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Kazuya Yoshii Beginning & The End@ZEPP NAMBAに行ってきたのよ

実は一週間前までこの日のチケットを持っていなかった。今回のツアー4カ所が発表になって、私にとっては何よりも武道館が最優先事項で、そのためにもっとも休みが取りにくい日程に休みを入れなければならず、あと行けるとすれば大阪か名古屋なのだが(乗り継ぎ次第ではかかる時間がほぼ変わらないという恐怖物語)どちらも平日、行けても開演時間に間に合うか間に合わないか、それでスタンディングかあ、行ってもほとんど見えないよなあ、実際間に合うかもわかんないしな…となんとなく見送った態勢のままだったのだ。それなのに、なぜ、先週いきなり「やっぱり行こう」と思ったのか自分でもよくわからない。

最初、吉井さんはとても緊張していた。していたように見えたし、声にもそれが現れているように思えた。実際、中盤で「やっとなんかホッとした」とも言っていた。その緊張がうつったからなのか、短く、黒めの髪で、ちょっと痩せてる風情がそれに拍車をかけたのか、ソロになってはじめてのツアーのことを思い出さないではいられなかった。

吉井さんの緊張がだんだんとほどけて、ぐんぐん羽をのばしていくような姿を目の当たりに出来て楽しかったし、その「調子に乗ってきた」感じがこんなにも客に伝わるというのもすごいですよね…とも思った。でも、緊張の余波もあったのかもしれないが、絶対王者君臨、というような佇まいというよりはなんとなくかわいらしいとでも評したくなるような空気があったと思う。私は普段はそういう甘えた感じを毛嫌いしているところがあるのだが(心の狭いファンで申し訳ない)、今日は終始そのかわいさにほだされっぱなしだったような気がする。

ほだされたのはやはりその、最初のツアーのことを思い出したのと無関係ではないんだろう。当たり前だけれど、吉井に限らず、人の前に立って何かする、ということは相当な勇気を要することで、あのスタンドマイクの前でただ二本の足で立っていることが精いっぱいだったあの頃からずっと、この人はそこを逃げずに引き受け続けているんだなあとおもうと、それが安いセンチメンタリズムだとわかっていてもその感傷に引っ張られてしまったところがあった。

今回は事前のアンケート企画があって、「あなたが選ぶ吉井和哉2015」(本人談)を中心に選ばれたセットリストになっていたんだけれど、これ、単純に上から選んだだけではないですよね、と思ったのですがどうなんでしょう。吉井は「逆順でやろうかと思ったけど、あんまりつまらないセットリストになるので」と言っていたが、順番が違うだけでなく、上位に入っても外れた曲もあったのではないだろうか?というのも、あれは絶対入ってるよねと思う曲がなく、何曲か「これが上位に?ホント?」という曲があったからだ。っていうか、私がアンケートで選んだ曲がまさかのまさかで今回のセットリストに入ったのだが、この曲がそんな人気あるとは…そんなこと言ったら怒られますか。いやでも、ねえ?とはいえ、イントロでうっそお!よしいちゃん!あいしてる!と心の中で叫んだわたしだ。うれしかったよ。よもややってくれるとは、だよ。

こういったリクエストを募る企画そのものに懐疑的なむきもあるだろうし、それよりも吉井の考えた「さいきょうのおれ」的なメニューを堪能したい、と私も思っていたけれど、でも実際今日のライブを観て、こうした不作為によってこそ見つかるものもあるんだなと思えた。こうした企画でなければこの曲がこの位置にはこないだろう、と思うものがあるからこそ、もう一回その曲と向き合うような体験ができた気がする。そしてそれはとりもなおさず、この日のライブでも、自分のサイトでも吉井が言っていた、僕はいい曲をつくってきたよ、という自信に裏打ちされているから出来ることでもあるんだなと思った。

あと、自分の手の内にない楽曲を選ばざるを得ないからこそ、アレンジも工夫も必要で、途中で佳史さんに「いっぱい練習したよなあ!」と言っていたけれど、そんな風に格闘したあとが伺えるのも、この企画ならではの楽しさだったと思います。まあ、だからこその緊張と、あり得ないほどの歌詞ぶっ飛ばし(さすがにやり直した!)だったのかもしれませんが。

そう、あとやはりジュリアンに来てもらえたということで考えられたアレンジも随所にあった。ジュリアン相変わらずソーラヴリーとしか言いようのないステキさだったし、本当なら4年前に来てもらって一緒にやるはずだった曲たちをできることがうれしい、という吉井の言葉はとてもよかった。

初日なのでMCの場所も決まってない、と言っていたけれど、確かにメンバー紹介が本編とアンコール2回あったりして、探り探りではあったのかもしれない。そういえば関西弁講座とかもうやんないのかなと思っていたら、終盤「吉井和哉は関西の方によく『シュッとしてはる』って言われる」との発言からの「シュッとしてはる」連呼はそうとうにかわいらしかったです。佳史さんの「ぷっとしてはる」淳吾の「モッとしてはる」までは通すとしても、鶴ちゃんに「つるっとしてはる」それ形容やない!名前や!とツッコミましたし、挙げ句バーニーさんに対して「…思いつかない!」諦めはやい!

