sakura-blossom
<< February 2018 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 >>

THE YELLOW MONKEYのDVDを総まくる!その9"SPRING TOUR"

2000年12月にVHS及びDVD同時発売。2000年4月から5月にかけて行われたSPRING TOURの最終日、5月10日の横浜アリーナでの演奏を中心に、ツアーのバックステージの様子やメンバーやスタッフへのインタビューで構成されており、キーボードの三国さんのインタビューも聞くことができる。吉井和哉はここで、自分の今までのベストライヴにメカラウロコ7の名前を挙げている。

 

収録曲のうち、サイキック癸垢肇僉璽襪脇大文理でのゲリラライブで演奏されたものが収録されており、いずれもまだ発売前で、パールは微妙に歌詞が異なる。発売当時はそれほど気にならなかったが、ライヴ映像以外は記録用のカメラで録っていると思われ、今のテレビ画面で見ると画像の粗さがかなり目立つのは否めない。

 

I LOVE YOU BABY、SUCK OF LIFE、JAMの3曲は特典映像として収録された。DVDBOXではこの3曲はボーナスディスクに収録されており、メンバー4人へのインタビュー映像(約11分)が先の3曲とは別にボーナストラックとして収められている(単体DVDも同じ)。ヒーセ、エマ、アニーの3人はそれぞれこのバンドとの出会いを語っており、よく知られたエピソードではあるが、吉井以外の口から語られるのを聞けるのはなかなか貴重かもしれない。

22:00 | comments(0) | -

THE YELLOW MONKEYのDVDを総まくる!その8"PUNCH DRUNKARD TOUR 1998/99 FINAL 3.10 横浜アリーナ"

1999年6月VHS発売、2000年12月DVD化。1998年4月から1999年3月までの1年間にわたって行われた計113本の全国ツアー、「パンチドランカーツアー」の最終日の公演をフルで収録している。

 

113本という文字通りの超ロングツアーであったため、ツアーの最中から映像化に期待するファンの声は高く、言ってみればロードムービー的なものを期待する声もあったが、最終日の一日だけを切り取るという形でのリリースとなった。後年、この時に録りためられた様々な映像は、映画「パンドラ」の中で甦ることとなる。

 

この3.10でファイナルならではの映像が楽しめるのは「甘い経験」で、この日はこのロングツアーを支えたスタッフが吉井に呼び込まれ間奏の「同じ踊り」を踊りくるうさまを見ることができる。思い思いに盛り上がるスタッフの踊りも微笑ましいし、何よりそのスタッフの様子に喜ぶメンバーの顔がいい。そして、もはやステージを置いていかんばかりの勢いでブチあがる観客のボルテージの高さは必見である。

 

ちなみに、アンコール1曲目(つまり、「甘い経験」の前)に演奏されている「人生の終わり」は、113本中、この3月10日にしか演奏されていない。
DVD化された際の特典映像は、本編に差し挟まれるインタビューのフルサイズ(約43分)。インタビュアーはお馴染みの渋谷陽一氏である。
 

21:57 | comments(0) | -

THE YELLOW MONKEYのDVDを総まくる!その7"メカラ ウロコ・7"

 1998年10月にVHS発売、2000年12月DVD化。公演自体は1996年12月に行われたものだから、映像化に実に2年近い歳月を要した。当日の公演の完全版ではないが、レア曲の連打で当時からすでに伝説と名高く、後追いファンの憧れでもあった「メカラ7」の夜をパッケージした今作の発売は、文字通り首を長くして待たれていた。

 

メカラ・ウロコ楽団の演奏するラルゴの「なつかしい木陰よ(オンブラ・マイ・フ)」から、ピアフの「愛の讃歌」、そして「月光」に繋がるのは当日のオープニングの流れそのままである。ここでバックに流れる懐かしい映像もファンには嬉しい。

 

1曲目の「MORALITY SLAVE」では、「追憶の銀幕」のオープニングで上半身裸の女性ふたりが支柱に縛られた姿で出てくるのを再現しているが、当時予算の関係でふたりしか呼べなかったリベンジと称し、この武道館では大量に女性が投入されている。ただし、着衣。残念ですね。

 

吉井和哉は後年ことあるごとに、このメカラ7を「自身最高のライヴ」と称してやまず、解散後には「あんなのが残ってるから再結成しろって言われちゃうんだよ、いい時ばっかなんだもん残ってるのが」と語ってもいた。中でも、この日本物のオーケストラと演奏した「真珠色の革命時代」は殊の外印象深いと言っており、「今思うとこわいほど、自分にとっては感動的だった」と振り返っている。

 

DVD化された際の特典映像は、1998年のメカラウロコ9で演奏された「Merry X’mas」。吉井が「4年に一度あらわれる」マリーさんの装いで歌った1曲が収録されている(DVDBOXではボーナスディスクに収録)。

 

この「メカラウロコ7」に未収録となった楽曲のうちいくつかはNHKの特番で放送されたことがあるが、2009年12月に一連の「メカラウロコ」ライヴが完全版LIVEDVDBOXとして発売されている。
 

21:55 | comments(2) | -

THE YELLOW MONKEYのDVDを総まくる!その6"RED TAPE TOUR 1997 FIX THE SICKS 〜紫の炎〜"

1997年12月VHS発売、2000年12月DVD化。1997年5月8日のFIX  THE SICKSツアーの横浜アリーナ、1997年9月14日の紫の炎@西宮スタジアムのほか、ロンドンアストリアで行われたライヴや、ミック・ロンソンの故郷であるイギリスのHULLを訪れた際の映像も一部収録しており、まさに1997年のTHE YELLOW MONKEYを濃縮した1枚である。 

