sakura-blossom
<< December 2017 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>

THE YELLOW MONKEYのDVDを総まくる!その14"ライブ帝国"

2005年12月発売。TVKの音楽番組「Live y」で放送されたライヴの中から全14曲を収録している。現在の公式ホームページのDISCOGRAPHYには載っていないが、海賊版でもなんでもなく、れっきとしたオフィシャルな商品である。ちなみにTVKはRCサクセションやジュンスカなど、数多くのライブ帝国のシリーズを発売している。


吉井和哉はLive yのVJをやっていたこともあり、映像資料が豊富なだけでなく、なによりこのLive yの映像の素晴らしいところは客前のライヴを収録しているという点である。スタジオでカメラに囲まれているよりも、断然客前で輝くTHE YELLOW MONKEYの一番いいところを濃縮還元したようなDVDと言っていい。個人的にはこの中に「これがこの曲のベストパフォーマンスだろう」と思う映像がいくつかあり、コンパクトさも相俟って異常な再生回数を叩き出している。

 

収録されているのは1993年5月のアポロシアター(吉井が有名な自転車柄のスーツを着ている)から1998年5月のパンチドランカーツアーの神奈川県民ホールまで各年代に分かれており、自分のツボがどのあたりなのかをこれで探ってみるのも面白いかもしれない。

 

神奈川県民ホールの映像は、当時はパンチドランカーツアーのホール公演の貴重な映像であり(「ゴージャス」で最後にドラムソロが入るアレンジが残っている)、ここに収められた「球根」はこの日に亡くなったhideへの想いが感じられる、すさまじいパフォーマンスである。
 

22:37 | comments(0) | -

THE YELLOW MONKEYのDVDを総まくる!その13"THE YELLOW MONKEY CLIP BOX"

コロムビアミュージックエンタテインメント

2004年12月に発売された、過去のCLIPS1〜3をまとめたDVDBOX。パッケージデザインが白を基調としており、同時に発売されたLIVEDVDBOXの黒と対して「白箱」と呼ばれた。1〜3の特典映像を含めたすべての映像に加え、「SLEEPLESS IMAGINATION」のプロモーションクリップや、コロムビアの屋上で撮ったという「夜明けのスキャット」のクリップ、「空の青と本当の気持ち」のフォトクリップ(写真は有賀幹夫氏によるものであり、ラストには写真集TRUE MINDの巻末の言葉が出てくる)、「SO YOUNG」の、映画「トランスミッション」の映像とコラボしたクリップなども収録されており、THE YELLOW MONKEYの宣伝媒体として制作された映像集のまさに完全版の名に相応しいDVDBOXと言える。


BOX附属のブックレットには、TRIAD時代のディレクターだった宗清さんや、「太陽が燃えている」などのMVを監督した丹修一さんからの談話、そしてTHE YELLOW MONKEY後期のMVをほぼ一手に監督していた高橋栄樹からの寄稿文が掲載されている。バンドは一度レコード会社移籍を経ているが、すべての楽曲が等しく愛情を持って形となり収められていることは決して当たり前のことではないだろう。当時のスタッフのこのバンドに対する愛情を感じることができる作品である。
 

22:34 | comments(0) | -

THE YELLOW MONKEYのDVDを総まくる!その12"CLIPS 1~3"

◆CLIPS Video Collection 1992〜1996
1996年3月VHS発売、2000年12月DVD化。デビューシングル「Romantist Taste」から、9thシングル「Jam」までのプロモーションクリップが収録されている。このうち「Love Communication」と「Jam」は吉井和哉がディレクションしている。DVDの映像特典には、そのJamのメイキングの様子も収録されており、吉井和哉の初々しい監督姿を見ることができる。

 

◆CLIPS 2 Video Collection 1996〜1998
1998年11月VHS発売、2000年12月DVD化。10thシングル「SPARK」から17thシングル「MY WINDING ROAD」までのプロモーションクリップが収録されている。このうち「SPARK」は唯一バンド移籍前の楽曲であるため、発売元が異なるが、取りこぼされることなく収録された。