視界的に吉井しか入ってこない、という場所で見ていたというのもあるけれど、2時間半あまりほぼ、吉井しか見ておらず、目や手や顔で煽ったり、よく動く手と指だったり、赤いサスペンションライトに囲まれて一瞬婀娜なおんなの顔を見せたり、シャツのボタンを外す仕草やネクタイをゆるめる仕草だったり、そのたびにカッコイイ、カッコイイ、カッッコイイイ!!!と血が沸き立つような自分がいて、ほんとにこの人のかっこよさ、飽きない、私、と改めて思ったりしました。

ライブの間中何度か、私は最初のツアーのことを思い出してました。その頃はまだ南港の川縁にあったZEPP OSAKAや、ツアーDVDに映し出されていたそのツアー初日の新潟PHASEでの姿のことを。あの時も、今日と同じような場所で見ていたんじゃなかったか。

あのツアー、私はZEPPOSAKAでライブを見ていて、今でもはっきり覚えているのだが、突然アンコールの前にいたたまれなくなって一旦外に出てしまったのだ。ライブが楽しめなかったわけではなく、本当に突然、いいや、出よう、と思ってそのまま出てしまった。アンコールの1曲目を閉じられた扉の前でぼんやり聴き、ふと我にかえって最後の曲は会場のいちばんうしろで聞いた。あの時私は吉井和哉というアーティストとの距離の取り方がわからなくなっていたんだと思う。バンドを離れたことで、もういい、と切り捨てられるわけでもなく、かといって自分の中のバンドの残像を否定できるわけでもなかった。

そういったすべてを今日、面白いように思い出した。名前というのは侮れないもので、Beginning & The Endなんてツアタイをつければ、やっぱりそういうライブになるのだ。

長くひとつのことを好きでいるのは簡単なことではない、それは本当にその通りだとおもう。そのむずかしさの要因のひとつは、好きになったり嫌いになったりするパワーそのものが喪われるということにあるんじゃないだろうか。あのとき、アンコールの前に会場から飛びだしてしまった私は、ある意味苦しんではいたが、そのパワーだけは無尽蔵にあった。吉井さんのことを、大好きにも、大嫌いにもなれた。その時の自分を、懐かしく、どこか羨ましく思えたのは、今日が初めてだ。おわり、はじまり、おわり、はじまり。吉井さんにとってはどんなおわりで、またはじまりだったのでしょうか。私はまさかこんなにもノスタルジーとセンチメンタルに振り回されることになろうとは、思ってもみませんでした。
01:18 | comments(14) | -

フジソニックに行ってきたのよ

私事ですが、7年前まで清水に3年ほど住んでいたことがありまして、なので今回の会場はかつて知ったる、毎日通勤で目の前を通っていたところなんですよね。この会場でその昔ダイノジが「マグロック」というイベントをやって、そのときもピロウズやトライセラや怒髪やビークルや、錚々たる顔ぶれではあったんだけど、なんつーかほんと、フェスって言葉で想像できる規模のステージじゃなかった。手作り感溢れたアットホームな、田舎のイベントという感じだったんです。なので、そこに今回吉井やらせっちゃんやらがくるっていうのがどうにもうまく想像できなくはあったんですよね。

でも来てみたらワーッ、フェスだ!って思いました。いやもう運営は人手のかけ方も金のかけ方も段違いだったのでは?企業協賛も入ってたし、ほんと想像とまったく違っててびっくり。いやこれでも大型フェスに慣れたひとから見るとずいぶん牧歌的に見えたろうとは思いますが、過去のイベントとはほんとに雲泥の差でした。

運営についても特にストレスなく見られたんですけど、ひとつだけ!今回チケット代+ドリンク代500円というスタイルになってて、それはそれでいろいろ事情があると思うのでいいんですけど、そのドリンクチケットで買えるドリンクにノンアルコールが少ない!っていうか、売り切れるのが早い!子供も未成年もたくさん来るフェスだし、たぶんドリンクチケット退場のときに使おう…って思うお客さんも少なくないと思うので、そのあたりお酒を飲まない参加者にも優しくあってくれい、と思いました。

相変わらずのんびり出勤だったので、拝見したのは森高さんからです。かわいかったね!声にまったく年齢を感じさせないのがすごいとおもった。前方で見たのはせっちゃんと電気と吉井かな。なにげに電気グルーヴのライブを見たの初めてだったんですけど、やー楽しかった…!卓球かっこいい!!そしてふんだんに盛り込まれるご当地ネタ!学生服のやまだのCMソングを大合唱させてご満悦の瀧とかすごい面白かった(し、観客の一糸乱れぬ「やまだやまだ〜♪」にめっちゃ笑いました)。笑いのないところに本当の格好良さはないって言いますけど、ほんと格好良さと笑いが波状攻撃で押し寄せてくる、貫禄のステージ。去り際がまためっちゃかっこいい、何アレ!?

せっちゃんは黒のハットをお召しになって登場。ハットにIn the beginning, there was Jack,って書いてあったからあとでぐぐっちった。ハウスミュージックの代表的な文句なんですって。髪の毛伸びたなー。各アーティストとも持ち時間が30分(おそらく、後半のデリコ以下は40分)だったので、なんかアッという間に終わってしまった感じだったなー。せっちゃん、開口一番「どうも〜〜、よしいかずやで〜す」久しぶりだねそのネタ(笑)このあともMCでちょっとつまると「よしいかずやで〜す」ってもう!完全に定番ギャグ化しとるやないか!かわいいけど!

メンバー紹介のとき、隅倉さんが実は静岡出身で、しかも実家がこの会場から歩いて2分ぐらいのとこって仰ってて、やんやの大喝采。そういえばせっちゃんがMCで「ここからは富士山見えないの?」って言った時も(靄ってなければ見える、見えるというか湾越しに半島をかすめてどど〜ん!ときれいな富士を拝むことができる)隅倉さん見えるよ見えるよってフォローしてくださってたもんなー。しかしこの日は裾野も見えていなかったので、せっちゃんは「どこ?どっち?」と半信半疑なうえ、観客があっちあっちと指さすも「ふ〜ん…富士山が見えない静岡県…どうなの?」とドSの顔を覗かせたのであった。いやーこれはぜひせっちゃんにここからの富士を見てもらいたいよー!めっちゃ綺麗に見えるんだからー!だってニア世界遺産みたいなもんだよー!(言い過ぎですか)

