETがはじまる映像ですよ!頼む!この機会にぜひDVDで…!(土下寝)

そんな妄想のいったりきたりを繰り返しながら、はてさて一体全体どのような「全貌を伝える作品」なのでしょうか。楽しみで楽しみでふるえる!(リアルに)

22:19 | comments(6) | -

24時間特番をレポしてみる

猿、いえ去る6月19日20時から行われたニコニコ生放送THE YELLOW MONKEY24時間特番。

…お疲れさまでした…!(深々と礼)

そして

本当に申し訳ない!(ジャンピング土下座)

いやいや誰がそんな耐久レース見るんだよとか鼻ほじりながら言ってたのは誰だ!(俺だ!)24時間じゃなくても見る気しないとか言ってたの誰だ!(俺だ!)

ぐーぱんち。

どこの浮かれポンチ野郎だこの野郎、と言いたくなるぐらいはしゃぎました。はしゃぎまくりました。はしゃぎまくりまくりすてぃ。しょうもない。いやもうニコニコの運営に足を向けて寝られない。もちろん24時間リアルタイムでお付き合いできたわけではなく、当日の深夜2時ぐらいまでぎりぎり頑張ったあとは、ほぼエンディングの1時間しか中継のお付き合いはできていなかったわけですけれども、それにしても楽しすぎた。最初にFIXのツアーとかTRUE MINDとかキタのが余計拍車をかけた。終わったあと暫く腑抜けでござんすよ、なにこのライブにも行ってないのにライブに行ったような感覚になってるのは!そのあとの寂しさまでついてこなくていいんだからね!

で、昨日の土曜日タイムシフト予約していた放送を視聴。スキップもできたのでアルバムの全曲試聴とPVの部分は飛ばしました。それでも結構な長さですよコレ!で、せっかくなので(何が)コメント下さった方の要約をやってみました。細かい早送りや巻き戻しが出来ない(し、やっていたら終わらない)ので、基本一発書きです。ニュアンス違ったら申し訳ないとしか言いようがない。そんなもんだと思って読んで下さい。読んでくださいつったけど異常な長さなのでそのあたりも適当で。タイムテーブル通り時系列で並んでいます。ではいざ!!
 

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15:48 | comments(6) | -