 

1997年は彼らを語る上で今でもエポックな出来事として取り上げられる、第1回目のフジロックフェスティバルがあった年でもある。FIXのツアーはそのフジロックの洗礼を受ける前、紫の炎は受けた後…と、後出しのセンチメタリズムを全開にすれば、そこで彼らの纏う空気の違いを読み解くこともできるかもしれない。確かに、ひとつ前のTRUE MINDのDVDと較べると、本作はどこかすでに落ち着いたトーンでまとめられているが、ディレクションをつとめた高橋栄樹の影響も少なくないだろうと思われる。


なお、VHSで発売された当初は「紫の空」が収録されていなかったが、DVD化する際に編集によってこっそり加えられている。映像特典はそれとは別にあって、「見てないようで見てる」のスタジアムオープニングフィルム、即ち保冷車で歌うTHE YELLOW MONKEYがフルで収録されている。

 

TRUE MINDと同じく、このRED TAPEについても横浜アリーナと西宮スタジアムのライヴ映像の完全版が、「NAKED」シリーズとして2012年12月に初回限定盤とそれぞれの単体DVDという形で発売されており、初回限定盤には1997年のTHE YELLOW MONKEYの様々なオフショットが収められているが、その映像もこのオリジナルRED TAPEに収められたオフショットとは基本的にかぶっていない。NAKEDをお持ちの方も、手放す際はご注意を。
 

22:13 | comments(0) | -

THE YELLOW MONKEYのDVDを総まくる!その5"BLUE FILM Eiki Takahashi presents. featuring The Yellow Monkey"

1997年11月VHS発売、2000年12月DVD化。

THE YELLOW MONKEYのライヴ映像というよりは、SPARKのMV以降バンドに密接に関わることになった高橋栄樹監督の映像作品といった意味合いが強い。FIX THE SICKSのライヴでステージ背面のモニタに映し出された映像や、紫の炎、BURNのMV等で使用された映像とTHE YELLOW MONKEYの音楽とのコラボレーションであるので、メンバーの映像を心ゆくまで見たい、という人にはあまりおすすめできない。


DVD化された際の特典映像は高橋栄樹監督の製作インタビューで、これはLIVE BOXでもBLUE FILMのDVDにあわせて収録されている。

22:09 | comments(0) | -

THE YELLOW MONKEYのDVDを総まくる!その4"TRUE MIND TOUR‘95-’96 FOR SEASON in motion"

1996年10月VHS発売、2000年12月DVD化。当時バンド最長のツアー(43本)となった「野生の証明」を中心に、オフショット、インタビュー、95年7月21日のNHKホールのライヴ、加えて96年年明けいっぱつめのライヴであったFOR SEASONツアーの1月12日日本武道館公演でのライヴ映像で構成されている。


後年、このNHKホールと武道館のライヴは(ほぼ)完全版が「NAKED」シリーズとして2012年10月に初回限定盤とそれぞれの単体DVDという形で発売された。単体DVDとして発売されるにあたって、あの神編集として(私の中で)名高いsweet&sweetは、まるっきり編集し直されており、オリジナル版は貴重とも言えるだろう。


DVD化された際の特典映像は1995年12月31日の渋谷公会堂、LIVE DI;GAのイベントでのLove Communicationであり、LIVE BOXのボーナスディスクにも収録された。ちなみにこのイベントはHIGH-LOWSとウルフルズとの対バンであった。


絶好調に脂ののりきったバンドのパフォーマンスもさることながら、その「絶好調のツアー」を共にする4人の仲の良さ、ほほえましさ、人柄などが存分に感じられるオフショットの数々は殊の外人気が高い。しかしながら、NAKEDの初回限定盤についているオフショットやメンバーインタビューのロングバージョンは、このオリジナルTRUE MINDのオフショットやインタビューとほぼ、かぶっていない。つまり、テットロトッテットロトッテッとか夕日にガッツポーズとかよしこさーんとかすし屋が書いたの!などなどはこのオリジナルのみで見ることのできる可愛らしい光景ということになる。
 

22:07 | comments(0) | -

THE YELLOW MONKEYのDVDを総まくる!その3"CHERRY BLOSSOM REVOLUTION -Live at BUDOKAN-"

1995年7月VHS発売、2000年12月DVD化。言うまでもなく収録されているのはTHE YELLOW MONKEYにとっての初武道館ワンマン、1995年4月11日のライヴである。

 

この日のセットリストはダブルアンコール含めて22曲、映像化されたのは11曲だから、約半数でしかない。VHSの時代は完全収録というのは遠い夢だったのだね。ちなみに収録されなかった曲をいくつか挙げると、A HEN、サイケデリックブルー、争いの街、エデンの夜に、嘆くなり我が夜のFantasyなど。というわけで、ここで漏れてしまったいくつかのsmileの曲たちは、そのまま映像化の日の目を見ず…ということになってしまったわけである。

DVD化された際の特典映像は「夜明けのスキャット」のプロモーションクリップ。これはCLIP BOXの特典映像として見ることができる。

 

初武道館ということで、それを意識したMCも多く、その気合い、肩の力の入りぶりはなんだか微笑ましい感じすらするが、中でも1stアルバムに収録されながらもこの武道館でやる日のためにライヴで演奏してこなかったというOh! Golden Boysのパフォーマンス、そして「かつて、吉井和哉、おまえは必ず武道館でライヴが出来ると言ってくれた親友のために作った」というHARD RAINは印象深い。福島でのライヴ会場であるあづま総合体育館には、その親友が描いたという「白い大きな花の絵」が飾られているはずである。
 

23:20 | comments(2) | -