今回ドラムが小田原さんで、紹介するとき「最近レベッカも復活して」って話になったんだけど、そのまませっちゃんが「フレンズ」のフレーズ弾き出すからびっくりした!弾き出すだけじゃなくて歌った!わー!!当然小田原さんが叩いてくれているのでなんかすんげえボーナスもらったような気持ちになった…いやもうがっつり世代ですけん…ワンコーラスばっちり歌ってくれて、ありがとうありがとうと三拝九拝の心持ち。

個人的にはベリベリのアウトロでのせっちゃんがちょうかっこよくて、かっこいいっていうかえろくて、何がってあのギター弾きながらぐっとこらえるような顔になるの私いつ何時でもおいしく頂ける準備ができているんですけど、あのアウトロ速さもあいまってその表情がたんと拝めるんですよ。ああかっこいい。かっこいい。

でもって吉井ちゃんは今回トリをつとめたんですけど、あのよくフェスとかでね、本気か冗談かわかんないけど、みんなトリは嫌がるとか言うじゃないですか。トリの人は最後まで飲めないからとか。でもたぶん、私思うに、吉井ちゃんはトリが好きだと思う。いや、トリが好きというか、「トリを任せてもらえる」ことが好き、そういう期待感を示してもらうことが好きっていうか。今回も前日のモバイルでの書き込み、もう気合いはいってるって文面からも伝わってきてたけど、ほんと、出てきた瞬間から「勝敗を決する最後のプレイ」を託せる男の顔をしていた。

セトリ先に書いておきます。

(Everybody is) Like a Starlight
楽園
ビルマニア
超絶☆ダイナミック
BURN
点描のしくみ
バラ色の日々
やさしくなりたい(with斉藤和義)
LOVE LOVE SHOW(with斉藤和義)

うむ、トリを任されたからにはサービスしまっせというその姿勢やよし。この日の衣装はキラキラした模様のジャケットに黒のてろんてろんのシャツ、そしてゴールドの細ネクタイ。もちろん、金髪ふわふわ和ちゃんである。やっぱほんとおまえはナチュラルボーン金髪だよ…どうせまた戻しちゃうのはわかってるけどせめて武道館まで短い春を味わわせておくれよ…

ああ、しかしそれにしても、ヒーセのなんという格好良さよ。見ながら、ほぼ格好良さに頭を抱えるか涙ぐむかどっちかしかしていなかったのではないか私。そう思ってしまうぐらいかっこよかったです。1曲目のSTARLIGHT(ていうか吉井が「新曲です!」とか言うからてっきり超絶かと思ったじゃん!)、あの「天使と悪魔」のとこでネックをガンガン振ったりするのとか見るだけであっ、もう、ダメ、みたいな気持ちになってましたし、しかもそのあと楽園でしょ!?あのイントロのベース…!間奏のときは前に出てくれて、低い姿勢でおさおさアピール怠りなし。んもう、いいだけギャアギャア言った。あ〜あ〜あ〜のとこでベースを立てたりするのもさ、そうなんだよこれなんだようおうおうって興奮しっぱなしだったよ実際!

ほんとこの日はものすごくヒーセを見てたんだけど、ヒーセってほんとよくドラム見るし、見てアイコンタクトするし、ドラムだけじゃなくて吉井やギターをすごくよく見てるんだよね。見て、あの笑顔でにっこにこしてるんだよね。そういうことのいちいちがすごく懐かしかったし、バンドの雰囲気を支えるひとなんだなって改めて思ったなあ。

吉井は吉井で楽園のときだったかビルマニアの時だったか、イントロでご当地演歌らしきものをかぶせて歌ってみたりして、うんうんわかるよこういうのが出るってことは調子良いんだね、調子も機嫌も良いんだね!って思いました(勝手に親戚のおばさん目線)。ビルマニアのときは「フジマニア」って替えてたし、そのほかにもちょくちょくご当地ネタ放り込んでたような気がします。そうそう、ビルマニア恒例のあの、客に歌わすところあるじゃないですか、あのとき歌詞を「流れるままに」とか「生涯愛を」とかリードして読んでて、一瞬「新しいキャンプファイアー…?」とか思ってませんほんとうです。いや真面目な話、地元のお客さんが多かったと思うし、知らない人にもついてこれるようっていう吉井ちゃんの優しさライセンスだよね!わかってるYO!

そうそう、吉井はもちろん最初「斉藤和義でーす!」って堂々宣言してました。うんうん仲良し仲良し。あとせっちゃんのMCを受けて「富士山の見えない静岡県…どうなの?」恥ずかしいです!今日ぐらい見えてほしかった!」って言ってたり、これ万一せっちゃんのを見てない人いたらナンノコッチャだよな!ドラゴンボールの主題歌やってるって話もしてたねいちおう。カメハメ波ポーズもやってたね。ってかあんな腰の入ってないカメハメ波あるか!(あさっての方向からのダメ出し)。

今回のサポートメンバーは佳史さんと淳吾くんのスケジュールが合わずってことで、ベースがヒーセ、ドラムにCzecho No Republicの山崎正太郎くんが参加してくれたんだけど、私ドラムの彼は今回初見でした。それでね、吉井が、いろんなキャリアの曲があるんで、ってBURNのイントロが始まってね、照明が真っ赤になって、わーっ!ってテンションあがって、それでびっくりしたんですよ、ドラムに。正確に言うとイントロではなくてAメロのドラムに。これこのblogでも何回も言ってますけどBURNの命ってドラムじゃないですか。異論は認めない。アニー自身が「自分の代名詞のような」ってあのリズムを評していたこともあるぐらい、BURNといえばドラムなんです私の中で。それがほんと、あのリズム、わああって、これだああああってなったもの!