 

「SPARK」は、以降THE YELLOW MONKEYのMVの多くを監督した高橋栄樹との出会いの作品でもあり、CLIPS2に収録された8曲は、すべて高橋栄樹の手によるものである。

 

DVD化にあたり、各クリップのメイキングとTVCMが収録された。このメイキングはバンドにとって激動の3年間を切り取っているということもあり、その空気の変遷が如実にわかる、ある意味貴重な映像である。
 
◆CLIPS 3 Video Collection 1999〜2001
2001年3月にVHS及びDVD同時発売。18thシングル「SO YOUNG」から24thシングル「プライマル。」までのプロモーションクリップが収録されている。7曲のうち5曲を高橋栄樹が監督。CLIPS2と3はトータルディレクションも高橋栄樹である。

 

DVD化された際の特典映像には、「ジュディ」の.Inspiration Film by EIKI TAKAHASHI ~featuring Live Film on Jan.8th,2001 at Tokyo Dome~という、タイトルを読むだけで高橋栄樹節満開の映像と、同様に各クリップのメイキングが収録されている。
 

22:31 | comments(0) | -

THE YELLOW MONKEYのDVDを総まくる!その11"THE YELLOW MONKEY LIVE BOX"

2004年12月に発売された、「追憶の銀幕」から「SPRING TOUR」までの9枚のDVDと、ボーナスディスクを加えた全10枚からなるDVDBOX。通称「黒箱」。


このボーナスディスクには全16曲が収められており、その中には各VHSがDVD化された際に特典としてつけられたものもあるが、1994年7月に日比谷野外音楽堂で行われた「つわものどもの熱帯夜」のライヴの映像は中でも貴重。この「4000粒の恋の唄」、そして98年12月28日メカラ9での「MERRY X’MAS」はいずれも吉井和哉がマリーの衣装を纏って歌われたものである。

 

SPRING TOURのDVDには横浜アリーナの公演からは9曲しか収められていないが、ボーナスディスクでそこからもれた7曲が入っているので、当日の演奏曲21曲のうち16曲をこのBOXで見ることができる計算になる。個人的にはインタビュー等の差し挟まれていないこのボーナスディスクのライヴ映像こそが、SPRING TOURの雰囲気を味わうことのできるものという気がする。ちなみに「A HENな飴玉」で吉井のマイクが壊れ、つかつかとエマのマイクスタンドに歩み寄ってマイクを奪うところが見所のひとつ。

 

同梱のブックレットに収録されている写真もすばらしいが、各単体ツアー時に雑誌に掲載されたテキストがいくつか再録されており、これも懐かしい。ロッキンオンJAPAN、R&R NEWSMAKER、CDでーた、音楽と人など、その雑誌も多岐にわたっている。巻末には発売時点までのTHE YELLOW MONKEYの全ツアー日程が記されているのもヲタには嬉しいサービスのひとつ。

 

発売されたのはTHE YELLOW MONKEYの解散が正式発表されたあとであり、このDVDBOXを買うことに切なさが混じらなかったわけではないが、白箱にしても黒箱にしても、全体を統一したデザインも美しく、単にコレクションというにとどまらず、こんなに活用したBOXは後にも先にもないだろう。私が死んだら棺に一緒に入れて欲しいと思う一品である。
 

23:42 | comments(0) | -

THE YELLOW MONKEYのDVDを総まくる!その10"THE YELLOW MONKEY LIVE AT TOKYO DOME"

2004年12月28日DVD発売。通常盤と初回限定盤が同時発売されている。1996年12月以降、順に行われたメカラウロコ7,9,10の中で1997年に行われなかった「8」の枠と、最新アルバム「8」をあわせ「メカラウロコ8」と名付けられていたが、LIVEDVDのタイトルにはメカラウロコの冠はなくシンプルなものとなっている(2009年12月に発売された「メカラウロコBOX」では、「メカラウロコ8」として本ライヴが収録されている)。ライヴ自体は2001年1月のものなので、映像化にはほぼ4年近くかかっていることになる。なお、同日のライヴはWOWOWで生中継されていた。