終演後に山崎さんがツイッターで、今日のステージに賭ける思いというか、イエローモンキーは自分の青春だったって書いてらしたのを読んで、なんか得心したというか、そういう音だったよなって、「あの時」を愛してくれたことのあるひとの音だったんだなって思って、それがもーほんと泣けるほど嬉しかった。そんなドラムでさ、ヒーセのあのベースでさ、間奏で吉井が真っ赤な照明の中であのフラメンコのような独特の踊りを踊ってさ、夢かって、思うよそりゃ。しかも、コーラスがヒーセなんだよ!!心憎すぎる!!もうこのあたりから正直涙腺の蛇口いかれっぱなしだったよ…。

点描のときも、ヒーセはことさらアピールするわけじゃないんだけど、やっぱ目がいくというか、あのリズムで頭を揺らしてリズム刻んでる姿がめっちゃ絵になるし、私の見てる角度からだとドラムの山崎さんとヒーセのふわっふわした頭がシンクロして揺れてるのがんもーーーーーすっげえええかっこよくて、この曲もう、終わらなくていい!とか乱暴なことを思ってしまうほどだったよ。今日はステージの袖がスペースないからなのか、スタッフさんステージ上まで出てきてて吉井のタンバリン受け取ってた。そしてあのタンバリンプレイの間、ヒーセが髪の毛直したり観客にアピールしてたりしてるの激カワだった。激カワだけど、タンバリン投げたあと曲に戻る時にネックをぶいん、って振るのがまた激かっこよかった。なんなのあの人!

相変わらず曲間はギリギリまで詰めてて、このあとのバラ色に行く時も吉井はギターかけてもらいつつで準備に入ってて、できるだけたくさん曲をやろうとしてくれてたのかなーなんて思う。バラ色、すごくよかった。まあもう、この曲のときはヒーセと吉井しか見てなかった。バラ色のベースは特に印象的というか、ヒーセの音だよなってCDで聴いてても実感するのに、それがこうして生で聴けていることがうそみたいだったなあ。バラ色ほど、バンドのときとそれ以降で曲の持つイメージが変わった曲も珍しいと思うんだけど、この曲が生まれたときはバンドはまさに試行錯誤の荒波のまっただ中で、ヒーセにとってもいろんな思いが交錯する曲だろうなって思ったし、私自身もそうならざるを得なかった。ちょっとふんわり目の吉井の金髪がまたあの頃を思い出させたってのもあるのかもしれない。このふたりがこうして今また並んでステージに立ってくれている、そのことが勿論嬉しかった。でもその嬉しさの中には、こんなにかっこいいひとがあと2人いたあのバンドを、私はもう見ることができないんだって切なさもあったと思う。ほんとおセンチ野郎で申し訳ない。

でもねえ最後の、I WANT POWER、I WANT FLOWERS、I WANT A FUTURE…って歌う吉井はほんとに力強くて、そういう私のセンチメートルを根こそぎぶったぎっていくような力があったと思う。私がこういう吉井はいつ見ても大好きだって思う、あの全身から絞り出すように音と言葉を叩きつけていく気迫があって、その気迫にずいぶん救われたような気がします。最後に、吉井がヒーセと肩を組んで手をふったときの笑顔にも。

いったん、ここで締めてからアンコールでせっちゃん呼び込みなのかなー?って思ったけど、時間が惜しいのか、「ボクのLINE仲間紹介します」って(笑)これをね、静岡弁で、グループLINEで800ぐらいやりとりしてるって言ってたんだけど、冷静に考えてそんなグループLINE怖すぎます。メンバーみんなほんと大丈夫!?LINE疲れとかなってない!?そして呼び込みの時はもちろん「よしいかずやー!」せっちゃんはせっちゃんで「よしいかずやでーす!」うんうんもうこの遊びをやめるわけにはいかないか(笑)

「ダブル和ちゃん」(by吉井)でのセッション、せっちゃんが譜面台にipadをセットしたので、吉井が「あっ…ipad…(ブルータスよお前もか的な)」せっちゃん「うん…おぼえられないからね(はあと)」吉井「おぼえられないよね(はあと)」おいおい吉井せつこに甘すぎだぞ!でもまあここで、覚えられない、つってるからには吉井の持ち歌やってくれるんだろうなと思ったわけで、そのあとに始まったのが「やさしくなりたい」だったので、ってことはもう1曲あるね!と思った私であった。チャウ大でもやさしくなりたいはカバーしてたけど(あとJOIN ALIVEのときもやってたね)、2番をせっちゃんが歌う時に「ほんものー!」って煽るの可愛すぎるし、あとせっちゃんが歌ってる間の手持ち無沙汰感すごい。笑いました。笑いました。とはいえ、センターに吉井とせっちゃんが並ぶっつーのはんまあ目の盆と正月同時襲来でしたね。絵になるわあ、と思いながら見ていたら曲終わりで吉井がとことこせっちゃんの横に並んで、ほっぺにちゅってやりおった。やりおったぞ!!その時の私の気持ち「いつかこうなるんじゃないかと思ってた!」そして「せっちゃんファンの人ごめん!唇でないだけゆるして」(何言ってんだ!)
せっちゃんがハットをかぶっていたので、吉井がこう、ちょっと下から狙う(狙うってなんだ)みたいな感じになって、せっちゃん、たぶん内心は「わっ」と思ったかもしれないけど、顔はめっちゃテレ笑いで可愛さ無限大だったし、結果、オーライだよね!かわいかった!ふたりともかわいかったとも!!

吉井とせっちゃんが話すと必ず最後シモに落ちるというか、この日も吉井が「本物のロックスターに来てもらってるんで」って言えばせっちゃんも「いやいや〜〜、ロックスターはあなたでしょぉ〜〜〜」吉井「いやいやそっちでしょ〜〜」せっちゃん「いやいや〜、相変わらずちんこ大きそうなくせに〜〜」って「文脈とは…?」って考えてしまいそうなフリになぜか照れて笑う吉井っていう。なぜ!否定!もしくは謙遜!しない!そうでもないですぐらい言え!(何言ってるの私)あと「若いバンドもいいけど50近いミュージシャンもいいよっ!ねえ?」って吉井が振れば、「うんうん、しっこのキレは悪いけどね!」と返すせっちゃん。吉井「そういうことを言わない!」せっちゃん「なんでぇ〜」吉井「うん、まあ、悪いけどキレは!悪いです!みなさん!」まさかの公衆の面前での宣言ktkrっていう。ま、吉井ちゃんはせっちゃんのそういうとこも大好きなんでしょ!知ってる知ってる!

ラスト、こういう場でアッパーに締められる曲といえば、でやっぱりきたラブショー!イントロで吉井が「ダイノジカモン!」って呼び込んで、あのトレーナーを着たダイノジのおふたりもステージ乱入。エアギターふたりも入り乱れてお祭り感すごかった!客も当然テンションMAXだし。個人的にダイノジ大谷さんがヒーセと並んでエアギターしてて、ラブショーのコーラスをヒーセとマイクシェアするっていう、おいおいなんつーうらやましいことになってんだよっ!と思いました。あとねえ、ラブショーのドラムがね、あのDメロのところで速いっ!って思うあの感じもすごく久しぶりで、ほんとこういうなんでもないことのひとつひとつがこの日の楽しさを作り上げてくれてたなって思います。

最後に、吉井がせっちゃんとハグして、下手に来て、ヒーセとハグして、でもう1回ヒーセとハグしたの。まあなんだ、そういう光景を見ているときの気持ちをさ、言葉で言い表すことなんてどだい無理なんだよね。泣いちゃう、って思ってもう実際私泣いてたけど、ふたりともすごく良い笑顔だったな。ステージのみんな楽しそうで、それが観客にも存分に伝わっていたと思う。

これは私の勝手な想像というよりはほとんど妄想だけど、こんな風にヒーセとステージに立って、自分が引っ張るのでも、引っ張られるのでもない、血と肉をわけあったようなひとと長い時間ステージに立って、そういう感覚は吉井さんにもすごく久しぶりだったんじゃないでしょうか。もちろん、そういうところを脱けた場所で居場所を作ろうとして長い時間戦ってきたわけだけれど、だからこそこのヒーセと共にステージにいた時間は、吉井さんにとっても懐かしく、うれしく、たのしい時間だったのではないかと推察します。さっきモバイルを見たら、「安心する」って書いてて、すこし笑いました。あれは39108のときだったかしら、吉井がタワレコで偶然ヒーセにあって、その写真と一緒に「ヒーセに会うと安心する」って書いてたのを思い出したりして。でも、実を言うと私も安心してたんだよね。いつもフェスって場所になると、いまだに強力なトラとウマが暴れ出したりするんだけど、なんかこの日はどこか安心してたような気がします。

また、って願うことや、それを口に出すことがいいことなのかわるいことなのか私にはわかりません。だからこれからの話をするのはよしておきましょう。ただ楽しかった。いろんなことを考えたし思い出したし、いろんな感情にあふれのまれた一日でしたが、なにより楽しかったなって思います。自分が人生の一時期を過ごした場所で、吉井さんにとっても思い入れのある土地で、すばらしいパフォーマンスを見せて下さったことに感謝します。いい一日でした。とっても。とーーーっても。
23:33 | comments(12) | -

氣志團万博いってきたのよ

房総遠かった!電車を何度も乗り換ええっちらおっちら木更津まで。ROLLY+HEESEYに吉井ゲストときちゃ見に行かないわけにいくまいて…と重い腰をあげていってきました〜

この間まで寒い寒い服装どうしようとか言ってたのがウソみたいな晴れ間と暑さ、いやでも雨じゃなくてよかった…前日まで結構な降りだったものね関東地方。誰だか知らないけど晴れ男ありがとう。しかし足元は相当にぬかるんでいたため、前方突進はそうそうに諦めた私たちなのであった。花道の近くぐらいが精いっぱい。

文字通りバラエティに富んだ出演者が次々に現れるうえに、左右のサブステ、花道先のセンステと場所を入れ替えてやってくれるのでセット転換の待ち時間がほとんどない!というのが翔やんのサービス精神をうかがわせますなー。個人的に初めて見たキュウソネコカミのボーカルのひとの煽りっぷりや、モー娘。OGを私たちの前で観ていた男子二人組が(たぶんお目当ては違ったぽいが)かわいい、めっちゃかわいい、と連呼しており、最後には「今日イチたのしかった…」と感想をもらしていたのが印象的でした。あっもちろんグループ魂もがっつり見たよ!ああいうところで「中村屋!」って心置きなく言えるのたのしかった。あと破壊のナチュラルボーンドSみたいなキレ味のMCも満喫したし、そうだ!職質やってくれたんだ…思わず飛び跳ねて喜びました。ポーズ決めてるのにバイト君の準備に時間がかかって「早くしてくんない?結構カッコつけて待っちゃったよ」っつー破壊さんもよかったです。そうそうネタにされていたのは長渕剛富士山麓ライブでした。暴動が「俺たちのちからで太陽引っ張り出そうぜー!つってたらしいですけどそれ昨日もあがってたやつですから」って冷静に斬っていた。破壊の浴衣はそれほど萌えないんですけど(個人的感想です)暴動の浴衣めっちゃ萌えますよね(個人的感想です)。そういえば石鹸は音チェックのときに自分がでてきてたなー最後お手振りして去ってってたなーかわいかったなー

ROLLY+HEESEYはちょっと日がかげって風が出てきたかな?というナイスな時間帯でした。各アーティストの前に翔やんの魂のこもった煽りVTRがあり、どれもこれも素晴らしかったんですが、この煽りVで使われている吉井の素材が紫の炎西宮、FIX横アリ、96.1.12武道館と、涙を目の幅で流さんばかりの「わかってらっしゃる」ぶり。さすがだぜ!