 

1月4日の大阪ドームと、1月8日の東京ドーム、この両公演をもってTHE YELLOW MONKEYは活動休止期間に入り、そして2004年7月7日に正式に解散することとなったので、これが再集結前の実質ラストライヴであった(実質というのは、2004年12月26日に東京ドームで開かれたTHE EXHIBTION AND VIDEO FESTIVAL OF THE YELLOW MONKEY メカラウロコ・15でメンバーが1曲だけ演奏しているからである)。当日のライヴ全編が収録されているほか、特典映像として「Pearl Light Of Revolution」と「BRILLIANT WORLD」についてはメンバー4人それぞれのマルチアングル映像が用意されており、長年の(特に吉井以外の)ファンの願望でもあった、エマを、ヒーセを、アニーをずっと見せてくれ!という欲望を叶えることができる。

 

初回限定盤には大判の写真集が同梱されており、ドーム公演(大阪、東京とも)の様子が収められている。
 

23:39 | comments(0) | -

THE YELLOW MONKEYのDVDを総まくる!その9"SPRING TOUR"

2000年12月にVHS及びDVD同時発売。2000年4月から5月にかけて行われたSPRING TOURの最終日、5月10日の横浜アリーナでの演奏を中心に、ツアーのバックステージの様子やメンバーやスタッフへのインタビューで構成されており、キーボードの三国さんのインタビューも聞くことができる。吉井和哉はここで、自分の今までのベストライヴにメカラウロコ7の名前を挙げている。

 

収録曲のうち、サイキック癸垢肇僉璽襪脇大文理でのゲリラライブで演奏されたものが収録されており、いずれもまだ発売前で、パールは微妙に歌詞が異なる。発売当時はそれほど気にならなかったが、ライヴ映像以外は記録用のカメラで録っていると思われ、今のテレビ画面で見ると画像の粗さがかなり目立つのは否めない。

 

I LOVE YOU BABY、SUCK OF LIFE、JAMの3曲は特典映像として収録された。DVDBOXではこの3曲はボーナスディスクに収録されており、メンバー4人へのインタビュー映像(約11分)が先の3曲とは別にボーナストラックとして収められている(単体DVDも同じ)。ヒーセ、エマ、アニーの3人はそれぞれこのバンドとの出会いを語っており、よく知られたエピソードではあるが、吉井以外の口から語られるのを聞けるのはなかなか貴重かもしれない。

22:00 | comments(0) | -

THE YELLOW MONKEYのDVDを総まくる!その8"PUNCH DRUNKARD TOUR 1998/99 FINAL 3.10 横浜アリーナ"

1999年6月VHS発売、2000年12月DVD化。1998年4月から1999年3月までの1年間にわたって行われた計113本の全国ツアー、「パンチドランカーツアー」の最終日の公演をフルで収録している。

 

113本という文字通りの超ロングツアーであったため、ツアーの最中から映像化に期待するファンの声は高く、言ってみればロードムービー的なものを期待する声もあったが、最終日の一日だけを切り取るという形でのリリースとなった。後年、この時に録りためられた様々な映像は、映画「パンドラ」の中で甦ることとなる。

 

この3.10でファイナルならではの映像が楽しめるのは「甘い経験」で、この日はこのロングツアーを支えたスタッフが吉井に呼び込まれ間奏の「同じ踊り」を踊りくるうさまを見ることができる。思い思いに盛り上がるスタッフの踊りも微笑ましいし、何よりそのスタッフの様子に喜ぶメンバーの顔がいい。そして、もはやステージを置いていかんばかりの勢いでブチあがる観客のボルテージの高さは必見である。

 

ちなみに、アンコール1曲目(つまり、「甘い経験」の前)に演奏されている「人生の終わり」は、113本中、この3月10日にしか演奏されていない。
DVD化された際の特典映像は、本編に差し挟まれるインタビューのフルサイズ(約43分)。インタビュアーはお馴染みの渋谷陽一氏である。
 

21:57 | comments(0) | -