ヒーセがセトリあげてくれてたんで書いておきますね

01. Introduction〜恋のマジックポーション
02. たどりついたらいつも雨ふり
03. BURN 
04. 恋のロマンティックブギ
05. LOVE LOVE SHOW 
06. タイムマシンにおねがい 
(03〜06:with 吉井和哉)

のっけから恋のマジックポーションだったのでお友達ときゃんきゃん喜んだし、なによりROLLYのゴージャスさとヒーセのかっこよさだけで飯食える状態でした。フロントどこ見ても華やかな人しかいないってすばらしいですよね。ROLLYが「1972年に何してましたか?」つって72年のヒット曲「たどりついたらいつも雨ふり」をやってくれたのが個人的にテンション突き抜けるほどうれしかった。これ吉井はもはやなにも関係ないんですけど、第三舞台のね!81-91っていう私が文字通りテープ伸びるまで見たビデオの最後でこれにのせてダンスシーンの映像があるんですよ(つーか鴻上さんが好きな曲なんだよねコレ)。ギターのイントロであんなに喜んだの袖ヶ浦海浜公園で一、二を争った自信あります。

BURNから吉井登場だったんだけど、すでにお写真が各所で出ている通り、学ランに金髪アフロの白カラコン(最初はサングラス)っていう、誰!?状態だったのですが、のっけから何に笑ったって団旗振り回したあと、んもうもんのすごいナチュラルに、つるつるっと花道出てきてセンステで右見て左見てのアピールが激しかったことです。っていうかあいつ4曲しかやってないのに2曲花道出てきてた。もう花道があったら出てこないではいられないんでしょうな!そこに山があるから的なやつやんな!

BURN聞いたの久しぶりだったかなー、野外で聞くBURNはどうしても紫の炎の感じを思い出してしまうなーと思いつつ、なんだろうね、気持ちよさげに歌ってはりました。古い歌ですけど…ってすかんちのセカンドシングルやりますってROLLYが紹介してくれたとき、これ流れからして吉井歌うんだろうけどまたもや歌詞カードガン見の刑なのでは…!?と一瞬ふるえましたがあにはからんや、ぜんぜんそんなことなかったですね。なかなかにのびのび歌ってはりました。とはいえ、全体的に先輩のまえでじゃっかん緊張気味…みたいな空気(借りてきた猫的な空気)もところどころあり、その緊張ゆえにか訳のわからない自己紹介をしてスベるといういつか見た光景的なアレもあり、まあいつもの吉井ちゃんだったよ!(強引なまとめ)

吉井がそそそっとヒーセのとこ寄っていってちょっかいかけてたり、三国さんにちょっかいかけてたり、いやまあヒーセと吉井が並んでるのだけでも私にとっては相当な御馳走だったわけですが、ROLLYとバーニーがギターでガンガン前に出るのも楽しかったし(っていうかバーニー相当バカテク寄りのひとだと思うけど、でもROLLYのギターの方が音が前に出る感じすごいよね!)、ROLLYとヒーセが背中合わせで弾いたりしてる姿も、それだけであーきてよかった、って思わせるにじゅうぶんでした。ROLLYと吉井はもちろん、ヒーセってほんと華のあるベーシストだよなーってしみじみ感じ入ったりしたなあ。

こういう場で誰でも知ってるアッパーソング、ってことでラブショーはもちろん最高にもりあがった(そして吉井はやっぱり前に出てきた!)んだけど、個人的にこの日のハイライトは間奏に入る前、吉井が「みくにさーん!」ってコールして三国さんのソロになった瞬間でした。もうねえ、ほんと目の前の光景がパタパタとパネルみたいに17年前に戻るような、圧倒的喚起力だったよ。あのキーボードの音すごいな!ラブショーなんてソロになってからも何回も聞いてるけど、あのキーボードでこんな風に感じたことなかった。

でもって吉井はもうラブショーの2番をライブバージョンでしか歌えないっていうね!でもって私たちももうそっちで刷り込まれすぎてて音源がどんなだったか忘れつつあるっていうね!

最後のタイムマシンにお願いも個人的に(奇しくもこれも第三舞台がらみ!)思い入れがあり、あーいろいろ(勝手に)もてなされてるな!って感じたパフォーマンスでした。吉井ちゃんの現行ブロンドヘア拝みたかったけど、まあ氣志團万博っていう場である以上、ひとネタ入れ込んでこなきゃいけん的な気合いだったのかもしれない。

10月4日のフジソニックも行くことにしているので、今年の夏はこの氣志團万博とフジソニックが吉井ちゃん的行事なんだけど、次はいちおう吉井ソロ名義(いちおうってなんだ)なのでそこにヒーセがどうはまるのかなってのも楽しみです。

夏フェスとかもうちょっと縁遠くなりつつあるよなーという心境だったんだけど、この組み合わせの妙には重い腰をあげずにはいられなかったし、前日までの雨という事態はありつつもホスピタリティにあふれた運営ですごく楽しんで一日を終えることができたなーと思います。翔やんの木更津愛を感じた一日だったぜい!
20:41 | comments(4) | -

フェスティバルホールは今夜

この二日間を自分の中で一言でまとめると金髪狂想曲だった。モバイルで徹底的にブリーチして色抜いてるけんね、という自撮りがあがって以降、マジで金髪なのかただのフカシなのかと戦々恐々としてました。バカみたい?そうですね、自分でもそう思います。でもわたし吉井の金髪大好きなんです。明るい髪の色大好きなんです。あいつがその昔、もう髪の色染めたりとかやらんけん、的なことを言っていた時昭和は遠くなりにけりじゃないけど、私の夢は遠くなりにけりと思ったもんだった。撮影のためらしいですがなんの撮影なんでしょうか、昨日会った友人は「スーパーサイヤ人しか考えられんのやけど」と言っていた。
 
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YOSHII KAZUYA STARLIGHT TOUR 2015@名古屋国際会議場センチュリーホール レポート

この前にあった10日のフェスティバルホールに行かず名古屋に来たのはチケット予約の段階ではまだ転勤がきまっていなかったからじゃー!しかしさすがにまだ自分の中でくすぶる地元感。吉井ちゃん2年ぶりぐらいの名古屋だそうです。待ってましたのひとがおおいからなのか、開演前から手拍子、総立ちの大盛り上がり。以下、例によってメモ書きと感想など!

 
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YOSHII KAZUYA STARLIGHT TOUR 2015@神戸国際会館こくさいホール レポート

よくよく振り返ってみればツアーとしてはGOOD BYツアーから2年もほったらかされていたのであった。いやその間にもいろいろあったっしょ、と言われればまあ、ありましたが、いやそういうこととちゃうねんなー、と2年ぶりのツアーに参加してしみじみおもった私である。STARLIGHT TOUR 2015、MY初日の神戸国際会館行ってまいりました。以下感想というかレポと言うかのメモ書きです!もちろん、盛大にネタバレています!
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YOSHII KAZUYA SUPER LIVE 2014〜此コガ原点!!〜@日本武道館 レポート

吉井武道館、ではなくYOSHII KAZUYA SUPER LIVEに名前を変えたのは「武道館以外のところでもやる」というコンセプトからなのでしょうか。ともあれ恒例12月28日、2年ぶりに吉井和哉が日本武道館に帰ってまいりました。

今回は久しぶりの全方位解放(北1階は入れてなかったけど)、2年ぶり、吉井さんも気合い入っていたんじゃないでしょうか。去年の感想でも書いたけど、恒例、やおなじみ、よりも新鮮さを追い求めるのが吉井さんらしいといえばらしい。しかしそれよりもなによりも、観る側としてはなにしろ「2014年吉井さんのお姿ビタイチ拝見してませんが何か」状態だったので、1年ぶりのライヴ!ってことそのものにいや増す期待感、って部分も大きかった気がします。

幸運なことに下手のアリーナAブロックで見させていただいたので、久しぶりの吉井ちゃんを堪能いたしました。最初、SPINNING TOE HOLDをナポリタンズが演奏する中、吉井が下手の袖から出てくるんだけど、ステージに出ていくときにローディさんたちと握手して、一瞬袖で立ち止まり、一呼吸おいて颯爽と踏み出す姿が、なんというか猛烈によかった。吉井和哉から「ロックスター吉井和哉」になる瞬間とでもいうのかな。

カバーアルバム発売後なので、カバーやるだろうなとは思っていたんだけど、こんなにカバーの率が高いとは意外でした(笑)アルバムの曲ほとんどやったもんね。吉井も最初のMCで「カバーが多い」「カバーとオリジナルを交互に聞くことによって双方のありがたみが…」とか言っていましたが、ありがたみっつーかオリジナル曲になったときは観客の「わあっ」と湧き上がる感じが常にあって、待たれてるんだなーって吉井ちゃんも実感したんじゃないでしょうか。

MCといえば途中「MCの場所間違えた!」とか言ってましたけど、全体にMC感がもどってない感じなのがおもしろかわいかったです。途中で「みなさん大掃除はすみましたかー?」とか問いかけて、客が口々にまだー、もうやったー、これからー、とか雑多に応えるのに、「そうですかー」とかこれまた雑多な相槌で返しててガクーってなりました(笑)たぶん大掃除から心の大掃除にスムーズに持っていくつもりだったとおもうんですけどね!

あとなんと言っても笑ったのがサムライでのニュー・ジャケットプレイ!あれ、YOUTUBEでジュリーの「サムライ」みてもらえばわかるんですけど、肩に引っかけたジャケットを二度目の「片手にピストル」でばさっと落とすんですよ。やつはそれをやりたかったに違いなく、ジャケット(つか、コート)いつ脱ぐんだろうと興味津津の観客の前で、やおらジャケットを脱ぎ、そしてまた肩にひっかけるという所業に!ごめん思わず笑った。そして次の「片手に!」でまんまとばさっと落としたときも笑った。おまえのそういうかわいいとこ大好きだよ!個人的にこの曲はエレカシ宮本さんがかつてやったカバーがあまりにも鮮烈(かつ本人のキャラにも合っている)だったので、吉井は絶対寝顔にキスしちゃって一日旅立ちのばしちゃうタイプ…とか思って申し訳なかった。

今回はホーン、コーラス、ストリングス、襟裳岬での合唱団のちびっこたちなどなど、総勢60名もの大所帯で(吉井が「今日はすごいよ!」つってざわめく観客に慌てて「そんな有名な人じゃない、そんなお土産はない」つったのも笑った)、とくに管楽器が入るととたんに昭和のビッグバンドぽさが出て、それがカバーの曲とすごくマッチしてたな〜。今回のカバーアルバムでいちばん好きなのが「さらばシベリア鉄道」だったので、これが聴けて、かつすごくかっこよかったので嬉しかったです。

そのあとのMUSIC、点描のしくみ、ビルマニアの盛り上がりすごかったね!そうそう、みんな大好き点描のタンバリンプレイ、タンバリンが出てきただけで歓声の上がるアーティストも珍しい。間奏で投げるところ、投げる前に袖のスタッフがさっと腕をあげて吉井に合図してたの燃えたわー!ああいうの大好き!しかもそのあとセンターで先日のチャウユニでやった「ポリリズム」の振り付け一瞬紛れ込ませてて、なんやかんやいうて気に入っとるやないかい!と裏拳で突っ込みました(心の中で)。

アンコール、CDでも参加してくれた八千代少年少女合唱団と福島県伊達市立伊達東小学校の皆が来てくれて、襟裳岬を。モニタにも歌詞が出てたけど、歌詞見なくても普通に歌える、スタンダードの強み…と思いました。こういうスタイルの合唱が入った武道館は初めてだったので、なんか一陣のさわやかな風が吹き抜けた…といった風情がありました。彼らがハケるとき、吉井が「良いお年をー!」「お年玉いっぱいもらえよー!」とか言ってたので「おまえがやれー」と思わずツッコミ(関西人の性)。

そのあとアコギを持ってきて、ああもうカバーの曲ほとんどやったよな…と思ってたら、まさかのっつーか、いやまさかでもない(ライヴの最初に「今年の汚れ今年のうちに」つったときに頭をよぎりましたもんねこの曲)、東京ブギウギならぬおそそブギウギ!コロムビアに帰ってきたということでブギの女王といわれた笠置シヅ子大先生に敬意を表し!とか言ってたけど、もうおそそバージョンで歌いすぎて元の歌詞が出てこない吉井なのであった。観客の「フゥ〜!」の合いの手に「知ってるねえ!」とニヤリとしてみせたのよかったな。そして何度聞いても、あのサンキュー愛してます、アバンギャルドで行こうよ!には血が沸騰する!

しかしアバンギャルドのアウトロから、あのスネア二発が鳴り響いた時には思わず腰が抜けた。いや、去年福岡でも聞いてるんだけど、だけどさ!だってここ武道館だよ、武道館に鳴り響くSUCK、吉井のぐるんぐるん回すマイクスタンド、あーって、なんて武道館が似合う曲なんだろうって、思えばイエローモンキーをイエローモンキーたらしめていた曲はすべからく武道館を特別な場所にしてくれる曲だったんだななんて改めて実感して、ここに帰ってこられてよかった、おかえり、って思ったんだよなあ。吉井に対してじゃなく、 SUCK OF LIFEという曲そのものに。

年末の武道館だから、最後は新曲で終わるだろうと予想していて、その読み通りラストが クリア、でもってダブルアンコールでボンボヤージ。クリア、私の大っ好きな武道館全点灯の照明によく映える曲だった!そしてあのコーラスのところ、聞くたびに「これ今にもビール持った人が草原駆けてそう」とか思いましたしなんかタイアップっぽい!と思いましたし実際タイアップとれるといいね吉井ちゃん、と思いました。個人的に全点灯は最初の「うわあっ!」感が命なので「なかなかクリアできない」とかいってやり直してる場合じゃないよおじいちゃん!とも思いましたけども。

ボンボヤージ、吉井がハットと黒いコートをお召しで、なんかスナフキンみたい…とか思っちゃったんですけど、ついったで「中原中也みたい」ってツイートしてる方がいて、それや!と思いました。スナフキンとか言ってごめん。今日のセトリの流れで聴いたからかもしれないけど、どこかフォーク調というか、歌謡色の濃い楽曲と歌詞だった気がします。自分がいつか消えて(火葬場で灰になって)、そこからが本当の旅、というようなことを思ってつくったと言っていました。

コロムビアに戻ってきたことについて途中のMCでも触れていて、そして同時に1996年の武道館のことにも触れていて、吉井に言われるまでもなく、あのメカラ7の最後のMCで吉井がこの移籍のことを語った口調を、私ははっきりと思い出していたし、吉井もきっとそうなんだろうと思った。「すごくいいメーカーです、愛してあげてください」そう言って吉井はコロムビアを讃えたのだった。あのとき最後に歌った歌が楽園だった、これから楽園をめざすんだという気持ちだった、でも振りかえってみれば、あのとき立っていた場所が楽園だったのかなと思います。

メカラ7の映像を見て、最後にあの楽園を見ながら、おもしろいように号泣した自分を思い出すMCでした。あの彼らの背中の健気さを思い出すMCでした。

来年また会いましょう、と最後にいったけど、その時に会う場所はここなのかな。願わくば、どうか武道館でありますように。地方でやることにももちろん楽しさも意味もあるだろうけど、やっぱり吉井ちゃん、あなたには武道館が最高に似合う。そしてこのご時世、この日本武道館がいつまでいまのままの姿でいてくれるかわからない。できればその最後通牒があるときまでは、この日の武道館に立ち続けてほしい。もっと言えば、私にとってのTHE SONG OF THE YELLOW MONKEYであるあの楽曲も、もういちどこの場所に還してあげてほしい、そんなことも思った武道館でした。
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15:58 | comments(14) | -

チャウ大ユニバーシティインターナショナルコラーゲンハイスクール@大阪城ホール レポート

あれは三年前、止めるアナタ…じゃないし、三年前でもないですが(正確には二年前)和哉パイセンはZEPPなんばのステージでこう言いました。「このメンツ、大阪城ホールでもできるよ」。果たしてそれが現実に!「できる」と「やっていい」は違うのではないか!?と激しく自問自答しながらのチャウ大ユニバーシティインターナショナルコラーゲンハイスクールイン大阪城ホール!略称はコラ高?それともチャウユニ?どっちでもいい!いつも通りツッコミつつのメモ書きでっす!
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23:43 | comments(18) | -

仮面チャウダー ~YAJIO CRAZY~ チャウ大附属脂身高等学校3レポート【後編】

昨日更新したあとでハッ!そういえば!アレ書いてない!コレ書いてない!などと頭を過ぎりつつも睡魔に負けたわたくしです。今日は睡魔というより脳細胞の死滅と戦っている気がします。薄れゆく記憶とマッチレースを繰り広げつつの後編、またも長い!(前編ほどではないが!)(たぶん!)
 
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01:09 | comments(16) | -

仮面チャウダー ~YAJIO CRAZY~ チャウ大附属脂身高等学校3レポート【前編】

来たよ、今年もこの季節が。そろそろ年齢層の高くなったファン達を萌えと笑いと足腰疲労の渦に叩き込むイベント、第3回。今年はチケットの神様にまったく振り向いてもらえず、この三連休もフテ寝の予定でしたが、土壇場で神(まさに!)が現れ、滑り込み補欠合格の身と相成った次第でございます。というわけで、四の五の言うな!行くぜ、小ネタ集!(小ネタ?)まだ前編だけど、長いので畳むぜ!
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01:34 | comments(4) | -